2005年にBlizzardのWorld of Warcraftの開発チームに所属したメンバー達が立ち上げ、鳴り物入りでMMOの開発を発表したRed 5 Studios、創設メンバーにはWoWチームをリードしたMark Kern氏も名前を連ねており大きな注目を集めました。しかしその後具体的なタイトルの発表などは行われず、開発が難航している事や上海スタジオの閉鎖、そしてTribesを手掛けたデザイナーScott Youngblood氏が同スタジオに参加した事などが伝えられていましたが、どうやら現在も状況は好転していないようで、レイオフが敢行されたとのニュースが聞こえてきました。
Gamasutraの報告によると、今回のレイオフは30人に及ぶそうで、上海スタジオが閉鎖された2009年4月以前に100人を雇用したとの同社CEOのMichael Weingartner氏の発言を併せて考えると30人規模のレイオフはRed 5 Studiosにとってかなりクリティカルな物である可能性が高いと言えそうです。2006年には1850万ドルの資金調達を行い、韓国のWebzenとも提携した同社ですが、その提携も昨年終了した事が伝えられており、MMOタイトルの開発続行は絶望的ではないかとの見方も出ているようです。
世に山ほどある元Blizzardの誰それによるなんちゃら、成功した物の例は本当に少なくゲームビジネスの闇が感じられる展開を迎える事が多い印象ですが、やはり個人の才能以上に組織力やビジネス的な体力が物を言う世界だという事でしょうか。非常に続報と行く末が気になるニュースです。
Modern Warfare 2のシングルプレイでは印象的なカットシーンが様々見られましたが、これらのカットシーン群の多くを担当したのがロンドンにあるアニメーションスタジオ”SPOV”です。先日海外情報サイトのdevelopがSPOVにインタビューを行ったところ、同スタジオがInfinity Wardの次回プロジェクトに参加し、既にカットシーンの制作を始めている事が明らかになりました。
プロジェクト自体はまだ恐らくプリプロ以前の段階ではないかと思われますが、カットシーンの制作まで始まっているInfinity Wardの次回作が一体何なのか、CoDシリーズでは無い!や実はMMOをなどと色々な憶測が飛び交っていますが、何らか開発は進められている事は間違い無い様子、続報が非常に楽しみです。
昨年7月に行われたUbisoftの収支報告会でYves Guillemot氏が各プラットフォームにおける世界的な著作権侵害の状況を明らかにし、PC用の新ツール開発を発表しました。先日いよいよその新ツールがローンチされ「The Settlers 7: Paths to a Kingdom」のベータテストに採用された事が明らかになりました。なお、これによりUbisoftはこれまで利用してきたStarForceの採用を取りやめる事になります。
この新ツールは前述の通りPC用の物で、ネット認証が必要な物になります。認証にはUbi.comへの接続とアカウントの作成が必要になります。また、ディスクレスの起動にも対応、インストール回数の制限も無く無制限である事が記されています。さらにゲームのセーブデータをUbisoftのサーバに保存、任意のPCからそれらにアクセスする事が可能になります。どうやらこの新ツールは北米で3月16日にリリースされるAssassin’s Creed 2のPC版にも採用される模様です。
Ubisoftは実績システムやコンテンツ販売等を統合した同社のタイトル向けサービスUplayの運用を昨年の11月から開始しており(詳細は過去記事へ)、すでにそちらでもPC版Assassin’s Creed 2の用意が進められています。今回の対策ツールがUplayとの連携も上手く進められる物であればとても魅力的ではないでしょうか。
昨年末のVGA 2009でサプライズ発表された2K Gamesの新作TPS「Spec Ops: The Line」、Spec Opsシリーズの最新作となる本作は荒廃したドバイが舞台になる衝撃的な映像でデビューしました。これまで発表以降の情報は少なめの本作でしたが、昨日GTにインタビュー映像が登場し次のE3で新情報やトレーラー等多くの発表が行われる事が判りました。なおインタビューではリードデザイナーを務めるCory Davis氏が登場し環境の破壊要素や分隊管理、キャラクターのカスタマイズ、そしてプレイ中の行動の選択等について語っています。
新しいデベロッパと思われるYager Developmentが開発を担当するSpec Ops: The Line、シングルプレイに加えマルチプレイも擁する本作はUnreal Engine 3を用いて開発が行われており、2010年Q4から2011年の間にリリースされる予定となっています。なお、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、そしてPS3となっています。
Need for SpeedやSkateシリーズの開発を手掛けるEA Black Boxが未発表のTPSアクションタイトルを開発中との噂が聞こえてきました。これはEAでアニーメーションディレクターを務めていたAthomas Goldberg氏のLinkedinから明らかになった物で、EA Black BoxのバンクーバーオフィスでTPSアクションのアニメーション設計を手掛けていたと記述されています。
さらにこれはPhysXのRaycastベースで構築された物で、破壊可能な要素や様々な材質表面や状況に合わせたアクションが可能な物とされており、どうやら以前噂に上がったGunheadではないかと囁かれています。ちなみに現在EA Black Boxが開発を進めているのは5月にリリースされるSkate 3のみとされています。
昨年12月にEAが敢行したレイオフを発端に「Mirror’s Edge」の続編の存在が危ぶまれる状態にあるとの噂が出ていましたが、Battlefield: Bad Company 2のリリースを控えたDICEがMirror’s Edgeの続編について前向きな検討を進めている事を明らかにしました。
海外の情報サイトNowGamerにBFBC2の総制作指揮を務めるKarl-Magnus Trodesson氏が語った所によると、「公式の発表を行っていないのでMirror’s Edge続編の開発についてはコメントできませんが、私たちは同作を誇りに思っており、今後どう進めるかについて具体的に考えています」と語りました。
同氏はDICEが専らFPSジャンルに専心し、Battlefield franchiseに大きく関わっている事を認めた上で、今後ずっとそうであるとは限らないと明かしています。Mirror’s EdgeはDICEにとってオリジナルIPを作る事ができるか否か確かめる大きなテストの意味も持っていたそうで、DICEはその結果に非常に満足している模様で、近い将来にはFaithとDICEのファンの為に同シリーズにスポットを当てるつもりだと述べています。
さらにKarl-Magnus氏と同じくBFBC2の総制作指揮を務めるPatrick Bach氏はGamerZinesのインタビューに応え、EAが発表済みのBattlefield 3以外にも数多くのBattlefieldフランチャイズに取り組んでいる事を明かしています。Battlefield 3はすでにDICEのストックホルムチームが開発を進めている事が知られており、前述のMirror’s Edgeとの兼ね合いも含め、どのような内容で進められているのか非常に気になる所です。
カナダのモントリオールにスタジオを新設し開発機能のほとんどを移行、大きな再出発となったFuncomの次回作「The Secret World」ですが、昨年の後半20%にもおよぶ大規模なレイオフが敢行され、960万ドルにおよぶ損失も重なりリリース時期に遅れが発生しています。続報も正式発表以降少なくなっている本作ですが、やっと動きが出てきたようです。
先日FuncomがThe Secret Worldの舞台の一部とされるアメリカ北部ニューイングランドにある架空の町”Kingsmouth”のWebサイトをバイラルプロモーション的な一環でオープンしました。Webサイトでは何年前!的な古くさいテイストのいかにもな市区町村の中途半端な公式ページの体で作られており、本作の内容とどんな関係があるのか不思議に思う内容になっています。
実際にページの中にはKingsmouthが人口わずか1600人程度の小さな海辺の町である事などが記されており、町の名所や歴史について紹介されています。さらに読み込んでいくと町並はインゲームの風景画像になっており、このサイトが実際にThe Secret Worldのサイトである事が確認できます。
さらに深く読んでいくと気になるキーワードがいくつもちりばめられており、ゲームに関係してきそうな内容が読み取れる様になっています。イギリスに巡礼者達によって名付けられたソロモン島と呼ばれる島があり町と繋がる地下迷路が広がっているとの噂や(プレイヤー勢力の1つTEMPLARSに関係する何らかでしょうか)、ソロモン島にはInnsmouth Academy(インスマウス大学)という大学が存在する事、町の周辺でビッグフットの目撃例がある事などが実際に記されています。
インスマウスと言えばクトゥルフ神話に登場する架空の都市で、ここに暮らすDeep Ones(深きものども)は俗にインスマウス面と呼ばれ、そちらでご存じの方も多いかもしれません。さらに町の名前であるKingsmouthは同じく同神話に登場するキングスポート町に響きが似ており、両方ともにニューイングランドの海辺にある町である事も合致しています。
PvRが主立った要素となるとされているThe Secret Worldは、すでに”TEMPLARS”(テンプル騎士団)とILLUMINATI(ロックフェラー財団的な何か)、そしてDRAGONという3団体の登場がアナウンスされており、いかにもFuncomらしいごった煮でカオスな世界観が容易に想像付くわけですが、今回の情報からはどうやらクトゥルフ神話のテイストが色濃くベースに加えられる事は間違い無いようです。
色々逆境が伝えられるFuncomですが、これまで明らかにされている情報を見てもかなり魅力的に思えるThe Secret World、どうか頑張って良い作品に仕上げて欲しい所です!
2006年を最後に開催がストップしていた「X」で表されるMicrosoft主催のゲームイベントが復活する事が明らかになりました。4年ぶりに開催される事となった「X10」は2月11日(木)サンフランシスコのTerraイベントセンターで開催されます。なお今回のイベントは4時間程度の発表イベントとなっている模様です。
Xbox 360にとっては大作達のリリースが控える時期であり、2月から始まる大型商戦に向けてベースアップを図りたいといった所でしょうか。今回のイベントではNatalの新情報や対応タイトルの発表、リリースを控えるAlan WakeやFable III、Final Fantasy XIII、Halo: Reach、Splinter Cell: Convictionといった大作達の新情報も多くされるかと、期待が高まる所です。
海外で大きな成功を納めたベヨネッタ、デビルメイクライシリーズで知られる神谷英樹氏による新しい作品としても大きな注目を集めました。すでに世間では続編やスピンアウトのニュースで持ちきりですが、今朝方Gametrailersでお馴染みのGeoff Keighley氏がTwitterで今週のGTTVの予告を行い、プラチナゲームズの次回作のアナウンスが行われる事が明らかになりました。
一体どんなタイトルが発表されるのか、もしかするといよいよ三上氏のターンが訪れる事になるのか、今から週末が楽しみです!
昨年の11月17日にコンソール版が北米でリリースされ、年末商戦の御三家の一つでもあった「Assassin’s Creed II」ですが、昨日PC版の北米リリース日が3月16日に決定し、価格が59.99ドルの通常版と価格が64.99ドルの”Black Edition”の2つのバージョンがリリースされる事が販売元のUbisoftから発表されました。
通常版と”Black Edition”の2つにはコンソール版で既にアナウンスされている第1弾DLC”Battle of Forli”と第2弾”Bonfire of the Vanities”のDLCパックが付属されており、さらに”Black Edition”にはさらなる追加のコンテンツが付くようです。このBlack Edition用追加コンテンツの詳細はまだ明らかにされていません。なお、今回の発表に合わせてPC版の要求スペックも明らかになりました。動作環境の詳細は下記の様になっています。
■最低動作環境
OS: Windows XP、Vista、Windows 7 (いずれも32bitと64bit版をサポート)
CPU: Intel Core 2 Duo 1.8 GHZ もしくは AMD Athlon X2 64 2.4GHZ
メモリ: 1.5 GB (XP) / 2 GB (VistaとWindows 7)
グラフィック: 256 MB DirectX 9.0 Shader Model 3.0以上
サウンド: DirectX 9.0準拠のサウンドカード
DirectXのバージョン: DirectX 9.0 DVD-ROM: DVD-ROM 2層ドライブ
ハードディスク: 8 GB
周辺装置: キーボード、マウス
※Windows 98/ME/2000/NTはサポートしていません■推奨動作環境
CPU: Intel Core 2 Duo E6700 2.6 GHz 或いは AMD Athlon 64 X2 6000+以上
グラフィック: GeForce 8800 GT もしくは ATI Radeon HD 4700以上
サウンド: 5.1 サウンドカード
周辺装置: キーボード、マウス、オプションのジョイスティック(Xbox 360コントローラーをサポート)サポートビデオカード:
ATI RADEON X1950, HD 2000/3000/4000/5000 シリーズ
NVIDIA GeForce 7/8/9/100/200 シリーズ
昨年末に発表された「Just Cause 2」限定版の特典として明らかになった追加のビークルや装備ですが、昨晩それらのディティールが確認できるトレーラーが登場しました。相変わらずぶっとんだ映像で本当に楽しそう!パラシュートがパラシュート的な”何か”に変化してしまっているJust Cause 2ですが、この最も本作のバカバカしさを象徴するアイテムにイカしたドクロがぶわっと開く!本当に清々しい程のボンクラぶりで目眩がする程に素敵です。クール!
Avalancheエンジンも大幅に強化され、新要素も山ほど追加、さらにPS3版にはYoutubeと連携した録画機能まで追加と、ゲームプレイの方も正統進化したJust Cause 2、リリースはヨーロッパでは3月23日に、北米では3月26日、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。なお特典内容の詳細は以下の様になっています。
- ホバークラフト
- 水陸両用でグレネードランチャーを装備
- リコ用にカスタマイズされた拳銃
- リコのシューティングスタイルに合わせて精度と威力がカスタマイズされている
- Bull’s Eyeアサルトライフル
- 標準の物より強力でスコープの拡大率も上がっている
- クラシックなシボレー
- 最大速度が強化されたクラシックなシボレー
- カオスなパラシュート
- ドクロが描かれたリコ用のパラシュート
- Panauanの地図
- 重要地点等にマークが施されたナビゲート用の1000キロ四方に及ぶPanauanの地図
先日第3弾のDLCと共にLVキャップの解放もアナウンスされ、これまでで最も大きな改善が加えられる事になる「Borderlands」、本作はまさに昨年のダークホースとも言える好セールスを達成し、今後のフランチャイズ展開も約束される新ブランドとなりました。本作もDLCを重ねアップデートが図られており、さらなる盛り上がりを見せる気配が漂っています。
そんな本作を成功させた開発元GearboxのボスRandy Pitchford氏がIGNのインタビューに応え、本作の成功があくまで”今”のゲーマー達が求める物に応えた事で新IPを成功させたと語りました。同氏は今を楽しむゲーマーの存在こそが最も規模が大きく、誠実で、そして最も信頼できるオーディエンスだと強く主張しています。
近年増加傾向にあるとされる新IP群ですが、ビジネスやプロモーション、そして開発も複雑化する一方のゲーム業界で成功を収める事は、年々困難を極める物となっています。そんな中、簡単な事ではありませんがコンセプトをシンプルにし方向性にブレがなかった事が本作の好セールスを決定づけた大きな1つの要因と言えるのかも知れません。
今月13日(現地は12日)にカリブ海のハイチを襲った大地震は死者が15万人に達するなど、現在も被害の全体像が掴めないほどに酷い状態が続いています。先日Haloシリーズで知られるBungie、ミニゲームやWebゲームで知られるPopCapとZyngaが支援活動を開始し、集めた資金を米赤十字に寄付する事を明らかにした事をお伝えしましたが、今回Sony Online Entertainment(SOE)もMMOコミュニティにおいて集めた2万5000ドルの資金をハイチで支援活動を行っている米赤十字に寄付する事を表明しました。
この募金活動は1月の15日から18日までEverQuest、EverQuest IIまたFree Realms内において行われ、ハイチ救済アイテムとして1アイテム10ドルで販売されたものです。SOEの社長を務めるJohn Smedley氏は「ちょうど3日で私たちは2万5000ドルの目標に達することができました。それは全てプレーヤーの寛大な行いのおかげです」と語り、プレイヤーの支援に感謝の意を表しています。
先日はシングルプレイの情報が様々明らかになったシリーズ続編「Battlefield: Bad Company 2」、Bカンパニーの個性的な面々も帰ってきて前作よりもシリアスな雰囲気にはなったものの、また色々と楽しませてくれるに違いありません。そんな本作の予約特典がSTEAMから明らかになり、次の6種類の装備が同梱されている事が明らかになりました。
・ビークル用の追加装甲 (貫通と爆発物のダメージを軽減)
・ビークル用の追加武器 (射程がより長くなった武器を追加)
・車両の動きを補足するセンサー
・ビークル追跡用のマグネットダートピストル (分隊がターゲットを共有可能に)
・M1A1サブマシンガン
・M1911ピストル
以上の様な装備が予約特典になるわけですが、ここでどうしても思い出されるのが前作のリリース時に展開されたボイコット運動です。これはEAが課金アイテムとして装備などを販売しようとしたもので、マルチプレイのバランス崩壊を恐れたユーザー達により大規模なボイコット運動が展開され、最終的にEAがこの計画を中止したという物でした。今回のアイテムがどのように利用されるかまだ詳細は明らかになっていませんが、マルチプレイでの対応如何では、効果の高そうな装備だけにまた前回の悪夢が再現されてしまう恐れがあります。
今作はElectronic ArtsのFPSブランド復興の先陣を切る役目も背負っており、Electronic Artsには前作のような上手な落としどころを用意して欲しい所です。なお、前作では通常版のユーザーもランクを上げる事で該当武器が使えるという対応がなされました。ビジネス的な側面からも動向が気になるBattlefield: Bad Company 2のリリースは北米で2010年3月2日、ヨーロッパでは3月5日となっており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨年6月2日に販売された日本でもお馴染みの人気シリーズ最新作「The Sims 3」が2009年世界で最も売れたPCゲームであると、Electronic Artsが発表しました。この結果は米国の調査会社NPDグループのデータ、またマーケティングリサーチ企業Gfkグループのイギリス・フランス・スペイン・ドイツのデータ、そしてEA内部での調査結果が元になっているものです。
オリジナルタイトルであるThe Simsは2000年から2003年までPCタイトルでベストセラーを獲得、また続編にあたるThe Sims 2は2004年から2006年のトップ、そして今回The Sims 3で2009年のPCタイトルのベストセールスを獲得した事により、同シリーズは過去10年間のPCタイトルベストセールスのうち6度目のトップを飾った事になります。さらに昨年11月に発売された拡張パックThe Sims 3 World Adventuresが世界中のトップ10リストにランクインするなど、まだまだ勢いの衰えない様子がうかがえます。
さらに今年はThe Simsシリーズ10周年の年にあたり、EAは今回のこの結果に合わせて今後もThe Simsシリーズの重要な柱であるコミュニティ運営にますます力を入れていく意志を表明しています。
DSやPSPのヒットに対抗するマイクロソフトのモバイルデバイスの登場については以前から様々な噂が出ていましたが、いよいよ本格的な統合や準備が進められる事になりそうです。先日マイクロソフトはエンターテインメントビジネスやそれに絡むデバイス等の組織の大規模な統合を発表、これによりXbox事業とZune、そしてIPTV事業、さらにGames for WindowsとMicrosoft Game Studiosが1つの新しい組織として運用される事が明らかになりました。
この巨大組織を率いる事になったのはマイクロソフトの副社長を務めていたEnrique Rodriguez(エンリケ・ロドリゲス)氏で、この組織変更に併せて氏は他の役職も辞しこの組織に注力する模様です。なおこの新組織はInteractive Entertainment Business(IEB)と呼ばれているようです。
マイクロソフトの携帯デバイスであるZuneは以前からXNAのタイトルが動作したりある程度の連携は見せていましたが、やはりPSPとPS3やMacとiPhoneで見られる様な一体化した関係ではありませんでした。この組織改編によりWindows、Xbox 360、そして携帯デバイス(Zune及びWindows Mobile 7を含む)が1つの組織で管理される事になり全てのプラットフォーム間の強い連携が期待される所です。
さらに以前ソニー陣営がSony Network Entertainment, Incの設立を発表した時の様に、マイクロソフトも全ての組織を横切ってインフラサービスを統合するE&D services infrastructureチームを立ち上げており、昨年その数を半分に削られたZuneチームと、それに併せてかなりの移動が行われたE&Dチームの近年を鑑みるに、マイクロソフトもとうとうモバイルに本気を向けてきたという所でしょうか。
まだこの組織改造がどのような場所に向かっているのか詳細はわかりませんが、早ければ3月に行われるモバイルデバイスのイベントMix 2010に登場もあるかと予想されているWindows Mobile 7 phonesなどの発表に併せ、Liveのモバイル対応やプラットフォーム間の連携など、これまでとは違った新しい変化が見られる事になるのかも知れません。
何度かタイミングを逃してしまってまだご紹介していなかった「Kane & Lynch 2: Dog Days」、前作同様IO Interactiveが開発を務めており、映画的な展開やストーリーが特徴的だった前作でしたが、3年振りの続編となる本作でもかなりドラマチックな展開を見せてくれそうです。特に技術面の進化の恩恵を受けているのがリンチのハゲ散らかしっぷり!良い顔と良い頭!
Kane & Lynch 2: Dog Daysでは上海で平和な生活を手に入れたリンチが主人公となり、やっぱり面倒な事に巻き込まれていく事になっているようです。まだプロットやゲームの詳細に関する情報はほとんど明らかになっていない本作ですが、今回のスクリーンショットからはカバーやQTEっぽい動作も確認できる事から、前作よりもおっさん達の運動能力が若干あがるのかも?と期待が持てる内容となっています。
とうとうCo-opモードも搭載される事となったシリーズ続編Kane & Lynch 2: Dog DaysはパブリッシャーをEidos Interactive、流通販売はスクウェア・エニックスが担当、開発はヒットマンシリーズでお馴染みIO Interactive!対応プラットフォームはPS3とXbox 360、そしてPCの予定で2010年第2四半期にリリース予定です。
先日第1弾DLC”The Zombie Island of Dr. Ned”と第2弾DLC”Mad Moxxi’s Underdome Riot”がセットになったアドオンパックがリリースされる事をお伝えした「Borderlands」ですが、昨日Gearbox Softwareの公式フォーラムで同社のレベルデザイナーであるJason Reiss氏が第3弾DLCに関して触れ、同DLCが今までで最も大きなものになる予定である事を明らかにし、現在50であるレベルキャップを次回のDLCで引き上げる用意もあるとの事を明らかにしました。
投稿には詳細が近日中に発表をされる事も付け加えられており、詳細発表が待たれるところです。
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