先日遂に公式サイトが正式にオープンし、本格的な始動を開始した元Infinity WardのボスJason West氏とVince Zampella氏の新スタジオ「Respawn Entertainment」ですが、本日公式サイトにてRespawnの新しいアートディレクターMatt Codd氏へのインタビューが掲載、これまで映画業界でスピルバーグの“プライベート・ライアン”や“トランスフォーマー3”、テリー・ギリアムの“12モンキーズ”、“リディック”、そしてCliffy Bも大好きなFireflyの映画“Serenity”などなど、数々の超大作で腕を振るってきた人物であることが明らかになりました。
また、RespawnにはMatt Codd氏だけでなく、スター・ウォーズのアミダラ女王やダース・モールなどのデザインを手掛け、“ターミネーター2”や“インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア”、“ハリー・ポッターと炎のゴブレット”などにも携わった世界的なデザイナーIain McCaig氏も参加しており、一体Respawnがどんな新作を生み出そうとしているのか、想像しただけで目眩がする布陣の強力さがひしひしと感じられます。
今回はこの両氏に関する情報に加え、Respawn新作の方向性を占う幾つかのアートワークをご紹介します。
国内外を問わず一次情報を扱う大手メディアまでもが率先して毒にも薬にもならないファンボーイ的なコンソール戦争を繰り広げる様子が目に付く昨今ですが、この状況をビジネス的な潮流と受け迎合するデベロッパなども散見しており、ゲーム開発におけるトップグループと下位グループの基礎体力は日々著しい剥離を見せる状況となっています。
そんな中、かねてからSonyのファーストパーティ間での技術交換やナレッジシェアに留まらず、後進の育成にも注力するスタジオとしてUnchartedシリーズを手掛けるNaughty Dogの存在が挙げられますが、先日NowGamerのインタビューにディレクターのJustin Richmond氏が登場し、Naughty Dogが今ではファーストパーティとコンソールの壁すら越えてInfinity WardやBungieとも技術交換などを視野に入れた対話を行っていることが明らかになりました。
9月2日と3日に開催されるCall of Duty専用の大規模イベント「Call of Duty XP」、来るシリーズ最新作Call of Duty: Modern Warfare 3のマルチプレイヤーが本格的なお披露目を迎えるとあって大きな注目を集めていますが、本日新たな発表が行われ、7月19日の午前10時(※ 日本では20日の午前2時)からチケットの販売が開始されることが明らかになりました。
このチケットは2日間を通じて行われる各種対戦イベントや、会場内に再現された“The Pit”でのリアルなタイムアタックなど全ての催し物へのエントリーが可能で、価格は150ドルとなっており、売上げは全て退役軍人をサポートするActivisionの非営利組織“Call of Duty Endowment”に全て寄付されることが報じられています。なお、イベントは18歳以上が対象で、入場には写真入り身分証の提示が必要となります。
まだ、会場に関する詳細が明かされていないCall of Duty XPですが、今回判明した情報からはイベントがサッカーコート9面分の会場で行われることが記載されており、やはり相当に巨大なイベントである様子がありありと感じられます。
Cliffy Bが開発を率いるEpicの人気フランチャイズ“Gears of War”シリーズですが、これまで日本とオーストラリアに並んでゲームの暴力表現に関する規制が厳しいとされるドイツでは初代Gears of Warと2の発売が認められずリリースが行われない状況が続いていました。そんな中、最新作である「Gears of War 3」が18歳以上対象タイトルとしてレーティングを通過したことが判明、国内では規制された欠損表現なども含め一切の規制が無い状態でリリースされることが明らかになりました。
これはドイツのEurogamerが報じたもので、これによりドイツのギアーズファンはUS版と同等のゲームプレイが可能になるとのこと。非常にめでたいニュースですが、ドイツの青少年向け有害メディアの審査を行うBPJMに一体どんな心境の変化があったのか、ドイツの規制に関する動向にも注目が集まるニュースだと言えそうです。
オンラインゲームビジネスの台頭が著しく、MMORPGなどにおけるゴールドファームの問題なども取り沙汰される機会の多い中国ですが、本日新たに北京に本社を構える大手保険会社“Sunshine Insurance Group Corporation”とオンラインゲームの運営などを行う“Gamebar”が提携し、オンラインゲームプレイヤーのバーチャル資産を対象にした保険サービスを開始したことが明らかになりました。
これは3億人を超える中国のオンラインゲーマー達の間で噴出するインゲームの土地や通貨、アイテムなどバーチャルな資産の損失や窃盗に絡む問題への対応に右往左往する運営企業に向けた保険サービスで、Sunshine Insuranceの広報によると、賠償に絡む一切を保険会社が肩代わりすることで、企業は営業コストとリスクを下げられるとのこと。
なお、拡大の著しい中国オンラインゲーム市場は2010年に258億元(※ 約3177億円)規模に達しており、中国の産業全体で8位にランクされる巨大産業へと成長していることが明らかになっています。
これまでBioWareでMass Effect 2と3のリードゲームプレイデザイナーを務め、新要素や来る3の方向性にも強い影響を与えていたChristina Norman女史が先日めでたくBioWareを寿退社したことをお伝えしましたが、本日新たに引っ越し先のカナダはサンタモニカにて、“League of Legends”でお馴染みのRiot GamesにNorman女史が入社したことがTwitterでの報告から明らかになりました。
まだRiot Gamesでのポジションや関わるプロジェクトについては明らかになっていませんが、Gamasutraのインタビューには長年携わってきたMass Effect 3がシリーズでベストのタイトルになるだろうとの見解に加え、急速な変化を迎えるビデオゲーム産業において革新的で新しいアプローチを見せるRiotでのゲームデザインと開発を楽しみにしているとコメントしています。
なおMass Effect 3開発におけるNorman女史の後任には、初代Mass Effectと2のリードデザイナーを務めたPreston Watamaniuk氏があたることがBioWareの発表から明らかになっています。
以前から国内企業なども絡み買収の噂がまことしやかに囁かれていた“Plants vs. Zombies”など人気カジュアルゲームの開発で知られる「PopCap Games」が本日Electronic Artsによって1億ドルのストックを含む7億5000万ドル(※ 約596億円)で買収されたことが明らかになりました。
EAのCEOを務めるJohn Riccitiello氏は今回の買収について、EAとPopCapのコンビは説得力のある組み合わせだと述べ、PopCapの素晴らしい才能とパワフルなIPはEAの10億ドルのデジタルビジネス実現に向けて推進力と加速をもたらすとアピールしています。
また、PopCapのボスDavid Roberts氏は今回の決定に至った理由について、EAがデジタルゲーム開発における文化を作り直したことが決め手だったと語っており、今回の買収によりソーシャルやモバイル、カジュアルファンに向けてより広域のオーディエンスにゲームとサービスを提供できるとコメントしています。
昨日には同じくソーシャルゲームのデベロッパである“Ohai”の買収も明らかになったElectronic Arts、Originへの取り組みにもこれまでにない注力を見せており、デジタルビジネスへの本格的なシフトを視野に入れた今後の動向はその他のメジャーなパブリッシャーの動向も併せ大きな注目を集めることになりそうです。
先日遂に6年ぶりとなるシリーズ新作“Hitman: Absolution”が発表され、遂に復活を果たすこととなったIO Interactiveの重要フランチャイズ「Hitman」シリーズですが、本作のディレクターを務めるChristian Elverdam氏のインタビューからIOが今後Hitmanタイトルをコンスタントにリリースしたいと考えていることが明らかになりました。
Elverdam氏は6年の長い沈黙の理由について、Hitman: Absolutionに利用されるIOの新エンジン“Glacier 2”の開発に時間が必要だったことが大きな原因だと述べており、エンジンを0から開発するにあたって、HitmanがIOにとって如何に重要なフランチャイズであるか、そしてそれを今後どのように発展させていくべきか自問する機会を得たとのことで、新エンジンを用いたHitman新作のリリースに前向きな見解を示しています。
スネークやサム、ガレットに並ぶ重要なステルスヒーローの1人“Agent 47”が遂に復活を果たすシリーズ5作目“Hitman: Absolution”は2012年リリースの予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。
連日新情報が報じられているDICEのシリーズ最新作「Battlefield 3」ですが、新たにシニアゲームプレイデザイナーを務めるお馴染みAlan Kertz氏がファンからの質問に回答、Battlefield 3でのジョイスティックプレイをフルサポートする計画が進められていることが明らかになりました。
Battlefield 3のグラフィックで、航空機やヘリ、戦車やハンヴィーなど、各種ビークルに適した操作が可能となれば凄まじい臨場感が得られることは容易に想像でき、DICEの頑張りに期待したいところです。
また、今月初めにかつて“Battlefield 2”をGarry’s Modの様に大規模なサンドボックスに変えてしまう“Sandbox Mod”の開発を手掛けたElton Muuga氏がDICEに入社したことが明らかになりました。
本職はHTML5周りのWebプログラマであるMuuga氏がどんなポジションについたのか、どのタイトルに携わっているのかは不明ですが、Battlefield 3に関わっているとすればなかなか面白い人選だと言える展開で、ツール関連のあれやこれやに妄想が膨らむところです。
本日、NPD調査による北米ビデオゲーム産業の6月セールス概要と、2011年第1四半期におけるセールス動向の総括が発表され、4半期のセールスは前年よりも若干の伸びを記録したものの、6月は幾分かの落ち込みを見せていることが明らかになりました。
2008年にリリースされた“Dead Space”で確固たる世界観を築き上げ、今年リリースされた続編“Dead Space 2”ではメインの開発者2人がVisceralを退社しながらも実に見事な正統進化を成し遂げ、高い評価を受けた「Dead Space」シリーズ、“Dead Space 2”には既に続編を見越した展開が含まれており、Visceralからの言及もあって3の登場は確実視されていましたが、本日新たにフランチャイズの新作に関わる開発者の募集が発見されました。
毎週お馴染みGfK調査によるイギリスのソフトウェア週間セールスチャートが先ほど発表、前回3週連続で1位を獲得したラテン系フィットネスタイトル「Zumba Fitness: Join the Party」が遂に4週目の首位を獲得したことが明らかになりました。
前回はさして大きな変化が無かったランキングですが、今週は“DiRT 3”がなんと2位に浮上、“Transformers: Dark of the Moon”も3位にランクインし、Call of Duty: Black Opsも新マップパックのリリースで順位を上げ、ウィンブルドン効果によるVirtua Tennis 4とTop Spin 4の販売も目立つ結果となっています。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
遂にコンソールでも基本無料プレイの文言が聞かれるようになった昨今、モバイルやソーシャル界隈ではフリーミアムの台頭が叫ばれて久しい状況ですが、モバイルアプリの統計調査などを専門に行っているFlurryのゼネラルマネジャーを務めるJeferson Valadares氏が新しい調査結果を報告、なんと今年の6月時点でAppleの“App Store”におけるゲーム売上げの65%がフリーミアムゲームからの収益であることが明らかになりました。
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