2月28日から3月4日に掛けて開催される今年のGDCにて、2009年5月のアナウンス以来続報が途絶えていたThiefシリーズ最新作「Thief 4」が遂に姿を現す事となる模様です。
これは昨晩GDC公式サイトにてEidos Montrealのサウンドデザイナー及びオーディオディレクタを務めるPaul Weir氏によるパネル情報が掲載された事から明らかになったもので、パネルのサマリーにはタイトルが公の場で初めて言及される場になる事が記されています。
このパネルはThief 4の開発に利用されているカスタムサウンド生成システム”GRAMPS”について言及される物で、AAAタイトル開発における音場の生成を技術がどのように支援するか議論するという内容。GDCだけにテクニカルな内容が主なテーマとなっていますが、スクリーンショットや映像の登場に期待が高まります。
また、GDCでは期待のシュータータイトル「Battlefield 3」に関するパネルも開催されるとの事で、DICEのChristina Coffin氏が登壇し、PS3版のBattlefield 3開発におけるSPUベースのディファードシェーディング技法に関するパネルが行われるとの事。シェーダー周りの内容だけにイメージが登場する可能性は非常に高いと考えられ、こちらも続報が楽しみなパネルだと言えそうです。
昨日Game Informer最新号にて未発表の続編タイトルが発表されるとのニュースをお伝えしましたが、昨晩同誌のAndrew Reiner編集長がこのタイトルについて言及し、「サイレントヒル」シリーズの新作である事が明らかになりました。
なお、Reiner編集長のtwitによると正式タイトルはまだ明かせないながら、クールな新しい名前が用意されているとの事。Game Informer最新号の発売と共に登場するであろう正式発表と続報をお楽しみに!
ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いに敷き詰められた2400を超える星形プレートで知られる”ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム”ですが、昨日ハリウッドで今年の殿堂入りを発表するセレモニーが開催、アメリカンコミックの第一人者であり、マーベルの父として知られるコミック原作者スタン・リー氏がハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りを果たした事が明らかになりました。
1922年生まれ(大正11年!!)で現在88歳のスタン・リー御大ですが、御大が産んだスパイダーマンやハルク、ファンタスティック・フォー、X-メンの面々達などを含む多くのキャラクターは今も我々ゲーマーやオタクを最前線で牽引するパワフルなキャラクター達ばかりであり、今も勢力的に活動を続けるそのバイタリティには舌を巻くばかりです。
なお、今回のハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りについて御大は「この星を実際ここへ敷く方にお礼を申し上げたいのだが、いかんせん彼の名前を知らないのでお礼を伝える事が出来ないんだよ」とコメント、さらに御大は若い頃の思い出話に触れ、同じくカメオ出演好きで知られるヒッチコック監督から「スタン、映画スターになろうと時間を浪費してはいけないよ、そこには競争が多すぎる。カメオ出演するといい」と助言を与えられた事を明かしています。ヒッチコック譲りだったのか……。
なお、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星プレート中央には、受賞者が映画やTV、音楽、ラジオ、演劇へのいずれの貢献を果たしたかがアイコンで記されており、スタン・リー御大は映画部門での殿堂入りを果たした事となります。という事で、これからも御大にはますます元気で活躍して欲しいと心から願うばかりです。
なお、今回のハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにはスポーンのクリエイターであるTodd McFarlane氏も選出されており、こちらもファンには嬉しい殿堂入りとなっています。
ギレルモ・デル・トロ監督との契約や、板垣伴信氏率いるヴァルハラゲームスタジオとの提携など、意欲的な動きを続ける「THQ」が新たにバービー人形やフィッシャープライス等で知られ、ハズブロと並ぶ世界最大手の玩具メーカー”マテル社”とマスターズ・オブ・ザ・ユニバースのゲーム化権利を含む多数年の契約にサインした事が明らかになりました。
アニメやライブアクション、フィギュアなどの展開を順調に続けてきたマスターズ・オブ・ザ・ユニバース(※ 参考リンク:Googleイメージ)のゲーム化も気になる所ですが、THQはマテル社との契約がWii用ペンタブレットのuDrawとPictionaryの展開に大きなポテンシャルを秘めていると記しており、今年のホリデーシーズンに向け、コアゲームだけでなくカジュアル方面への強化を示唆しています。
また、昨晩THQは小売販売店向けに最新のリリーススケジュールを発表、 WWE All-Starsの発売日などが明らかになっています。リリーススケジュールの詳細については以下からご確認下さい。
- de Blob 2 (DS, PS3, Wii, 360) – 2月22日 (北米)、2月25日 (イギリス)
- uDraw GameTablet w/uDraw Studio (uDrawゲームタブレット) – 2011年早期
- Pictionary (uDrawゲームタブレット) – 2011年早期
- Dood’s Big Adventure (uDrawゲームタブレット) – 2011年早期
- Dawn of War II: Retribution (PC) – 3月
- Fantastic Pets (X360 Kinect) – 3月18日
- Homefront (PC, PS3,360) – 3月8日 (北米)、3月11日 (イギリス)
- WWE All Stars (PSP, PS3, Wii, 360) – 4月1日
各社の基調講演なども順調に進められ、今年も大量の新サービスや新製品、新情報の発表が行われているCES 2011ですが、昨年の大規模ゲームショーでも感じられた勢いと同様に、今回のCESからもショーとしての質や規模が増している印象を受けます。
そんなCESを運営するCEA(Consumer Electronics Association)が今年の世界的な家電市場の規模について発表、世界経済の成長を倍も上回る10%もの成長を遂げ、9640億ドル規模の市場に成長するとの見解を発表しました。
これはCEAのアナリストSteve Koenig氏が明らかにした物で、景気後退の煽りを受けた2009年の市場規模が7700億ドル規模だった事に対して、2010年の市場がスマートフォンの成功等に起因し13%成長を実現し8730億ドルだったとこれまでの市場を分析。2010年のスマートフォン市場が前年比51%成長を果たしており、CEAは2011年の同市場がさらに59%成長を果たすと分析、さらにモバイルPC市場が26%成長を遂げると見込んでいます。
また、CESは2011年における各地域の成長予測についても言及、北米が15%成長を果たし、ヨーロッパが23%成長、日本は8%の成長を遂げるとの予想を明らかにしています。
なお、ゲームコンソールについては2010年の市場成長が既に飽和状態に近いと分析、大きな伸びは期待出来ないとの予想が明らかにされています。
昨年の7月に行われたEVO 2010ではプロとなった梅原選手が見事スーパーストリートファイターIV部門で優勝を果たし、格闘ゲームブームの再燃と共に国内外で大きな注目を集めました。
アーケード版スパIVのリリースを初め、各社格闘ブランドの新作発表なども続々と行われ、まだまだ大きな盛り上がりを見せる格闘ゲーム界隈ですが、本日ついに「EVO 2011」のスケジュールが正式に発表され、7月29日から31日までラスベガスのRio Hotel and Resortにて開催される事が明らかになりました。
今年のEVOは北米とカナダで開催されるWest Coast WarzoneやGVN Winter Brawlといった8つの有力トーナメントと提携、1月から7月に掛けて行われるトーナメントの中でEVOのワールドファイナル出場に向けて何千人もの選手が腕を競う事となります。
今年は一体どんな熱いドラマを見せてくれる事になるのか、年々イベントとしての完成度と規模を高めているEVOだけに、今から開催が楽しみです。
これまで所謂シュヴァンクマイエル的な幾つかのストップモーション作品で多くのファンを魅了してきたアーティスト”PES”の新作「The Deep」が登場、深海を舞台に有機的な表現を氏らしい身近なメタルで表現した素晴らしい作品に仕上がっています。
独特のテイストが気になった方はPESの公式サイトにて氏が手掛けた多くの作品が掲載されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
これまでにも何度か興味深い統計結果をお知らせしてきたValveが運営するデジタル流通プラットフォーム「Steam」のユーザー調査ですが、新たに昨年12月の調査結果が発表され、2世代前のOSながら大きなシェアを保っていたWindows XPが徐々に世代交代を迎えつつある事が明らかになりました。
現在Windowsのバージョンで最も普及しているのは”Windows 7 64 bit”で11月から0.78%成長を果たし36.66%を占めており、XPは11月から1%ダウンの25.75%という結果になっています。
つい先日にはDICEのレンダリングアーキテクトを務めるJohan Andersson氏が来る新作”Battlefield 3″で利用されるFrostbite 2エンジンがWindows XPとDX9をサポートせず、64ビットOSが推奨される旨をtwitしており、DX10以上専用タイトルもちらほらと確認される昨今、いよいよOSの世代交代が本格化しはじめた象徴的な調査結果だと言えそうです。
様々な記録を今も伸ばしつつあるTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」ですが、また新たなマイルストーンに到達した事が明らかになりました。Activision Blizzardの声明を報じたMTV Multiplayerによると、Call of Duty: Black Opsのプレイ人口が2000万人に到達、なんとゲームの総プレイ時間が6億時間(約6,8500年)を記録したとの事。
これは11月9日のリリースから一日辺り平均1000万時間がプレイされている事を示しており、リリースから4ヶ月で2500万プレイヤー到達が発表されたModern Warfare 2と比べて、Call of Duty: Black Opsがかなりのハイペースで記録を伸ばしている事が窺えます。
また、お馴染みMythbustersの検証映像のエピソード3も登場、今回は以下の様な内容の真偽が確認されています。
- 落下死する高さから他のプレイヤーの上に着地する事で生きながらえる事が出来るか
- トマホークで自殺する事は可能か
- Mortarsは航空機を破壊する事ができるか
- ケアパッケージにExplosive Boltを突き刺せるか
- SAM Turretでの自殺は可能か
- SAM Turretが壁を撃つ場合はどうか
- SmokeとGasグレネードは水たまりでも爆発するか
- Launchマップのロケットは打ち落とす事が出来るのか
さらに今回はBallistic Knifeとトマホークを駆使した凄プレイ映像もご紹介。鬼エイムで静かに的確に敵を無力化していく様子は、もはや”Black Ops”ではない何か別のゲームにも感じられる不思議なプレイ映像となっています。凄い……。
昨年末に行われたVGAのGOTYを得たRockstarの「Red Dead Redemption」ですが、VGA以外のアワードでも様々な賞を受賞し、まさに昨年のゲーム業界を席捲したタイトルとなりました。リリース前にはマカロニウエスタンのタイトルとして苦戦するのではと噂された本作でしたが、予想を覆す大きな成功と今回の受賞は続編の登場に一層期待を抱かせるに十分な結果だったと言えます。
そんな中、Rockstarのプロダクト開発のVPを務めるJeronimo Barrea氏が最新号のOfficial PlayStation Magazineに登場、Red Dead Redemptionが口コミによる大きな成長と成功を収めた事に喜んでいると発言。続編について開発のアイデアが残されているかと尋ねられたBarrea氏は「全てのRockstarタイトルには盛り込まれなかった大量のアイデアが残っている」と今後の展開に関する意欲を明らかにしています。
これまでPC版のリリースは無いと明言されてきたRed Dead Redemptionですが、ここにきてPC版登場の噂が登場しています。これはゲームの通信販売を行う”World of Games”にPC版のページが掲載された事から噂となっている物で、現在は該当ページが取り下げられたものの予約も可能な状態で公開されていました。
また、World of Games以外にもGameshop、MegaHracky、Game Leaderの3サイトでも掲載され予約可能な状態となっていますが、いずれもチェコの販売サイトでの登場に留まっており、今後事実確認が待たれる所です。
いよいよ1月6日から9日にかけてラスベガスで開催される今年の「CES 2011」ですが、ショーのキックオフを務めるマイクロソフトの基調講演がFacebookのMicrosoft公式ページにてストリーミング配信される事が明らかになりました。
これはお馴染みMajor NelsonことLarry Hryb氏が明らかにしたもので、ストリーミングは東部時間9:30pm、太平洋標準時6:30pm、国内では6日木曜の午前11時半頃から開始されます。
昨年のCES会場ではSteve Ballmer氏がキーノートを行い、IPTVサービスのU-verseやXbox Game Roomの発表、当時は”Project Natal”と呼ばれていたKinect関連の情報や、Halo: Reach、Alan Wake等に関するアナウンスが行われており、今年も何らか大きな発表が控えているのではないでしょうか。
なお、海外情報サイトのGlimpse Dogでは今回の基調講演用の物とされるバックステージの写真が掲載され、Avatar Kinectと名付けられたサービスがアナウンスされるのではないかと噂になっています。
ここまでゲーム技術と愉快ネタをまとめた年末企画、本日はアニメーションや音楽ネタなどを含む映像作品の特集をお届けします。今年もいよいよあと二日、今日のネタはちょっとした休憩に適したゲーム絡みの物から全く関係無いエクストリームな物まで各種取りそろえてありますので、お掃除や年末行事の一休みにどうぞ!
こちらはアートとデザイン、音楽、プログラムを融合させた作品を多く手掛けるRostlaubスタジオのアニメーション作品「Ana Somnia」(※タイトルのリンクから作品サイトへリンクします)です。
本作品は簡単な仕掛けと共に始まる少女の夢を想像力豊かなモチーフと圧倒的な量のアニメーションで構成した作品で、恐ろしく繊細で緻密に見えるアニメーションは多くのパーツを用いたスクリプト制御によって無数のバリエーションを生み出され、見る度に全く違う世界を体験する事が可能。いつ果てるとも知れない”悪い夢”感が素晴らしい作品となっています。
昨日はゲーム技術の総まとめをお知らせした年末特集、第2弾は今年の”良い顔”とゲーム開発者のオモシロエピソードを纏めた愉快な記事のご紹介です。人間からキュートな動物達、お馴染みのゲーム開発者まで揃う一年の〆に相応しいハッピーな内容となっています。という事で早速ゴー!
数多くリリースされたビッグタイトルが素晴らしく豊作だった今年もいよいよ終わりを迎え、いよいよ新しい年を迎える事となります。ゲームニュースから技術ネタ、面白ネタまで色々とお伝えしてきた今年のdoope!ですが、今年も去年に引き続き一年を振り返る特集をスタート!まずは近い将来もう実現が間近に迫っているゲーム関連の技術ネタをご紹介します。
今年は遂にXbox 360とPS3がモーションコントローラのローンチを果たし、3D立体視対応も本格化、さらに加速した感の強いゲーム周辺技術はこのままどこまでいってしまうのか、ご紹介する記事はいずれも今後の動向を示唆する非常に興味深い内容となっています。なお、各見出しからは該当記事へとリンクを設定していますので、内容が気になった方は元記事でより詳しい内容がご覧頂けます。
これまで当サイトでは多くのゲームに纏わるファンメイドムービーをご紹介してきましたが、その中でも明らかに頭1つ飛び抜けた超クオリティのDuke Nukem作品「The Duke: Fate of Humanity」が登場しました。
映像を見て頂ければそのクオリティは一目瞭然、デューク様のキャスティングも雰囲気抜群で長編が見たい!と十分に感じさせる内容となっています。制作を手掛けたのはフィンランドのプロダクションNew Dawnで、クレジットを見ても判る通りファンメイドとは言えかなりしっかりした体勢で制作が進められている事が明らかです。
この素晴らしいトレーラーには開発者達も舌を巻いた様子で、3DRealmsのDuke Nukemクリエーターとして知られるGeorge Broussard氏は”アメージング”と評価、長編が見たいとtwit、そして、GearboxのクリエイティブディレクターMikey Neumann氏は”著しく良く出来ている”と述べたうえ”上品”だと評価しています。
The Duke: Fate of Humanityの最新情報は現在Facebookにて公開されており、既に1000人近いファンがメンバー登録を行っており、今後も作品の制作が続けられるのか続報に期待が高まります。
すっかり年末でゲームニュースらしいニュースも数が少なくなってきているので、普段ご紹介しきれていない類の愉快映像を2つご紹介!1つめはゼリーをぷるぷるさせる為に開発されたスチームパンクテイストのゼリーぷるぷる機械が実際にゼリーをぷるぷるさせる様子を収めた映像です。 (※ スチームパンクでキュートな作品を多く手掛けるNik Ramage氏の新作です。)
2つ目は赤ちゃんが宙づりの歩行器に乗り、ドイツはインダストリアルテクノの父”ドイチュ=アメリカニシェ・フロイントシャフト”の名曲”Die Luge”に合わせて踊る素晴らしい映像。なぜDAFを合わせた……。
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