DCコミックからリリースされているAssassin’s Creedのコミック「Assassin’s Creed: The Fall」、1巻目が既に11月に発売された本作ですが、本日Ubiworkshopが2巻目のSneak Peakとして1ページを公開しました。
The Fallは現代のキャラクターDaniel Crossとその祖先でロシアのアサシンNikolai Orelovを巡るシリーズでお馴染みの構造を持った物語となっており、2巻ではOrelovがシベリアのテンプル騎士団研究施設を攻撃、ツングースカ大爆発に関わる事件が描かれる事となります。
また、UbiworkshopはAssassin’s Creedのアートブック”Carte Blanche”に掲載されるアートワーク2点を新たに公開、今回の2点はWill Murai氏とSeedSeven氏が手掛けたアートワークである事が記されています。
この映像はフランスでインタラクティブメディアやゲームの開発を教えるENJMINの卒業制作として学生グループにより開発された紙飛行機ゲーム「PaperPlane」のトレーラーです。なお本作はMilthon Awards 2010にて学生部門の最優秀賞を受賞したとの事。
thatgamecompanyのFloweryにも似た本作はフランスらしいアーティスティックなテイストでUnityエンジンを利用して開発が行われており、Xbox 360コントローラーを利用して(一応キーボードでも実行は可能)シンプルな操作でゲームを楽しむ事が可能です。
子供の頃に遊んだ紙飛行機を思わせるプレイの内容に加え、メニュー画面として機能する木の上に立てられた子供の秘密基地の様な小さな部屋には子供の絵日記が用意されており、プレイによりその中身が豊かに変化していきます。プレイにXbox 360コントローラーが必須である事が全てのプレイヤーにお勧めしにくい部分ではありますが、印象的な音楽を含め、卒業制作作品とは思えない不思議な魅力を持つタイトルとなっています。
UPDATE:12月2日17:15
以前より海外サイトを含め本サイトでもCrysis 2のシナリオを手掛けてきたとお伝えしてきたPeter Watts氏ですが、実際には今年の4月9日にElectronic Artsのプレスリリースにより発表されたリチャード・モーガン氏が正式なライターであり、Peter Watts氏自身がblogでCrysis 2のシナリオを手掛けていないと明記していた事をクライシスまにあ様のご指摘により確認しました。
どうやらCrysis関連の制作に取り組んでいた事が明言されていたPeter Watts氏と12月の逮捕、3月の裁判過程で有罪判決が下される可能性が強まったことに加えて、4月9日にElectronic Artsがリチャード・モーガン氏の起用を発表した流れが混乱の元となっていた模様で、現在も一部海外サイトなどではPeter Watts氏が脚本に携わっているとの掲載が見られます。
Peter Watts氏本人が明言していた箇所を見落とし、不正確な情報をお伝えしてしまい大変申し訳ございません。以下は、Update前の本文を上記の内容に合わせ調整を加えた物となります。
昨年12月に「Crysis 2」のシナリオとアートコンサルタントを手掛けていると報じられていたヒューゴー賞作家Peter Watts氏がカナダ国境近くで連邦警察職員に暴力を振るったとして逮捕、FBIとWatts氏の言い分が大きく違い、Watts氏は全く謂われのない不当な逮捕だとして無罪である事を主張していましたが、その後4月に有罪判決を受けるに至った事をお知らせしました。
その後、今年の4月9日にElectronic ArtsがCrysis 2のシナリオをタケシ・コヴァッチシリーズの“オルタード・カーボン”でフィリップ・K・ディック記念賞を受賞したイギリスのSF作家リチャード・モーガン氏が担当する事を正式に発表、Crysis 2の脚本は前述のPeter Watts氏ではなく、リチャード・モーガン氏である事が明らかになりました。
そんな中、本日Del Rey BooksがPeter Watts氏の新作ノベライズとしてCrysis 2の小説「Crysis: Legion」のリリースを発表、Peter Watts氏が手掛けていたのがCrysis 2の小説版だった事が明らかになりました。なお、本作の物語はCrysis 2がベースになったもので、エイリアンの来襲により人類に伝染病が蔓延、侵略を受けるニューヨークを舞台に戦うナノスーツ兵士を描いた内容となっており、小説のリリースは2011年3月との事。
CryEngineによるリッチな映像技術に大きな注目が集まる本作ですが、著名作家が担当した今作の物語にも注目です。
以前に任天堂がニューヨークのラウンジを「Donkey Kong Country Returns」(※ 国内ではドンキーコング リターンズ)テーマに飾り付けバナナまみれにした事をお伝えしましたが、本日Donkey Kong Country Returnsのローンチを迎えたオーストラリアでも圧倒的なバナナを利用したキャンペーン?が行われた事が明らかになりました。
Donkey Kong Country Returnsではティキ族に奪われたバナナをお馴染みドンキーとディディーが取り返す冒険に挑む内容になっていますが、今回シドニーの町中に積み上げられたバナナはティキ族が島が夜の間に盗んできたという設定との事で、積み上げたバナナの塚は5メートル、使用したバナナは1万本に及び、その総重量は2トン!というもう何だか意味の分からない”何らか”の塊となっています。
さらにCoff港では巨大なバナナのモニュメントも突如として登場、前回のバナナといい世界的にバナナを積み上げる何かの風習が存在するのか……一切謎ながら余りにも過剰でイカしたプロモーションとなっています。
なお、このプロモーションに利用されたバナナの残り(みんなで食べる……のか?)は食料に困っている人々に余った食料を提供する慈善団体”OzHarvest“に提供されるとの事。
この映像はUbisoftのモントリオールスタジオのスタッフ達がゲーム開発のエピソードを愉快な映像作品にした”When You Become”のエピソード2「Sparkling Water for Rainbow」です。なお、出演しているほとんどのキャストが実際のモントリオールスタジオのスタッフから構成されており、映像にはインタビューやデベロッパーズダイアリーなどでも登場するスタッフ達の別の顔が垣間見られる内容になっています。
初回のエピソード1ではAssassin’s Creed: Xの企画会議でもう暗殺や戦い、憎しみに人殺し、そんなのは沢山だ!と考えたスタッフが”最もよき事”をアイデアの主軸に据え、敵に花を渡そうというアイデアの為に奮戦する不思議な動画でしたが、今回はモーションキャプチャーでの演技についてゲーマーからは見えない暗い別の側面を(愉快に)描いたおもしろ映像となっています。
エピソード2″Sparkling Water for Rainbow”はとあるRainbow Sixのモーションキャプチャーに取り組むアクターを描いた物で、内容は英語ながら見るだけである程度理解出来る判りやすい内容となっています。アグレッシブなモーキャプアクターとは対照的に素人とは思えないスタッフ達の冷め切った良い顔は必見。
さらに今回はサプライズゲストも登場、モーキャプアクターのアシスタントをオーバーアクションで熱演するのは、かつてモントリオールスタジオのCEOを務め、現在はJade Raymond氏と共にトロントスタジオでAAAタイトルや新規IPの開発に従事するYannis Mallat氏。とてもかつてのスタジオボスとは思えない熱演を見せています。
その他スタッフも含め驚く程にクオリティが高い事に加え、これを何の為に作ってるのか”一切意味が判らない”所がUbisoftの底知れ無さを感じさせる素晴らしい映像となっています。次のエピソードも楽しみ!です。
みんな大好きウーヴェ・ボル!先日はボルの野郎の新作ヒーロー映画「Blubberella」のちょっと良さげなトレーラーを紹介しましたが、割と普通に面白そうな作品に見え、ボルも大人になったかと思ったものですが全く以て勘違いだった模様です。
先日”エクスペンタブルズ”への出演でも話題になったドルフ・ラングレンが新たにボルの新作でダンジョン・シージの映画化作品である”In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale”の続編「In The Name of the King 2」に主演する事を明かし、ボルが予定している驚愕のシナリオの一部を明らかにしました。
ドルフ・ラングレンによると前作で主人公を務めたジェイソン・ステイサムを始めとするキャストは一切登場しないとの事で、前作の舞台となったEhb王国は既に滅亡、ジェイソン・ステイサムが演じたEhbの王Farmerの息子であるドルフ・ラングレンは王国が滅亡する直前に最後の王位継承者として未来へ送られる事に……。
現代へとタイムスリップしたドルフ・ラングレンは、警察官として暮らしますが、ある晩、忍者が彼の家を襲撃、撃退に成功したものの時空の渦に飲み込まれてしまう。……という事で本作はドルフ・ラングレンがタイムトラベルを経て、忍者と戦い、最後の王位継承者として王国の再建を目指す、という謎の物語が展開される事となるようです。
ボル、これダンジョン・シージだよ!と突っ込んでも無駄な事は重々承知ですが、まさかここまで斜め上とは。しかし毎度不思議に感じるのは、ボル映画のキャストに見られる中途半端な豪華さ!ドルフ・ラングレンはこのインタビューの中で”エクスペンタブルズ2″への出演も示唆しており、余計にこのコントラストが愉快に感じられると同時に、腑に落ちる部分も多いのはやはり”エクスペンタブルズ”(消耗品の意)としての業の深さが成す技といったところでしょうか。
現在”BioShock: Infinite”の開発を進めているIrrational Games、同スタジオの公式サイトではこれまで手掛けた作品の没アートワークやアイデアなどを公開、ポッドキャストでは豪華なゲストが登場するインタビューも行われ、タイトルの開発以外にもコミュニティの育成やゲーム文化の啓蒙に余念がありません。
前回のポッドキャストでは遂にCliffy Bが登場し、Cliffy B自身が望んでいたKen Levine氏との対談が実現しましたが、本日Irrational Interviewの最新回が公開、なんと映画”300″や”Watchmen”、そして現在はカオスの極北として期待を集める”Sucker Punch”、さらにはスーパーマン新作も手掛ける事となったザック・スナイダー監督が登場しました。
ポッドキャストでは泣く子も黙る変態2人がオタク文化のインスピレーションについてがっつり語り合っており、特にザック・スナイダー監督初のオリジナル作品である”Sucker Punch”ではゲーム文化やオタク文化からの大きな影響を受けている事もあり、エキサイティングなやり取りが行われています。
Ken Levine氏とザック・スナイダー監督は互いにフランク・ミラーの作品をスクリーンへと翻訳する際のポイントや、アメリカの小説家で”肩をすくめるアトラス”や”水源”といったリバタリアリズム(自由主義)の代表的作家として知られるアイン・ランドにも言及、アイン・ランドの哲学をビデオゲームの中に解釈する為のプロセスなどについて、かなり真剣な議論を行っています。
こういった背景を元にアウトプットされるタイトルがBioShock: InfiniteやSucker Punchである事を鑑みると、魅力的なコンテンツの表出にはインプットの量やその消化が如何に大量に必要であるかがありありと感じられる興味深いインタビューだと言えそうです。
毎月素晴らしいカバーアートで楽しませてくれるお馴染みのゲーム情報紙「Game Informer」誌、Webサイトの情報でもお馴染みのGame Informerがアメリカ国内で発行される雑誌の中で”支払いが確認された”発行部数ランキングで7位に選ばれた事が明らかになりました。
これはメディアモニタリングサービスを専門に行っている調査会社BurrellesLuceが昨日発表した2010年1月1日から2010年6月30日まで6ヶ月間の調査レポートから明らかになったもので、Game Informerの発行部数は436万4170部となっており、なんと5位のナショナル ジオグラフィック誌の449万3110部と13万部差にまで迫る普及を見せています。
さらにご存じTIME誌や家庭向け雑誌大手のFamily Circle誌、人気男性誌のMaxim等、良く知られる一般紙を部数で大きく引き離しており、一概には信じられない様な普及を見せている事が判ります。
近年のGI誌は紙メディアにおけるデザインの限界にチャレンジするようなカバーアートに加え、ストイックな紙面デザインなども含め、これまでの”ゲーム雑誌”的ではないデザインに路線を変更しており、非常に洗練された内容になっているながらも、所謂従来の”売れる雑誌”のデザインとは若干違う印象も受けます。
ちなみに2009年に発表されたBurrellesLuceの調査結果におけるGI誌の発行部数は350万7598部となっており、今回の調査結果では90万部近い成長を見せています。国内外で紙メディアの”死”が叫ばれる中、90万部近く発行部数を伸ばす事も脅威的な成長だと言えそうです。(※ ナショナル ジオグラフィック誌は2009年の調査結果から50万部ダウン)
上記の挑戦的なデザイン変更を行いながらGI誌がここまでセールスを伸ばしている背景には1メディアとしての成功だけではなくアメリカにおけるゲーム産業自体の隆盛に関係がありそうです。
今年に入り海外のゲーム産業は黄金期に入ったとも評される事や、7月にはアメリカでの産業別消費者満足度調査からコンソールゲーム産業が自動車産業や銀行、ホテルを下し最も満足度の高い産業に選ばれてた事(参考:過去記事)、代表的な大手イベント等から感じられる消費者層や規模からも産業全体の成熟がありありと感じられます。
こういった状況と共に、前述のGI誌の2010年以降のデザイン変更などがどのように関係しているのか、以下に掲載した2010年のカバーアートと2009年のカバーアートの一覧に見られる変化と、今回の大きな成長を見せた調査結果からは産業の成熟と共に”消費者層の成熟”も同時に進行している様子が垣間見られる興味深い事象だとは言えないでしょうか。
1995年から毎年行われているテキストベースのアドベンチャーゲームコンテスト「Interactive Fiction Competition」が今年も開催され、最優秀タイトルに選ばれた3つのアドベンチャー作品が発表されました。
今年の受賞タイトルはMatt Wigdahl氏による”Aotearoa”、C.E.J. Pacian氏による”Rogue of the Multiverse”(掲載したイメージは本作のカバーアート)、そして、Colin Sandel氏とCarolyn VanEseltine氏による”One Eye Open”の3作品となっています。
映像技術の華やかな近年にあって、テキストのみのアドベンチャーという大きな制限の中で制作された作品には普段遊び慣れたゲームには見られない奇妙なアイデアが見受けられ非常に興味深い内容となっています。今回はIFDBに掲載された3作品の概要を簡単にご紹介します。
■ Aotearoa
マオリの魚、細長い雲がたなびく土地、アオテアロア。野生の荒れ地が拡がり恐竜が闊歩する地球最後の土地。もしもより良い状況で上陸出来たならば……。
(※ Aotearoaはニュージーランドの公用語の1つマオリ語でニュージーランドを表す言葉)■ Rogue of the Multiverse
おめでとう犯罪者ナンバー76954!君は科学実験の為に選ばれました!君はこれからカラフルな光景のカラフルな住民が暮らす別世界に物質転送されます。
■ One Eye Open
もしコロナ研究所の血塗られた歴史を知っていれば被験者として参加する事はなかったでしょう。しかしその歴史に足を踏み入れたあなたは死に瀕した人々に囲まれ、真実を見つけなければなりません。さすればその運命をあなたは生き延びる事ができるでしょう。
ケーブルテレビ業界の巨人Comcastの子会社としてゲーム情報や特集映像等でもお馴染みのTVネットワーク「G4」がESAが運営する巨大ゲームイベント”E3″の公式放送会社として3年間の独占契約に署名、これまでも同様の契約を交わしてきた両社が今回新たに複数年の契約を取り交わす事で協力の枠を拡げた形となりました。
G4とESAの合意内容は”中断のないプレスカンファレンスの放送”やE3にて公開される全ての映像メディアへのアクセス権を含む内容である事が記されていますが、近年ではE3以外の各種ゲームイベント等でもネット配信の利用と有用性の拡大は最早無視出来ない状況となっており、今回行われた両者の関係強化はネット上での有料放送の一般化なども想起させる印象深い内容だと言えそうです。
毎週お届けしているUKチャートの調査等でお馴染みの市場調査企業GfKが新たにデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンのゲームセールス集計を開始する事が明らかになりました。この発表に併せ2010年10月のセールスランキングも発表されています。
GfKによると北欧地域のゲーム市場はヨーロッパでも上位5地域に入る規模との事で、GfKのゲーム市場調査プロジェクトマネジャーを務めるMagdalena Jonsson氏はノルウェーの市場研究が今回の統合調査の実現に繋がった事を語っています。
また、スウェーデンのゲーム産業組合に所属するアナリストMartin Lindell氏は今回の北欧チャートの実現について、北欧市場への一般的な感心以外にも北欧で売れるゲームの追跡調査は地域のゲーム産業で活躍するプレイヤー達からも待望されていた物だったとその有用性を強調しています。
以下、北欧5ヶ国の10月ゲームセールスランキング20位は以下の様になっています。
- 1位. FIFA 11 (EA)
- 2位. Medal Of Honor (EA)
- 3位. Fallout: New Vegas (Bethesda)
- 4位. World Of Warcraft (Activsion Blizzard)
- 5位. Fable III (Microsoft)
- 6位. NHL 11 (EA)
- 7位. New Super Mario Bros (Nintendo)
- 8位. World Rally Championship 2010 (Black Bean Games)
- 9位. Civilization V (2K)
- 10位. Star Wars: The Force Unleashed II (Activsion Blizzard)
- 11位. The Sims 3: Late Night (EA)
- 12位. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision Blizzard)
- 13位. Pro Evolution Soccer 2011 (Konami)
- 14位. Battlefield Bad Company 2 (EA)
- 15位. The Sims 3 (EA)
- 16位. Sports Champions (SCE)
- 17位. Starcraft II: Wings of Liberty (Activision Blizzard)
- 18位. Castlevania: Lords of Shadow (Konami)
- 19位. Mafia 2 (2K)
- 20位. Halo: Reach (Microsoft)
サンバやボサノヴァで知られるブラジル音楽、特にサンバでは特徴的なリズムを刻むパーカッション(打楽器)の存在が不可欠で、そのリズムは魂を揺り動かすような力強いエモーショナルな表現力を持ち合わせています。
今回紹介するのはブラジル北東部の都市サルヴァドールで活躍しているパーカッションバンド「Percussivo Mundo Novo」の映像です。Percussivo Mundo Novoでは見ての通りWiiリモコンやギターヒーローコントローラー、ジョイスティックといったゲームデバイスを始め、iPad等も取り入れた新しいデジタルパーカッションの形を追求しており、所謂”やってみた””作ってみた”系の作品とは一線を画する圧倒的なクオリティを実現している事が判ります。
世界的にファンの多いボッサは60年代の古典から比較的新しい物まで耳にする事も多いジャンルですが、”今”のサンバは以外と耳にする機会が少なく、Percussivo Mundo Novoの楽曲に見られるヒップホップ的な要素やラップがさらにパーカッシヴになった様な印象の言葉の使い方など、なかなか興味深い物になっています。
以下に掲載した映像ではこの謎のお兄ちゃんのギターコントローラーを利用した超絶技巧演奏がたっぷり収められており、素晴らしく楽しそうな様子と共に必見の映像となっています。そして愉快なお兄ちゃん以外にもパーカッション好きには垂涎物のたまらないあれこれがたっぷり収録されており、こちらもたまらない内容となっています。素晴らしい!
遂に昨日めでたく日本語版公式サイトのオープンがUbisoftよりアナウンスされた「Two Worlds II」ですが、これまで当サイトでお知らせしてきた(今も続いていますが……)前代未聞の開発経緯とトラブル、そして延期を繰り返して来た際にお茶を濁す程度に公開されてきた驚きの低クオリティプレイ映像等、色々な意味で注目を集めてきた経緯があります。
しかし、そんな各方面からの心配を余所にTopWareは驚きのブラッシュアップを完遂、出来上がったタイトルのレビューでは驚きの高評価を連発しており、改めて大きな注目の的となっています。
しかし、まだ北米やオーストラリア、一部ヨーロッパでのリリーススケジュールは明らかにされておらず、未確認ながらPS3版と共に2011年1月1日の北米リリースを迎えるといった話も聞こえています。そして、未だヨーロッパでもリリースされていないPS3版についてはTopWareのCEOがソニーの担当者にマジギレ、日本ではしっかり公式にアナウンスがされたものの、その他未リリースの地域での動きがどうなっているのか様子が分からない状況が続いています。
かろうじてヨーロッパの一部地域でリリースされた際も、気がついたら発売されていたというアメージングなローンチを果たした本作ですが、リリース絡みの情報が不透明なまま先日には遂にパッチもリリース、特定状況下でのクラッシュやogg映像の修正、ショップで販売されるポーション材料の種類、透明化スキルが無制限に利用出来る事などを様々な修正が施される内容となっています。
また、海外ではこれまで”Sordahon’s Journey”と名付けられた謎の愉快プロモーションがTopWareではなく、パブリッシャーを務めるSouthPeakにより展開されてきました。”Sordahon’s Journey”は本作の敵キャラクター”Sordahon”を主人公にした実写のシュールなプロモーション作品で、これまで数度お知らせして来たものの、ついて行けないレベルのシュールな回や、下品すぎる内容のエピソード等もあり、全ては紹介出来ないままとうとう最終回らしき物を迎える事となりました。
今回は最後に相応しく、ミュージカル!ですが……映像に収められている全てが一切判らない、歌ってる人も誰だか判らない、最早清々しいとも言える内容になっており、前述の事情や背景なども含めTwo Worlds IIというタイトルの愉快な意味不明ぶりをさらに際だたせる内容となっています。
最終エピソードらしい?内容で締めた今回ですが、映像の最後にはこの旅が続けられるかどうか、ファンに託される事が発表され、特設ページがオープン、続投を決める為の人気投票でもやるのかと思いきや、そこで行われているのはSordahonへの質問コーナー……、もう連携が取れてないのか狙ってるのか判別不可能な状況となっています。
という事で、毎回事情を説明するだけで大変なタイトルですが、多岐に渡るカオスな状況もゲームがしっかり仕上がってれば安心してネタとして楽しめるというもの。ローンチまでのアクロバティックな愉快さも類を見ないレベルながら、海外レビューの評価では近年のRPGタイトルの中でも抜群の高さを誇るTwo Worlds II、PS3版のトラブルも含め日本でのリリースはスムースに運ぶよう心から祈っています。
昨晩Eurogamerにて今週のUKチャートが発表、ポリフォニー・デジタルが長い開発期間を経て遂に完成させた「Gran Turismo 5」がトップを飾り、3周目の首位を狙っていたCall of Duty: Black Opsを下しました。
また、3位にはこちらもシリーズ最高傑作との高評価を得たAssassin’s Creed: Brotherhoodがランクイン、先週3位だったNeed for Speed: Hot Pursuitは6位にランクダウンしています。
そして期待のEpic MickeyはWiiチャートで11位にランクしたものの、総合ランクでは残念ながら40位以内に入る事は叶わず、いよいよ明日迎える北米でのリリースに注目が集まります。40位までのランキング詳細は以下の様になっています。
- 1位. Gran Turismo 5
- 2位. Call of Duty: Black Ops
- 3位. Assassin’s Creed: Brotherhood
- 4位. FIFA 11
- 5位. Just Dance 2
- 6位. Need for Speed: Hot Pursuit
- 7位. Wii Party
- 8位. Art Academy
- 9位. Wii Sports Resort
- 10位. Fallout: New Vegas
- 11位. Professor Layton and the Lost Future
- 12位. Kinect Sports
- 13位. Wii Fit Plus
- 14位. Red Dead Redemption: Undead Nightmare
- 15位. Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1
- 16位. Sonic Colours
- 17位. New Super Mario Bros. Wii
- 18位. WWE SmackDown vs. RAW 2011
- 19位. LEGO Harry Potter: Years 1-4
- 20位. Mario Kart Wii
- 21位. Toy Story 3
- 22位. Football Manager 2011
- 23位. New Super Mario Bros.
- 24位. The Sims 3
- 25位. Medal of Honor
- 26位. Just Dance
- 27位. F1 2010
- 28位. Star Wars: The Force Unleashed II
- 29位. Pro Evolution Soccer 2011
- 30位. Dance Central
- 31位. Fable III
- 32位. Michael Jackson: The Experience
- 33位. The X-Factor
- 34位. GoldenEye 007
- 35位. Halo: Reach
- 36位. Guitar Hero: Warriors of Rock
- 37位. Super Mario Galaxy 2
- 38位. Vanquish
- 39位. Red Dead: Redemption
- 40位. 007: Blood Stone
連日マルチプレイのおもしろネタで盛り上がっている「Call of Duty: Black Ops」ですが、シングルキャンペーンのストーリーも相当に面白い物になっており、当サイトでこれまで扱ってきた暗号記事の続きとも言える複雑怪奇な要素が見え隠れする謎の多い物となっています。
今回の記事は本編のキャンペーンを一先ず一度終わらせた方を対象にした物で、エンディングの内容や隠し要素の示唆を含む完全なネタバレを含む内容になっています。また、本サイトで以前にお知らせしたきた暗号記事の経緯や、且つBlack Opsのキャンペーンを一先ずミッション順にどういった物語だったかを理解したプレイヤーに有用な内容となっています。(参考記事:暗号記事のまとめ)
なお、未プレイの方やキャンペーンプレイ途中の方には本作の楽しみを決定的に奪ってしまう内容になっておりますので、一度キャンペーンを終えて以降に閲覧する事をお勧めします。
また、プレイ済みの方にはシングルキャンペーンが全く違う側面を見せ始める事になりますので、ベテラン難易度等の実績クリアなど、複数回プレイを新たな気持ちで始められる事と思います。そして今回のネタバレは非常に重大な内容ながら、これまでのお知らせしてきた暗号解析が再び始まるスタート地点に過ぎない”小さな”出来事となっていますので、今後さらに楽しみが拡がる物になっていると考えます。
前置きが長くなってしまいましたが、以下閲覧には十分ご注意下さい。
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