昨日はVGChartzが「Call of Duty: Black Ops」の初日セールスを700万本と予想した事をお知らせしましたが、昨晩Activisionが北米とイギリスでの初日販売が約560万セールスに到達し、3億6000万ドルの売上げとなった事をプレスリリースにて発表しました。
これまで多くのアナリスト達がModern Warfare 2のセールス記録を越える事は無いと予想し、先日にはActivision自身がModern Warfare 2を20%程度下回るだろうとの見解を発表していましたが、結果として北米とイギリスだけでこれまでの記録をはるかに超えるセールスとなり、Infinity Wardの騒動当時に”Call of Dutyシリーズは終わった”とも揶揄されたフランチャイズの威光をTreyarchが見事に上書きした結果となりました。
これにより、Call of Duty: Black OpsのローンチはアバターやHalo: Reach、Modern Warfare 2といった巨大なエンターテインメントローンチを超え、史上最大の記録を樹立、今後カナダ(現在35万との推定値がVGChartzにより発表)やイギリス以外のヨーロッパ各国でのセールス、そして注目度の高いプロモーションが開始された国内でのセールスを含め、どこまでこの初日記録を伸ばす事になるのか、今後の動向に期待が高まります。おめでとうTreyarch!
海外でのローンチを迎えた「Call of Duty: Black Ops」、今作ではマルチプレイの履歴が保存され映像編集や投稿が簡単に行えるシアターモードが新要素として盛り込まれており、多機能な編集ツールは戦術的な分析などにも利用出来る非常に便利なツールとなっています。
という事で海外ではリリース翌日にも関わらず驚愕のナイスプレイ映像や愉快なリプレイなど、多くの映像が既に公開されています。本日はこの中から厳選した5本の映像をご紹介。いずれもCall of Duty: Black Opsの懐の深さが感じられる楽しい映像となっています。
いよいよ11月11日のリリースを迎えるラビッツシリーズ最新作「Raving Rabbids Travel in Time」、先日突然オシャレ方向にシフトした新トレーラーをお届けしましたが、本日新たに同じシリーズのトレーラーが公開、今度は人力飛行機のミニゲームをモチーフにした内容となっています。
海外版の”Raving Rabbids Travel in Time”は11月21日リリース。そして、期待の国内版”ラビッツ・パーティー タイムトラベル”のリリースは2011年1月27日となっています。
ローンチのお祝いムードで華やかなニュースが多い「Call of Duty: Black Ops」ですが、既に海外では何故Call of Duty: Black Opsが失敗したのか?といった主旨の記事や、不具合やバグなど様々な問題点についても噴出しています。そんな中、キューバが強くCall of Duty: Black Opsに対し、これまでの対米関係の歴史的な問題をベースに、Black Opsがアメリカの子供達の反社会的な姿勢を増長させる物だと強く批判しました。
国内版が発売前であり、キューバの主張にはCall of Duty: Black Opsの導入序盤のネタバレが含まれますので、閲覧には十分にご注意下さい。
このイメージはフィリピンの人気モデルAlodia Gosiengfiaoさんが扮したヴァンパイアシリーズの人気キャラクター”モリガン・アーンスランド”のコスプレです。絶句するしか無い程にクオリティの高いイメージはファッション雑誌に掲載されていても不思議では無い様なデザイン性の高い物に仕上がっており、すでにコスプレとは一概に言い切れない高みに到達しています。
この撮影を行ったのはJay Tablante氏で、deviantartでは氏の雰囲気ある作品が大量に公開されているので、興味の有る方はチェックしてみては如何でしょうか。
“WarDevil: Unleash the Beast Within”の開発を長年進めていたIgnitionのロンドンスタジオ閉鎖の話題を皮切りに、フロリダスタジオの閉鎖、一説には2300万ドル以上の開発費が掛けられたとも噂されるプロジェクト「Reich」のキャンセル、さらにその後WarDevilの開発が継続中でロンドンスタジオが閉鎖していない事を親会社のUTVが報じるなど、混迷する事態が続いています。
そんな中、このキャンセルされたプロジェクト”Reich”のプレイ映像やカットシーンを含むトレーラーが流出、BioshockやForce Unleashedの様な念動力で物体を自由に動かし、リアルタイムの物理演算による破壊表現などが特徴的なFPSタイトルであった事が明らかになりました。
また、内部事情も匿名の情報筋からDevelopに伝えられており、開発はゲームに登場する9レベルの内、最初の2つが完成しており、その他のステージが部分的に出来上がっている事から外部委託が難しいであろう事、管理スタッフが資金の運用を誤った事、そして支出に関する会社からのモニタリングが行われなかった事が明かされています。
流出した映像は率直に言って○○ミーツ○○的な既視感に溢れる物で、映像表現など見所はいくつかある物の、スチロール感溢れる重量の感じられない地形の破壊表現や、なんともコメントしづらいキャラクターデザインなど、ある意味じわじわ来るネタ的な面白さはあるものの、19億円近い資金を投入して出来上がった物だと考えると、少なからず背筋が凍る思いのする興味深い映像となっています。
まだ正式な発表が行われていませんがどうやらとんでもない初日セールスとなった事がちらほらと伝えられ始めている「Call of Duty: Black Ops」、バグやチートに特定プラットフォームでの不具合に加え、賛否両論の各所のレビューやユーザー達の反応、さらには国際的な騒動も起こり、ローンチを迎え改めて新情報が山ほど報じられています。
これら新情報は順次お知らせしていきますが、本日は一先ずローンチイベント関係からスタート。先日のイギリスを始めとしたオランダやイタリアなどで見られた驚愕のイベント規模に続いて、北米では国中の小売店で深夜販売が開催、販売自体が大きなイベントとなり、TreyarchのJosh Olin氏やMark Lamia氏などスタッフ総出で各地の販売店を回り、販売開始を待つファン達と共にローンチを祝いました。
ローンチに先立って行われたアメリカでのイベントを始め、ヨーロッパでのど派手なイベントの盛り上がりも相当な物でしたが、所謂セレブ達が多く集まるお祭り的な派手さと比べて、Best BuyやGameStopでの深夜販売の映像には店舗のスタッフを始めBlack Opsを購入するプレイヤー達それぞれにフィットした”楽しさ”が垣間見え非常に興味深い内容となっています。
なお、以下の動画はヨーロッパでのローンチイベントを派手にまとめたGTの映像です。国内版のローンチも間近に迫る今、テンションを上げて待つには最適の”上がる”映像となっています。素晴らしい!
これまでの3部作も一段落、今年8月には新エンジンを用いたマルチプラットフォーム対応となる”S.T.A.L.K.E.R. 2″も発表され、続報が待たれる状況が続いています。
そんな中、GSC Game Worldがなんと「S.T.A.L.K.E.R.」のTVドラマ化を発表、驚きのフランチャイズ展開が行われる事が明らかになりました。まずはロシアで放送が開始される模様ですが、すでに公式サイトもオープンしており、どうやら英語圏での放送も視野に入れている事が窺えます。
公開されているトレーラーには、まさにS.T.A.L.K.E.R.的な人々が登場し、ライティング等の雰囲気も抜群、AnomalyやArtifactの表現やBlowoutの様子まで見られ、Factionもウクライナ正規軍やDutyらしき舞台など複数の団体が登場、Strelok君ぽい?人まで思わせぶりに登場しており、TVシリーズの開始に大きく期待が高まります。
最近様々な所で見かけるロックマン風8bitキャラクターアイコンですが、その多くのアイコンを手掛けるChris Bringhurst氏が書きに書きまくった200体のキャラクターが大集合するイメージがPikiGeekにて公開されました。
PikiGeekにはChris Bringhurst氏へのインタビューも掲載、好きなキャンディーバーの味からお気に入りのゲーム、作品の制作に関するあれこれまで、様々な質問に応えています。
今回の大集合イメージにはみんな大好きな有名どころから、グリム・ファンダンゴやMedievil、Outlaws、果てはMARATHONまで、ありとあらゆるニーズに答えるキャラクター達が登場。しかもみんなが一目でこれ!と判る素晴らしいクオリティで再現、パックマンやサックボーイなどネタもしっかり用意している周到さとなっています。凄い!
先月末に衝撃的な謎のポスターと共にお知らせしたウーヴェ・ボル監督の新作映画「Blubberella」ですが、本日遂に本作のトレーラーが公開されました。
さて今度はどんなに酷い最低映画かと思いきや、絵的にツッコミ所満載なのは置いておいても、なんだか少し……あれ?面白そう……な雰囲気に、正直戸惑いを隠せないトレーラーに仕上がっています。Kick-Assやスコット・ピルグリム等、駄目ヒーローが人気の今なら流れにも乗れそう?かも。
あとはこの主人公の巨大ひよこと見紛うBlubberella、下品具合と不敵さ、そしてキッチュな可愛らしさはディヴァイン的存在とも言え、期待に拍車がかかります。
先日はディズニーランドの「Epic Mickey」ツアーと、ウォルトの娘にあたるDiane Disney Miller氏によるEpic Mickeyの評価などについてお知らせしましたが、本日新たにディズニーランドをテーマにした開発映像が公開、開演当時のディズニーランドと比較したEpic Mickeyの舞台の様子などをたっぷりと紹介。全く違う物で在りながら、見事に一対の合わせ鏡となった本作の舞台が描かれています。
また、本作の開発を率いたウォーレン・スペクター氏がEpic Mickeyのゲーム性について言及、昨今しばしば議論されるゲームと映画の共通性や傾倒を指し、この両者が全く違う物である事を改めて強調しています。
スペクター氏はゲーム内のインタラクションとそれぞれのプレイヤーが”自分自身の物語”を持つ事の重要性を述べ、メディア間に明白な違いがあると発言、映画は本がゲームと同じでない事と同様に違う物だと明言しました。
かつて大学で映画に関する教鞭をとっていた氏はビデオゲームと映画の技法が完全に異なる物だと述べ、ビデオゲームの分野において最も重要な事は、開発者がプレーヤーをプレイヤー自身がストーリーを物語る事に巻き込む事だと明言。
それこそが私にとってのゲーム開発だと述べた氏は、この重要な事が決してパズルの解法に関係する物や、画面の敵を全てキルする為に銃を選ぶといった選択を指す物では無いと述べ、それがインタラクティブな物である必要さえ無いと語っています。
そして、Epic Mickeyではこの重要な点を”ミッキーを十分に知る事”と設定してプレイヤーに提供する事で、プレイヤーが自分自身の物語を語れる様、世界と対話する為の幾つかの新しい方法を実現すると説明しています。
氏が挙げたこの”ミッキーを十分に知る事”と言う問題は、先日お知らせしたEpic Mickeyがプレイヤーを泣かせる気まんまんのエモーショナルな展開を含んでいる事に密接に関係していると考えます。
doope!ではこれまで執拗にEpic Mickeyの情報をお知らせしてきましたが、実は以前から本作は1つの大きな問題を抱えていると筆者は考えていました。それはEpic Mickeyで泣けるプレイヤーはウォーレン・スペクター氏自身がそうである様に十分なディズニーに関する知識と情熱を持っているユーザーに限られるのでは無いかと言う懸念です。
オズワルドの複雑な歴史や、”忘れられた”キャラクター達、そしてミッキーの歴史と共にディズニーのビジネス的な部分も含めた変遷や華やかなイメージとは別に存在する凋落に関する問題など、Epic Mickeyはそれら複雑な事情を作品の背景にコンテキストとして持っており、何も知らない子供達やディズニーに興味の無いユーザーにとっては只の可愛いらしい1本のタイトルに過ぎない可能性を多く含んでいます。
そんなぼんやり考えていた疑問をウォーレン・スペクター氏も承知済みである事は言わずもがなではありますが、こうやって氏の口から明言された事で、実際のゲームの中で新しいプレイヤーに対してミッキーやオズワルドを”十分に知る事”がどういったアプローチで実現されるのか、ますますその手法が楽しみでなりません。
また補足として、先日Irrational GamesのKen Levine氏がウォーレン・スペクター氏と同様の問題について言及した記事をご紹介します。こちらもゲーム性の本質に関わるKen Levine氏の考えが明らかにされており、興味深い内容となっています。興味のある方は是非一度ご覧になってみて下さい。
世界各地で開催された大盛況のローンチイベントと共に発売を迎えた「Call of Duty: Black Ops」ですが、海外情報サイトのVarietyがCall of Duty: Black Opsの初日登録ユーザーが500万に達したと報じました。
この情報はVarietyがActivisionから得たインサイダー情報との事で、真偽の程は不明ですがこの500万ユーザー登録の情報を元にCall of Duty: Black Opsの初日セールスがModern Warfare 2が持つ470万本の記録を抜いたのではないかとの推測も記されています。
いずれセールスデータに関する情報も正式な物が明らかになり次第、改めてお知らせします。
先月マイクロソフトが11月10日から新たに9ヶ国(※ ロシア、ポーランド、南アフリカ、ギリシャ、チェコ共和国、ハンガリー、ブラジル、コロンビア、チリ)で「Xbox Live」のサービスを開始する事を発表した事をお伝えしましたが、本日南アフリカにて予定通りXbox Liveのサービスが開始された事が明らかになりました。
今回のサービス開始はKinectのリリースに合わせて行われた物で、ヨーロッパと中東及びアフリカのLiveプロダクトマネジャーを務めるRobin Burrowes氏は南アフリカのXboxファンが世界中に拡がる2500万のXbox Liveユーザーとオンラインゲームが楽しめる事となったと喜びを語っています。
また、今回の南アフリカのローンチを祝い、情報元のEl33tonlineでは11月15日から11月28日までの2週間の間に獲得するゲーマースコアを競うイベントを開催、Shadow ComplexやLimbo、Castle Crashers、Trials HDといったタイトルのダウンロードコードを賞品に用意し、今回のローンチを盛り上げています。なお、イベントの参加にはサイトへのユーザー登録が必要で、前述の案内ぺージに用意されたスコアボードにてコンテストの状況が公開されます。
ついにローンチを迎えた「Call of Duty: Black Ops」、昨日お知らせした各地のイベントの様子など世界中で熱狂の渦を巻き起こした今回のローンチをBungieがお祝い。どうやらActivisionから大量にBlack Opsの製品版が送られて来た模様で「Treyarchおめでとう!」との言葉と共に、キュートなスパルタンと一緒に映った”ケアパッケージ”のイメージが公開されました。
またInfinity Wardのお馴染みRobert Bowling氏もBlack Opsのローンチをお祝い、ゴーストは休憩を楽しんでるよと愉快なダンス映像を紹介しています。
イギリスのイングランドとウェールズの刑務所に収監されている多くの囚人達にゲーム機を持ちプレイする権利が与えられている事が明らかになり話題となっています。
以前からイングランドとウェールズでは刑務所にコンソール機やゲームソフトが存在している事が知られていましたが、2008年に行われた監査にて、22万1726英ポンド(約2895万円)の税金がXboxやプレイステーションと任天堂のコンソール、ソフトウェアの購入に利用され、12,948台のコンソール機が刑務所内に存在している事が判明。
今回の話題は、この監査内容が明らかになった2008年7月23日以降、刑務所のビデオゲーム購入に税金は使われていませんよ!とCrispin Blunt司法大臣が明らかにした事から注目が集まった物。
Crispin Blunt司法大臣はこの発言と共に現在のイングランドとウェールズの刑務所にて実際にゲーム機を所有しプレイする権利を持つ囚人の数を36,202人と明言、彼らは模範囚として認められた囚人達で、コンソールとソフトウェアの入手は囚人の友人か家族の購入に限られていると明らかにしています。
色々な意味でツッコミ所満載な驚愕の内容ではありますが、驚きの内容はこれに止まらず、さらに83,017人の囚人が刑務所内で自分用のテレビを借りる権利を持っており、昨年の監査結果ではなんと4000人を超える囚人が自身の牢獄に衛生テレビを所有している事が明らかになっています。
今回明らかになったゲームをプレイする権利を持つ囚人の詳細な人数の発表に対し、ウエストヨークシャーのPhilip Davies議員は”これを聞いた人々はぞっとするだろう”と述べ、刑務所は罪に対する罰を与える場所であり、多くの人々が刑務所が完全にその目的を見失った状態にあると結論付けるだろうと自身の考えを述べて糾弾しています。良し悪しはともかくとして、なんというかイギリスらしいアメージングなニュース……です。イギリス恐るべし。
シムシリーズの開発で知られるウィル・ライト氏、現在は古巣のMaxisを去り新スタジオ”Stupid Fun Club”を立ち上げ、TV向けのインタラクティブなリアリティ番組の製作を進めています。
そんな氏が先週金曜に開催されたIGDAのLeadership Forumに参加、会場でジョン・ロメロと共にインタビューに応じ、自身の代表作である「The Sims」のインスピレーションについて言及、かつて1991年に発売した蟻シミュレーションタイトル”SimAnt”から重要な影響を受けたと語りました。
インタビューでThe Simsが何故生まれたのかと問われたウィル・ライト氏は、Sim Antの開発に言及、フェロモンの跡に反応して働く本物の蟻たちがどのように動いているかをプログラムで実現したSim Antが、フェロモンの要素を用いる事で蟻から非常に複雑な行動を引き出す事が出来た経緯があったと発言。これと同じ方法で人間の挙動をどれだけ再現できるか?と思い描き始めた事がThe Sims誕生のきっかけだったと明かしています。
さらにウィル・ライト氏は The Simsの基礎的な原理にフェロモンの要素が用いられていると述べ、”香り”がシムズ達に存在する8つの基本的な欲求の1つだと発言、その”香り”を構成する”食物”、”エネルギー”、”楽しい”、”ソーシャル”、”衛生”の様な項目で全てのオブジェクトが構成されていると解説を加えています。
そして、ゲーム内のシムズ達に起こっている現象を解説、彼らは常に座った状態で、周りのフェロモンの全てを嗅ぎ「ああ、自分は清潔にならねば」或いは「あ、ご飯を食べないと」と感じる事で、その近い場所にあるフェロモンの跡を辿り、目的のオブジェクトへと移動している事を明かし、このシステムがゲーム内に後からオブジェクトを加えるのが容易であるメリットもあったと語りました。
なお、このインタビューを横で聞いていたロメロは、ウィル・ライト氏に対し本物の人間をこの方法で動かす事は出来ない物か質問し始め、結局自分自身でその質問を止めた事が記されています。果たしてロメロの頭の中に何が浮かんだのか……。
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