1993年にCyan Worldsがリリースし後世のゲームタイトルに大きな影響を与えた傑作アドベンチャーゲーム「Myst」の映画化が進められる事が明らかになりました。
これを報じたVarietyによると、Roserock FilmsとGran Via ProductionsがCyan Worldsから映画化権を得て、Mysteria Film Groupと提携を行ったとの事で、プロデューサーは2001年にThe Eighth Wonderというタイトルの映画作品を手掛けたAdrian Vanderbosch氏。
物語は初代Mystから98年にリリースされた続編RIVENに至る物語が描かれた原作小説の三部作が原案になるとの事。なお、この原作小説にはD’niと呼ばれる謎の文明と偶然彼らの社会に紛れ込むこととなった女性キャラクターの物語が描かれています。
初代では全くまったく物語の詳細が語られなかったMystですが、その背景はかなり緻密に構成されている物で、映画との親和性は思いの他高いとも考えられます。ゲームの映画化と映画のゲーム化にメジャーな成功が未だ見られないこのクロスメディアのコンテンツ化、果たして過去の名作はその例外となる事が出来るか、今後の動向に期待です。
2011年2月28日から3月4日までサンフランシスコのMosconeコンベンションセンターにて開催予定のゲーム開発者のためのイベント「GDC 2011」がサミットのラインアップを発表、次回は新たにスマートフォンを対象にしたサミットが用意されている事が明らかになりました。
スマートフォンサミットはiPhone、iPad、Blackberry、Android OS端末を対象にした物で、この他ソーシャルとオンラインゲームを対象にしたThe Social & Online Gamesサミットが復活、インディータイトル開発者を対象にしたIndependent Gamesサミットも行われます。
前述以外にもAIサミット、ゲーム教育サミット、シリアスゲームサミット、ゲームローカライゼーションサミットが行われる事が発表されており、今年も興味深いパネルに期待が高まると共に、近年成長著しいスマートフォンゲーミングでの最新動向にも注目が集まります。
毎年ハロウィンの時期になるとゲームキャラクター達のジャックランタンが山ほど登場するのがもはや定例行事となりつつありますが、今年のハロウィンも気がつけばもう目前、海外のカボチャを彫る事に全ての情熱を注ぐプレイヤー達は早くも準備を始めている模様です。
という事でRockstarがDeviantartから見つけて来たceemdee氏の手によるカボチャマーストン、明かりを灯せばまさかカボチャで出来ているとは思えない超絶クオリティのジャックランタンに仕上がっています。すっげえ……。
以前からHere It Goes AgainやThis Too Shall PassのトンデモPVで最早PVを撮る為に曲を作っているのではないかとすら感じられるシカゴの4人組ロックバンド”OK Go”ですが、先日発表された新曲「White Knuckles」はこれまで以上に有り得ない奇蹟の様な映像作品でこれまでの集大成とも言えるようなPVに仕上がっています。
そんな”OK Go”の新曲「White Knuckles」が11月後半からRock Band Networkに登場する事がHarmonixから発表されました。これに併せてWhite Knucklesのリミックスコンテストが開催、優勝者はRock Band 3と周辺機器一式、さらにOK Goのサイン入りニューアルバム”Of the Blue Colour of the Sky”が授与されるとの事。
DSに書いた単語が”物”として登場する革新的なゲーム性を実現し、主人公のマックスウェル君の尋常ではない可愛さも相まって大きなヒットタイトルとなった5TH Cellの”Scribblenauts”ですが、新たに形容詞が利用可能になり操作性などの大きな改善も施された期待の続編「Super Scribblenauts」がいよいよローンチを迎えます。
前作のリリース時にも素晴らしくキュートなローンチイベントを行った5TH Cellですが、今回も盛大なローンチパーティがロサンゼルスにて開催される事が発表されました。
イベントは10月10日午前11時から午後2時までロサンゼルスのSunset and VineにあるGameStopで開催され、ゲームの販売はもちろん、Super Scribblenautsのコスチュームコンテストや、磁石と店舗の壁を利用したパズルイベント、そして5TH Cellチームも登場する事がアナウンスされています。
今回は参考に素晴らしくハッピーなイベントになった昨年の”Scribblenauts”ローンチイベントの模様をご紹介、マックスウェル君のケーキや購入したプレイヤーの満面の笑みなど、本作の素晴らしさとファン達の愛情深さが端々に滲み出る素晴らしいイベントとなっています。イベントの様子はまた改めてお知らせいたしますので、続報をお楽しみに!
今回は2004年の設立以降アートとデザイン、音楽、プログラムを融合させたDlash作品を多く手掛け様々な受賞経験などを持つRostlaubスタジオの最新作「Ana Somnia」(※タイトルのリンクから作品サイトへリンクします)をご紹介します。
本作品は簡単な仕掛けと共に始まる少女の夢を想像力豊かなモチーフと圧倒的な量のアニメーションで構成した作品で、恐ろしく繊細で緻密に見えるアニメーションは多くのパーツを用いたスクリプト制御によって無数のバリエーションが創り出され、見る度に全く違う世界を体験する事が可能になっており、いつ果てるとも知れない悪い夢感をこれ以上無く再現していると言えます。
また、アニメーションに登場するキャラクター達は個々が本当に可愛らしいキュートなクリーチャーが揃っており、それらのディテールを追いかけて見ているだけでも楽しい作品に仕上がっています。なお、本作はWebカメラを用いる事によって部屋の明かりと連動した展開も用意されているので、Webカメラをお持ちの方は是非体験してみてはいかがでしょうか。
スターキラーの出生にまつわる秘密が描かれる事になるシリーズ続編「Star Wars: The Force Unleashed II」、フォースのぶっ飛び具合と二刀流にパワーアップを果たしたスターキラーの圧倒的な強さが爽快感の高いプレイを演出するスターウォーズファン期待のタイトルですが、なんと今作にモンキーアイランドシリーズの主人公であり、ルーカスアーツの看板キャラクターでもあるガイブラシことGuybrush Threepwoodのスキンが登場する事が公式のFacebookで発表されました。
前作にもC-3PO始め様々なスキンが用意され、ファンサービスの多いタイトルでしたが、まさかのガイブラシ君登場にルーカスアーツファンには嬉しいサプライズだと言えそうです。しかもガイブラシ君が新モデル!最近のどのバージョンとも違うより頼りなさが強調されたぼーっとした顔に仕上がっています。似合わない……しかし可愛い。
Star Wars: The Force Unleashed IIのローンチは10月26日、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、Wii、DS、iPhoneが予定されています。
1999年にBlack Isle Studiosが開発しInterplayが販売した「Planescape: Torment」、Baldur’s GateシリーズやIcewind Daleで知られるInfinity Engineを用いた2作目のタイトルです。これ以外のシリーズタイトルは全て所謂ハードコアな”RPG”ゲームですが、Planescape: TormentはAD&Dルールは採用されているものの、厳密にはRPGと呼べる様な内容では無く、ノベルゲームやアドベンチャーゲーム的な側面が強い不思議なタイトルです。
本作の概要は”Nameless One”と名付けられ、生き返る度に記憶がリセットされる不死の主人公が、自身に隠された秘密と本当の”死”を求めて冒険を進めていくユニークな物で、類を見ない驚天動地のシナリオは10年が過ぎた今もベストタイトルに挙げるプレイヤーも数多いながら、気が遠くなるほどのテキスト量と容赦の無い哲学的な難解さで国内では英語版しか存在しない事もあってハードルの高さでも知られています。
また、本作は現在Obsidian Entertainmentに在籍するChris Avellone氏のデザインによる物で、氏は本作以外にもFallout 2やIcewind Daleシリーズ、Neverwinter Nights 2シリーズ、そして現在は待望のシリーズ最新作Fallout New Vegasのデザイナーも務めており、New Vegasに大きな影響を与えている本来ならばFallout 3になる予定だったVan Burenを手掛けた人物でもあります。
そんなPlanescape: Tormentが先日大規模なリニューアルを果たしたGoG.comに登場、9.99ドルでの販売がスタートされました。入手が困難だった本作が1000円でお釣りが来る価格で楽しめるとあって、これまでタイトル名と噂だけは耳にした事がある方もその世界観にある程度気軽にチャレンジ可能な素晴らしい機会が実現されたと言えます。
なお、初代BGの後にリリースされたタイトルだけあって、プレイ環境は当時の640×480解像度しかサポートされていませんが、現在は多くのバグfixをまとめたユーザーパッチ”Ultimate WeiDU Fixpack“や、高解像度を実現するThe Bigg’s Widescreen Mod、UIを解像度にフィットさせるGhostDog’s UI modなど、格段にプレイしやすい状態にカスタマイズ可能な各種MODが登場しています。
なお、英語のハードルもやはり最高難度に近いタイトルですので、ご購入の際には十分にご注意下さい。
つい先ほどMarvel.comのエディタを務めるRyan “Agent M” Penagos氏が、来月8日から開催されるニューヨークComic-Conに出展される「Marvel vs. Capcom 3」に”Epic”な計画を用意している事を自身のTwitterで明らかにしました。
すでにニューヨークComic-Conで新たなキャラクターと新要素が発表されるとの噂が聞こえており、マーベル側の登場キャラクターに最大のサプライズ(ネタキャラ的な意味で)が待っているとの発言も行われており、あと1週間強に迫ったイベントの開催に期待が高まります。
また、すでにニューヨーク市内にはMarvel vs. Capcom 3のComic-Conイベントを宣伝する為のバナーも登場、マーベルのお膝元である北米での期待値の高さも感じられるプロモーションとなっています。これまでのイベントの経緯を考えると、マーベルサイドとカプコンサイド共が2人づつ計4人発表されるパターンが続いています。残るキャラクター枠も残り少なくなってきた本作、続報を楽しみに待ちたいと思います。
パリのサンルイ島にあるアートギャラリーArludik、映画”パプリカ”や谷口ジローの原画展を行った事でも知られる同ギャラリーにて10月からUbisoftの主力フランチャイズ「Assassin’s Creed」のアートワーク35点が展示される美術展”Assassin’s Creed: The Explosion”が開催される事が明らかになりました。
今回の展示にはオリジナルのAssassin’s Creedから最新作Brotherhoodまで全ての作品のアートワークが含まれており、未公開の作品も含まれるとの事。また会場では、限定のリトグラフが2種類販売され、この売り上げはビデオゲームの歴史と文化保存を進めている組織MO5に寄与されるとの事。開催は10月5日から30日までとなっています。開催時期に現地にいる幸運な方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
先月末に超クオリティのリンクとサリアのコスプレを紹介したファンメイドの映像プロジェクト「The Zelda Project」ですが、計画は順調に進んでいる様で新たなイメージが公開されました。相変わらずの超クオリティ!
なお公式サイトでは製作の進捗に関するメイキング映像などが公開されており、本プロジェクトに対するスタッフ達の本気度が滲み出ています。まだまだ先は長そうですが早くも仕上がりに期待が高まるこの映像化プロジェクト、今後の続報もお楽しみに!
かれこれ初代Kane & Lynch: Dead Menのリリース時期からずっと難航している映画「Kane & Lynch」、リンチをビリー・ボブ・ソーントンやマイケル・ビーンが演じると噂されるなどキャスティングがなかなか決まらない状態が続いていましたが、それも今年の5月にはまさかのアカデミー主演男優賞も受賞した演技派のジェイミー・フォックスに決まり、監督不在の問題もスタントマン出身のSimon Crane氏に決まった事で、来月からいよいよ撮影が開始される事が明らかになっていました。
しかし今度はディレクターを務めていたPatrick Alessandrin氏(これまで”アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ”と”赤ちゃんの逆襲”のディレクターを務めた人物)が突如降任、再びディレクター探しが始められる事が明らかになりました。さらにMillennium Filmsはディレクターが存在しない事を明言し、撮影開始日は未定だと発言しています。このままプロジェクトは頓挫する事になるのか、続報は改めてお知らせいたします。
今年4月に登場した謎の郵便物から始まった暗号サイト”GKNOVA6“の謎、当サイトではこれまで8回に渡ってその暗号の解読をお届けして来ましたが、いよいよ「Call of Duty: Black Ops」のリリースも間近になり長らく沈黙を続けていた”GKNOVA6″サイトが先ほど更新、とうとうサイトにActivisionとTreyarchのロゴも登場、Call of Duty: Black Opsのバイラルサイトである事がオフィシャルに明らかにされました。
そして更新されたサイトに映し出されているのは大量のゾンビ達!まだ公式の発表が行われていない事から詳細は不明ですが、これまで執拗に存在がぼやかされていたゾンビモードに関する情報の登場がいよいよ近いという事でしょうか。大量のモニターにはゾンビ以外に科学者達、死体、そしてその死体が蘇生する様子、実験設備及び実験風景、廊下と何らかの設備が確認出来る部屋、クラッシュ前のヘリコプター等、これまた気になる様子が大量に収められています。
さらに赤いフラッシュライトを備えたゾンビのテストしていると思われる施設や、科学者がロシア文字で”BHИMAHИE”と書かれた研究施設に入っていく気になる様子も収められています。ちなみに”BHИMAHИE”は英語では”attention”、日本語では”注意”を意味します。なお、前作のShi No Numaに登場したラジオ放送の内容からはロシアのツングースカ付近に研究施設が存在する事が明らかになっています。
また、更新されたイメージの左下部分にはうっすら医療器具などが描かれている事が確認でき、Call of Duty: Black Opsの発表時に公開されたティザートレイラーに描かれた施設と同じ場所である事が見受けられます。同様にこの施設はこれまでのGKNOVA6に登場していた施設と同じ場所だとも考えられます。
なお、GKNOVA6に関する詳細は過去の暗号解読記事(ページ下部にリンクを用意しました)を読んで頂ければと思いますが、概要をかいつまんで説明すると、第2次世界大戦中にドイツで暗躍していた”GK”という名の組織が細菌兵器の散布や人体のコントロールを含めたNOVAプロジェクトを歴史の裏で長年に渡って進めており、このサイトはNOVA計画の6度目のプロジェクト”GKNOVA6″としてバイラルサイトが起ち上げられた物。また、GKには上部組織が存在しており、大戦以降力を失いつつあるのか本作の舞台となる冷戦時代には研究資金が不足している状態にある事なども明らかになっています。
そしてGKNOVA6サイトにちりばめられた暗号の解読からは、GK社と対立するアメリカ政府との間で秘密の黒い任務が進められている事なども明らかにされており、現在もこれらに纏わると思われる暗号の数々が多く残されている状況となっています。
なお「Call of Duty: Black Ops」のティザートレイラーにはGKのドクターが本作の登場人物と思われる”誰か”の記憶の回復に務めている様子を始め、以降のトレイラー中のイメージにもGKのロゴが登場するなど本編と大きく絡む可能性が高い事が示唆されていました。
という事で決定的な変化を見せたGKNOVA6ですが、これがゾンビモードの再登場を示唆する物なのか?暗号解読から明らかになった背景は圧倒的な世界観の構築を見せており、しばしば語られてきたBlack Opsでは実際の歴史をモチーフに”フィクション”を描くとの言及、GKの存在が公式トレイラーにしばしば登場している事、GKの背景ではアメリカ政府との間で所謂”Black Ops”が行われて来た様子が示唆されている事、さらにゾンビというフィクショナルな存在をテトロドトキシン(ふぐ毒)を用いて科学的に成立させようとしている様に見える事等、この大量の要素をどうゲームに着地させるのか、Treyarchからの正式な発表が待たれます。
なお、今回のGKNOVA6に登場した映像などの解析もすでに海外では進められており、いくつか気になる情報が出始めています。予告済みの残る暗号解析も含め、今回の続報も改めてお知らせいたしますので続報をお楽しみに!なお、今回の件でCall of Duty: Black Opsのゾンビに纏わる一連の流れに興味を持たれた方は以下のGKNOVA6関連の暗号記事をご確認してみてはいかがでしょうか。これらの背景を理解すればBlack Opsのリリースがより楽しみになる事間違いなしの内容となっています。
Deathspankを作り上げローンチを待たずにHothead Gamesを飛び出し行く先がはっきりとしていなかったロン・ギルバート、かつてルーカスアーツでマニアックマンションやMonkey Islandシリーズを手掛けた名デザイナーですが、最近では「The Secret of Monkey Island 2: Special Edition」の開発にティム・シェーファーとデイブ・グロスマンとロン・ギルバートのトリオが顔を揃えるなど、相変わらず仲が良さそうなハッピーな様子を見せてくれていました。
そんな中、ロン・ギルバートがとうとうティム・シェーファー率いる「Double Fine」に参加した事が明らかになりました。どうやらこの数ヶ月の間は既にDouble Fineでデスクを借りて仕事をしていた様で、新プロジェクトについてティム・シェーファーが”もうDouble Fineに来てやればいいじゃない”と誘った様子。
来月にはTHQとの新しいパートナーシップによって期待の新作”Costume Quest”をPSNとXBLAでリリースするDouble Fine、ロン・ギルバートの参加によりどんな化学反応が起こるか今後が本当に楽しみです。
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