先日E3のソニープレスカンファレンスにて大きなサプライズとして登場したValveの最新作「Portal 2」、PS3でのSteamworks採用やPS3が”最もオープンなプラットフォームだ”との発言など相変わらず話題の提供に事欠かないValveですが、その真意を示すと思われる驚きのニュースが飛び出してきました。
すでにCo-opプレイ可能なモードが登場する事が明らかにされているPortal 2ですが、なんとPC/MacとPS3間を跨いだクロスプラットフォームCo-opプレイを可能にする計画が進められているとの事!これはValveのMike Dunkle氏が語った物で、Steamworksの採用により進められているこの計画が実現すれば、他のSteamタイトルやSteamworksタイトルでもクロスプラットフォームでのCo-opや対戦が楽しめるという夢のような可能性が拡がるという事で期待が高まります。
ここにXbox 360の名前が挙がっていないのが心残りなところですが、Mike Dunkle氏はXbox 360でのSteamworks採用に関しては、現在計画が用意されていないとのコメントを残しています。
なお、Portal 2のCo-opプレイの詳細についてはこちらの過去記事で紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
先ほど新生GLaDOSの恐ろしい一面をお知らせした「Portal 2」ですが、E3での展示からこれまで明らかにされていた新要素が実際にどのように機能しているのか、判りやすく映像で示された動画が登場しました。これまで赤・青ポータルとコンパニオンキューブ、重力を利用する事がメインのプレイ要素だったPortalですが、今作では前作をベースに大量の追加要素が加えられており、そのゲーム性はこれまでと全く違った物になりそうです。
今回は登場した映像に概要を加え、今後登場するであろう続報やプレイ内容の詳細への下準備として整理したいと思います。
これまで重力を利用し高いジャンプを行っていましたが、大ジャンプを実現するための機械式の床が新たに登場します。
今回新たに色分けされた流体ジェルが登場、数百年の間にアパーチャサイエンス社で発明されたのでしょうか……。この流体ジェルが塗られた床には特徴的な機能が付加され、このオレンジの流体ジェルで塗られた場所はつるつるとChellが高速で滑ってしまう事になります。このジェルの射出をコントロールする事が今作の新たなパズルの1つとなります。
先ほど紹介したオレンジの滑るジェルに対し、この青いジェルが塗られた面はまるでChellがゴムボールにでもなったかの様にバウンドします。これもオレンジジェルと同様、新たな移動手段をプレイヤーに提供する事になります。
前作で登場したコンパニオンキューブに加えて、今回はプリズムの様に偏光する機能を持つプリズムキューブが登場します。さらにこれと熱線である”Thermal Discouragment Beam”を利用するとタレット君達の攻撃を避け無力化する事が可能です。
アパーチャサイエンス社に設置された巨大な掃除機の様なダクト”Pneumatic Diversity Vent”も新たに登場します。これをポータルガンと組み合わせる事で邪魔な物を排除したり、地形すら変化する事もある様子です。映像では自己修復するアパーチャサイエンスの壁が登場しているのも興味深いところ。さらに吸い込む場所があれば排出する所があるのもパズルのポイントとなりそうです。
アスベストが液体になって流動している……人体に物凄く悪そうな流体の柱が”Excursion Funnel”です。この中では無重力空間のような移動が可能で、また流体である事からポータルガンでその流れをコントロールする事が可能になります。
プレイヤーの移動手段や物体を運ぶ手段などとして複雑に利用される事となりそうです。
序盤のガイドとして登場する人格コア”Wheatley”君です。どうやらGLaDOSの一部として登場した人格コアの末裔の様ですが、彼は非常に個性的で愉快な性格に設定されている事が映像から判断できます。レールでの移動しか行えない不自由な彼はChellに全てを託して自由を手に入れます。彼が色々と序盤のキー要素をナビゲートしてくれそうですね。
上記で登場した”Wheatley”君以外の要素を組み合わせた実際のプレイの様子が納められています。どこからどうみてもPortalでありながらも、全く違ったゲーム性を感じさせるPortal 2の懐深さが感じられるレベルに感じられます。早く遊んで見たい!
今朝早く行われたソニーのプレスカンファレンスにてメガトン級のサプライズとして発表された「Portal 2」、会場にはお馴染みゲイブが登場し、軽いジョークで会場を大きく沸かせていました。会場ではとうとうPortal 2のトレイラーが公開され、本作のベストプラットフォームがPS3になるかもしれないと発言、これまでのスタンスを一転させる事となりました。
映像では数百年後が舞台とされる朽ち果てたアパーチャサイエンスが再生する様子が描かれ、新生GlaDOSの声にも少し大人びた雰囲気への変化が感じられます。映像の最後にGlaDOSは冷たい声でこう語っています。
「私たちの過去の相違は一先ず置いておきましょうか。科学のために。このモンスターめ。」
互いの関係修復を示唆する内容と共に、背筋が凍るようなGlaDOSの言葉には、前作からも見られたPortalのエッセンスが多く込められた素晴らしい台詞だと感じます。
また、Portal 2では数百年後の未来にもかかわらず主人公はChell(前作の主人公)を操作する事が明言されており、前作のラジオパッチで変化したエンディングから本作に掛けて一体何が起こっているのか非常に気になるところです。
なお、PS3版Portal 2ではPCゲーム等でお馴染みのSteamworks対応を果たし、コミュニティ機能やダウンロードコンテンツ、オートアップデートなどの機能が実現されます。さらに、PCとMac、PS3とXbox 360全てのプラットフォームで同じ日にリリースが行われる事が明らかにされました。
すでにE3のブースでは実演デモがPS3版で行われている様子で、その模様も映像で登場、流体が輩出されている様子が見られるExcursion Funnelなどの新要素も確認できる内容になっており、Portal 2がかなりゲーム性を変化させたタイトルになる事が予想されます。
先日好評のうちにベータテストが終了し、7月のセカンドベータテストと7月27日のリリースに向けて最終調整が行われているBlizzardの最新作「StarCraft II」ですが、現地時間6月10日午後9時から行われたCelticsとLakersによるNBA決勝で本作の新しいシネマティックトレイラーが上映される事が明らかになりました。なお、すでにこのトレイラーが動画サイト等に登場しています。
映像には主人公のJim RaynorやダークテンプラーのZeratulに加え、テランを統べるMengskにザーグの女王ケリガンも登場!Blizzardらしいハイテンションな映像となっています。専らゲームのシステムや対戦バランスなどにスポットが当たりがちなStarCraft IIですが、やはりキャンペーンと物語の展開にも期待大!です。
今年5月にLucasArtsのCEOを務めていたDarrell Rodriguez氏が朝のスタッフミーティングで突然辞職、理由の解らないままルーカスフィルムのJerry Bowerman氏が一時的な統括に当たっていましたが、昨日新たな社長が正式に決まりました。
新社長はEpic Games ChinaのCEOを務めていたPaul Meegan氏で、6月中旬にスタジオを引き継ぐ事となる模様です。E3の時期とも重なりかなり大変な状況が想像できますが、期待作の発表が相次ぐLucasArtsだけにほっと一安心といった所でしょうか。
Valveとアパーチャサイエンス社が提携し、14日の「Portal 2」をサプライズに変えるとアナウンスして以降、フェイクなあれこれの登場もあり、すわエピソード3か新エンジンかHL3かと世の中は上へ下への大騒ぎが続いていますが、昨日ゲイブが全ての噂を一蹴し事態はさらに混迷を極めています。
そんな中アパーチャサイエンス社がメディアに向けてアナウンスを行い、Portal 2のリリースが2011年に延期された事が明らかになりました。”ゲームを作ることは厳しい”と書かれたタイトルのアナウンスには、アパーチャサイエンス社とValveの倫理審査委員により管理されたリリースデートのリストラクチャリングプロセスが無事に完了し、Portal 2は2011年リリースをターゲットとしたとの事。設定がめんどくさいwww
両社の代表はこの延期が公的な安全に絡んだ物である事を述べ、Portal 2のリリースは遅れるものの、Valveタイムの構造に裂け目が現る事で人間の分子が光速で爆発し、全ての地球上の生命が瞬間的に停止するような事態にはならないだろうとパニックを回避するコメント。「また、ゲームがより良くなる」とも付け加えています。
もともとシャワーのカーテンレールを作る会社として1953年に誕生したアパーチャサイエンス社、アイゼンハワー政権時代に海軍以外の部隊全てへのシャワーカーテン支給から軍事産業との絡みや技術部門が登場する事となったアパーチャサイエンスですが、魚型のあれこれや大量のルバーブが入ったケーキやカーテンレールが得意な分野だけにゲーム作りはなかなか厳しい模様です。
設定……などない!しかし延期のアナウンスですらこの調子では14日のイベントは一体何が起こる事やら……もはや公式のアナウンスすらにわかに信じられないカオスな状況となっていますが、これでこそValve!あと数日と迫ったイベントを心待ちに過ごします。逆に、逆に楽しみ!
昨晩Valveの人気FPSタイトル「Team Fortress 2」の公式BlogにてMac版が6月10日から利用可能になる事が明らかにされました。なお公式blogではiPodのヘッドホンを身につけたスカウトが不敵な笑いを浮かべた姿が描かれています。
2007年10月のリリース以来、新たなマップやモード、クラス専用のユニークな武器等今も多くの改善や拡張が行われる人気タイトルの登場でMacでのゲームプレイはさらに盛り上がりそうです。なお価格は19.99ドルでスタンドアロンタイトルとして扱われます。また、これまでのMac対応Steamタイトルと同様にWin版のOrange Box等を持っているユーザーはMac版を別途購入する必要はありません。
1995年にESAの前身であるIDSAにより開催されたテレビゲームの見本市E3(Electronic Entertainment Expo)、その開催以来幾度か影響力を落とす局面も見られた物の、昨年から再びその勢いを取り戻し、すっかり以前の華やかなE3が戻ってきました。
E3は見本市としての性格以上にその年のゲーム産業全体やAAAタイトルの成功を左右する大きな影響力を持っており、その事もあり出展する企業の気合いやE3前提のプロモーション展開などはもう皆さんもご存じの通りかと思います。
今回はそんなE3の15年に及ぶ歴史の中で起こったサプライズを改めて見直して、これまでで最も大きなイベントとなりそうな今年のE3を迎えよう!というサプライズの歴史をご紹介します。ほんっとに色んな事があったなぁ……!
セガが1995年9月2日を「Saturnday」と名付けてメガドライブの後継機としてセガサターンのリリース日と価格を発表、大きな注目を集めサプライズ発表の歴史を作りました。その後の歴史は皆さんご存じの通り。ちなみにみんな大好きバーチャルボーイが発表されたのもこの年のE3でした。
昨晩CVGにてギアーズやUnrealシリーズで知られるEpicのCliffy BがXbox World 360 magazineとのインタビューで「日本はアメリカの技術に追いつけない」との発言を行ったと報じられました。
これはEpicが進めている日本・韓国・中国のアジア地域への進出プランに絡んで発言されたとの事で、日本のコンソールゲームの凋落が西洋の成長による優位性に起因すると述べ、外部エンジンの優位性やメリット、そして日本のゲームがモバイルに移行している状況を述べたと記されています。
CVGではこれが日本国内でも支持される内容だと述べられており、併せてLost Planet 2のプロデューサーを務めた竹内氏が日本のゲーム産業が海外に追いつく可能性をほとんど持っていないと発言したとされる記事と併せて紹介されていました。
これに対して先ほどCliffy Bが自身のTwitterで反論、インターネットタブロイドに対する警告を発しました。Cliffy Bは”日本がアメリカの技術についていけない”と書かれた事について、そんな発言を行っていない旨をtwit、既存の物や来るタイトルを含めて多くのアメージングなタイトルが日本には存在すると述べ、自身が日本のデベロッパに対して最大のリスペクトを持っていると語りました。
さらにCliffy Bはこのジャーナリズムが続けばデベロッパは単にファクトシートを機械的に伝えるだけになると述べ、故意の報道や誤った引用を行うウェブサイトがフォーラムでユーザーの怒りの声を作成しトラフィックと利益を得ていると批判しています。
そしてCliffy Bは最後に「でも、ここに1つ、あなたがどんな事でも言う事が出来るテクニックがあるよ。最後に:)(スマイルマーク)を付けるんだ」とCliffy Bらしい素敵な言葉で一連の発言を締めています。
これは海外情報を2次的に扱う当サイトも細心の注意を以て気を付けて行かなければならない事で、先日のBioWareによるJRPGに対する記事など、デリケートな問題をどうお伝えするかが今後の大きな課題となると考えています。Cliffy Bのゲームに対する深い愛情を手本に、尊敬と愛情をいつも忘れない様向き合って行く必要性を改めて感じました。
先日から目前に迫ったE3に向け、各社の様々な動きが出始めていますが、先ほどLucasArtsのTwitterが同イベントにおいて発表するタイトルのラインアップを明らかにしました。
・Monkey Island 2: Special Edition (iPhone, PC, PS3, Xbox 360)
・Star Wars: The Force Unleashed II (DS, PC, PS3, Wii, Xbox 360)
・Star Wars: The Old Republic (PC)
・その他、幾つかのタイトル
“Star Wars: The Force Unleashed II”や”Monkey Island 2: Special Edition”など、現在開発が明らかなっているタイトルに加え、さらに未発表のタイトルが存在しているようです。この未発表タイトルが、以前開発中止が報じられた”Star Wars: Battlefront III”ではないかとの噂も出ているようですが、詳細はE3での発表を楽しみに、といった所でしょうか。
週の始まりに相応しい爽やかな映像をご紹介。これはRyan Allenさんがモネの睡蓮と”Portal”に登場したポータルガンを組み合わせた絵画の制作風景を納めた物です。もう流れるだけで反則なStill Aliveに乗せてポータルガンと向こう側の風景が描かれる様子は見ているだけで心が洗われるよう。
しかしさらに恐るべしはiPadの機動性!便利そうすぎる……。Still Aliveとモネの組み合わせに癒される上に、iPadが欲しくなるというなかなか凶悪な映像に仕上がっています。
Rizzoli publishingが同社の”1001の○○”を集めたシリーズの一冊として1001本のプレイすべきビデオゲームをまとめたハードカバー本「1001 Video Games You Must Play Before You Die」(あなたが死ぬまでにプレイすべき1001本のビデオゲーム)を10月に発売すると発表しました。
この本を編集したのは当サイトでもお馴染みのEdge誌で編集チーフを務めていたTony Mott氏で、その他数名のライターによる寄稿を含んでいます。なお、日本のAmazonでも予約が開始されており、価格は4,203円となっています。
この本には年代順に全てのプラットフォームの重要タイトルが掲載されており、Pongに始まりGrand Theft AutoやHalo、バイオハザードやサイレントヒル、ファイナルファンタジーやゼルダの伝説といった有名タイトルまでカバーしているとの事で、資料としても非常に有用な物となりそうです。
昨今、日本のロールプレイングゲームがJRPGと揶揄され語られる機会がよく見られます。確かに最近の国内RPGは海外への訴求力の低下や大きな既視感、そして次々と消費され続ける記号的なキャラクター性への依存など多くの問題が散見されます。しかしそんな中、”Demon’s Souls”の海外での大きな成功など、注目すべきタイトルも登場しています。
先日IndustryGamersがBioWareのGreg Zeschuk氏にインタビューを行い、このJRPGの問題について言及、非常に厳しい苦言を呈しています。
まずIndustryGamersは昨今の日本のRPGに纏わる状況が非常に疑わしい物であると述べ、数年にわたって日本のトップを走るRPGタイトルが革新をもたらしていないと主張、この状況によりBioWareやLionhead、Bethesdaと言ったデベロッパが多くのRPGプレイヤーに対してプレゼンスを提供する機会となったと分析しています。
そしてBioWareのGreg Zeschuk氏は「私は、日本のデベロッパが長い時間を掛けて大きく自己満足になってしまったと考えています」「彼らが同じ物を作り続けたので、ある意味では私たち海外デベロッパに私たちのプレイスタイルのRPGを参入させる”空き”を作ってしまった」と語っています。
さらにRPGだけでなく日本市場そのものがますます弱くなったと述べたZeschuk氏は、日本市場を「かつてはとても強力なゲーム市場でした」と述べ、現状散見される従来の物となんら変わらないトラディショナルで、構造的で、保守的な作りのPRGが売れなくなっていると分析し、「全ての人が常に革新を行わなければならず、以前行った事をベースに新しい機会を探すべきだ」と発言。
しかし売れなくなってきた現状から日本のデベロッパに変化が起こり始めていると発言したZeschuk氏は、確固たる開発哲学を持っていれば、革新を続けなければ時代遅れになる事は自明の理である事を強調しました。
以上、なかなか厳しい現状をまっすぐに突き付けたZeschuk氏ですが、やはり長きに渡ってBioWareがRPGタイトルのマイスターである事は疑いようのない実績であり、近年の国内RPGの現状に思い当たる節が無いとは言い切れません。しかし、かつてBioWareは”Baldur’s Gate II:Shadows of Amn”の開発において、ファイナルファンタジーを強く意識した事をリリース当時の情報紙でのインタビューで語っていた背景があります。ファイナルファンタジーから影響を受けたドラマやキャラクター性、そしてそれらをより魅力的に演出した深いゲーム性は当時停滞気味だった海外RPGの大きな推進力となりました。
さらにMMOが台頭し、ゲームが2Dから3Dへと移行するプロセスにおいて、しばらく海外のシングルRPGゲームに大きなヒット作が無く、完全に死んだマーケットであった時期が存在します。それらを打開したのが今回名前の挙がったBethesdaやBioWareでしたが、大きな成功を収めたDragon Age: OriginsをBaldur’s Gateの精神的な後継と表現した意味や成し遂げた功績を考えると、Zeschuk氏の発言する厳しい言葉はかつて自らが大きな壁を壊す契機となったJRPGへの愛情ある言葉とも受け取れはしないでしょうか。こういった刺激がかつての素晴らしく楽しかった日本のRPGタイトル復興への道となる事を期待したいと思います。
先日アパーチャサイエンス社からメディアに向けて、6月14日の「Portal 2」イベントがキャンセル、そして代わりにサプライズが用意されているとのアナウンスが行われました。その前日には「Half-Life 2: Episode 3」のメニュー画面などがリークされ、フェイクっぽい雰囲気がぷんぷんと漂うものの、すわエピソード3登場かと大きな注目を集めていました。
さらに昨晩何らかのポスターか冊子の様に思われるプロモーション用イメージが情報サイトでリーク、そこにはお馴染みのラムダマークにフリーマンの文字、そしてうっすらと6月14日の文字が記されており、Half-Life 2: Episode 3を想起させる内容となっています。
果たしてこれがフェイクかどうかは、6月14日のイベントを待つのみといった所ですが、Portal 2をキャンセルする程のサプライズと言えば、エピソード3しか思い当たらないのも事実。イベントまで残すところ10日、開催を楽しみに待ちたいと思います。尚、今回の画像は若干視認しづらいので、色調補正済みのイメージを掲載しておきます。
昨晩Capcom Interactiveが米国特許商標庁へ新たな商標登録を行った事が発見されました。登録名は「Zombie Cafe」とされており、どうやらゾンビ関連の”何らか”の模様。
出願内容にはコンピューターゲームソフトウェア、ダウンロード可能である事、モバイルデバイスへの対応など型どおりの内容が記されていますが、ダウンロードを行わないゲームの一時使用を含むエンターテインメントサービスとの記載があり、ダウンロードコンテンツのハブやソーシャルネットワーク用のアプリケーションである可能性も考えられます。
最近では他の大手パブリッシャーによるゾンビ関連の商標登録も幾つか見つかっており、ゾンビ関連ゲームはまだまだ多くのゲーマーを楽しませてくれそうです。
いよいよ6月15日から開催される今年のE3、前日のValveイベントや前々日のNatalイベントもあって本当に間近に迫ってきた感が強くなってきました。E3に向けたプレアナウンスのニュースも増えてきており、今年のE3は去年にも増して大きなイベントとなりそうな気配に満ちています。
各種ハードウェアの発表にも大きく期待が高まっているE3ですが、今年のゲームタイトルも本当に見事なトリプルAタイトルがひしめき合っており、ホリデーシーズンに向けて去年以上の大きな波が押し寄せる事は間違いなさそうです。
昨晩、海外情報サイトの1UPが今年の前哨戦となるE3で期待を集める注目タイトルのTOP50を一挙に集めた映像を公開、順位は一先ず1UPの主観による物ですが、イベント前のおさらいとしてこれ以上ないリストに仕上がっています。なお映像の製作が数週間前だったとの事で、Killzone 3など直近でアナウンスされたタイトルがリスト入りしていない事をお断りしておきます。
3月のGDCで催されたValveのCGabe Newell氏のパイオニア賞受賞式で、GLaDOSによる会場ジャックが行われ多くのファンが驚きと喜びに沸いたのもつい先日の様に思えますが、今月開催されるE3の前夜6月14日にはロサンゼルスのリーガルシアターで「Portal 2」イベントが予定されています。
これはValveがプレス向けに発送した招待状から明らかになったイベントでしたが、昨晩プレス向けにイベントの変更に関する知らせがアパーチャサイエンス社からメールで届けられました。そこにはアパーチャサイエンス社がValveと提携した旨が記されており、Portal 2イベントをキャンセルし、イベントはサプライズに置き換えられると書かれてあります……。え?
なおアパーチャサイエンス社は、Portal 2の新情報についてE3のValveブースにて展示しているので、詳しくはValveのDoug Lombardi氏に問い合わせて下さいと、何やら知らぬ存ぜぬな態度を見せています。
相変わらず虚実入り交じるトリッキーな演出が光るValveですが、一体6月14日のイベントでは何が行われるのか?Portalに登場する架空の企業アパーチャサイエンス社とValveの提携が何を意味するのか、ブラック・メサ社との絡みも考えると、フェイク騒ぎも見られた本命のサプライズが姿を現す事になるのか……大いに期待して6月14日を待ちたいと思います。
映画のベスト○○や人気の○○などでよく見受けられる英Empire誌の企画ですが、先日ゲームキャラクターの人気投票が行われ、その頂点にゴードン・フリーマン博士が選ばれた事が明らかになりました。
これはユーザーの投票により選ばれた物で、フリーマン博士はマリオやララ・クロフト、リンクといった競合を押さえて一位に選ばれています。が……ちょっと全体的に順位付けに関するコメントが荒れている様子。
しかも下位を覗いてみると、3位に懐かしいSystem Shockの暴走人口知能”SHODAN”がランクインし、4位にはPlanescape: Tormentの記憶喪失主人公”The Nameless One”が登場しています。いや確かに、確かに”SHODAN”はTerri Brosiusによる怖可愛いバグり気味の声と全能ぶりはGLaDOSの原型とも考えられる重要な萌えキャラですし、死ぬ度に記憶を無くすやっかいな体質を持った”The Nameless One”も作品のユニークさもあって非常に魅力的なキャラクターですが……さすがに3位4位は無いんじゃなかろうか……。
なかなかツッコミ所の多いランキングとなっていますが、そういう事を踏まえてもなかなか興味深いランキングとなっています。という事で、人気キャラクター上位11人の顔ぶれは以下!
- 1位:ゴードン・フリーマン博士(Half-Lifeシリーズ)
- 2位:マリオ
- 3位:SHODAN(System Shockシリーズ)
- 4位:The Nameless One(Planescape: Torment)
- 5位:ララ・クロフト(Tomb Raiderシリーズ)
- 6位:リンク(ゼルダの伝説シリーズ)
- 7位:Guybrush Threepwood(The Secret Of Monkey Islandシリーズ)
- 8位:マスターチーフ(Haloシリーズ)
- 9位:レミングス(レミングスシリーズ)
- 10位:セフィロス(ファイナルファンタジーVII)
- 11位:ミンスクとブー(Baldur’s Gateシリーズ)
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