先月末にノミネート作品をお知らせした毎年恒例のGame Critics Awards、この賞はJoystiqや1UP、G4TVやGame Informer、IGNなどお馴染みの北米ビデオゲーム産業をリードする31の主要メディアがE3のベストタイトルを選出するもので、市場の動向を占う大きな指標となる物です。
昨晩、結果発表が行われ、並み居るトリプルAタイトル等が並ぶ中、最多5部門にノミネートされたジョン・カーマックの新作「Rage」がなんと3冠を達成、最も多くの賞を獲得しました。その他日本からは任天堂の新ハード「ニンテンドー3DS」が2部門で受賞し、ゲームでは「Marvel vs. Capcom 3」がベスト格闘ゲーム賞を受賞しました。おめでとうございます!
なお、各賞の詳細は以下の様になっています。
- ベストショウ:「ニンテンドー3DS」
- ベストオリジナルゲーム:「Dance Central」
- ベストコンソールゲーム:「Rage」
- ベスト携帯ゲーム:「God of War: Ghost of Sparta」
- ベストPCゲーム:「Portal 2」
- ベストハードウェア:「ニンテンドー3DS」
- ベストアクションゲーム:「Rage」
- ベストアクション/アドベンチャーゲーム:「Portal 2」
- ベストRPG:Star Wars: 「The Old Republic」
- ベスト格闘ゲーム:「Marvel vs. Capcom 3: Fate of Two Worlds」
- ベストレーシングゲーム:「Need for Speed Hot Pursuit」
- ベストスポーツゲーム:「NBA Jam」
- ベストストラテジーゲーム:「Civilization V」
- ベストソーシャル/カジュアルゲーム:「Rock Band 3」
- ベストモーションシミュレーションゲーム:「Dance Central」
- ベストオンラインマルチプレイヤー:「Assassin’s Creed: Brotherhood」
- グラフィック特別賞:「Rage」
メタスコアでお馴染みのゲームレーティングサイトMetacriticが2010年上半期の総括を発表、各プラットフォームの専用タイトルやマルチプラットフォームタイトルにおけるメタスコアの上位作品や下位作品などについて事細かな分析が行われています。
その結果から2009年に比べ、全体的なセールスは落ちているものの、全てのプラットフォームでメタスコアを基にしたゲームタイトルの品質は上がっているという興味深い結果が明らかになりました。さらにメタスコアが50以下のスコアが奮わないゲームの数も昨年の25タイトルに比べ16タイトルと減少した事も明らかになりました。
これらはやはりメーカー側の努力が実を結んだ結晶と言えそうですが、セールスが減少傾向にあるのが非常に悲しい状況だと言えます。今年の年末商戦も昨年を超えるとも感じられる程に魅力的なタイトル達がひしめき合っています。この多くのゲームが良くなっている現状が今後市場の動きを賑やかにする原動力になる事を願っています。
来る新作「StarCraft II」のリリースに向け、大韓航空のStarCraft IIジャンボジェットが登場するなど、韓国における国民レベルでの”StarCraft”人気は国内でも広く知られていますが、意外とそのプレイがどのようなレベルで競われているのか知らない方も多いのではないでしょうか。
ゲーマー向けマウスやマウスパッドなどの周辺機器メーカーとして知られるRazerが韓国のプロゲーマー達の姿を収めたドキュメント映像「The Hax Life」を制作、今回はその中から韓国プロゲーマーの凄まじいRTS捌きが見られる映像をご紹介いたします。
映像ではStarCraftをキーボードとマウスで操作する手元の映像と、実際のプレイの様子が同時に映し出され、ショートカットキーをフルに駆使した生産予約や部隊配置が行われている様子が確認できます。とは言ったものの、わりと頑張ってプレイした時期もあった筆者ですが、正直何をやってるのかさっぱり判らない!もう完全に異次元並に遠いレベルでプロゲーマー達が勝負している事が見て取れます。
リリースの近づくStarCraft II、今作のマルチプレイの賑わいがどういった物になるのか、今から非常に楽しみです。
近年ますますリアルになるゲーム技術や映像、GT5の様にある意味で現実を超えたリアリティを見せる様なタイトルの登場や近年のソーシャル要素など、ますます現実とゲームの境目が判らなく……いや判らないって事はないか。でもゲームで普段使っているあれこれが現実世界での生活に影響を及ぼしているゲーマーは意外と多いのでは無いかと感じます。
という事で、ゲーム要素で現実に登場したらいいなー!という10の夢を海外情報サイトのMeodiaが発表、ないから!というのは1つ脇に置いておいて、いいなー!あったらどうしようかなーと妄想してみるのも一興かと思いご紹介する事と致しました。はりきってどうぞ!
OblivionやFallout 3の様なタイトルで見られるこの機能、あったらいいなぁ……えーいいのかこれ……?自分がゲームしている姿や寝たり食べたりその他色々な行動を俯瞰で眺めたら……どっかり凹みそうなのでこんなものぁ要りません!お断りだ。
いよいよリリースが近づいてきたBlizzardの新作「StarCraft II」、ソウルで行われたイベントにて本作のディレクターChris Sigaty氏がリリース段階でアンチエイリアスに対応しない事と発言、リリース後にパッチで対応する旨を明らかにしました。
さらにSigaty氏はリリースから数ヶ月でNvidiaカード用に3D立体視に対応する予定がある事を明らかにしました。リリース段階でアンチエイリアスに対応していないのは意外でしたが、アップデートによる調整やベースアップは必須とも言えるBlizzardタイトル、7月27日のリリースまであと一ヶ月を切ったStarCraft II、登場が本当に楽しみです。
アメリカ合衆国の三大ネットワークのひとつNBC(National Broadcasting Company)がゲーマー文化とゲームデベロッパにフォーカスしたゲームに関するTV番組を計画しているとの事で、このパイロット版が制作されているとJoystiqが報じています。
それによるとこの番組は以前Ubisoftでデザイナーを務めていたTJ Allard氏により計画されており、PS3向けの動画配信サービス”Qore”に携わっているAudrey Cleo氏がAllard氏と共にホスト役を務めるとの事。現在制作チームはE3で行ったKinectのデザイナーKudo Tsunoda氏とMortal Kombatを産んだEd Boon氏へのインタビューの編集を行っていると記されています。
まだ番組名などは明らかになっていないとの事ですが、”Game On”という仮題で現在は計画が進められているとの事で、早ければ7月中にも放送が行われるかもしれないとの事。
NBCのゴールデンタイムにゲーム文化や開発にスポットを当てたTV番組と言うのは国内からすると驚きの内容ですが、近年の海外ゲーム文化に見られるユーザー層の年齢の高さを見るに、すっかり大人が楽しむ文化の1つとして定着してきた様に感じられます。
調査会社のIpsos MediaCTが近年台頭するデジタル流通に関する調査を行い、ゲーム分野では64%のゲーマーが物理的なメディアを好むとの結果が明らかになりました。この調査は1000人以上を対象に行われた物で、他の文化メディアと比べ最も物理メディアが好まれる分野であった事が記されています。
他メディアの例として、新聞が63%、音楽は45%、映画では51%のユーザーが物理メディアを好んでいるとの結果が記されており、音楽と映画のデジタル流通が想像以上に一般化を果たしている事が見受けられます。
MediaCTのディレクタを務めるIan Bramley氏はこの調査結果に対して、ゲームの物理メディアは歴史も長く確立されたこれまでの経緯を持っていると述べ、購入者にとっては店舗で手にとって確認する事も重要だと物理メディアの優位性を語っています。
しかしユーザーの好みとは異なり、デジタル流通の可能性が模索される近年のゲーム業界ですが、先日から強烈なセールを敢行しているSteamがもしXbox 360とPS3上に存在していたらこの傾向はどう変化するかと考えると、ブロックバスターが登場したときの劇的な変化は想像以上の物になるのではないかと考えられます。
昨日はベストプラットフォームやRPGタイトル、そして期待はずれだったタイトル等をお知らせしたGametrailersが選ぶE3のベスト○○、今日はベストなラインアップやトレイラー、TPSタイトルに格闘ゲーム、そして音楽ゲームが発表されました。ベストラインアップとトレイラーは非常に見応えのあるタイトルが揃っており、必見!の内容となっています。
TwitterやFacebook、YoutubeにMySpace、LinkedIn、国内ではmixiなど、いつのまにか私たちの生活はすっかりソーシャルネットワークサービスに囲まれた物になってしまった感があります。そんな中北米では近年の離婚裁判に最も利用される証拠として、こういったソーシャルサービスやオンラインゲームが台頭している事が明らかになりました。
結婚に関する法的な問題に取り組むThe American Academy of Matrimonial Lawyersによると、過去5年間に担当した離婚調停の実に81%が上述の様なオンラインのソーシャルサービスから明らかになった証拠を使用したとの事で、どんどんその傾向は高まりつつあるようです。
それら証拠の内訳は、Facebookの割合が非常に高く全体の66%、続いてMySpaceの15%、そしてTwitterが5%と続いています。さらにPew Internet and American Life Projectが2008年に報告した調査結果からはFacebook利用者の成人の内、5人に1人が一時的な恋愛関係を結ぶ為に利用しているとの事。
ただ、証拠としての利用は単純な浮気写真といった物だけでは無く、離婚後の子供に対する愛情の剥離などを問題にした調停などにも利用されており、子供のイベントに出席しなかった前妻がWorld of Warcraftでボーイフレンドと遊んでいた事の記録が利用されたケースも存在したとの事で、近年しばしば問題視されるFarmvilleなどでもこういったケースが見られる様です。
またイギリスの離婚専門サイト”Divorce-Online“ではこれまで取り扱った7000近い案件の内、5件に1件の割合でFacebookの文字が登場する事が明らかにされています。
さらに近年しばしば見られる特徴として、これらの証拠となりそうな写真や出来事が本人自らによってソーシャルサービスに投稿され、犯罪行為の暴露やセクシャルな写真により盛大に自爆するケースが数多く見られます。他者からのプライバシー保護は技術的にも非常に大事な問題ですが、やはり管理する人的な問題も今後大きな鍵となりそうです。
先月はアルファテストも行われていたWorld of Warcraftの拡張パック「World of Warcraft: Cataclysm」、レベルキャップが85に増加され、AllianceのWorgenとHordeのGoblinsが新種族として登場し、新ゾーンやDeathwingの復活など、様々な新要素が盛り込まれる事が明らかにされています。
そんなCataclysmのクローズドベータテストの開催が発表、BlizzardのCEOを務めるMike Morhaime氏は、このテストのフィードバックを基に今年後半リリースの目標を達成する旨を語っています。なお、クローズドベータの参加プレイヤーは、ベータへのサインアップ済みのユーザーから選ばれ、メールにて当選の通知が伝えられる事になっています。
国内では今一つ馴染みが薄いものの、海外では息の長い人気のMonkey Islandシリーズ、ティム・シェーファーと、ロン・ギルバート、そしてデイブ・グロスマンの3人により生み出されたしつこいギャグが特徴のコメディアドベンチャーです。
初代Monkey IslandのHDリメイクの大きな成功から、めでたく続いてHD化される事となったシリーズ続編「Monkey Island 2 Special Edition」のリリースが7月始めに決定、PSNでは7月6日に、PCとXbox 360は7月7日にリリースされる事が明らかになりました。
価格はXbox 360版が800MSPで、PC(D2DとSteamで利用可能)とPS3は10ドルとなっています。ゲームはHD化されたバージョンとかつてのオールドバージョンをいつでも切り替える事が出来、ダイアログもフルボイス化、さらにデベロッパによるコメンタリーモードも搭載しています。
Ubisoftがシリーズ最新作かつ復活タイトルとも呼べる「Splinter Cell: Conviction」のMac版リリース日を発表、10月29日に登場する事が明らかになりました。
度重なる延期で希に見る難産となったSplinter Cell: Convictionですが、苦労の甲斐もあってセールス的な成功を収め、フランチャイズを再生へと導きました。ここ数ヶ月で突然大きく開かれた感のあるMacでのゲーミング、プレイ必須の注目タイトルの1つと言えそうです。
今年のE3も無事に終わり、毎年恒例のGame Critics Awardsのノミネート作品が発表されました。Game Critics AwardsはJoystiqや1UP、G4TVやGame Informer、IGNなどお馴染みの北米ビデオゲーム産業をリードする31の主要メディアが選出するもので、受賞者の発表は7月6日に行われます。
今回のノミネート作品には多くの注目タイトルやトリプルAタイトルが並ぶ中、id softwareの次回作「Rage」が最多5部門にノミネートされ大きく注目を集めている事が明らかになりました。次点には4部門にノミネートされたEpic MickeyやDance Central、Portal 2が続いており、結果発表が非常に楽しみなラインアップとなっています。ノミネートタイトルの詳細は以下からご確認下さい。
ファイナルフ○ンタジーやらFPS化、レースにテトリスに弾幕シューティングと、かなり意味不明な地平を切り開いている「StarCraft II」のModツール”Galaxy Editor”、とりあえず今の所はこんな事あんな事をやってみた的なModが多く登場する時期の筈ですが、もうModder達の情熱はクオリティやゲーム性の追求にまで手が届きかけている様です。
という事で前置きが長くなりましたが、上記の動画は”Galaxy Editor”で作成したメタルスラッグMOD!見た目はStarCraftですが戦車にも乗れ、各種特徴的な武器や敵まで再現されているという凄い物。さらに作り込みも半端無く、普通にプレイして楽しそうなレベルにまで仕上がっています。
StarCraft IIのリリースと共に生まれ変わる新Battle.netではユーザーModの販売なども計画されており、ここまで懐深いツールの底力を見せつけられると、本当にMod作成で生活できるプレイヤー登場も夢では無いのでは……と思わせる浪漫溢れる内容になっています。本編もさることながらMod的な意味でもリリースが本当に待ち遠しい!
昨日はベストサプライズやFPS、3D映像などをお知らせしたGametrailersが選ぶE3のベスト○○、今日はイノベーティブなタイトルと新IP、マルチプレイにオンラインゲームのベストをお届け!いずれも注目度の高いタイトルやプロダクトが選ばれており、E3を総括する意味でも必見の内容となっています。
昨晩Capcom-Unityが「Team Fortress 2」のキャラクター達がまるでvs.シリーズの様に戦う格闘ゲームのイメージを紹介しました。スナイパーが昇竜でヘビーを迎撃し、パイロが真空波動でデモマンをぶっぱなすこの不思議なイメージは実はファンメイドのパロディ作品。最近ではペルソナ4とTF2のMAD等も登場し、FPS以外のタイトルとの無理矢理組み合わせる遊びが流行っている様です。
という事で、今回はいくつかの秀逸なTF2ミーツ○○をご紹介。みんな頭良い!
主に家族と子供向けにメディアの監視や自主規制を謳い、様々な有名メディアに対し行動的な批判を行う事で知られるParents Television CouncilがBest Buyに対しMレーティングのゲームタイトルのパッケージを子供達の手が届かず視界に入らない高い場所に設置するよう要求した事が明らかになりました。
これは先週行われたBest Buyの株主総会に出席したPTCミネソタ支部のディレクターを務めるPhyllis Plum氏がチェアマンに対して求めた物で、Best Buyがレーティングを遵守した販売を行っている事を評価すると述べたPlum氏は、一転、レーティングに適合しない消費者に販売しないだけでは無く、そもそも若い消費者達にパッケージ自体が見えないよう高い場所に移動するよう要求しました。
Best Buy側が実際にどのような対応が果たすかはまだ明らかにされていませんが、レーティング絡みの問題は国内でも海外でも常に議論の紛糾する問題だと言えます。こういったメディアの監視団体の要求は飛び火するシチュエーションも良く見られ、規制という皮を纏った”何らか”が見え隠れする場合もあるだけに動向に注意の必要なニュースと言えそうです。
先に番外編をお届けしたGametrailersが選らぶE3のベスト○○ですが、先ほど新しい賞が発表、サプライズとFPSタイトル、3Dグラフィックス、そしてE3に登場しなかった期待のタイトルが発表されました。
それぞれに注目タイトルのダイジェストが収められており、特に登場しなかったタイトルには続報が待たれる期待作が多く収められています。今後行われる大型イベント等で登場する事になるか、予習の意味でも必見です。
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