先日、XboxプロダクトディレクターのAaron Greenberg氏がピーター・モリニュー氏率いるLionhead Studiosが開発中のAIキャラクターシミュレーション「Milo and Kate」が単なる技術デモで、リリースの予定が無いと発言し注目を集めていました。しかし、昨晩Greenberg氏がこれを撤回、タイトルが今もリリースに向けて開発中である事が判明しました。
さらにイギリスのニューキャッスルで開催されたGamehorizon conferenceにピーター・モリニュー氏も参加し、本人の口からMilo and Kateが現在も開発途中である事が伝えられました。今年のE3で姿を見せなかった本作について、モリニュー氏は昨年のE3で示した技術は全て実際に動いていると主張、さらにイアン・リビングストン御大もこれに助け船を出し、御大自ら”これを実際に見て確かめた”と発言しています。
さらにモリニュー氏は先だっての技術デモ発言に付いても触れ、グリーンバーグ氏が1年以上Milo and Kateを目にしていないと述べ、これにより誤解が生じていたと食い違いの理由を明らかにしました。
すでにモリニュー氏本人から今月12日からオックスフォードで開催されるTEDGlobal 2010にてKateのお披露目が行われる事が明言されており、これでこの問題も一件落着となりそうです。あとは本作がどのような進化を遂げているか、そこを楽しみに残る10日間を待ちたいと思います。
昨日はイノベーティブなタイトルと新IP、マルチプレイにオンラインゲームのベストタイトルをお知らせしたGametrailersが選ぶE3のベスト○○、今日はプラットフォームタイトルにアクションアドベンチャー、RPGタイトル、そして期待はずれだったタイトルが登場しました。
プラットフォームタイトルでは今年から来年にかけて登場するタイトルの大きな傾向が伺え、期待はずれのタイトル群は、様々な新ハードウェア登場に絡んたカタログタイトルが多く登場した今年のE3を象徴するラインアップと言えそうです。
当サイトではお馴染みのHipHopのおっちゃんが、Bungieで”Halo: Reach”のコミュニティディレクターを務めるBrian Jarrard氏にインタビューを行い珍しく”ちゃんと”仕事をしています!すごい。
インタビューではHDコンソールでのモーションコントロールについても言及され、Jarrard氏はいずれモーションコントロールがハードコアゲーミングに深く関係すると発言。Bungieもハードコアゲームのモーションコントロール利用を模索している事を明らかにし”Bungieが他の誰よりも良いモーションコントローラーの利用方法を見つける“と語りました。
既にHalo: Reachでは開発状況のタイミングからkinectへの対応が果たされない事が明言されている事から、モーションコントロールへの対応が果たされるとすれば、Activisionと契約した新IPで果たされる可能性が高いと考えられます。プロジェクトの具体的な発表はまだ先とされていますが、Bungieがハードコアゲームへのモーションコントロール利用にどのような答えを出すか、非常に楽しみです。
しかし……HipHopのおっちゃんと一緒にいると何故こんなにもみんな笑顔なのか!(ex MSのXboxボスAaron Greenberg氏、Liveのドン:メジャーネルソン、EAの強面プロデューサーGreg Goodrich氏などなど)今回はいきなり腕相撲まで始める始末で、相変わらずのマイペースというか何というか。おっちゃんの底力を見せつけられたような気がします。
国内では今一つ馴染みが薄いものの、海外では息の長い人気のMonkey Islandシリーズ、ティム・シェーファーと、ロン・ギルバート、そしてデイブ・グロスマンの3人により生み出されたしつこいギャグが特徴のコメディアドベンチャーです。
初代Monkey IslandのHDリメイクの大きな成功から、めでたく続いてHD化される事となったシリーズ続編「Monkey Island 2 Special Edition」のリリースが7月始めに決定、PSNでは7月6日に、PCとXbox 360は7月7日にリリースされる事が明らかになりました。
価格はXbox 360版が800MSPで、PC(D2DとSteamで利用可能)とPS3は10ドルとなっています。ゲームはHD化されたバージョンとかつてのオールドバージョンをいつでも切り替える事が出来、ダイアログもフルボイス化、さらにデベロッパによるコメンタリーモードも搭載しています。
今年のE3も無事に終わり、毎年恒例のGame Critics Awardsのノミネート作品が発表されました。Game Critics AwardsはJoystiqや1UP、G4TVやGame Informer、IGNなどお馴染みの北米ビデオゲーム産業をリードする31の主要メディアが選出するもので、受賞者の発表は7月6日に行われます。
今回のノミネート作品には多くの注目タイトルやトリプルAタイトルが並ぶ中、id softwareの次回作「Rage」が最多5部門にノミネートされ大きく注目を集めている事が明らかになりました。次点には4部門にノミネートされたEpic MickeyやDance Central、Portal 2が続いており、結果発表が非常に楽しみなラインアップとなっています。ノミネートタイトルの詳細は以下からご確認下さい。
ファイナルフ○ンタジーやらFPS化、レースにテトリスに弾幕シューティングと、かなり意味不明な地平を切り開いている「StarCraft II」のModツール”Galaxy Editor”、とりあえず今の所はこんな事あんな事をやってみた的なModが多く登場する時期の筈ですが、もうModder達の情熱はクオリティやゲーム性の追求にまで手が届きかけている様です。
という事で前置きが長くなりましたが、上記の動画は”Galaxy Editor”で作成したメタルスラッグMOD!見た目はStarCraftですが戦車にも乗れ、各種特徴的な武器や敵まで再現されているという凄い物。さらに作り込みも半端無く、普通にプレイして楽しそうなレベルにまで仕上がっています。
StarCraft IIのリリースと共に生まれ変わる新Battle.netではユーザーModの販売なども計画されており、ここまで懐深いツールの底力を見せつけられると、本当にMod作成で生活できるプレイヤー登場も夢では無いのでは……と思わせる浪漫溢れる内容になっています。本編もさることながらMod的な意味でもリリースが本当に待ち遠しい!
昨日はベストサプライズやFPS、3D映像などをお知らせしたGametrailersが選ぶE3のベスト○○、今日はイノベーティブなタイトルと新IP、マルチプレイにオンラインゲームのベストをお届け!いずれも注目度の高いタイトルやプロダクトが選ばれており、E3を総括する意味でも必見の内容となっています。
昨年のE3で発表されたTHQの「Homefront」、2008年にリリースされたKaos Studiosの”Frontlines: Fuel of War”の後継タイトルとなる本作ですが、Frontlinesが石油資源の枯渇をモチーフに東西の緊張を描いた刺激的な設定の作品であった様に、Homefrontでは再び歴史のifが描かれる事になります。
北朝鮮がアジアを統一し朝鮮共和国を建国、アメリカ本土に上陸し占領してしまうというシナリオと、その設定に大きなリアリティを与える「地獄の黙示録」で知られるJohn Milius氏の脚本に大きな注目が集まっている本作ですが、なんと既にロンドンが舞台の続編「Homefront: London」の計画が存在している事が明らかになりました。
これはTHQのVPを務めるDanny Bilson氏がCVGに語ったもので、2027年の近未来を舞台に重い世界設定を描いたHomefrontはアメリカの物語に止まる物では無く、さらに広域な物であると語ったBilson氏はフランチャイズのさらなる展開を予定している事を述べ、Homefrontのリリース後にHomefront: Londonの計画が存在している事を明らかにしました。
これはまだ続編の正式な発表とは言えず、恐らくHomefrontの売り上げ如何によって状況は変化すると予想されますが、あまりにも衝撃的かつ昨年のE3から劇的な進化を遂げたHomefrontの再登場には、今後のフランチャイズ展開に大きく期待が高まる所。今年のE3で明らかになったHomefrontの詳細について興味のある方は過去記事でご確認下さい。
先に番外編をお届けしたGametrailersが選らぶE3のベスト○○ですが、先ほど新しい賞が発表、サプライズとFPSタイトル、3Dグラフィックス、そしてE3に登場しなかった期待のタイトルが発表されました。
それぞれに注目タイトルのダイジェストが収められており、特に登場しなかったタイトルには続報が待たれる期待作が多く収められています。今後行われる大型イベント等で登場する事になるか、予習の意味でも必見です。
昨日Activision Blizzardの新タイトル「Above and Beyond」がオーストラリアでレーティングを通過した事が発見されました。レーティングはMで暴力表現を含むと表記がされており、マルチプラットフォームタイトルとの事。
これまで全く情報の無かったこのタイトルですが、SuperannuationではStar ControlシリーズやTony Hawk’s Downhill Jamを手掛けたデベロッパ”Toys For Bob”が新タイトルを開発中である事をファンサイトに報告しており、同スタジオの新タイトルではないかと予想されています。
オートターゲッティングを実現したペイント弾を射出するセントリーガンを作っているThe Sentry Projectが新しいタレットとターゲットのソフトウェアを公開し、デモンストレーションの映像を公開しました。
動画はおバカテイストに溢れる愉快な物ですが、動体のトラッキングやタレットの制御等、映像のテイストとはかなりかけ離れたクオリティの高い実装が行われています。さらにセントリーガンの音声にPotralのタレット君の音声データが用いられており、可愛さも兼ね備えている優れもの。あとは外装さえ用意してくれれば……。
なおこのセントリーガンシステムはソフトウェア(150ドル)やタレットキット(175ドル)で販売も行われています。制御ソフトはマウスを用いたFPSモードを搭載し、ターゲットエリアの調整や無効エリアなどの設定も可能、ターゲットの目標サイズやターゲットの移動速度などから算出する予測位置への射撃など、驚く程の機能を実現しています。
なお、実際にキットを購入してセントリーガンを作る際には、サーボやPC、カメラなどを別途用意する必要があります。という事でハードルは非常に高いと言えそうですが、リアルPortal或いはTeam Fortress 2ごっこを実現するには必須のアイテムかもしれません。本日はオマケにタレットの萌え動画もどうぞ。たくさん作ってタレット君の群れを実現してみたい……。
Tomb Raiderシリーズの開発を手掛けるCrystal Dynamicsが開発中とされる新タイトルと思われるアートワークやデザイン、開発画面等が元スタッフのポートフォリオなどから明らかになりました。これは以前からCrystal Dynamicsが求人している”ビデオゲーム産業で最も有名なAAAフランチャイズの内の1つ”とされるタイトルの物の様です。
今回明らかになったのはJoel Boucquemont氏が手掛けたコンセプト・アートとCasey Holtz氏のデザインワークで、ゲームの内容はTPSのサバイバルホラーでオープンワールドとの事。
現在もCrystal Dynamicsではこのタイトルに向けた求人の募集されており、”最も有名なAAAフランチャイズ”とは何を指すのか、Crystal DynamicsならTomb Raiderとしか思えない訳ですが、アートワークからはその雰囲気は感じられません。ただイアン・リビングストン御大がTomb Raiderフランチャイズの再生などを謳っている事もあって、続報が気になるところです。
今週はゲーム週間として”Call of Duty: Black Ops”や”Killzone 3″の紹介が行われた”Late Night With Jimmy Fallon”、昨晩は任天堂アメリカのReggie Fils-Aime社長が登場、Jimmy Fallon氏と二人でドンキーコングの新作「Donkey Kong Country Returns」の協力プレイを披露しました。
映像に収められた新作ドンキーコングのスピーディさやリズム感の良さ、楽しそうなプレイの様子も必見ですが、やはりはしゃぐおっさん共が最も注目ポイントと言えそうです。楽しそうだ……。なお、映像後半では3DSも登場しReggie社長から2011年発売の発言も見られます。しかし毎度ながらJimmy Fallonのリアクションが素晴らしい!
本サイトではお馴染みのHipHopGamerShowのおっちゃん、どうやらおっちゃんは本当に愛されキャラだった様子でE3では各所で有名人達とあれこれ楽しんでいる様子が見かけられます。そんな中マイクロソフトのXboxプロダクトディレクターを務めるAaron Greenberg氏とおっちゃんが「Def Jam Rapstar」を一緒にプレイする映像が公開されました。
どうしておっちゃんと一緒に登場するとみんなキャラが変わるのか……いつものAaron Greenberg氏とは思えないテンションの高さで二人がラップを披露しています。しかし……おっちゃんのリズム感はほんとに。
Crytekが開発を進めている「Crysis 2」、ゲームとしての注目度以外にも技術的な表現力やCrytek初のプラットフォーム対応など大きな注目が集まるタイトルです。そんな本作の新トレイラー”Marine Salvage”が登場、E3でも見られた印象的なシーンが繋がれ、”Nanosuit 2″のSTEALTHやPOWERといった特徴的な機能の利用シーンも見られる内容となっています。
いよいよリリースまで2ヶ月と迫った期待のシリーズ続編「Mafia II」、本作に期待する前作からのファンは戦闘やゲームのシステムと同じくらいに気になるポイントとして街の生活感や雰囲気などを挙げるのではないでしょうか。
オールドカーのデザインやPLAYBOY誌との提携、さらに40~50年代の楽曲が約120曲用意され、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団によるスコアも収録されているというMafia IIの街を流す様子が納められた直撮映像が登場しました。後半はミッションを進める様子や車両のドライバー視点でのプレイも収められており、興味深い映像となっています。本作が気になっている方が雰囲気を掴むためには必見!の動画と言えそうです。
ウォーレン・スペクター氏率いるJunction Point studioが開発を進めている「Epic Mickey」、オズワルドとミッキーの可愛いさとは裏腹に、これぞウォーレン・スペクターゲームと言えるタイトルに仕上がりそうなコアゲーマーからカジュアルゲーマーまで必見の注目タイトルです。
そんな本作の開発規模がなんと275人という大きな体制で進められている事がウォーレン・スペクター氏から明らかにされました。これはJunction Pointの115人にアウトソーシングのスタッフを加えた人数で、スペクター氏は笑って「大志を持ったプロジェクトを進めるなら、大きくなくっちゃ!」と、軽いジョークでこの規模を笑い飛ばしています。
ただ、275人という数は本当に大規模な物で、”Call of Duty: Black Ops”が300人規模、Bungieのマルチプラットフォーム新IP開発が200人体制、そしてCrysis 2が150人体制、Assassin’s Creedの開発がピーク時に450人体制であった事などからも、かなりの規模の開発が行われている事が判ります。
そしてこれがマルチプラットフォームタイトルの開発ではなく、HD次世代機でもなく、Wiiの専用タイトルとして開発が進められている事が最も恐るべき事実だと言えそうです。一体ウォーレン・スペクター氏はどんな物を産み出そうとしているのか、完成が楽しみでなりません。
話題は変わりますが、北米の周辺機器メーカーPDPからEpic Mickey用のコントローラーが発売される事が明らかになりました。リモコンスタンドはミッキーとインク怪人がモチーフで、コントローラーのアタッチメントはミッキーが持っている絵筆に!欲しい!しかし残念ながらまだ価格とリリース時期が明らかにされていません。こちらは続報をお待ち下さい!
先日盛況の内に幕を閉じたE3の会場にて、任天堂がアナリスト向けのQ&Aセッションを行いました。セッションにはReggie Fils-Aime氏が登場し、北米でのインストールベースの成長が著しい事を明らかにし、その成長はかつてのモンスターハードPS2をも上回る勢いである事を示しました。
上図は各コンソールの販売台数における伸びを年単位で表にまとめたもので、リリースから4年目ですでに500万台の差が付いている事が見て取れます。さらにReggie氏はスーパーマリオギャラクシー 2の販売本数が北米で90万本に近づいている事と、黒色のWiiがすでに300万台を売り上げた事を併せて報告しています。
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