今回のGDCで大きなサプライズが控えているEpicですが、会場で「Unreal Engine 3」最新バージョンの展示や解説も行っています。昨日はEpicが記者会見を開催、来るUnreal Engine 3の最新バージョンとAPBについてプレゼンテーションを行いました。
まずはUnreal Engine 3最新バージョンの新機能について解説が行われ、主にValveのSteamworksとの統合、iPhoneに続いてPalmのWebOSに対応、そしてNvidiaの立体視システム3D Visionのサポートが明らかになりました。
SteamworksはValveが運用する著作権管理などを含む総合的なクラウドサービスで、今回の統合によりUnreal Engine 3のライセンス取得者はSteamでサービス提供されているプロダクトキーの認証、コピープロテクト、自動アップデート、ソーシャルネットワーキング、マッチメイク、アンチチート技術が利用可能になります。
WebOSの対応についてはプラグインで提供されるようで、UE3を用いたiPhoneタイトルがあれば、すぐWebOSに対応する事ができるような内容になっているようです。さらに3D Vision対応を発表したEpicのボスMark Rein氏はこの対応が無料バージョンのUnreal Engine 3にもやってくる事を明らかにしています。
さらにEpicのテクニカルアーティストのAlan Willard氏も登場し、エンジンの新機能を実演、構築済みのオブジェクトのマテリアルを動的に変化させるデモを行いました。これは球体の物質が溶岩の様な状態から温度変化を起こし、水銀の様な物質に変化する様が描かれていた様で、Mark Rein氏は2008年のプレゼンテーションに登場しあまりのインパクトの高さに愉快なネタ扱いされた肉キューブを皮肉り”マーキュリー(水銀)キューブ”と呼び、会場の笑いを誘いました。
この水銀キューブのデモにはUnreal TournamentともGears of Warにも見えない、生い茂るジャングルとマヤ風の環境が含まれており、後述の技術デモでもこの舞台背景が登場、さらにニューヨーク風のフライスルーデモも行われ、これら未見の内容についてMark Rein氏が「これはアグリーなテストアートだ」と発言、続けてこれが何を行っているのか改めて発表する予定がある事を明らかにし、これが明らかになった時には皆を”興奮させるだろう“と述べています。
さらに会場のデモで実演された新機能にはビルの自動生成機能を紹介、これはサイズを設定し、プリミティブなボックスを配置するだけで自動的にビルを生成するという物。さらに生成したビルはエンジンが自動的に配置したディメンションに合わせ質感を調整してくれるという優れものとなっています。
さらにブドウの木の様な絡み合った”つる”を簡単に生成できるツールも実演、ねじれや重なり合いも自動生成されるという物で、さらに単一オブジェクトを複製しトレイン状に繋げるデモなども見られたようです。さらにパーティクルのライティングエフェクトなどのデモも行われたとの事。
さらにオートデスクのMary Beth Haggerty女史も登壇、各3D製品の新バージョンを発表したばかりのオートデスク製品が如何にUnreal Engine 3の生産性を向上させるか、キャラクターアニメーションなどを例に取りプレゼンテーションを行いました。
そして記者会見のハイライトにはAPBを開発中のRealtime WorldからDave Jones氏が登場、以前から注目を集めるAPBのキャラクターカスタマイゼーションをアピール、APBについては様々ありますので改めて別の記事としてご紹介いたします。
という事で2度用意されているEpicの記者会見、昨日はCliffy Bの登場はありませんでした。明日は登場する可能性大!続報を楽しみにお待ち下さい。
先ほどGDC 2010のGame Developers Choice Awardsが発表され、Naughty Dogの最新作「Uncharted 2: Among Thieves」がGame of the Yearを含む5つの賞を獲得した事が明らかになりました。昨年行われたVGA 2009でGame of the Yearを獲得、さらにD.I.C.E. Summitにおいてゲーム界のアカデミー賞とされている”13th Annual Interactive Achievement Awards”の最優秀賞Overall Game of the Yearを含め10の賞を獲得し、2009年のゲームタイトルの賞をほぼ独占している状態の本作がまた1つ大きな栄冠に輝きました。
さらに先日続編のリリースが発表された5th Cellの「Scribblenauts」がBest Handheld Game、Innovation Awardなどの2つの賞に輝きました。マックスウェル君おめでとう!また各賞の受賞作のリストは以下のようになっています。
・Game of the Year
Uncharted 2 (Naughty Dog)・Best Audio
Uncharted 2 (Naughty Dog)・Best Writing
Uncharted 2 (Naughty Dog)・Best Technology
Uncharted 2 (Naughty Dog)・Best Visual Arts
Uncharted 2 (Naughty Dog)・Best Handheld Game
Scribblenauts (5th Cell)・Innovation Award
Scribblenauts (5th Cell)・Best Game Design
Batman: Arkham Asylum (Rocksteady)・Best Downloadable Game
Flower (thatgamecompany)・Best Debut Game
Torchlight (Runic Games)・Best New Social/Online Game
Farmville (Zynga)
先日は大がかりな武器バランスの改修が行われた「MAG」ですが、昨晩新たな1.04パッチの登場がアナウンスされました。今回のパッチはラグを利用したチートに対する改善やバグ修正等が主な内容となっています。
さらに北米ではフリーのDLC登場もアナウンス、以前プレオーダー特典の一部として用意されていたアーマーが提供される模様です。入手はPlayStation Storeからになりますが、北米以外の詳細についてはまだ明らかになっていません。1.04パッチのダウンロードサイズは30MBで、詳細は以下のようになっています。
■ ゲームプレイ
- ジオメトリ(車両、壁、橋、その他のオブジェクト)内部で蘇生できるバグを修正
- 120mキル数の表示バグを修正
■ 武器
- スナイパーライフルでスコープ未使用時の効果を低減
- ハンドガン、PDW、ショットガン、サブマシンガンの射程をわずかに増加
■ インターフェース
- 分隊リーダーFRAGOでAPCを目標指示した際に、青いAPCアイコンと”undefined Unnamed”と表示されるバグを修正
■ サーバ
- いくつかのラグを利用したチートを最小にし、ブロックするように改善
- Zipperへ送信するゲームステータスのキュータスクを向上改善
現在サンフランシスコで開催中のGDCでは技術的なニュースが多く報じられていますが、いよいよCrytekの新エンジンで開発が進められている「Crysis 2」の情報が聞こえ始めました。まずご紹介するのはGDC会場で公開されたCrysis 2に導入されたCryEngine 3の新しいテクニカルな要素の紹介映像です。
映像ではPC版の映像とコンソールの映像とそれぞれ混ぜながら新要素の紹介が行われています。今回の映像では主にリアルタイムライティング、ビジュアルスタイル、環境破壊、動的なAI、各プラットフォーム間でのライブクリエイト、そしてキャラクター表現に関する物が映し出されています。
CryEngine 2でもシェーディング処理に利用されていたプロシージャル生成が今回は環境破壊関連にも利用されており、直撮りながら臨場感に溢れる素晴らしいプレイが楽しめそうな雰囲気に満ちています。次はジャングルゲームは作らないと語っていたCrytekが市街を舞台に選んだのはこの辺りに大きな自信があるのかもしれません。
さらにライティングもかなり印象的な仕上がりになっていて、ダイナミックな昼夜サイクルなどは本当に溜息が出るほど美しい物になっていて、もさもさジャングルが大好きだったファンも納得せざるを得ない素晴らしいクオリティに感じられます。
なお、CryEngine 3の新物理エンジンのデモ映像も新たにデモンストレーションが行われており、こちらではもさもさジャングルで葉っぱまで物理演算が適用された映像が確認できます。今回のGDCではこの他にも3D立体視に関する映像も発表される事になっており、また詳細な続報等出てくると思われます。情報有り次第お知らせいたしますので、お楽しみに!
GDCの会場で開催されたゲーム産業のベテラン著名人によるトークランチイベントにアースワームジムのクリエーターでShiny Entertainmentの創設者でもあるDavid Perry氏が登場、コンソールの将来がポータル化し、近年iPhoneアプリのデベロッパーが抱えるユーザーによる発見や到達に関する問題と同じトラブルが起こるだろうと語りました。
Perry氏はみながiPhoneデベロッパーが抱えている問題を認知していると述べ、現在のゲーム産業について議論を始めました。氏は「コンソールが日をおってポータル化しており、いつか何千ものタイトルを要すホストとなるだろう」と予想、こういった状況がやって来る事を踏まえて発見性の問題提起を行いました。
さらに氏はiPhoneアプリのみならず現在ではカジュアルゲームやソーシャルゲームも成功のためにこれの回避を考慮せねばならない状況に陥っている事を述べ、いずれこの摩擦がコンソール機のメディアにMiniclipやBigpointといったブラウザゲームやフラッシュゲームのポータルに似た形で映り始めるだろうと予想しています。
近年多くのオブザーバーが物理メディアの死を予見し、デジタル流通の話題が華やかな昨今、Perry氏はビジネス的な成功の為のゲームデザインを俯瞰し、「あなたがプレイしたいゲームをクリエイトする日々は終わった」と発言しています。確かにこの問題は国内のビジネスニュースなどを見ていると姿を現し始めている感があり、強者以下みな死亡という状況がそこかしこに散見される事も事実です。今回のGDCではインディペンデント開発についても熱心な議論が交わされており、派手なニュースの影でまさにGDCならではと言える有用な話題が見られる事は、同じ轍を踏まないための希望の光だともいえそうです。
今朝方発表され、いよいよ現実的にその姿を現し始めたPS3用のモーションコントロールシステム”Move”、様々なパブリッシャーがサードパーティとして発表されましたが、先ほどWarner Bros. Interactive Entertainmentが秋リリース予定の指輪物語を元にしたサードパーソンアクションアドベンチャー「Lord of the Rings Aragorn’s Quest」をPS Move対応タイトルとしてリリースすると発表しました。
なお、上にご紹介したイメージはWii版の物で、PS3版がどのような物であるかは現在の所明らかになっていません。本作の対応プラットフォームはWii、DS、PS3、PS2、PSPが予定されていますが、Wii版の開発はThe House of the Dead: Overkillを開発したKuju EntertainmentのロンドンHeadstrongスタジオ、それ以外のプラットフォームをレゴシリーズの開発で知られるTT Fusionが担当しているので、実際のイメージは上記の物とだいぶ違いがあるのではないでしょうか。
モーションコントロールで馳夫さんになりきりたい指輪ファンには要注目のタイトルかもしれません。
ルーカスアーツが良作アドベンチャーを乱れ撃ちしていた黄金期、Monkey Islandシリーズは所謂モンティパイソン的なしつこさと悪乗りのジョークで一世を風靡し様々なプラットフォームでローカライズされ愛された作品でした。1作目である”The Secret of Monkey Island”も近年HDリメイクが果たされ、昨年はSAM & MAXシリーズで知られるTelltale Gamesからシリーズ新作Tales of Monkey Islandもリリース、未だにその人気に陰りは見えません。
そんなMonkey Islandを世に産み出したのは、本サイトではお馴染みDouble Fine Studiosのティム・シェーファーと、DeathSpankを開発中でマニアックマンションの生みの親として知られるロン・ギルバート、そして現在はTelltaleでSAM & MAXシリーズやMonkey Island新作を手掛けるデイブ・グロスマンの三人、よくもまぁこんな濃い3人が一つの作品を一緒に手掛けていたと感心しきりですが、ルーカスアーツ風としか言いようのないあのテイストは間違い無くこの3人により作られた物で、その遺伝子はLucidityやTelltaleのタイトル、そしてBrutal Legendなどにはっきりと感じる事ができます。
前置きが長くなりましたが、昨晩Monkey Islandシリーズ2作目にあたるMonkey Island 2: LeChuck’s Revengeが「The Secret of Monkey Island 2: Special Edition」として新たにリメイクが果たされる事がアナウンスされ、サンフランシスコで海賊スタイルの発表パーティが行われました。上記の1枚はそのパーティの様子で、なんとそこにはティム・シェーファーとロン・ギルバートの二人が!!二人はスペシャルゲストとして登場したようですが、なんという素敵な一枚か!
今をときめくこの二人に祝福されリメイクが果たされるThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionは前作のリメイク同様、スペシャルエディションモードを有し、全てのアートワークが生まれ変わり、音楽も新たにリマスターした物を用意、フルボイス、オリジナルバージョンの収録が行われています。さらに今作では新しい操作方法が追加された事も明らかにされました。
なお、LucasArtsのMonkey Islandシリーズのプロジェクトを担当するCraig Derrick氏は今作のガイブラシ君の髪型を作り直した事を明かしています。どうやら最初のスペシャルエディションの髪型が不評だった様子。よかったのに……。
という事でリメイクが決まったThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionの発売は今年の夏!対応プラットフォームはPSN、PC、XBLA、そしてiPhoneとiPod touchとなっています。
PQ Labsが開発した大画面で複数のマルチタッチを実現したMulti-touch G3の技術を用いたディスプレイでRTSの定番タイトル「Warcraft III」をプレイする様子が海外で紹介されています。プレイ映像自体は少し古いものですが、現在のPQ Labs製品は32ポイントまで認識する精度に達し、32インチから巨大な65インチまで対応、対応プラットフォームもWindows 2000以降のマイクロソフトOS、さらにMac OS Xにも対応し、その性能をどんどん成長させています。
このプレイ映像くらいスムースにプレイが出来るなら、タッチパネルやモーションコントロールなどの次世代デバイスでのRTSやRPGのプレイアビリティについて少し考えを改めないといけないかもしれません。なんだかどんどん未来的な技術が現実に近づいて来ますね。
現在サンフランシスコで開催中のGDC、大きいニュースに追いつくのが大変で細かな技術的なネタをご紹介しきれていない所に恐縮ですが、やっぱりローテク・ローファイ・ガレージっぽい技術っていうのはいつ見てもいいもんです。タイトルにハイテクと書いてしまいましたが……。
という事で愉快な発明を色々おこなっているサンフランシスコ(奇しくもGDC会場が近くです)在住のSteve Hoeferさんが開発したじゃんけんグローブのご紹介、人差し指と中指に設けられたセンサーと手袋に繋げられた簡易ディスプレイにて手袋相手にじゃんけんをする事ができます!いつ使うんだよこれ……。
これは先日ドイツで放送されたTV番組の映像……なんですが、目隠しでレゴスターウォーズのキャラクターを咥えて当てる可愛らしい少女、それを見て大盛り上がりの観客(しかもすごい人数……)、成功を神に祈る少女の母親、うさんくさげな司会者、正解を喜ぶゲスト、ゴーグルに貼り付けられた謎のR2-D2。もう全てがわからない。女の子がとっても可愛らしいのがさらにカオスさを増しています。何度か見てるとじわじわくるので、お仕事の休憩にでもどうぞ!
爆発!破壊!スピード!男の子の妄想を存分にぶち込んだ上で最新の映像技術をふんだんに盛り込んで開発が行われたBlack Rock Studioの「Split Second: Velocity」(※ これまでSplit/Secondと表記しておりましたが、先日サブタイトルが付与され正式タイトルが変更になりました)、Bizarreが開発を進めているBlurのライバルともされ、両タイトルとも所謂アーケードレーシングタイプのタイトルとなっています。
発売も間近に控えたSplit Second: VelocityがGDC会場にてデモが行われており、新情報やら映像、そしてとても美しいスクリーンショットが数多く公開されています。映像でたっぷりと確認できますが、プレイヤーは”PowerPlay”という爆発を引き起こすトリガーを利用してライバル車を攻撃する事が出来ます。
さらに会場では新しいプレイモード”Survival”の存在を明らかにしています。このサバイバルモードは最後まで生き残ったプレイヤーが勝ち!なモードで、デモンストレーションでは触れただけで爆発する樽が配置されたアリーナ状のコースを他のプレイヤーと生存を掛けて勝負する様子が見られた様です。
本作はUIも非常にシンプルでプレイヤー車の近くに上手くまとめられており、近年希に見る革新的で優れたインターフェースに思えます。このシンプルさはプレイアビリティにも活かされているようで、ボタンはアクセルとブレーキ、そして上述の”PowerPlay”ボタン、そしてもう一つ”Shockwave”ボタンの計4つしか利用しない事が明らかになっています。ハンドブレーキもないこの潔さ!存分に派手なプレイを楽しむ事が出来そうで清々しいというものです。
開発を務めたBlack Rock Studioが自己申告ながらレースゲームのModern Warfare 2とUncharted 2だ!と豪語するSplit Second: Velocity、リリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日となっており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨年のGDCで大きなサプライズ発表となったゲーミングクラウドサービスの「OnLive」、開発と潤沢な資金調達にパートナーシップ、そして大規模なベータテストを経て今年のGDCで正式なローンチスケジュールを発表、サービスの概要も明らかになりました。
様々な最新ゲームをストリーミング配信でプレイ可能にするOnLiveの正式サービスは6月17日から、PCとMacの両方に互換性を持ち、常に増加するライブラリへのアクセスの為に月額14.95ドルでサービスが開始されます。またサービス開始から2万5千人目までの登録者にはサービス開始から3ヶ月間の月額料金が無料になるサービスも予定されています。さらに、今年のE3では複数月契約の金額やロイヤリティプログラム、特別キャンペーンなどについてアナウンスが行われるとの事。
カンファレンスに登壇したOnLiveのSteve Perlman氏は驚く程贅沢に取りそろえた新しい対応タイトルを発表、驚きの対応タイトルは次のようになっています。
- Mass Effect 2
- Dragon Age: Origins
- Assassin’s Creed II
- Prince of Persia: The Forgotten Sands
- Borderlands
- Metro 2033
さらにPerlman氏は対応パブリッシャーの一部も明らかにし、Electronic Arts、Ubisoft、2K Games、THQ、Warner Bros. Interactive Entertainment.と、錚々たる面々がパートナーとして参加している事が明らかになりました。各社が模索するストリーミングビジネスの名実共にフロンティアとなったOnLive、モバイル対応やTV用のセットアップボックスの存在もあり、今後の展開には要注目です。
「PlayStation Move」関連のニュースが続いていますが、次は今回明らかになったMove対応タイトルを一気にご紹介いたします。今会計年度に20タイトルをローンチするとされるMove対応タイトル、一体どのようなものが出てくるのか非常に楽しみです。
対応パブリッシャーやタイトルのローンチに関する事、そして正式名称など、いよいよ動き出した感の出てきたPS3用モーションコントローラー「PlayStation Move」。カンファレンスでの実演デモではラグが見られるシーンもあったものの、タイトルによってはスムースな動きに感じられたものもあり、そのスペックや詳細、パフォーマンスやコントローラーの組み合わせなど、気になる事が山盛りです。
そんなPlayStation Moveの詳細が発表、このコントローラーはMoveモーションコントローラーとMoveサブコントローラーから構成される事が判りました。気になる詳細は以下の様になっています。
PlayStation Move Motion ControllerはPlayStation Moveの基礎になる役割を担います。これにはモーションセンサー、ダイナミックに色が変化するスフィア(球体のあれ)、振動フィードバック、簡単なボタンインターフェースが含まれています。3軸のジャイロスコープ、3軸の加速度センサー、磁界センサーを装備しており、正確な動作とコントローラーのアングルをトラックします。さらにPS3はPlayStation Eyeカメラを用いてこのモーションコントローラーの絶対位置をトラックします。
- プレイヤーの正確な位置をトラッキングする為にPlayStation Eyeカメラと共に動作
- 直接操作用にDUALSHOCK 3とSIXAXISのアクションボタンを含む
- 表面は滑らかでワイヤレス動作
- 再充電可能なリチウムイオンバッテリーを内蔵
- コントローラー内のAdvancedモーションセンサーは正確に、素早く、繊細な動作をトラッキング
- 球体の光色はゲームプレイ中に視覚的なフィードバックを行う
- 振動フィードバック
- Bluetoothをサポートしたワイヤレスゲーミング
- 同時に4個までのモーションコントローラーを使用可能
- USBケーブル(Type A – Mini-B)を用いて自動的に充電およびペアリング
PlayStation Move Sub-ControllerはPlayStation Moveの体験を拡張するために開発されたコントローラーです。DUALSHOCK 3とSIXAXISの左側コントロール機能を含んで、インゲームのキャラクター達のナビゲート(FPSの移動操作など)に使用する事ができます。サブコントローラーにはアナログスティックが1つ、指向性のボタン、2つのボタンを含みます。さらにL1・L2・L3ボタンもこれに含まれています。
- PlayStation Move motion controllerから完全に独立したワイヤレスコントロール
- インゲームキャラクターの直感的なナビゲーション
- 簡単で直感的なXMBメニューナビゲーション
- 再充電可能なリチウムイオンバッテリーを内蔵
- USBケーブル(Type A – Mini-B)を用いて自動的に充電およびペアリング
- モーションコントローラーと対になる滑らかな曲線デザイン
PlayStation Moveの一部としてPlayStation Eye Cameraはプレイヤーの移動とモーションコントローラの球体をトラッキングします。さらにプレイヤーの声かイメージをキャプチャーし、PlayStation Move対応ゲームと組み合わせ、新しいゲーム体験を可能にします。
- 640×480解像度で60fps動作
- トラッキング、応答性、スムースが改善、最高120FPSまで動作
- 音声マイクは背景ノイズを低減、話す言葉に自然にフォーカス、正確な音声認識
先ほどGDCにて開催されたソニーのプレスカンファレンスで正式名称が発表されたPS3用モーションコントローラーの「PlayStation Move」、その詳細がいよいよ明らかになってきました。まず、価格についてはリリース時にPlayStation MoveとPlayStation Eyeと未定のタイトルがセットになったスターターパックが用意され、100ドル以下で販売される事が明らかになっています。
さらにカンファレンス後、SCEAのCEOを務めるJack Tretton氏がインタビューに応じ、今会計年度内に20タイトルのローンチを果たす準備がある事を明らかにしています。リリースは秋頃を予定しているとの事。
そしてPlayStation Moveの対応パブリッシャも発表、計36社がMoveタイトルの開発に取り組んでいる事が明らかになりました。EveやDust 514のCCPが名を連ねているのが非常に気になる所です。詳細なリストは以下よりご覧ください。
サンフランシスコのMosconeセンターで開催中のGDC 2010で先ほどからソニーのプレスカンファレンスが先ほど開始されました。まだカンファレンス中ですが、注目が集まっていたPS3のモーションコントローラーの正式名称が発表され「PlayStation Move」である事が判りました。
現在カンファレンスは年末から最近までの成功作を挙げながら、今後の展望について語り、いよいよMoveのプレゼンテーションが始まろうかという所です。プレゼンテーション映像ではこれまで登場してきたコントローラーを2台用いて利用するシーンなども映し出されています。
なお、カンファレンスで発表された情報は速報としてこちらの記事をアップデートしてお知らせいたします。
Update1:Move両手持ち、FPS視点で盾と剣を用いた格闘タイトルらしきゲームを実演でデモンストレーションしています。
Update2:卓球ゲームとミニゲーム集らしきタイトルをこちらも実演デモ、ラグはさほど見られず、動作は良好な様子がうかがえます。
Update3:LBPをMoveで実演デモ、Moveは1つでプレイ。
Update4:Moveを用いたEyepetのプレイトレーラーが上映。
Update5:Move2本持ちのストリートファイト風なタイトルを実演デモ、プレイヤーがスウェーをしたりヘッドロック、裏拳でのパンチなどを披露。ラグが見られました。
Update6:SOCOM 4をMove両手持ちで実演デモ中。片手にはMoveの頭部の球形センサーを外した物に見える何らかを利用していました。
Update7:Move対応パブリッシャーの一覧が表示され、今後の戦略等について語りカンファレンスが終了。
それぞれの詳細なニュースなどはまた後ほど別記事にてご紹介いたします。
リリース後フリーズでのトラブルが発生したもののHeavy Rainのローンチを大成功の内に納めたQuantic Dream、まだDLCが控えているHeavy Rainですが、やはり次回作の動向も気になるところです。そんなQuantic Dreamが求人を行っている事が発見され、その内容に注目が集まっています。
今回発見された求人は次回作に携わる業務とされており、ゲームエンジンの開発者、オンライン機能の開発経験者、マルチプロセッサ開発の経験、PS3とXbox 360等のコンソール機での開発経験者などが記されています。さらに多人数マルチプレイの開発経験者を強く求めている事が強調されており、大きくオンライン機能を盛り込んだタイトルになるのではないかと予想されます。
まだ次回作についての情報はほとんど無い状態ですが、ボスのDavid Cage氏は先月行われたインタビューで次回作が連続殺人鬼で一杯のゲームやスリラータイトルにはならないと発言しています。
さらに本日はHeavy Rainの最初のDLCとなる「The Taxidermist」の初スクリーンショットも公開されました。剥製師という色々な意味に考えられそうな名が付けられたこの最初のDLCはどうやらマディソンの物語となる模様。リリース等についてはまだ詳細が明らかになっていませんが、公式の発表が近く行われると見られています。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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