ActivisionとEAによる「Call of Duty: Modern Warfare 3」と「Battlefield 3」のセールスとビジネス的な泥沼の争いにスポットが当たる今年のホリデーシーズンですが、開発を務めるInfinity WardとDICEはそんな事情はどこ吹く風と仲良くゲームを楽しんでいることはこれまでにもお伝えした通りです。
そんな状況の中、Infinity Wardのクリエイティブストラテジストを務め、Call of Duty: Modern Warfare 3のフロントマンとして大きな役割を担うお馴染みRobert Bowling氏がシドニーで開催されたマルチプレイヤーイベントの会場にてIGNのインタビューに応え、Call of Duty: Modern Warfare 3のセールスや作品のゴールについて示唆に満ちた発言を行いました。
先ほどは世界各地で行われた楽しそうなローンチイベントの様子をご紹介したシリーズ最新作「Gears of War 3」ですが、ファン達の熱狂に比例してセールスも順調な様子で、Microsoftが本作のセールスが初週400万本に到達するだろうとの予測を明らかにしました。
「Gears of War 3」の大型ローンチにより、いよいよホリデーシーズン幕開けの狼煙が上がったビデオゲーム市場、3大ゲームショウもそれぞれ無事に終了し、年末商戦に向けた具体的な動きが各所で見られる状況となっています。本日はプラチナゲームズの新作アクション「マックス アナーキー」のトレーラーとスクリーンショットや、シムズフランチャイズのFacebookタイトル「The Sims Social」の月間アクティブユーザーが5000万人突破のニュースなど、気になるあれこれをまとめてご紹介します。
今月6日のニューストピックスにて同時接続者数が遂に400万人を突破したとお伝えしたValveのデジタル販売プラットフォーム「Steam」ですが、本日ValveがSteamの登録ユーザー数が3500万人に到達したことを明らかにしました。
多くのトラブルに見舞われた2004年のローンチ以降、着実な進化を歩んできたSteamがセールスやサービスの充実度、ラインアップなどあらゆる面でデジタル販売のパイオニアとして君臨し続けていることはご存じの通りですが、現在では21言語に対応し237ヶ国で利用され、1800を超えるゲームタイトルを内包する巨大なプラットフォームへと成長を遂げています。
先月始めにBlizzardが自らが「Diablo III」にリアルマネートレード対応を謳ったオークションハウスの実装を発表し大きな話題となりましたが、本日battle.netにてRMT用の決済サービスプロバイダが“PayPal”に決まったことが発表され、複数のリージョンに対応することが明らかになりました。
最近ではPC版の表現強化MODの登場で改めて注目を集めている「Grand Theft Auto IV」ですが、シリーズの販売を手掛けるTake-Twoが最新のシリーズセールスデータを発表、なんとGTAシリーズの累計出荷本数1億1400万本に達し、Grand Theft Auto IVの売上げが2200万本に到達、遂にあのGrand Theft Auto: San Andreasの販売本数を追い抜いたことが明らかになりました。
GfKがノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマークを対象に調査を行っている北欧市場の週間セールスチャートですが、本日最新となる2011年第34週のセールスチャートが発表、イギリスでは惜しくも首位から退いてしまった「Deus Ex: Human Revolution」が一位に輝き、Ubisoftのドライバーシリーズ最新作「Driver: San Francisco」が2位にランク入りする結果となりました。
なお、イギリスではタイトルの顔ぶれがごっそり入れ替わった先週の動きですが、北欧でも大きくラインアップが代わっており、3位には8月31日にリリースされたSingStarシリーズの新作“SingStar Suomisuosikit”(※ 調べてもほとんど情報がない……)がランクイン、7位にはModern Warfare 2がまだ顔を見せるなど、異国情緒溢れる状況となっています。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
毎週お馴染みGfK調べによる最新のUKチャートが発表、2週連続1位を獲得した“Deus Ex: Human Revolution”を始め、“Warhammer 40k: Space Marine”や“Driver: San Francisco”、そして“Resistance 3”など数々の注目タイトルを制し、Techlandのゾンビアクション新作「Dead Island」が首位に輝いたことが明らかになりました。
なお、2位にはシリーズ初の本格アクションとなる“Warhammer 40k: Space Marine”、3位に久しぶりのシリーズ続編“Driver: San Francisco”、そして4位にはPS3専用シューターとして高い評価を得た“Resistance 3”が一気にランク入りし、廉価版がリリースされた“Gran Turismo 5”も10位に登場するなど、ようやく見られた大きな動きはホリデーシーズンの狼煙とも言えるバリエーション豊かなラインアップとなっています。
上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
今年7月に開催された“SOE Fan Faire 2011”にて正式発表が行われたMMOFPSタイトルの続編「Planetside 2」、ビジネスモデルやPS3対応に注目が集まる本作ですが、新たにSOEのボスJohn Smedley氏が中国のゲーム情報サイト17173.comのインタビューに応え、Planetside 2が基本無料プレイタイトルとして開発されていることが明らかになりました。
かつてElectronic Artsの下で“Medal of Honor: Allied Assault”を手掛けた2015, Inc.からGrant Collier氏と共にスタジオを離れ、2002年にCall of Dutyシリーズでお馴染みのInfinity Wardを設立したJason West氏とVince Zampella氏、設立以降の活躍と功績については枚挙にいとまがありませんが、Modern Warfare 2のローンチ後にActivisionとのビジネス的なトラブルからInfinity Wardを追われ、現在は多くの元Infinity Wardスタッフと共にElectronic Artsの下で新たにRespawn Entertainmentを立ち上げトリプルAタイトルの開発を進めています。
EAが昨今注力するデジタル戦略の一環として新たに開始したデジタル販売プラットフォームの「Origin」ですが、EAのCFOを務めるEric Brown氏が先日ロンドンで行われたUBSカンファレンス会場でGamasutraのインタビューに応え、Originのクライアントが既に400万インストールに接近しており、以前から示唆されてきたサードパーティタイトルの取り扱いが間もなくスタートすると語りました。
Originは来るFPS大作“Battlefield 3”のPC版プレイにも必須とされていることから、今後改めてシェアを伸ばすことは間違いありませんが、他社タイトルの取り扱いが本格的に開始された後に、以前から対立構造が取り沙汰されるSteamとのパワーゲームがどういった展開を見せることになるのか、改めて動向に注意する必要がありそうです。
かつてCD Projekt REDで“The Witcher 2: Assassins of Kings”のプロデューサーを務め、6月にCDPを退社したTomasz Gop氏が新たにCity Interactiveとドイツのデベロッパでシネマティックなストーリー重視のRPGタイトル“Venetica”の開発を手掛けたDeck13 Interactiveと共同で新作RPGタイトルを開発しているとポーランドのゲーム情報サイトGamikazeが報じ注目を集めています。
Gamikazeによるとこの新作タイトルはPCとコンソール向けのRPGで2013年のリリースを予定しているとのこと。正式な発表が待たれるニュースですが、CDP退社時にはゲーム業界から完全に去ったとも伝えられていただけにファンには嬉しい話題だと言えそうです。
昨晩、2012年3月にリリースされることが決定したRockstar Gamesによるシリーズ最新作“Max Payne 3”ですが、かつてRemedyが開発を手掛けた初代「Max Payne」がモバイルプラットフォーム向けにフルHDリメイクされリリースされることが明らかになりました。
これはTake-Twoが発表したもので、リリース時期と対応プラットフォームについてはまだ明らかにされていませんが、Rockstar GamesのソーシャルサービスRockstar Games Social Clubに対応し、有線コントローラーをサポートしているとのこと。Rockstarにとって新しい取り組みと言える今回のモバイル進出は今後改めて注目を集めることになりそうです。
昨晩NPDが8月の北米ビデオゲーム市場におけるセールス概要を発表、市場全体のセールスが前年同月より23%少ない6億6990万ドルにまで減少したことが明らかになりました。ハードウェアは相変わらずXbox 360が好調で、ソフトウェアセールスでは各方面から素晴らしい評価を得たEidosによるDeus Ex新作「Deus Ex: Human Revolution」が1位を獲得したことが明らかになっています。
昨今デジタル流通によるコンテンツ販売の隆盛が著しい成長を見せる様子が国内外で目立ちますが、市場調査を行うDFCが最新の調査結果を発表し、ビデオゲームのデジタル販売によるセールスが2013年までに小売による物理パッケージの売上げを超えるだろうとの予測を明らかにしました。
本日のニューストピックスは「Red Dead Redemption」の新しい無料DLC“Myths and Mavericks”のスクリーンショットや、Flying Wild Hogのシューター作品「Hard Reset」のDRM非搭載、「ソニック ジェネレーションズ」の豪華なヨーロッパ向け限定版、イギリスSCEの新人事、RedLynxの新作Wiiタイトル「MotoHeroz」のトレーラーといった新情報をまとめてお知らせします。
昨晩ニューヨークで開催された“Citi 2011 Technology Conference”にEAのCFO(※ 最高財務責任者)を務めるEric Brown氏が登壇、DICEが開発を進めている期待のシリーズ最新作「Battlefield 3」のプレオーダー数が約125万本を記録していると発表しました。
UPDATE:9月7日18:20
Ryan Payton氏を“Halo 4”のクリエイティブディレクターとお伝えしていましたが、新たに氏が“Halo 4”のナラティブデザイナー(※ ナラティブは“物語”の意)だったことがMicrosoftの声明から判明し、退社が夏前であったことが明らかになりました。また、今回の発表に併せてMass Effect 2のリードシネマティックデザイナーを務めたArmando Troisi氏が“Halo 4”のナラティブディレクターを務めていることも発表されています。なお、MicrosoftはRyan Payton氏の新スタジオ設立にベストが尽くせることを望んでいるとエールを送っています。
以下、前述の訂正を反映した記事本文となります。
かつて小島プロダクションでMGS4のアシスタントプロデューサーを務め、343 Industriesで“Halo 4”のナラティブデザイナーとして活躍していたRyan Payton氏が343 IndustriesとMicrosoftを退社し、新スタジオ「Camouflaj」を設立したことが明らかになりました。
Payton氏は今回のスタジオ新設について「周囲からは正気でないと言われたが、私は1度に10億人がプレイするゲームを作りたい。それは偉大な本や映画よりも強固なものだ」と発言しており、現在すでに2タイトルの開発が進められていることが明かされています。
なお、今回の退社について、氏が思い描いていたHaloとMicrosoftが求めるHaloにずれがあったことが報じられており、それを実現するに至る十分な信用を築くことが出来なかったと振り返っています。
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