先日、SteamやPortalシリーズなどでお馴染みValveのボス”ゲイブ”ことGabe Newell氏がインディアナ州のTippecanoe Valleyハイスクールで行われたマーケティングの授業にオンライン映像で登場した事をお伝えしましたが、40分に渡る今回のプレゼンテーションを全て収めた映像が新たに公開されました。
この授業はTippecanoe Valleyハイスクールの”スポーツとエンターテインメントにおけるマーケティング”を学ぶ内容で、ゲイブは前回お伝えした”Portal 2の開発完了”や”ビジネスにおいて従業員の家族を大事にするValveの方針”以外にも、マイクロトランザクションやマルチプレイにおけるユーザー同士の関係など非常に興味深い内容を生徒達に語っています。
ゲイブはValveが「Team Fortress 2」や「Counter-Strike」におけるプレイヤー達の傾向を調査する中で、”プレイヤーがそれぞれのカスタムパッケージを作成する事が出来る”事の重要性を発見したと述べ、その実験をインゲームアイテムを販売するマイクロトランザクションモデルを導入した”Team Fortress 2″で行った事を明かしました。
ゲイブはこの実験を通じて、よりプレイヤーを知る事、そしてプレイヤーが好まない事を調査していると発言し、最も多く売れたアイテムがインゲームストアで最も高価なアイテムだった事、そして2番目のアイテムが最も安いアイテムだったと明かしました。
これは単なる”結果”として提示されており、ゲイブはValveが今後より多くの実験や調査を進める必要があると笑っていますが、賛否両論に分かれ、大きな物議を醸す場合も多いゲーム内のアイテム課金において、実に興味深い結果だと言えます。
ゲーマー達による議論の場ではアイテム販売への批判やネガティブな側面が叫ばれるシーンをしばしば見かけますが、一番高いアイテムが最も売れるという事実は果たして何を表しているのか、昨今のフリーミアムモデルの隆盛や今後の潮流を象徴する様な調査結果だとも言えそうです。
なお、ゲイブは今回の授業の中で、Valveで最も気に入ってるタイトルが「Portal 2」だと発言、「“Portal 2″はValveがこれまで作り上げてきたタイトルの中で、最も自信があるデザインだ」とアピールしています。
2009年のリリース以来、すっかりスタンダードなゲームエンジンとなった感の強いEpicの「Unreal Engine 3」ですが、リリース以来の頻繁なアップデートによる機能強化やミドルウェアの組み込みなど、ナンバリングはそのままながらも、リリース当時の姿とはかなりかけ離れた進化を遂げています。
そんな中、EpicのMark Rain氏が今月28日から開催されるGDC 2011において、Unreal Engine 3による次世代クオリティのグラフィックを提示するとtwit、続けてCriffy Bも現世代のグラフィックはまだ良くないと述べ、GDCにてEpicが考える次世代クオリティを提示すると、同様の内容を示唆しています。
今年のGDCでは”PROTOTYPE”のリードデザイナーを務めたEric Holmes氏が参加するEpicの新IP発表も噂されており、今回のUE3による次世代クオリティのプレゼンテーションと絡みを見せるか、続報が楽しみです。
先日お知らせしたTechlandの新作ゾンビFPS「Dead Island」に早くも映画化権が売却されたとの噂が登場し、映画”ハムナプトラ”シリーズや”スコーピオン・キング”などで知られるショーン・ダニエル監督が獲得したと”HitFix“が報じた事をお知らせしましたが、昨日パブリッシャーを務めるDeep Silverの親会社”Koch Media”が”映画化の権利はまだ売られていない“と噂を否定しました。
なお、Koch MediaのCEOを務めるKlemens Kundratitz氏は、Dead Islandの映画化について莫大な量の問い合わせがあったと主張。映画化はとりわけクオリティを重視して製作先を探していると述べ、ゴールは超大作映画の実績を備えた”誰か”と仕事を進める事だと発言しています。
たった1本のトレーラーで世界中の話題を集めた今回のDead Islandですが、まだゲームのプレイ映像すら登場していない現実を考えるとDeep Silverのプロモーション勝ちという状況にも見えます。最終的に誰がこの権利を獲得する事になるのか、ゲームの続報も含め動向が楽しみです。
遂にイギリスより先に国内ローカライズ版がめでたくリリースを迎えた「Two Worlds II」、ある種のゲーマーには福音となる素晴らしいタイトルですが、海外で意外な(でもない)騒動が勃発、さらにその騒動から”Two Worlds”の新作が来年リリース予定である事が明らかになるという恐ろしく斜め上な展開が繰り広げられています。
ことの発端はBeefjack.comに、Topwareが「Two Worlds II」に7点以下と評価したメディアをブラックリスト化し、そのメディアとの関係を絶とうとしているとの噂が掲載されたもの。
その後、Destructoidがこれを元にした新たな記事を公開、過去に7点以上の評価をレビュワーに強要し、それ以下の評価を下したレビュワーに対して、侮辱していると攻撃し、多くのレビュワーに”失望している”との語った事で非難された前歴があると重ねて非難、”Two Worlds II”は良いゲームだと前置きした上で、Topwareの幼い行動は産業において一般的ではないと主張しています。
この画像は前述したDestructoidの記事に反応してコメント欄に登場したTopwareのディレクターを務めるJames Seaman氏が書き込んだ物で、すでに投稿は消されてしまったものの、レビュースコアの底上げを頼んだことが無い事、ブラックリストなど存在しない事、そしてTwo Worlds IIの成功により成長したスタジオの次回作がリリース出来る事を楽しみしているといった内容が記されています。
さらに氏は続けてコメントを投稿、ここでも赤で囲んだ部分は既に消されていますが、その部分にははっきりと以下の様な内容が記されています。
Topwareはこれまでよりも良い開発に取り組んでおり、2012年に登場する”Two Worlds”ゲームの為に刷新された3Dモデリングとアニメーション、そしてCGチームを新たに持ち込んでいます。
毎度の事ながら斜め上過ぎてどこまでが本気で、どこからがネタなのか判らないTwo Worlds絡みの騒動。なお、今回登場したディレクターのJames Seaman氏は前回のイギリス版延期の際に、”中国からの積荷が壊れていた!信じられない”と弁明し、昨年9月にブラッシュアップを理由にSouthPeakが決定したリリース延期には”もう全て完成している”と強い批判を行っていた人物。また、TopWareのDirk Hassinger社長はPS3版のリリースに当たって罵詈雑言に溢れた批判でソニーを糾弾、担当者の電話番号とメールアドレスを公開したいとの過激な発言を行っていました。
という事で、以外な展開から来年の新作が明らかになったTwo Worldsですが、何が起こってもおかしくないTopWareだけに、真偽の程はオフィシャルな発表を待つ以外に無さそうです。また、来週には待望の”Two Worlds II”イギリスリリースが控えており、もうこれ以上騒動が拡がらない事を期待したいところ。しかしこんな状況がずっと続く中、ゲームはめっぽう面白い!というのがTwo Worldsの恐るべきポテンシャルに違いありません。
新作ではどんな波乱が待ち受けているのか、そっちの意味でも続報をお楽しみに!
1999年にリリースされた初代”Medal of Honor”以降、人気シリーズとしてリリースを重ね、昨年サブタイトルを外し原点回帰とシュータージャンルの王座復活を掛けてリリースされた「Medal of Honor」でしたが、セールスは500万規模に止まり奪還には至らず、Electronic Artsは来る”Battlefield 3″にその望みを託す事となりました。
続編の登場はセールス結果によって左右されると、かねてからプロデューサーを務めたGreg Goodrich氏から明言されており、動向が心配される状況が続いていましたが、本日Goodrich氏がMedal of Honorの公式blogにて、Danger Closeが新しい”Medal of Honor”タイトルに取り組んでいると報告しました。
Goodrich氏は、昨年10月のMedal of Honorローンチ以来、多くのフィードバックを吸収し学習していると発言、次期タイトルを前に進められる事にとても興奮していると喜びを明らかにしています。また発表もそう遠くない様子で、FacebookやWebサイトの情報を頻繁にチェックしておく事を勧めています。
本当に色々と惜しい所が山盛りだった前作Medal of Honorですが、光る所も存在しただけに、次回の改善に期待したい所。来るアナウンスを楽しみに待ちたいと思います。
先日、衝撃的なトレーラーを引っさげて数年ぶりの新情報と共に帰ってきたオープンワールドのゾンビタイトル「Dead Island」、このトレーラーの余波は既にゲーマーの枠を超え、瞬く間に世界中の注目を集めた大変なものとなりました。
そんな中、本日映画やTV、音楽等を取り扱う情報サイト”HitFix“が、Dead Islandの映画化権を映画”ハムナプトラ”シリーズや”スコーピオン・キング”などで知られるショーン・ダニエル監督が獲得した事を報じました。
これまでAlphaville productionのJames Jacksプロデューサーとのタッグが多かったショーン・ダニエル監督ですが、つい最近自身のプロダクション”Sean Daniel Company”を設立したとのことで、映画化権を購入したのはこちらの新会社となっている模様です。
パブリッシャーがDeep Silverに決定して移行、驚く様な展開を見せるこの一連のサクセスに驚いているのはポーランドで数年にわたってDead Islandの開発を進めてきたTechland自身かもしれません。
ゲームの概要やディテールは幾つか明らかになっているDead Islandですが、まだ新ビルドのプレイ映像などは登場しておらず、ユニークなゲーム設定も相まってプレイ感がどのような物になるのか続報が待たれる状況が続いています。
そんな中、Deep Silverにてマーケティングに携わるAubrey Norris氏が本作の特徴が”First-Person Melee”だと発言、一人称視点での近接攻撃にフォーカスした戦闘が楽しめる事が明らかになりました。なお、近接攻撃に力を入れると共に、銃器による戦闘もしっかり用意されている事が語られています。
先日PC版”Crysis 2″の流出により大きな衝撃が走ったElectronic Artsですが、本日新たにXbox 360版「Bulletstorm」の流出が判明、まだEAやEpic、People Can Flyからのコメントは出ていませんが、Killzone 3の流出も含め連続して発生する著作権侵害の問題は再び紛糾する事となりそうです。
先ほどEpicのVPを務めるMark Rein氏がTwitterにてPC版「Bulletstorm」のプレイアブルデモのリリースを進めている事を明らかにしました。現在のところリリースの日程は不明ですが、Mark Rein氏はリリースがそう遠くない事を示唆しています。
People Can FlyとEpicによる期待の新作Bulletstormのリリースは北米で2月22日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨日は遂に新ビルドによる「Portal 2」の冒頭シーンを収めたプレイ映像をお届けしましたが、本日オンラインゲーム情報誌を発行するGamerzinesが意外なソースから判明した”Portal 2″の開発完了を報じました。
この開発完了を告げたのはValveのボスとしてお馴染みのゲイブことGabe Newell氏で、インディアナ州のTippecanoe Valleyハイスクールで行われたマーケティングの授業にオンライン映像で登場し発言したもの。
Portal 2の開発完了を告げたゲイブは、現在最終的な承認を待っている状況にあり、ディスクの製造準備も終えたと明かしました。さらにゲイブはValveの次回作がDota 2だと明かし、今年後半に登場予定だと発言しています。
これで追加のValve時間発動は起こらずに済みそうでファンには嬉しい報告となりました。
プロダクトのクオリティに高い定評のあるValveは同時にオンライン流通ビジネスにおける覇者とも言える存在であり、現在その影響力は遂にコンソールにも進出しようとしています。
そんなValveを成功に導いてきたゲイブはこの授業にて、ビジネスにおける家庭生活の重要性を説き、企業が従業員や開発者達の家庭生活を壊す事は最終的にビジネス自体を破壊する事になると発言しました。
ゲイブはValveの従業員が開発を楽しみ、愉快に過ごしていると考えていると前置きし、大きな心配の1つが従業員の家族達に掛けるストレスの量だと説明。長期間のビジネスに携わる場合、遅かれ早かれ周りの家族が抱えるストレスが本人を襲うケースがままある事を述べ、Valveが社員の勤務時間のバランスを考慮しながら、家族とのコミュニケーションを十分に取れる様に進めていると明かしています。
また、ゲイブはより円滑なコミュニケーションを図る為に従業員とその家族を連れて毎年社員旅行を行っているとのことで、従業員の家族達も企業の一員であると感じてもらう機会を得て、しばしば世に見られるゲームデベロッパの異常な作業負荷の問題解決に抜本的なアプローチを行っている事を明らかにしました。
愛情山盛りのこだわりと職人気質なハイクオリティのゲームタイトルを数多くリリースするValveの品質は、やはりこういったシンプルなアプローチが大きな要素となっている事は間違いなく、当たり前の(しかし何よりも難しい)事を、さも当然だと大事にしながら、パワフルに未開の地を開拓していく巨躯は”さすがゲイブ!”といったところでしょうか。
“The Darkness”や”Chronicles of Riddick”の開発で知られ、現在はモリニューの名作”シンジケート”のリメイクタイトルを進めているとされる「Starbreeze Studios」が新たにEpicのゲームエンジン”Unreal Engine 3″の複数年ライセンスを取得した事が明らかになりました。
StarbreezeのボスJohan Kristiansson氏は、市場に存在する幾つかのゲームエンジンを評価したところ、UE3の利用がStarbreezeのニーズに最もフィットする優れたソリューションとの結論に達したと発言、UE3が内包するツールの連携に感動したと述べ、開発チームの生産性を大きく促進すると評価しています。
という事で、気になるのはやはり”何を”作っているのかというところ。シンジケートについては制作に入って随分経つことから何らかの新作タイトルの計画が進んでいるとも考えられる今回の提携、良作を生み出す実力あるStarbreezeだけに今後の動向には一層注目が必要なようです。
北米ゲーム産業の調査統計を行うお馴染みNPDが2011年1月の北米セールス結果を発表、ソフトウェア/ハードウェア共に前年から落ち込みを見せる結果となりました。またソフトウェア販売のトップ10タイトルも発表、Treyarchの「Call of Duty: Black Ops」が1位を獲得した事が明らかになっています。
北米2011年1月のハードウェア販売は3億2400万ドルで、前年比8%減の結果となっています。最も売れたハードウェアはXbox 360で、Kinectの持続的なニーズにより38万1000台を販売し、前年比で4万8000台増で15%の成長を見せる結果となりました。また、この結果と同様にプラットフォーム別の小売販売もXbox 360がトップを飾った事が明らかになっています。
北米2011年1月のソフトウェア販売は全体で5億7600万ドルとなり、前年の6億680万ドルから5%低下。PCタイトルの販売を含む合計は6億310万ドルとなっています。
なお、1月のソフトウェア販売トップ10は以下の様なラインアップとなっており、北米でのCall of Duty: Black Opsの強さが目立つと共に、Just Danceフランチャイズの台頭、さらには1月25日リリースのDead Space 2がローンチ数日で3位にランクイン。また、上位10タイトルの内4タイトルがモーションコントロール用タイトルである事も興味深い状況と言えそうです。
- Call of Duty: Black Ops(PS3/360/Wii/DS/PC)
- Just Dance 2(Wii)
- Dead Space 2(PS3/360/PC)
- LittleBigPlanet 2(PS3)
- Zumba Fitness: Join the Party(PS3/360/Wii)
- NBA 2K11(PS3/360/Wii/PSP/PS2/PC)
- Assassin’s Creed: Brotherhood(PS3/360)
- Dance Central(360)
- Michael Jackson: The Experience(Wii/DS/PSP)
- DC Universe Online(PS3/PC)
また、周辺機器ではKinectやMove等の好調からか、売上げが前年比6%増の2億3510万ドルとなっています。
昨年4月、ビデオゲームの父として知られるノーラン・ブッシュネル氏のAtari復帰に伴い、AtariのCEOとディレクターを兼任していたDavid Gardner氏と、当時役員の1人だったアイトーイのプロモーションやHomeの開発にSCEワールドワイドスタジオの元CEOとしても知られるPhil Harrison氏が共にAtariを去った事をお伝えしました。
この2人はその後、オンラインやソーシャル、モバイル、Webゲームスペースにスポットを当てたインディゲーム専門の投資会社”London Venture Partners”を設立、本日このLondon Venture Partnersが初めて投資したフィンランドのデベロッパSupercellによるブラウザベースのRPGタイトル「Gunshine」がクローズドβテストを開始した事が明らかになりました。
このタイトルはSyndicateとDiabloを足して2で割った様な基本無料プレイのタイトルで、ブラウザベースの凝ったタイトルながら、プラグインを必要としないとのこと。現在ベータテストへの参加はFacebookからの招待を通じてのみ可能で、ゲームプレイでは友人とのCo-opプレイを筆頭に、キャラクターの豊富なカスタマイズや無数のクエスト、街の指揮権をめぐる10党派の勢力争いなど、本格的なゲーム性を実現しています。
Atariを去った2人の新ビジネスが成功するか、今後の動向に注目です。
昨日開催された”Goldman Sachs Technology and Internet Conference”にElectronic ArtsのCEOを務めるJohn Riccitiello氏が登壇、かつてEAが保っていたシュータージャンルにおける市場をリードするポジションを失い、現在もその状況が続いている事を認める発言を行いました。
Riccitiello氏は様々な意味で、初期のMedal of Honorタイトルが最初のマスマーケット向けのシュータータイトルだったとの自負を述べ、それがPS3時代の変革期において不運にも失われたと前置きし、来る「Battlefield 3」の存在がこれを取り戻す機会だと発言しました。氏は3年間に渡り投資してきたBattlefield 3が今年ビデオゲーム産業で最も優れたプロダクトとして立ち上がるだろうとアピールしています。
昨年は王座へと手を掛ける事も叶わず終わったEAですが、DICEの新エンジンによる”Battlefield 3″の存在はやはり相当に大きな一撃の様子で、昨今の奪還に掛ける意欲的な発言に大きく力強さを与えている様に見受けられます。
また、会場ではオリジナルのDead Spaceから倍以上のペースでセールスを伸ばしている”Dead Space 2″の成功にも触れ、「Dead Space 3」の名前を実際に発言した事が確認されました。
これはRiccitiello氏が会場で紹介したEAの”強く成長するフランチャイズ”リストの中にDead Spaceの名前が無かった事から明らかになったもので、リスト入りしなかった理由としてRiccitiello氏はフランチャイズの成長ペースよりも”Dead Space 3″登場の方が早いと語っています。
なお、この成長フランチャイズリストには、Madden、FIFA、Need for Speed、Medal of Honor、Battlefield、そしてMass EffectにDragon Ageなどが含まれ、リリース時期の発表が待たれるStar Wars: The Old Republicも名前が挙げられていた事が記されています。
Bloombergの報告によると、この意欲的な姿勢を示すプレゼンテーション後、Electronic Artsの株価が2.9%の上昇し、2010年5月以来の高値を更新、オプション価格の指標となるインプライド・ボラティリティー値が23%から40.42%まで跳ね上がり、ストックオプションの取引はここ4週間の平均から4倍以上になったとのこと。
昨年10月にはタイトルの不振から大幅な株価下落を記録したEAですが、Dead Space 2を始め今後控える期待作のポートフォリオの豊富さは本物といった所でしょうか。今後Battlefield 3の続報を含め、動向に注目です。
先月のPropaganda Game閉鎖を皮切りに、Disney Interactive Studiosが傘下のスタジオを含め250人規模のレイオフを敢行、今後のスタジオ運営を、かつてBungieでHaloシリーズを生みスタジオの共同創設者としても知られるAlex Seropian氏が率いるなど、かなり大規模な再編が進められている事をこれまでにお知らせしてきました。
そんな中、新たにDisney Interactive Studiosのゲームデザインディレクターを務めていたFrederic Markus氏がDisneyを退社し、LucasArtsへクリエイティブディレクターとして移籍した事が明らかになりました。
さらに、Disneyでは今後さらなる注力を見越しているソーシャルデベロッパのPlaydomに、Star Wars: The Old Republicの開発で知られるBioWare AustinのVPを務めていたGordon Walton氏が新たに参加した事も判明しています。
なお、Walton氏はかつてLucasArtsでStar Wars: Galaxiesにも携わっており、何やらぐるぐる人が似た場所で回っている様な印象も覚える今回の大きな移動ですが、Disneyの再編規模が想像以上に大きな動きである事が如実に感じられるニュースとも言えそうです。
本日ポーランドのデベロッパCity Interactiveは、昨年6月にPCとXbox 360向けにリリースしたシュータータイトル「Sniper: Ghost Warrior」の販売がリリースから7ヶ月を経て100万セールスに到達したと発表しました。
City InteractiveのCEOを務めるMarek Tyminski氏はこの成功について、開発チームによる多くのハードワークと献身によってSniper: Ghost Warriorが世界的な成功を収めた事を喜ばしく思っているとコメントし、3月にリリースを控えるPS3版Sniper: Ghost Warriorや、Sniper続編、そしてStuart Black氏がCryEngine 3で開発を進めているとされるWWIIシューターなどの未発表作品への意欲を改めてアピールしています。
昨晩、商標やドメイン等の情報でお馴染みのSuperannuation氏がTake-Twoの期待作「XCOM」に大きな変更がもたらされているとの噂が聞こえてきたと発言、その後2K AustraliaのスタジオディレクターであるMartin Slater氏が先月末でスタジオを退職した事も明らかになり、続報の途絶えているXCOMの進捗に心配の声が上がっています。
昨年E3で発表された際には2011年リリースとされていたXCOMですが、先日お知らせしたTake-Two InteractiveのQ3財務報告では2012年会計年度リリースへの変更が明らかにされていました。
なお、今回の噂について2Kはノーコメントと回答を寄せており、具体的な続報の登場が待たれます。
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