様々な記録を今も伸ばしつつあるTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」ですが、また新たなマイルストーンに到達した事が明らかになりました。Activision Blizzardの声明を報じたMTV Multiplayerによると、Call of Duty: Black Opsのプレイ人口が2000万人に到達、なんとゲームの総プレイ時間が6億時間(約6,8500年)を記録したとの事。
これは11月9日のリリースから一日辺り平均1000万時間がプレイされている事を示しており、リリースから4ヶ月で2500万プレイヤー到達が発表されたModern Warfare 2と比べて、Call of Duty: Black Opsがかなりのハイペースで記録を伸ばしている事が窺えます。
また、お馴染みMythbustersの検証映像のエピソード3も登場、今回は以下の様な内容の真偽が確認されています。
- 落下死する高さから他のプレイヤーの上に着地する事で生きながらえる事が出来るか
- トマホークで自殺する事は可能か
- Mortarsは航空機を破壊する事ができるか
- ケアパッケージにExplosive Boltを突き刺せるか
- SAM Turretでの自殺は可能か
- SAM Turretが壁を撃つ場合はどうか
- SmokeとGasグレネードは水たまりでも爆発するか
- Launchマップのロケットは打ち落とす事が出来るのか
さらに今回はBallistic Knifeとトマホークを駆使した凄プレイ映像もご紹介。鬼エイムで静かに的確に敵を無力化していく様子は、もはや”Black Ops”ではない何か別のゲームにも感じられる不思議なプレイ映像となっています。凄い……。
昨年末に行われたVGAのGOTYを得たRockstarの「Red Dead Redemption」ですが、VGA以外のアワードでも様々な賞を受賞し、まさに昨年のゲーム業界を席捲したタイトルとなりました。リリース前にはマカロニウエスタンのタイトルとして苦戦するのではと噂された本作でしたが、予想を覆す大きな成功と今回の受賞は続編の登場に一層期待を抱かせるに十分な結果だったと言えます。
そんな中、Rockstarのプロダクト開発のVPを務めるJeronimo Barrea氏が最新号のOfficial PlayStation Magazineに登場、Red Dead Redemptionが口コミによる大きな成長と成功を収めた事に喜んでいると発言。続編について開発のアイデアが残されているかと尋ねられたBarrea氏は「全てのRockstarタイトルには盛り込まれなかった大量のアイデアが残っている」と今後の展開に関する意欲を明らかにしています。
これまでPC版のリリースは無いと明言されてきたRed Dead Redemptionですが、ここにきてPC版登場の噂が登場しています。これはゲームの通信販売を行う”World of Games”にPC版のページが掲載された事から噂となっている物で、現在は該当ページが取り下げられたものの予約も可能な状態で公開されていました。
また、World of Games以外にもGameshop、MegaHracky、Game Leaderの3サイトでも掲載され予約可能な状態となっていますが、いずれもチェコの販売サイトでの登場に留まっており、今後事実確認が待たれる所です。
いよいよ1月6日から9日にかけてラスベガスで開催される今年の「CES 2011」ですが、ショーのキックオフを務めるマイクロソフトの基調講演がFacebookのMicrosoft公式ページにてストリーミング配信される事が明らかになりました。
これはお馴染みMajor NelsonことLarry Hryb氏が明らかにしたもので、ストリーミングは東部時間9:30pm、太平洋標準時6:30pm、国内では6日木曜の午前11時半頃から開始されます。
昨年のCES会場ではSteve Ballmer氏がキーノートを行い、IPTVサービスのU-verseやXbox Game Roomの発表、当時は”Project Natal”と呼ばれていたKinect関連の情報や、Halo: Reach、Alan Wake等に関するアナウンスが行われており、今年も何らか大きな発表が控えているのではないでしょうか。
なお、海外情報サイトのGlimpse Dogでは今回の基調講演用の物とされるバックステージの写真が掲載され、Avatar Kinectと名付けられたサービスがアナウンスされるのではないかと噂になっています。
昨年末、Civilization Vのリードデザイナーを努めたJon Shafer氏がFiraxisを退社した事が報じられていましたが、本日Jon Shafer氏が”Elemental: War of Magic”やゲームのデジタル流通サービス”Impulse“等を手掛けるStardock Entertainmentに入社した事が明らかになりました。併せて、Tomb Raiderやブレア・ウィッチ・プロジェクトのノベライズを手掛けた小説家のDave Stern氏もStardock入りしたとの事。
Jon Shafer氏の移籍はBig Downloadが行った電話インタビューから明らかになった物で、Firaxisを円満な関係で退社した氏は今後Stardockにて”Elemental: War of Magic”の開発に携わると共に、氏が率いる未発表の新プロジェクトを進めていく事が記されています。
インタビューの中でJon Shafer氏は”自分が作りたかった類のゲームを作る自由”が与えられる企業で働きたかったと語っており、若くしてCiv Vのリードデザイナーという重責を担ったJon Shafer氏の今後に期待が高まります。
なお、昨年の10月にはかつてCiv IVの外部コンサルタントとして活躍し、同タイトルの有名MOD”Fall from Heaven”の開発者として知られるDerek Paxton氏もシニアプロデューサーとしてStardockに入社しており、”Elemental: War of Magic”の新拡張パックは奇しくもDerek Paxton氏とJon Shafer氏が顔を合わせるタイトルとなる事が明らかになりました。
さらに併せて入社が明らかになったSF小説家のDave Stern氏のStardock入りについてはプレスリリースが発表されており、”Elemental: War of Magic”に来る2本の拡張パックに携わる事が明らかにされています。
昨日はゲーム技術の総まとめをお知らせした年末特集、第2弾は今年の”良い顔”とゲーム開発者のオモシロエピソードを纏めた愉快な記事のご紹介です。人間からキュートな動物達、お馴染みのゲーム開発者まで揃う一年の〆に相応しいハッピーな内容となっています。という事で早速ゴー!
数多くリリースされたビッグタイトルが素晴らしく豊作だった今年もいよいよ終わりを迎え、いよいよ新しい年を迎える事となります。ゲームニュースから技術ネタ、面白ネタまで色々とお伝えしてきた今年のdoope!ですが、今年も去年に引き続き一年を振り返る特集をスタート!まずは近い将来もう実現が間近に迫っているゲーム関連の技術ネタをご紹介します。
今年は遂にXbox 360とPS3がモーションコントローラのローンチを果たし、3D立体視対応も本格化、さらに加速した感の強いゲーム周辺技術はこのままどこまでいってしまうのか、ご紹介する記事はいずれも今後の動向を示唆する非常に興味深い内容となっています。なお、各見出しからは該当記事へとリンクを設定していますので、内容が気になった方は元記事でより詳しい内容がご覧頂けます。
Left 4 DeadやPortal、新作が待たれるHalf Lifeシリーズなど数多くの大作を手掛けながら、デジタルディストリビューションの覇者であるSteamを運用し、以前にはゲーマーの心拍数や発汗量等の生態測定技術を元にしたゲーム技術に関する内部研究などが進められている事が報じられていたValveですが、新たに眼球の動きによりゲームをコントロールする技術を研究している事が明らかになりました。
これはValveの広報を務めるMike Ambinder氏がGamasutraが掲載したゲームのアクセシビリティに纏わる記事の中で語った物で、体に障害を持つゲーマーへの経験を改善する様々な研究の中の1つである事が氏から語られています。同様の研究としてHalf-Life 2: Episode 3にて手話の利用が検討されていた事などが話題になりました。
まず、Ambinder氏はValveのタイトルに実装されている、字幕やサブタイトル、色盲用モード、シングルプレイゲームのポーズ機能、よりイージーな難易度レベル、操作キーやボタンの再マップ機能などのほとんどが、体に障害を持つプレイヤーのゲーム経験を改善する目的で考えられた物から生じた物である事を明かしています。
こういった経緯から現在はコントロールの代替技術に関する研究が常に続けられており、また存在しないようなゲームコントロール方法への先行的なアプローチを見つける事を目的に様々な操作方法が模索されているとの事。
Ambinder氏はこの中でも特に力を入れている研究がアイトラッキングによるゲームのコントロールである事を明かし、視線の動きをマウスカーソルのプロキシ役とさせる事をはじめ、マウスやキーボードの一切を必要としないゲームプレイも視野に入れた研究を進めていると語っています。
相変わらず意欲的なアプローチと取り組みを見せるValveですが、やはりValveのクオリティは秀逸なゲームデザインだけでは無く、各種タイトルのコメンタリ等でも見られる通りプレイヤーである”人間”に対する飽くなき興味が裏打ちをしている物だと感じられる印象的なニュースでした。
残念ながら今年のVGAで発表予定だったギアーズ関連の新情報は延期となってしまいましたが、来年2月28日~3月4日にかけてサンフランシスコのMosconeセンターで開催される”GDC 2011″にてEpicの新IPが発表される可能性が出てきました。
これはお馴染みEpicのCliffy Bが最新号のEGM誌に掲載されたインタビューで語った物で、2011年の初めに明らかになる新タイトルが新しいIPである事を明言、発表が行われる場所がGDCである事を示唆しています。名称や詳細については明らかにされていませんが、そのほとんどがCliffy Bのアイデアから成るタイトルである事が語られています。
そして、Cliffy Bはこのタイトル開発における重要人物として”PROTOTYPE”のリードデザイナーを務めた事で知られるEric Holmes氏の名前を挙げ、Holmes氏が参加して以降、前述のCliffy Bのアイデアによるタイトルの内容にHolmes氏の要素が多くミックスされたタイトルになったと語っています。
さらにCliffy Bは新しいIPの登場について、昨今のゲームデザイナーが現代のスタン・リーとジャック・カービーだと述べ、人々に大きな衝撃をもたらすユニバースを作っていると発言、Call of DutyシリーズがオリジナルのMedal of Honorを手掛けたゲームデザイナーにより生み出され、Gears of WarがオリジナルのUnreal Tournamentによって創られたと語り、来る新IPのクリエイトが楽しみだと意気込みを語っています。
(※ スタン・リーはアメコミの第一人者として、マーベル・コミックの多くを手掛けた当サイトでも御大としてお馴染みの巨匠。ジャック・カービーも同じくマーベルの原作者で、X-メンやファンタスティック・フォーなど多くのキャラクターを生み出した事で知られています。)
まさかCliffy BのアイデアにHolmes氏が得意とするオープンワールドが融合する様なタイトルの開発が進められているのか、2月末のGDC開催が今から楽しみ!です。
昨日Activisionが元Infinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏に対して起こしていた訴訟の内容を更新し、新たにElectronic Artsを相手取り4億ドル規模の損害賠償を求めていたことが明らかになりました。
このActivisionの動きに対し、Electronic Artsの広報を務めるJeff Brown氏がロサンゼルスタイムに「これはつまらない事と計画的なミスディレクションに満ちた宣伝的なパフォーマンス」「Activisionは、解雇され、ただ彼らの未払いの報酬を正統に得たいと願う2人(Vince Zampella氏とJason West氏)のアーティストに対する明確な対応を持ち合わせていない事実を隠蔽したいだけだ」とActivisionの行動に強い批判を顕わにしています。
なお、今回のActivisionの応訴にEAが加えられるかどうかは法廷が1月に決定を下す予定となっており、年明けからいよいよ具体的な結審に向けて両社の動きが本格化すると思われます。また、Vince Zampella氏とJason West氏を中心とした退職者グループと現Infinity Wardの従業員グループが未払いのロイヤリティー支払いをActivisionに求めた裁判の公判期日は2011年5月23日となっています。
今年の3月2日、Modern Warfare 2の世界的なローンチを果たし、マップパックのリリースを控えていた当時のInfinity WardのボスVince Zampella氏とJason West氏が突如Activisionから解雇されて以降始まったInfinity WardとActivision、そしてInfinity Wardの2人が起ち上げたRespawn Entertainment、そしてRespawnと手を組んだElectronic Artsを巻き込んだ泥沼騒動はまだ皆さんの記憶に新しい事と思います。
以降壮絶な舌戦が繰り広げられてきたものの、肝心の裁判については具体的な続報が登場せず、進展が見られない状況が続いていました。そんな中、今月に入りActivisionがVince Zampella氏とJason West氏を相手取り4月に提訴した訴訟内容を更新、新たにElectronic Artsも相手取り4億ドル(約335億円)の損害賠償を求めている事が明らかになりました。
今回の更新は4月の訴訟内容にElectronic Artsが関与した事を示す新たな証拠としてEメールの文書等を添付した物で、Vince Zampella氏とJason West氏がCall of Dutyシリーズの失敗を目論み、Infinity Wardを分裂させ、Activisionに甚大な損害を与える為にElectronic Artsと共謀したという衝撃的な内容が含まれています。
Activisionが提出した70ページに及ぶ資料にはInfinity Wardの歴史やCall of Dutyフランチャイズ、Vince Zampella氏とJason West氏に関する情報の詳述と共に、2009年8月に両者がElectronic ArtsのJohn Riccitiello社長と私的な会談の場を持ったとの内容が記され、この会談後2人がElectronic Artsと秘密裏に共謀し機密情報等のやり取りを行っていたと記されています。
また、Vince Zampella氏とJason West氏とElectronic Artsの間を取り持ち”ハイジャック”に関与した人物としてCAA(Creative Artists Agency:ハリウッドのタレント事務所)の所属エージェントSeamus Blackley氏がやりとりしたメールの内容を証拠として添付、この私的な会談について”面白い混乱を遂行する事が出来た”と振り返っている内容が記載されています。
さらにActivisionはVince Zampella氏とJason West氏がElectronic Artsと共謀しCall of Dutyシリーズに携わる他のデベロッパに損害を与える為に動いていたとして、TreyarchのCall of Duty: World at War用DLCのトレーラー公開日にInfinity Wardが手掛けていたModern Warfare 2のトレーラーを故意に公開したと内部からのサボタージュを行っていたと記しています。
この件の証拠としてJason West氏とInfinity Ward社員間に交わされたメールが挙げられており、Treyarchのトレーラー公開を知ったWest氏が社員に自分達の映像を公開する事でTreyarchのプロモーションを破壊し亡き物にしようと語った旨が掲載されています。
さらにActivisionはVince Zampella氏とJason West氏の人格を否定する様な評価を記載しており、彼らの世間的な評価と現実には差異があり、実際の彼らは他のデベロッパや別のActivisionタイトルにスポットライトを奪われるかもしれないという嫉妬に取り憑かれた心の狭い幹部だったと記載、泥仕合にも程がある残念な内容となっています。
という事で、後ほど改めてお知らせしますが、既にElectronic Artsからの反論も登場、本当に目も当てられない酷い状況になっていますが、Vince Zampella氏とJason West氏がActivisionに対して起こした未払い金を含む32億円規模の訴訟に対し、10倍以上の損害賠償を求め反訴したActivisionのトラブルは果たして着地点を見出す事が出来るのか、難しいとは思いますが平和的な解決が訪れる事を希望します。
なお、これまでの経緯をご存じない方、或いは忘れてしまった方に向けて以下に過去の記事を時系列にまとめました。ご興味のある方は是非ご一読をお勧めします。
[2010年3月2日] 噂:Infinity Wardに何らかのトラブルか?様々な情報が錯綜中
[2010年3月2日] 続報:ActivisionがInfinity Wardのボス2人に対する訴訟を準備中か、SECの公式文書から明らかに
[2010年3月3日] 続報:Infinity Wardに何が起こっているか?ボス2人はやはり退社、しかしIWは今なおCoDの中心を担う
[2010年3月5日] Infinity Wardのボス2人が32億円と”Modern Warfare”フランチャイズを求めActivisionを提訴
— この間にInfinity Wardから21名のスタッフが退職 —
[2010年4月28日] 今度はInfinity Wardに残った社員グループがロイヤリティーの支払い等を巡りActivisionを提訴
[2010年4月28日] Infinity Wardが訴訟内容を更新、Activisionが「警察国家」的な体制を作った
今年に入りHDコンソールの普及が本格化しはじめた南米ゲーム市場ですが、南米の中心的な市場であるブラジルで遂に「PlayStation Move」が販売開始された事が明らかになり、その価格がなんと468ドル(約 39,000円)という恐ろしい価格設定になっている事で注目を集めています。
ブラジルでのMoveの販売価格とされている799レアル/468ドルは、バンドルモデルの価格では無く、あくまでMoveコントローラー自体の価格となっており、同様にXbox 360用のモーションコントローラーKinectもかなり高額な599レアル/418ドルで販売されているとの事で、かなり不思議な価格設定となっている模様。
なお、ブラジルのゲームサイトGameGenerationによるとこれまで輸入業者がこの価格で販売を行っていたものの、12月17日にSony BrazilがMoveの公式発表を告げるプレスリリースを発表、なんとこの799レアルが最終的な公式価格と決定した事が明らかになっています。
ブラジルでは非常に高い関税が掛けられる事が知られており、どうも無線周りのライセンスや認可などでもコストが増している様子。今後大きなビジネスの可能性を持つとされる南米市場ですが、まだ色々と制度的な問題を含め多くの課題が残されている様です。
本日Activision Publishingがプレスリリースを発表、Treyarchが開発を手掛け2010年11月9日にローンチを迎えたCall of Dutyシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」の売上げがActivisionの内部調査において10億ドルに達した事が明らかになりました。
Activision BlizzardのCEOを務めるBobby Kotick氏は今回の発表について「全てのエンターテインメントの中でCall of Dutyシリーズと映画”Avatar”だけが10億ドルのマイルストーンを速やかに達成した」と述べ、この記録がTreyarchおよびInfinity Ward、Sledgehammerの才能に対して広く世界中から寄せられた賛辞だと語っています。
さらに、販売本数だけでは無く、アクティブなプレイヤーが多い事、そしてプレイに費やされる時間は先例の無い物だと語ったKotick氏は”Call of Dutyはゲームを超える物で、これこそが真実のコミュニティだ”とシリーズに対する自信を顕わにしています。
早くも10億ドルのマイルストーンを達成し、遂に初のマップパックDLCもアナウンスされたCall of Duty: Black Ops、一体今後どこまで記録を伸ばす事になるのか、今後の動向に注目です。
2011年2月28日から3月4日までサンフランシスコのMosconeセンターで開催される「GDC 2011」の会場で行われるAI開発に関するパネルイベント”AIサミット”の詳細が公式サイトにて発表されました。
今年のAIサミットでは、”成功を収めた商用タイトルに見られた問題とキーアーキテクチャを探る”事が掲げられており、アドバイザーにはNintendo of AmericaのSteve Rabin氏とDave Mark氏も参加しています。
今回アナウンスされたのは5つのパネルで、以下の様な内容となっています。
- AI Unplugged: How Experienced Devs Think Through AI
経験を積んだデベロッパ達がAIをどの様にデザインし、問題の追跡をどの様に行っているか等AIに対する開発のプロセスをプレゼンテーション。スピーカーにはBlizzardのBrian Schwab氏やDouble FineのChris Jurney氏、Rockstarのリードを務めるBrett Laming氏が登壇。- People in Your Pocket: High-Quality AI on Mobile Devices
ソーシャルゲームやモバイルタイトルを手掛けるngmocoの Andrew Sternが登壇、タイトなモバイルデバイスの制限下におけるAIキャラクターの開発を解説。- AI Pr0n: Maximum Exposure of Your Debug Info!
BlizzardのBrian Schwab氏と38 StudiosのMichael Dawe氏、EAでSims開発に携わるRez Graham氏らがそれぞれのデバッグ手法を明かし、異なるメソッドのAIデバッグについて議論。- Flirting with the Dark Side: Scripting and AI
リッチで動的なAIと静的でフラジャイルなスクリプティングの間違った二分化についてAI開発のダークサイドを議論。- Lay of the Land: Smarter AI Through Influence Maps
マップの影響を元に環境的な思考を持つ賢いAIを生む3種の見解。
毎週お馴染みのUKセールスチャートが先ほど発表、12月18日終了週のセールスチャートを「Call of Duty: Black Ops」が首位をキープし、3週連続の1位に輝いた事が明らかになりました。また、Need for Speed: Hot Pursuitが先週の7位から3位に浮上、Medal of HonorもTOP10圏外から8位と順位を上げています。
以下、40位までの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位. Call of Duty: Black Ops
- 2位. FIFA 11
- 3位. Need for Speed: Hot Pursuit
- 4位. Just Dance 2
- 5位. Assassin’s Creed: Brotherhood
- 6位. Gran Turismo 5
- 7位. Donkey Kong Country Returns
- 8位. Medal of Honor
- 9位. Wii Fit Plus
- 10位. Professor Layton and The Lost Future
- 11位. Mario Kart Wii
- 12位. Michael Jackson: The Experience
- 13位. The SIMS 3
- 14位. Fallout: New Vegas
- 15位. Kinect Sports
- 16位. Wii Party
- 17位. Red Dead Redemption: Undead Nightmare
- 18位. Just Dance
- 19位. Harry Potter: The Deathly Hallows part 1
- 20位. New Super Mario bros.
- 21位. Sonic Colours
- 22位. Toy Story 3
- 23位. New Super Mario bros. Wii
- 24位. Art Academy
- 25位. Dance Central
- 26位. Wii Sports Resort
- 27位. Halo: Reach
- 28位. Fable III
- 29位. WWE Smackdown vs Raw 2011
- 30位. The X Factor
- 31位. Lego Harry Potter: Years 1-4
- 32位. Goldeneye 007
- 33位. Football Manager 2011
- 34位. Epic Mickey
- 35位. 007: Blood Stone
- 36位. Pro Evolution Soccer 2011
- 37位. Super Mario All-Stars 25th Anniversary
- 38位. Star Wars: The Force Unleashed II
- 39位. Super Mario Galaxy 2
- 40位. F1 2010
かつて2005年の終わりから翌年にかけてUnreal Engineの対抗馬として有力視されていたProject Offsetエンジンの開発を手掛け、その後2008年にIntelに買収されたOffset Softwareでしたが、今年7月にはIntelからProject Offset開発の中止がアナウンス、それ以降の続報が途絶えていました。
そんな中、Project Offsetを率いていたSam McGrath氏が新スタジオ”Fractiv“を立ち上げ、「The Gunsmith」と名付けられたファンタジー要素を含む西部劇テーマのアクションRPGタイトルを開発している事が明らかになりました。
これはSam McGrath氏がBig Downloadのインタビューに応じた事から明らかになったもので、氏は開発も順調に進められている事を明かし、今後スクリーンショットや映像の登場も控えていると語っています。
さらにMcGrath氏はThe Gunsmithが持つファンタジーと西部劇の奇妙な組み合わせについても言及、今年のゲーム産業を席捲した”Red Dead Redemption”のゾンビDLC”Undead Nightmare”の名前を挙げ、Undead Nightmareの登場により”ヒネり”を加えた西部劇タイトルが受け入れられる土壌が出来たとの見解を示しています。
まだタイトルの詳細等については明らかにされていない本作ですが、リリースについては現在パブリッシャを探している途中との事で、対応プラットフォームもまだ明らかに出来ない状況にある様子です。
McGrath氏はIntelが下したProject Offsetの開発中止についても言及、Project Offsetが買収当初Intelが力を入れて計画を推し進めていた汎用GPUプラットフォームLarrabeeのショーケース的な役割を担っていた事を明かし、その後2009年にパフォーマンスの問題からLarrabeeプロジェクトが中止となり、結果Project Offsetが開発中止となった事を明らかにしています。
また氏はLarrabeeの技術的な問題だけではなく、Intel内部がゲーム開発者には向かない場所だった事を振り返り、経営的なコントロールや他のグループとの関係性など、クリエイティブを発揮する事が難しい状況にあったと吐露しました。
しかし、氏はその中で開発が進められたProject Offsetに実装されたツールとワークフローの完成度が素晴らしい物だったと語り、強力なビジュアルスクリプトシステムを実装した事、そしてグローバルイルミネーション技術でオスカーを受賞したMike Bunnell氏と共に開発を進め、ライトマップのベーキング(テクスチャ焼き付け)技術を30秒程度にまで短縮する技術を実現した事を明らかにしています。
McGrath氏はこのProject OffsetエンジンのIPをFractivが保有出来るようIntelと交渉を行っていた事を明かしていますが、残念ながらエンジンのIPを手に入れる事は叶わず、現在もIntelがこのIPを保有している事が明言されています。
つい先日FractivはiPhoneとiPad用のバイクレースゲーム”Lane Splitter”をリリースし、新たにAndroid対応も果たすとの事で、すでに実務的な開発業務を進めており、今回明らかになったThe Gunsmithの登場もそう遠くないと期待出来そうです。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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