毎週お馴染みGfK Chart-Trackによる先週のイギリスソフトウェアセールスのランキングが発表、10月24日から30日までの集計はローンチを迎えたFable IIIやStar Wars: The Force Unleashed IIの動向に注目が集まっていましたが、ピーター・モリニュー新作の「Fable III」がFIFA 11とFallout: New Vegasを下し見事に1位を獲得しました。
Fable IIIのセールスは前作の初週販売よりも6000本増え、イギリス国内では13番目に大きなローンチとなり、500万本セールスを目指すとも明言された本作にとって良いスタートを切ったと言えそうです。
なお、今週はUKIEにて上位10位の販売数も公開(現在は非公開)されており、Fable IIIの販売数が12万8895本だった事が記されています。また注目の続編Star Wars: The Force Unleashed IIは5万6064本で5位にランクイン、この他新作であるWWE Smackdown vs Raw 2011が7位に、The Sims 3: Late Nightが9位に登場しています。
上位20位の詳細と上位10位の販売数の詳細は以下からご確認下さい。
- 1位. FABLE III(128,895)
- 2位. FIFA 11(75,703)
- 3位. FALLOUT: NEW VEGAS(69,613)
- 4位. JUST DANCE 2(58,375)
- 5位. STAR WARS: THE FORCE UNLEASHED II(56,064)
- 6位. MEDAL OF HONOR(48,650)
- 7位. WWE SMACKDOWN VS RAW 2011(47,785)
- 8位. PROFESSOR LAYTON AND THE LOST FUTURE(45,470 )
- 9位. THE SIMS 3(28,624)
- 10位. PRO EVOLUTION SOCCER 2011(26,732)
- 11位. WII PARTY
- 12位. WII SPORTS RESORT
- 13位. NEW SUPER MARIO BROS. WII
- 14位. F1 2010
- 15位. THE SIMS 3: LATE NIGHT
- 16位. FORZA MOTORSPORT 3
- 17位. RED DEAD REDEMPTION
- 18位. CASTLEVANIA: LORDS OF SHADOW
- 19位. HALO: REACH
- 20位. WII FIT PLUS
マサチューセッツ工科大学のMan-Vehicle Laboratoryが開発を進めている新型の宇宙服の研究にウルティマシリーズの生みの親ロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオット氏が協力している事が明らかになりました。
まるでアメコミのスーパーヒーローかの様なこの宇宙服は、スーツ自身が地球上の重力効果をシミュレートする事で1ヶ月に1~2%減少するとされる宇宙下での飛行士の骨量低下を防ぐ為に作られているとの事。
なんとこの開発実験に親子2代の宇宙飛行士でもあるリチャード・ギャリオット氏が協力し無重力実験を行っているとの事で、相変わらず多方面での活躍と偉大な才能には開いた口が塞がりません。まさに本物の宇宙的視点を得たロード・ブリティッシュが挑むPortalariumの新作タイトルは一体どんな物になるのか、ゲーム方面の続報もそろそろ期待したい所です。
“StarCraft II”のローンチと共に大規模なオーバーホールが行われた新生「Battle.net」、複数のBlizzardタイトルを横切って実現されるコミュニケーションやマッチング等は最早無くてはならない貴重なツールだと言えますが、兼ねてから他タイトルに向けたサポートも囁かれていたBattle.net展開の可能性についてBlizzardオンラインサービスのプロジェクトディレクターを務めるGreg Canessa氏が言及、今後Activisionのタイトルをサポートする高い可能性がある事を示唆しました。
Canessa氏はBobby Kotick氏を始めとしたActivisionの全ての人々がBattle.netを支持すると述べ、Battle.netがActivision Blizzardの持つ戦略的なイニシアチブのトップ5の1つだと表現、今後Battle.netにActivision Blizzardの他のタイトルを加える事になるだろうと語っています。
以前からCall of Dutyの課金ビジネスについては直ぐにでも始めたいとActivisionは語っており、先日には再びオンラインサービス年内開始等の噂なども登場、マイケル・パクター氏も予言に近い課金ビジネスの開始を示唆しています。今後コンソール対応の可能性まで具体的に模索しはじめたDiablo IIIも控え、確かにBattle.netはActivisionの聖杯の1つである事に間違いはありません。来るSledgehammerの次期CoDの動向に期待、といった所でしょうか。
Xbox 360用のモーションコントローラー”Kinect”のローンチが近づき動向に注目が集まっていますが、昨日マイクロソフトがシリコンバレーのモーションセンシング技術企業「Canesta」を買収した事が明らかになりました。なお、買収を報じたニューヨークタイムズには映画”マイノリティ・リポート”的な新Windowsの準備といった記載も見られます。
このCanesta社はこれまで11年に渡って三次元用の深度センサーチップの開発に注力しており、以前にはホンダが障害検知を行う自動車用の3Dセンサーの開発を目的に投資、障害検知だけではなく、車に乗る人の体格等に併せてエアバッグの膨張を調整する技術などを実現しています。
さらに3Dカメラモジュールを備えたPCの開発を進めている台湾のQuanta ComputerもCanestaへの投資を行っており、同社の製造ラインの中でもCanestaの技術が使用されています。
さらにCanestaは3Dトラッキングとモーションコントロールに関する特許を44も取得しており、今も認可待ちの特許を多く保有しているとの事で、ニューヨークタイムズでは去年同様にモーションセンシング技術企業である3DV systemsを買収したマイクロソフトが、Apple等の競合がこれらの3D技術を取得する事を阻む事も視野に入れている事を示唆、さらにJoystiqではこの買収が、Kinectが侵害するCanestaの特許に関する賠償請求を短期的に遮る為の物である可能性についても記されています。
なお、Canestaが開発を進めているモーションコントロール技術は下記の様なデモンストレーション映像も公開されており、PC操作等に利用している映像ではなかなか夢溢れる未来的なオペレーションの様子が確認出来ます。
先日からHitman 5登場の噂が続いている「IO Interactive」、8月24日にリリースしたKane & Lynch 2: Dog Daysのセールスが好調とは言えず、前述のHitman 5登場の噂もIOとスクウェア・エニックスが共に否定するなど、あまり前向きな物ではありませんでした。
そんな中3D RealmsのボスGeorge Broussard氏が自身のTwitterでIO Interactiveに35人規模のレイオフが敢行され、今年のクリスマス向けだったプロジェクトがキャンセルされたと発言、現在事実確認が待たれる状況となっています。
IO Interactiveは今年3月末にも35人規模のレイオフが報告されており、当時は200人のスタッフがスタジオに従事していた事が明らかになっています。これまでティザー映像の流出なども見られたHitman 5ですが、多くのファンが期待する47の復活は遂げられるのか、今後の動向に注目です。
イギリスの歴史有るゲームアワード”Golden Joystick Awards”、第28回目に当たる今年の受賞作品が昨日発表されました。各部門賞にはスーパーストリートファイターIVやAssassin’s Creed II、Plans vs Zombies、Modern Warfare 2など、豪華な顔ぶれが並び、最も栄えあるUltimate Game of the YearをBioWareの「Mass Effect 2」が受賞しています。
Golden Joystick Awards 2010は2009年8月から2010年8月の期間にリリースされたタイトルを対象に、154万3309の投票から決定された物。シューター部門はModern Warfare 2が獲得し、サウンドトラック部門にファイナルファンタジーXIIIが選ばれ、オンラインゲーム部門をLeague of Legendsが制すなど、非常に興味深い各部門の詳細は以下からご確認下さい。
- アクション/アドベンチャーGame of The Year – Assassin’s Creed II
- ダウンロードGame of The Year – Plants Vs Zombies
- 格闘Game of The Year – スーパーストリートファイターIV
- ミュージックGame of The Year – Guitar Hero 5
- One To Watch(注目タイトル) – Call of Duty: Black Ops
- オンラインGame of The Year – League of Legends
- ポータブルGame of The Year – ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー
- パズルGame of The Year – World of Goo
- RPG of The Year – Mass Effect 2
- レーシングGame of The Year – Forza 3
- シューターGame of The Year – Call of Duty: Modern Warfare 2
- サウンドトラック of The Year – ファイナルファンタジーXIII
- スポーツGame of The Year – FIFA10
- ストラテジーGame of The Year – Plants Vs Zombies
- UKデベロッパ of The Year – Jagex
- Ultimate Game of the Year – Mass Effect 2
今年の6月、アメリカで子供向けのメディア監視や自主規制を進める団体PTC(Parents Television Council)が、Best Buyに対しMレーティングのゲームタイトルのパッケージを子供達の手が届かず視界に入らない高い場所に設置するよう要求した事をお伝えしましたが、新たにPTCがESRBのレーティングが機能していないと強い批判を明らかにしました。
これはPTCが発表した最近のレポート”action alert”に記された物で、PTCはGameStopやToys R Usなど米国中の14の店舗に12~16歳計109人の買い物客を派遣したところ、56%のKマート/シアーズ店舗でMレーティングのゲームを購入でき、33%のBlockbuster店舗で同様にMレーティングタイトルを購入出来たと報告しています。
PTCはこの結果を以てESRBのレーティングが実に酷く機能しない物だと評価していますが、PTCの総合的な調査結果は2008年に行われた調査結果から大きな改善が果たされた数値を示している事なども指摘されています。
このレポートに対しESRBのEliot Mizrachiディレクターは公式声明において、ESRBのレーティングが厳格な物である事を強調した上で、PTCの調査方法やその結果が疑わしい内容であるにも関わらず、彼らが偽装した事実はむしろESRBの有効性を明らかにしたと発言しています。
いよいよ11月2日から合衆国最高裁判所にて、カリフォルニアが2005年に作成した暴力ゲーム販売規制に関する州法が合衆国憲法修正第1条に記された信教、言論、出版、集会の自由、請願権を犯す違憲な物か判断が下すための口頭弁論が開始されます。
今回のPTCのレポートはこの裁判を意識した物とも言えそうですが、裁判が近づき多方面から大きな注目を集めるこういった規制の問題がどういった着地を見せるか、裁判の動向に注目です。
昨年ドイツで暴力表現を含むゲームに関する排斥を行うための法案の作成が進められていたものの、多くの反対署名が寄せられた事からドイツ連邦議会がこの法案化を取り下げ、5月末にはEUの標準的なPEGIレーティングに準拠していく事を発表していましたが、「Call of Duty: Black Ops」についてはハーケンクロイツ使用の問題等もあり、ある楽曲の使用禁止や拷問シーンを削除したドイツ語修正版が登場、ドイツのレーティング機関USKのレーティング通過が確認されていました。
そんな中、EU版の「Call of Duty: Black Ops」がドイツ国内で改めて発売禁止となった事が明らかになりました。なお、今回は何故かSteamのPC版だけ認可が下りている不思議な状況になっており、ハーケンクロイツの問題は法律上仕方ないながらも、改めて今も根が深い問題である事が浮き彫りになっています。
なお、ドイツではこれまでにUS版のModern Warfare 2が発売禁止になり、No Russianを含む表現規制を行った修正ドイツ語版をリリース、EU版のLeft 4 Dead 2等も規制の対象となっていました。
トーク番組の女王として知られるオプラ・ウィンフリー、2008年のアメリカ大統領選挙戦でのオバマ支持の影響や多くのセレブ達からの信頼と彼らに対する影響力は最早ある種の文化的な皇帝とも呼べる様な物で、彼女の一言である者は生かされ、ある者は死を迎える事となります。
そんなオプラ・ウィンフリーが先日のオプラ・ウィンフリー・ショーでXbox 360のKinectを紹介、そして会場の聴衆全員にXbox 360とKinectをプレゼントし、狂騒する会場の様子を21日の朝ニュースでお届けしました。
なんとこの回のオプラ・ウィンフリー・ショーの影響でAmazonにおけるKinectの予約が一気に42%も上昇、Amazon全体のビデオゲームセールスの7位に食い込むとんでもない影響力を見せつけました。これに併せXbox 360の250GBモデルとのバンドルモデルの予約も上昇し43位にランクインしています。
国内から見ればなんともはや不思議というかむしろ恐怖さえ感じる驚愕の映像ですが、ここに内在するパワーの量は夥しい物である事は間違いありません。今回は今日の朝ニュースに掲載した米国の通販番組のKinect紹介映像もお届け。こちらもなかなか風情のある光景が展開されており、上記の動画が興味深いと思えた方にはより楽しめる映像になっていると思います。
トリプルAタイトルのローンチもいよいよ始まり、ホリデーシーズンの足音が目前に迫る状況で出番が増えている感の強いお馴染みゲーム産業アナリストのマイケル・パクター氏、今日はホリデーシーズンのハードウェアセールスについて言及、クリスマス販売ではWiiがXbox 360とPS3を打ち負かし、任天堂が復活するだろうとの予想を明らかにしました。
2010年以降、北米とヨーロッパ共にWii販売の低下が囁かれ、NPDのセールスなどでもXbox 360とPS3にも追い抜かれる状況が目立ちますが、パクター氏はこの原因が新型Xbox 360の需要とPS Moveのローンチによる物で、一時的な物だと評価。
パクター氏はコアオーディエンスが長い期間満足するWiiの販売は単なる駆け込み需要ではないと述べ、Wiiが効果的なマーケティングと沢山のグレートなゲーム、そして小売店のサポートにより、11月と12月に改めてベストセラーのコンソールになると予想していると語っています。
Steamの中古販売予言ではValveから会った事も無いと一刀両断され、Call of Duty: Black OpsはModern Warfare 2に負けメディアから酷評されると予想、そしてWii復活を力強く語ったパクター氏の予言、どういう結果が待ち受けているか、いよいよ始まるホリデーシーズンのセールスに期待です。
リリースまであと10日あまりと迫ったTreyarchの最新作「Call of Duty: Black Ops」、昨日はマイケル・パクター氏がBlack OpsのセールスがModern Warfare 2の規模を超えず、酷評されるだろうと語った予想をお伝えしましたが、本日CrunchGearがAmazonにおけるBlack Opsの予約数が”Halo: Reach”や”Red Dead Redemption”の記録を突破、最も早く”予約数の多い作品”の1つになったと報じました。
これはAmazonが自らCrunchGearに語った内容だとの事で、プレオーダー数のデータを示す用意がある事も併記されています。さらに、Black Opsの予約は今年爆発的なヒットで社会現象にもなったマイケル・ジャクソンのDVD”This Is It”の予約数を突破したとの事で、大きなヒットとなりそうな予感に満ちています。また、CrunchGearはこの予約数がModern Warfare 2を超えると示唆しており、実際のローンチ規模に注目が集まります。
今回のCrunchGearの記事は詳細なデータが示されておらず、「最も早く”予約数の多い作品”の1つになった」というのも随分ぼんやりした内容ではあります。という事で、VGChartzにおけるCall of Duty: Black Opsの予約数を調べてみると10月23日時点でローンチまで3週を残し、Xbox 360版が134万4196本、PS3版が65万8731本、合計で200万2927本となっています。
また、上図で比較されたBlack OpsとModern Warfare 2の予約数ではBlack Opsが僅差でModern Warfare 2を上回っているものの、Modern Warfare 2の予約が最後の4週間で急激な延びを見せており、確かに記録を塗り変える事が出来るか微妙な状況にある事が見受けられます。
なお、このModern Warfare 2リリースの4週間前にはNBCのサンデーナイトフットボールで新トレーラーが公開、数日後には蹂躙されたワシントンが衝撃的に描かれたInfamyトレーラーが公開された時期にあたります。
また、最大のライバルModern Warfare 2のローンチ以降の記録を参照するとXbox 360版では第1週の販売数が494万2101本、PS3版が324万7112本となっており、初週で800万本を超えるセールスを達成した事が判ります。(※ 現在Modern Warfare 2の累計販売数はXbox 360が1173万3869本、PS3が872万9514本、合計で2046万3383本)
さらに、昨日マイケル・パクター氏がホリデーシーズンにCall of Duty: Black Opsのライバルとなるタイトルとして名前を挙げたHalo: Reachは残り3週の時点で145万8,990本に到達、Xbox 360版Black Opsを上回る数字を見せており、初週セールスが404万9971本、これまでの累計販売本数が569万4017本となっている事が記載されています。
という事で、Call of Duty: Black Opsのポテンシャルが大きい物であると同時に、ライバルタイトル達の手強さも尋常ではない事がありありと判るこの集計結果、この辺りのローンチ結果も併せて楽しむ事もホリデーシーズンの1つの大きな楽しみだと言えるかもしれません。
1986年にPC-8801でリリースされて以降、イノベーティブなタイトルとなったMEGA-CD版”SILPHEED”やXbox 360でリリースされたプロジェクト シルフィード等で知られるゲームアーツのシューティングタイトル”シルフィード”、なんと今月に入りゲームアーツが米国特許商標庁にシルフィード関連のタイトルと思われる「Silpheed Alternative」を商標登録した事が明らかになりました。
正式なアナウンスや情報は無い事から一切詳細は判りませんが、登録内容にはゲームタイトルであるらしき事が記されています。
昨年のホリデーシーズンに歴史的なローンチを達成したModern Warfare 2、今も尚売れ続けるモンスタータイトルとして大きく名を残しましたが、TreyarchのCall of Dutyシリーズ新作「Call of Duty: Black Ops」のリリースも近づき、意外な程の期待感の高さにModern Warfare 2のセールスを更新するか否か大きな注目が集まっています。
そんな中、Wedbush Morganのゲーム産業アナリストとしてお馴染みのマイケル・パクター氏がCall of Duty: Black Opsのセールスについて言及、Black OpsがModern Warfare 2のセールスを超える事は無く、メディアからの非難を集める事になるだろうとの推測を明らかにしました。
パクター氏はCall of DutyブランドにおいてメインのデベロッパがInfinity Wardであり、これまでTreyarchは”他の”CoDデベロッパと呼ばれてきたと述べ、Gamerankings.comでのフランチャイズの評価はModern WarfareとModern Warfare 2がそれぞれ89以上のスコアを獲得している事に比べて、Treyarchが手掛けたWorld at Warのスコアが85.7、Call of Duty 3のスコアに至っては82である事を指摘しています。
氏は、これらの過去がInfinity Wardが手掛けていない”Black Ops”の販売を阻害するポテンシャルを秘めていると述べ、ゲーム関連のメディアがこの過去に突如慈悲深くなるかどうかは不明だが、自身のグループでは Black Opsが多くの酷評に苦しめられる事になると予想していると発言しています。
そして、ゲームメディアが早くBlack OpsとModern Warfare 2を比較したいと待ち構えていると述べ、Black Opsのクオリティは破格な物に見えるものの、前述の問題点に有利な解釈を得られるか判らないと発言。
Black Opsが90台のレビュースコアを得る場合、Modern Warfare 2に近いセールスを達成する機会はあるものの、このホリデーシーズンの競争は苛烈で、Halo: Reachなどのライバルタイトルの存在により最終的にModern Warfare 2と同様に売れる事は無いと結論付けたと締めています。
以前マイケル・パクター氏はRockstar Gamesの大成功タイトルとなったRed Dead Redemptionのセールスについてウエスタンのニーズなど無いと一笑に付し不発に終わると予想したものの、盛大に外した経緯があります。大予言とも揶揄されるパクター氏の今回の予想、もはや丁か半か!といった雰囲気も漂いますが名誉挽回の推理となるか、残り2週間を切ったローンチの動向に期待です。
R.A.サルバトーレ氏のNeverwinter新3部作を原作に登場するRPGタイトル”Neverwinter”の開発を進めているCrypticですが、これまでのタイトルではコンソール対応の頓挫など、ビジネス的な側面でも大きな苦戦を強いられており、先日はChampions Onlineのディレクターを務めていたDiabloの父ビル・ローパーが退社した事も明らかになっています。
そんなCrypticが運営を行うMMOタイトルChampions Onlineが来年の第1四半期を目標に、基本無料プレイに移行する事がパブリッシャーを務めるAtariから発表されました。移行後は特典を有するゴールド加入が利用可能になるとの事。
一見後ろ向きとも取れるこの発表ですが、一概にそうとも言えず、Dungeons and Dragons OnlineとLord of the Rings Onlineを基本無料プレイに移行させたTurbineでは収益が500%もアップした事が成功事例として報じられており、やってみたら以外と面白いChampions Onlineはこのモデルの恩恵を得やすいのんびり楽しめるタイトルとして適正はあるかも知れません。
2006年のE3で発表されたIgnition Entertainmentのアクションタイトル「WarDevil: Unleash the Beast Within」の開発を手掛けていた同社ロンドンスタジオ(旧Digi-Guys)が閉鎖、長い開発の歴史に幕を引きプロジェクトのキャンセルが発表された事をお知らせしましたが、なんと本日全く矛盾する内容の発表がIgnitionの親会社UTVから発表されました。
これは経営分析などのニュースを扱うMedianamaが報じた物で、UTV自らがWarDevilの開発フェーズが前進し、メインの開発を外部委託した事をメールで直接伝えたとの事。
メールにはなんとロンドンスタジオにも言及されており、まだスタジオが閉鎖されておらず、WarDevil: Unleash the Beast Withinの開発に携わっている事も記されています。また、今年の6月にはUTVがWarDevilのリリースについて、1年に3つのIPを提示しない(既にエルシャダイとReichが存在)との判断により、6~9ヶ月程ゆっくり開発する期間が得られたと語っていた事も併記されています。
なんとタイトルの生存だけでなくロンドンスタジオまで閉鎖されていない全く矛盾する発表がなされたWarDevil: Unleash the Beast Within、一体何が起こっているのか情報が錯綜している様に見えますが、(開発経緯が)エクストリームなタイトルとして生存の可能性が出てきた事で再び注目を集める事となりそうです。頑張れ……WarDevil!
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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