Fable IIIのリリースを控えるピーター・モリニュー氏ですが、並行して手掛けていたKinect用の人工知能タイトルプロジェクトの「Milo」が頓挫、ここで培ったKinect用の技術はFable IIIのミニゲームとして登場する予定でしたが、それも最終的に叶わず、先日はモリニュー氏がEpicにてMiloのデモンストレーションを行った事が報じられました。
そんな中、ヘビーレインを手掛けたQuantic DreamのCEOを務めるDavid Cage氏がイギリスのOfficial PlayStation Magazineに対して、Miloのプロジェクトキャンセルについてコメント、なんとモリニュー氏とのMiloに関する共同研究に興味を示すコメントを寄せています。
David Cage氏は他のクリエーターが下したプロジェクトキャンセルの決定についてコメントする事は難しいと述べた上で、マイクロソフトに対してはMiloと同じ方向を目指すプロジェクトを持つ事を希望すると発言、その理由としてモーションコントロールデバイスのみで成功を得る事は難しいと語っています。
そしてCage氏はモリニュー氏が私を必要としないとは思うがと前置きした上で、「私はMiloのようなプロジェクトをモリニュー氏とコラボレートし臨む事を好んだだろう」とモリニュー氏への尊敬とラブコールを語っています。Epicへのデモンストレーションなど、何かの形でMiloの遺伝子を残そうと考えている様子のLionheadですが、デベロッパとハードウェアの枠を超えた今回の素敵な発言がいつか新しい実を結ぶ事はあるでしょうか。
Bethesdaとの裁判沙汰もようやく昨年12月に終結し、晴れてこれまで”Project V13″として名が知られていた「Fallout Online」の開発続行が決定、過去タイトルの販売も可能になり、ようやく今年6月にFallout Onlineが正式発表される運びとなりました。そんな本作の開発を進めているInterplayのボスEric Caen氏がEdge誌最新号のインタビューに登場、本作のリリースが2012年の後半を目指している事が明かされました。
Eric Caen氏はEdge誌に対してBethesdaとの確執にも言及、Fallout Onlineが法的なトラブルによりリリースがスムースに果たせなかった事や、BethesdaによるFalloutの一部を評価しながらも、彼らのFalloutはユーモアの多くを手放してしまったと指摘、すっかりEpicなタイトルとなってしまったBethesda版Falloutに対してInterplayのFallout Onlineはとてもファニーなテイストになる事が語られています。
また、Eric Caen氏はFallout IPに関するBethesdaとのやりとりにまで言及しており、Caen氏がMMOタイトルまで含めた全てのFallout IPを売却した場合5000万ドル(約40億円)と提示した際に、去年まではMMOゲームに否定的なスタンスだったBethesdaはMMO用IPが高価だった事もあり、BethesdaはMMOタイトル以外の全てを買うと提示、”MMOタイトルはInterplayでやれば良い”と発言した事を明らかにしています。
氏によると最終的にBethesdaはMMO以外のIPを575万ドルで購入しましたが、2008年にFallout 3を成功させて以降、MMO用のIPを改めて購入したがっていたと発言、この確執に加えIPを販売した際に条件付でMMOを開発する事となったInterplayの開発の遅れが大きなトラブルを呼ぶ事になった事が語られています。
昨晩Rockstar Gamesの公式Facebookに謎のイメージが登場、ビッグフットあるいはサスカッチと思われるUMAの姿がそこには確かに写り込んでいます。ビッグフットはかつてGrand Theft Auto: San Andreasにも登場しており、今後さらなる目撃情報が求められる所です。
Facebook専門の情報サイトAll FacebookがFacebookのゲームに纏わる統計結果をインフォグラフィックで発表、ついに5億ユーザーを超えたFacebookの利用者が1ヶ月にプレイするゲームのプレイ時間総数が9億2700万時間(約10万年以上)を超えるという驚愕の統計結果が明らかになりました。
その他にも驚きの内容が山ほど並ぶ統計の詳細は以下様になっています。
- 5億ユーザー以上の利用者の内、53%のユーザーがゲームをプレイする
- ユーザーの69%が女性、その内19%は中毒と化している
- 20%のユーザーがインゲームの有料特典を利用する
- 一日に5600万人がゲームをプレイする:その数はイギリスの人口を超える
- 月に2億9000万人がゲームをプレイする
- 1人のユーザーが1ヶ月当たりFacebookに費やす時間は421分
- Facebookのログインの50%がゲーム目的に行われる
- 2億6500人のFacebookゲーマーが月に平均210分間ゲームをプレイする:その合算は9億2700万時間
- これは仮想農業やポーカーなどのFacebookゲームに10万5878年の時間が費やされている事を意味する
国内でも流行の兆しを見せるFacebook、創設者マーク・ザッカーバーグ氏のスキャンダラスな成功と孤独を問題的に描いた映画”ソーシャル・ネットワーク”の国内公開も近づきますます注目が集まるFacebookですが、5億ユーザーにリーチするメディア或いはプラットフォームとしてGraph APIの採用も恐ろしい推進力で勢いを増しています。
国内からはある種の理想とも言われる実名SNSとしての側面と、没頭と少額課金を巧みにデザインするソーシャルゲームビジネスの側面、そして今回の統計結果等に見られる大多数のユーザー、これらが日本で受け入れられた際に総体で起こる変化はコミュニケーションの革新か更なる思考停止か、巨人と化したFacebookの動向に注目です。
Valveの長寿FPSタイトル「Team Fortress 2」、多くのアップデートが今も登場する人気タイトルですが、先月末のアップデート”Mann-conomy Update”の登場により、ついにインゲームのアイテム販売が開始される事となりました。このアップデートに伴いユーザー作成のアイテムコンテストが開催され、上位5アイテムがアイテムショップに登場、このユーザー作成アイテムの売り上げによる作者への支払いロイヤリティが販売から2週間で1人あたり3万9000ドルから4万7000ドルに及ぶ事がValveのプレスリリースから明らかになりました。
販売当初はアイテム販売の支払先が各ユーザーのPayPalアカウントに直接紐付けされていましたが、販売開始から数日の内にPayPalの最大デポジット額を超過、急遽Valveが支払協定を作る必要がある程に大きな売り上げでだった事が記されています。
今回販売が行われた作者の1人Spencer Kern氏は、多くのプレイヤーがユーザーコミュニティから登場するアイテムを購入したいと考えている事に驚いたとコメント、販売の反応は想像を超える結果だったと語っています。さらにお馴染みValveのボスGabe Newell氏は、今後仮想アイテムのピア・ツー・ピア取引を可能にするプラットフォームが熱狂的に受け入れられるだろうとサービスの今後に強い自信を見せています。
ほぼ毎日目にするゲームのディスク達、ディスクやパッケージ等のプロダクトデザインもゲームの楽しみの1つと言えると思いますが、意外とディスクの出来上がるプロセスを気にした事はありませんでした。という事で、そんなふとした疑問への答えが感動的に描かれた「LEGO Universe」のディスク製造プロセスが動画で登場。最後に登場するおじさんの誇らしげな顔が非常に素敵な映像に仕上がっています。
ポイント&クリックアドベンチャーの気鋭Jakub Dvorsky氏率いるAmanita Designが開発を手掛けた「Machinarium」に登場するキュートな主人公ヨセフ君のペーパークラフトが登場しました。
これを作成したのは多くのペーパークラフトモデルを手掛けているnogs氏で、氏のサイトからモデルデータのPDFをダウンロードして実際にヨセフ君を組み立てる事が可能です。またゲームまんまのプロポーションで視線から口元の表情までパーフェクト!なヨセフ君のイメージも登場、これだけ可愛いなら俄然やる気が湧くという物です。
PCとMac、そしてLinuxにも対応したMachinariumは公式サイトにて販売されており、国内からはフルバージョンが1682円で購入可能です。
Fable IIIのリリースも間近に迫るピーター・モリニュー率いるLionheadですが、並行して製作が進められていたKinect用AIキャラクターシミュレーションタイトル「Milo and Kate」はAaron Greenberg氏の単なる技術デモで製品としてのリリース予定は無いとの発言に始まり、状況が二転三転した上で最終的にやはりタイトルとしてのリリースが行われない事が先日明らかになりました。
この後、Miloで培った技術はFable IIIのミニゲームで活かされる事がLionheadからアナウンスされていましたが、これも先日遂にキャンセルされた事が報じられ、Fable III上でもMilo技術の出番は無くなる事となりました。
そんな中、思わぬ所からMiloの続報が登場しました。昨晩ギアーズシリーズのプロデューサーを務めるRod Fergusson氏が、Epicにピーター・モリニューが招かれMiloのデモンストレーションを行ったとtwit、とてもクールだったと発言しています。
さらにお馴染みCliffy BもMiloのデモについてtwit、ぞくぞくする様な体験だったと述べ、Miloが以前からお気に入りのPS3タイトル”ヘビーレイン”とピクサーの間に生まれたベイビーだと表現しています。
今の所Milo技術の行方ははっきりしておらず、今回のEpic訪問が何か新しい化学反応を産み出す事になるか、いかにもピーター・モリニューらしい意欲的な取り組みの成果物であるだけに何か有用な利用がされる事に期待したい所です。
先ほどKen Levine氏がゲーム産業の映画偏重を断じた記事に続き、Cliffy Bがファンからの質問に愉快に答える記事をご紹介しましたが、Cliffy Bが一問一答の中でKen Levine氏にインタビューしてみたいとの発言が見られました。
それが昨日の出来事だった訳ですが、なんと先ほどKen Levine氏が今週の金曜にCliffy BとCliffy Bの彼女と3人でディナーに行く事をTwit、早くもCliffy Bの願いが叶う事となりました。Ken Levine氏は自分の夢の中ではCliffy BがBulletstormとGears of War 3の完成版を持ってきてくれる事になっていると記しています。
お互いに世界中のリスペクトを集めるクリエイターの2人、愛されキャラとして認知されているCliffy Bについてはご存じの通りと思いますが、あまり論じられる機会を見かけませんがKen Levine氏の変態ぶり(褒めています)もかなりの物で、一体この2人がどんな化学反応を見せるのか……ただ夕飯を共にするだけで、書いている方もこれが何ニュースなのか一切解りませんが、本気で続報(があるか解りませんが)が楽しみです。
Epicでギアーズシリーズを手掛け世界中のファンから愛されるCliffy B、ゲームに傾ける情熱も発言や行動のイケメンぶりも全てがキュートなCliffy BがTwitterでファンから寄せられた多くの(くだらない)質問に答えています。今回はそんな中から興味深いような……そうでもないような愉快な物をピックアップして意訳でご紹介。Cliffy Bファンにはたまらない愉快な内容となっています。
- Q. 今までやったゲームで一番難しかったのは?
A. ファミコン版のアテナさ、最後までやれなかったよ!- Q. お気に入りの映画は?
A. 「エターナル・サンシャイン」(2004年ジム・キャリー主演、ミシェル・ゴンドリー監督の記憶喪失を題材にした映画作品)- Q. 今あるゲームから自分の好きな名前を付けられるとしたら何を選ぶ?
A. ベヨネッタ!- Q. もし他のゲーム開発者にインタビュー出来るとしたら誰を選ぶ?
A. Ken Levine(※ BioShock: Infiniteを開発中のIrrational Gamesのボス)- Q. Epicを一言で表して!
A. かゆい- Q. どんな音楽アーティストを聞いてる?
A. 俺はいつでもブリトニー・スピアーズが好きだ- Q. Epic以外で好きなゲームデベロッパはある?
A. Blizzardの社員を口説きたい- Q. Bulletstormを1つ僕に下さい……
A. 「ノー」だ、働けヒッピーめ!- Q. 好きな歌は?
A. ブッチ・ウォーカーの”So At Last”だよ- Q. ファ○クユー!
A. 望むところだ- Q. ソーダの空き缶とじゃがいも、どっちをサイレンサーに使う?
A. 子猫だよ- Q. ビデオゲームデザイナーになるには何語を勉強すればいいかな?
A. 英語と日本語かな- Q. Unreal EngineはAndroidに来るかな?
A. Mark Reinに聞いて!- Q. 好きなアイスクリームは?
A. プラリーヌ(ナッツ入り)とち○こ- Q. どうやってあんなラブリーな彼女をゲットしたんだい?
A. 出し抜けにメールしてさ、悪口を書いたんだ。可愛い少女はいつだって悩まされるのが大好きって訳さ(※ 筆者注:ただしイケメンに限る)- Q.一体そんなに喋って何やってんの?
A.俺の仕事は一日中写真を撮影してポルノを見る事なのさ
BioShock: Infiniteで全世界の度肝を抜いたKen Levine氏率いるIrrational Games、氏はBioshockを始めLooking Glass時代のThief: The Dark ProjectやSystem Shock等、今も多くのリスペクトを集める重要タイトルに携わってきました。元々映画のシナリオライターを志していた氏らしく、手掛けたタイトル達には物語による力強い駆動力が盛り込まれている事でも知られています。
そんなKen Levine氏がdevelopのインタビューで”とある”有名な映画監督とゲームを共同開発する申し出を断った事を明らかにし、ゲーム産業には映画のスター監督に会って感激する類の人達が多いと断じています。
Ken Levine氏はなぜ多くのゲームデザイナー達がこれを望むのか理解できないと発言。2つの強力なクリエイティブリードを持つ事にどういう意味があるでしょうかと疑問を呈し、私が映画監督にゲームを作る事を助けて欲しいと考え、彼らの映画を私が助けたいと望む事自体が不思議だと加えています。
しかしゲーム産業には映画のスター監督や大作と関わる事に対し、まるでスターに会って感動するファンの様な面持ちで取り組む人達が多く存在する背景に、ゲームが娯楽分野における二軍チームとして見なされていると感じる感覚があると述べ、この感覚が前述の舞い上がる様な状況を産み出していると判断しています。
さらにKen Levine氏は映画との関係も深いゲームのカットシーンについても言及、昨今のゲーム産業が大量のカットシーンにいささか取り憑かれている状態にあると発言しています。そして氏はIrrational Gamesのゲームが持つ物語がとてもユニークな物であると述べた上で、自身が手掛ける作品において物語性はゲーム性に比べ重要ではないと断言しています。
氏は、映画とゲームの2つのメディアが完全に異なる言語で構成されていると述べ、自身が手掛けるゲームでカットシーンを極力抑える理由がこの言語の差による物だと発言。「その道を下っていく事は危険だ、ゲームの焦点はプレイです」「[私たちは600時間のカットシーンを持っています!]だから何?」と現在のカットシーン偏重のゲーム産業を揶揄。映画のシナリオライターを目指していた氏はライターにとって”かさ”を増やすのはイージーな仕事だと述べ、「コンテンツを作る事は簡単です。しかし今やインタラクティブな欠片の全てを俯瞰し、十分に省く事、それこそがデザイナーの本当のチャレンジです」と、素晴らしいタイトルを手掛けてきた自身の哲学を語りました。
先日にはギレルモ・デル・トロ監督がゲーム開発に乗り出す事の明らかになり、映画のゲーム化或いはゲームの映画化が花盛りな状況が続いています。しかしこの組み合わせで成功したタイトルは実際の所皆無とも言え、版権物タイトルとして金字塔を打ち立てたBatman: Arkham Asylumの開発に於いても、如何に映画を意識しないかが重要なポイントだった事が明らかにされています。国内でも似た状況がしばしば見受けられる事もあり、この組み合わせが氏の語る通り意味の薄い物か、それとも黄金律の発見が果たされるのか、今後も続く両者を組み合わせたコンテンツの結果が楽しみです。
この映像はフリーランスのデザイナーMarcus Blattermann氏とSusanne Wohlfahrt氏の2人によって作成された動物世界のストリートファイター達を描いたアニメーション作品「Creature Combat IV: Slaughter House」です。声によるSEからネコの表情まで本当に素晴らしい!
いよいよ今週末10月22日と23日にカリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターで開催される「Blizzcon 2010」、今年はDiablo IIIの最終クラスや噂される未発表MMOの存在、そして我等がTenacious Dのライブ!など例年に増して見所満載の注目イベントとなっています。
2度に渡って発売されたチケットも秒殺で参加する事自体が困難を極める例年のBlizzcon、去年はイベント参加者以外にDIRECTV加入者向けの中継が用意されていましたが、今年はDIRECTV加入者向けの中継に加え、Blizzardからも直接有料中継のチケット販売が行われる事が明らかになりました。
この有料中継は4チャンネル用意されたHD映像が50時間以上配信され、World of WarcraftのペットアイテムとStarCraft IIのインゲームアイテムが特典として同梱されるという物で、価格は39.99ドルとなっています。
なお、このWorld of Warcraftのペットは北米(ラテンアメリカ地域、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイを含む)とヨーロッパ、韓国地域に利用が制限されている事が明記されています。
この有料チケットを購入すればBlizzconでの発表や独占インタビュー、パネル、 Warcraft IIIとStarCraft II、World of Warcraftのトーナメントを全て閲覧する事が可能で、前述のTenacious Dライブも楽しむ事が可能になります。
また、無料で解像度の低いストリーミング配信も行われますが、こちらは開会式とトーナメントの配信に限られる事が記されています。
今年5月にGearboxによるアメリカでの商標登録が発見され、Max Brooksの小説”World War Z”のゲーム化か?と注目を集めた「Z-Day」ですが、その後新たにビデオゲームに基づいたキャラクターを特色とする本、雑誌(近年しばしば行われるコミックかを視野に入れた物か)の商標登録に加えて、アクションフィギュアの商標登録が新たに発見されました。
現在Duke Nukem Foreverの開発に取り組んでいるGearboxはエイリアンフランチャイズのAliens: Colonial Marinesの開発も継続しています。大ヒットとなったBorderlandsの展開についても言及され始めており、今後のスケジュールもかなり詰まっている様子ですが、まだ一切情報の出てこない”Z-Day”が姿を現すのはいつになるのか、Gearboxの動向に注目が集まります。
先日から突如マルチプレイベータのリーク映像が大量に登場している「Call of Duty: Black Ops」ですが、昨晩にはとうとうゾンビモードのプレイ映像が登場、Co-opプレイの様子が収められ、これまでと同様のシステムに大きく強化されたゾンビ達や、ドイツで規制対象となったナチスのハーケンクロイツがCVGにて確認できます。
また先日からマルチプレイベータのリークに伴いベータディスクの起動画面やタイトルオープニング等も動画サイトに登場する状況になっていますが、昨晩とうとうCall of Duty: Black Opsの小売りパッケージが盗まれ、流出した事が確認されました。(※ この流出に絡むイメージは既にActivionの要請により削除済み)
これはアラバマ州のプレス工場から持ち出された物との事で、これを盗んだ”Ungodly Leaker”と名乗る犯人は地下ハッキングフォーラムの会員として知られており、過去にHalo: Reachを流出させたのもこのUngodly Leakerによる犯行との事。
Treyarchのコミュニティマネジャーを務めるお馴染みJosh Olin氏はこのハッキングフォーラムに加入し、流出に絡む人物との交渉を試みましたが、フォーラムからBan。その後さらにフォーラム外部で数人のフォーラム会員とコンタクトを持ち、Twitter経由でフォーラムの有力メンバーとの接触に成功、電話での話し合いとAIMの交換を行い、該当フォーラムでJosh Olin氏がリークに関する情報を求めている事などがポストされた後にサイトが閉鎖された事が確認されています。
AAAタイトルの流出に絡む著作権侵害が問題視される昨今、セールス規模の大きさに伴いその対応はますます難しい状況になっている印象を受けます。なお、以前のHalo: Reachに起こった流出では流出データでのプレイを行ったプレイヤーに対しLiveアカウントのBan等厳しい処置が下されています。
現在Dead Space 2の開発を進めているVisceral Games、先週辺りからプロデューサーのNick Earl氏を始めとしたVisceralの開発陣がインタビュー記事などに多く登場しており、次回作や今後の動向について具体的な言葉が出てき始めています。そんな中Nick Earl氏がGamasutraのインタビューに登場、なんとVisceralが歴史の長いEAのRTSフランチャイズとして知られる「Command & Conquer」のタイトルを手掛けている事が明らかになりました。
ゲームの登場はかなり先の様子ですが、Earl氏はElectronic Artsのアクションとストラテジーゲームの新レーベルを率いており、ブランドのテコ入れとスタジオの成功に目を向けている事を明らかにしています。
Earl氏はElectronic ArtsがBattlefieldやBad Company 2等を擁するDICEのFPSブランドや、RPGで強いブランド力を発揮するBioWareについて述べ、EAがアクションジャンルでの強いポジションを持っていない事を指摘し、このポジションの強化に務めていると語っています。
Visceralが開発しているCommand & Conquerタイトルのジャンルは明かされていませんが、前述の発言とこれまでの手掛けたタイトルを鑑みるに、RTSタイトルを新たに開発しているとは考え難い所。
かつて2008年にはEA Los AngelesがTiberiumテーマのFPSタイトルを発表したものの、リリースに耐えるクオリティで無く、市場での成功は難しいとの判断からキャンセルされた経緯がありました。Visceralの近年の成功は、Electronic ArtsにCommand & Conquerのアクションタイトルに再び取り組む十分な機会をもたらしたとも言えそうです。
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