先日WedbushのMichael Pachter氏が行った2012年1月のNPD調査結果の予想をご紹介しましたが、昨晩NPDの調査データがリリースされ、2012年1月の北米市場におけるソフトウェア販売の上位10タイトルが明らかになりました。
ランク上位にはCall of Duty: Modern Warfare 3を始め、Just Dance 3やThe Elder Scrolls V: Skyrimなど、好調なセールスを記録するタイトルが並んでいますが、北米市場規模全体の売上げは1月リリースの注目作不足により前年同月から34%ダウンとなる7億5060万ドルに減少し、同じく前年同月から38%ダウンとなったハードウェアと共に1月の北米市場が大きく後退したことが判明しています。
2012年1月の北米ソフトウェア販売における上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
本日Activision Blizzardが行った2011年Q4の業績報告にて今後のリリースラインアップに関する情報が明らかになり、これまで2012年Q1リリースの予定とされていた「Diablo III」のリリーススケジュールが“2012年Q2を目標にする”と更新されたことが明らかになりました。
今回行われた業績報告ではActivisionのボスBobby Kotick氏がDiablo IIIのリリースを“今年”行うと重ねて強調しており、Call of Dutyブランドの新作と併せて、2012年を偉大な一年にするとアピールしています。
本日Activision Blizzardが行った2011年10月から12月までの四半期業績報告にて、Activision PublishingのEric Hirshberg氏が今年の「Call of Duty」タイトルリリースについて、「今年もCall of Dutyブランドの新しいエピックなFPSタイトルのローンチを以てActivisionの影響力をさらに発展させる」と語り、今年も例年通りCall of Dutyタイトルのリリースを行うことを公式に明言しました。
開発デベロッパやゲームの具体的な情報については触れられませんでしたが、Hirshberg氏は次回のCoDタイトルが既にファンタジックな外観を見せており、意義のある革新をフランチャイズにもたらすだろうと強調しています。
また、Q4会計の詳細を記したプレスリリースも公開され、業績を大きく牽引した“Call of Duty: Modern Warfare 3”と“Call of Duty Elite”に関する以下の様な興味深い統計情報の報告が行われました。
ノッチとの出会いに“Psychonauts 2”誕生への期待が募る「Double Fine」ですが、昨晩新たにDouble FineがKickstarterでオールドスクールな新作アドベンチャー開発に向けた資金の募集を行い、開始から僅か数時間で20万ドルを超える資金を調達したことが明らかになりました。(※ 記事執筆時点で5,871人が資金提供を行い、現在28万3,808ドル)
また、今回のKickstarter企画に併せ、ティムがDouble Fineスタジオ内で撮影した資金提供を呼びかけるためのプロモーション映像が公開されており、相変わらずの小芝居を満載しウィットに富んだ語り口で今回の企画内容を説明しています。また、映像にはルーカスアーツ時代からの戦友ロン・ギルバートも登場し、2人が築き上げたルーカスアーツのアドベンチャー黄金時代を牽引したMonkey Island シリーズや、グリムファンダンゴ、フルスロットルといった懐かしい作品のアートワークも収録されており、来る新作が“Double Fine”と言うよりも、90年代のルーカスアーツ精神と成分を宿すタイトルであることを示唆しています。
以前から続編「Psychonauts 2」のリリースに向け様々な動きや姿勢を示してきたDouble Fineとティム・シェーファーですが、最近行われたインタビューから数度に渡ってPsychonauts 2の製作を断念せざる得ない状況にあることが判明。そんな中、なんとMinecraftでお馴染みノッチことMarkus Persson氏がティム・シェーファーにPsychonauts 2のリリース実現に向け資金提供を含む協力を申し出たことを昨日ご紹介しましたが、遂にティムが現在の状況について発言し続報を伝えました。
ティムは全てを明かすことは出来ないとしつつ「言えるのは、私たちがPsychonauts 2に関するラブリーな雑談をしているってことだ」と発言、こういった計画は時間が必要となることから、直ぐにPsychonauts 2がアナウンスされるなどとは期待しないようにと釘を刺しています。
昨晩Time Warnerが2011年の通期決算報告を行い、Warner Bros. における映画関連のDVDソフトやビデオゲームを含むエンターテインメント部門の業績が昨年から9%増となる126億ドルの収益を記録し、その成長に600万本を出荷した「Batman: Arkham City」と“Mortal Kombat”、幾つかのLEGOタイトルが大きく貢献したことが明らかになりました。
なお、Time Warnerの連結通期の総収益は290億ドルで前年から8%の成長を遂げているとのこと。
先日Kinect専用のパーティタイトル新作“Happy Action Theater”をリリースしたDouble Fineですが、このリリースに伴い先日からお馴染みティム・シェーファーのインタビュー記事が多く公開されており、ティムが「Psychonauts 2」の開発を心から望みながらも、数回に渡って開発を中断せざるを得ない状況にあったと発言し話題となっていました。
かつてBungieの共同設立者としてスタジオ誕生に深く関わり、MarathonやHaloシリーズを産んだ重要人物の1人であるAlex Seropian氏、2004年にBungieを退社して以降は、新スタジオWideload Gamesを設立し3DアクションアドベンチャーStubbs the Zombie in “Rebel Without a Pulse”をリリースしましたが、2009年9月にはDisney Interactiveによって買収され傘下スタジオの1つとなっていました。
さらに、2011年1月にDisney Interactiveで敢行された250人規模の大型レイオフ後はAlex Seropian氏が傘下スタジオであるBlack Rock StudioとJunction Point、Avalanche Software、Wideload Games、Gamestarの全てを統括するポジションに就いた事が報じられ、ビデオゲーム事業の立て直しを進めていましたが、本日Alex Seropian氏がDisney Interactiveを退社したことがGame Informerの報道から明らかになりました。
2月14日のローンチが目前に迫る「Twisted Metal」ですが、なんと本日リリースを目前にスタジオの共同設立者で本作の開発を率いるお馴染みジャッフェことDavid Jaffe氏がEat Sleep Playから距離を置くことが明らかになりました。
さらに本日Salt Lake Tribuneのインタビューに応じた同スタジオの共同設立者Scott Campbell氏がEat Sleep Playの今後について、モバイルタイトルへのシフトを明言し、Twisted Metalの開発完了にあたり8人のスタッフを対象にしたレイオフを行ったことを明らかにしました。
昨年から大規模なレイオフが続いて発生しているオーストラリアのデベロッパ事情ですが、本日新たにセガがブリスベンに構えるスタジオ“Sega Studios Australia”にてスタッフの半数に及ぶ37名を解雇するレイオフが行われたことが明らかになりました。
これはセガオーストラリアの発表から明らかになったもので、セガはスタジオが今後デジタルビジネスへとシフトするための再構築に伴う決定だと理由を明かしており、既にデジタル販売に基づくマルチプラットフォームのタイトル開発にサインしたと報告しています。
かつて新世代エンジンとして注目を集めた“Project Offset”開発に携わっていた開発者達が新たに設立したインディーデベロッパAdhesive Gamesのメックシューター「Hawken」のリリースが2012年12月12日に決定し、PC向けのF2P(※ 少額課金採用の基本無料プレイ)タイトルとして登場することが明らかになりました。
毎週お馴染みのGfk調べによるイギリスの週間ソフトウェアセールスチャートが先ほど発表され、スクウェア・エニックスの人気シリーズ最新作「Final Fantasy XIII-2」が初登場1位を獲得し、「Metal Gear Solid HD Collection」が2位にランク入りを果たしたことが明らかになりました。
また、6週連続で首位に鎮座していた“FIFA 12”が4位まで順位を落とし、DICEの人気シューター“Battlefield 3”が3位へと食い込んでいます。人気格闘シリーズ最新作「Soulcalibur V」も初登場5位と好調な上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
本日Interactive Games and Entertainment Association(IGEA)が行った発表から、表現規制やレーティング新設に揺れる2011年のオーストラリアにおけるビデオゲーム産業全体の売上げ規模が判明し、2010年から12.8%減となる15億ドル規模に縮小したことが明らかになりました。
先日から業績の不振に伴い240名規模の大型レイオフも報じられ内外から心配が寄せられている「THQ」の2012会計年度における第3四半期の業績報告が昨晩行われ、先日フランチャイズ展開の中止が明らかになった“uDraw”関連のビジネスが予想以上に大きな打撃を与えていることが明らかになりました。
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