2001年にリリースされた“Red Faction”以来、2009年に一定の評価を得た“Red Faction: Guerrilla”や今年大規模なメディアミックス展開も見せたシリーズ最新作“Red Faction: Armageddon”を輩出したVolitionの看板シリーズ「Red Faction」ですが、プロモーションの規模に比べArmageddonのセールスは芳しく無い状況が続いていました。
そんな中、昨晩THQが2012会計年度の第1四半期業績報告を発表、併せて行われたカンファレンスコールにてTHQのCEOを務めるBrian Farrell氏がRed Factionフランチャイズの終了を投資者に明言しました。
著名なゲームタイトルのセールス分析などでお馴染みの調査会社Cowen & CompanyがEAとDICE渾身の大作シューター「Battlefield 3」のセールス規模予測を発表、初年度の販売本数が800万から1100万本に到達するだろうとの見解を示しました。
Cowen & Companyによると、Battlefield 3の予約販売本数はリリースまでに3ヶ月を残す状況で既にCall of Duty: Black Opsに匹敵し始めているとのことで、以前に同社が発表したCall of Duty: Modern Warfare 3が2500万本販売、Battlefield 3が1000万本販売という予測を若干上方修正した形となっています。
なお、Call of Duty: Black Opsのリリース直前での予約本数は450万本と報じられ、現在までに2000万本以上を売り上げています。今年のホリデーシーズンにおけるビジネス的なハイライトを飾る両タイトルがどのような記録を成し遂げるのか、今から楽しみなところです。
また、先日ドイツのケルンにてBattlefield 3のコミュニティイベント“German Community Day”が開催され、いくつかの新情報が登場しています。今回はこれらのビジネス的な新情報と共に、Co-opモードのお披露目に関するニュースなどまとめてお知らせします。
シュータージャンルに強い注力を見せる昨今のElectronic Artsですが、新たにPS3専用シューターの開発を進めているのではないかとの噂が登場、傘下のスタジオと思われる謎の新スタジオ「Black Troll Studios」の存在が浮上し注目を集めています。
これはSystemlinkがとあるUIアーティストのLinkedInプロフィールイメージを掲載したことから明らかになったもので、そこにはこれまでに耳にした事がない“Black Troll Studios”の名前と共に、昨年の9月以来PS3専用シュータータイトルを開発している旨が記されていました。
この後Black Troll Studiosの公式サイトも発見、whois情報からドメインの取得が2010年11月15日であることを始め、ドメインを所有するのがEAであることが明らかになりました。さらにこの数日で公式サイトが背景を一色に塗りつぶしたページに更新されたことも判明しています。
まだBlack Trollに関する具体的な情報は明らかになっていませんが、匿名ソースからのリークや更新のタイミングなどを考えると、近く何らかの動きを見せる可能性も十分に考えられるところで動向に注意する必要がありそうです。なお、今月にはEAがオースティンにEA Sports関連の新スタジオを設立したことも判明しています。
デジタル流通などの調査を専門に行うForecasting and Analyzing Digital Entertainmentが 2011年上半期の「Steam」販売本数上位10タイトルを売上げと併せて発表、2011年前半のSteam全体のセールス規模は前年比で43%成長の4億6800万ドルに達していることが明らかになりました。
販売本数のトップを飾ったのは大胆なプロモーションでも注目を集めたシリーズ続編Portal 2で、112万8000本を販売し5640万ドル(約44億円)を売上げており、続いて2位にMagickaが、Terrariaが3位にランクインしています。また、Total War: Shogun 2やWarhammer 40,000: Dawn of War II – Retributionがランク入りし、Counter-Strikeが未だに上位に食い込んでいることなど、Steam市場がいわゆるビデオゲーム市場とは全く違う様相を呈する独自市場になっている様子が窺える非常に興味深いランキングとなっています。
セールス本数と売上げ金額を比較するとまた違った面が浮かび上がる上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
毎週お馴染みGfK調査によるイギリスの週間ソフトウェアセールスチャートが先ほど発表、驚きの好セールスを続ける「Zumba Fitness」の首位が遂に6週目に突入、さらに先週ローンチを迎えたシリーズ新作“Call of Juarez: The Cartel”が2位にランクインしたことが明らかになりました。
また、3位には映画公開の効果もありハリーポッター新作“Harry Potter and the Deathly Hallows Part Two”がランクイン、先週リリースの“Earth Defence Force: Insect Armageddon”は15位という結果に終わりました。
それにしても6周目に突入したZumba Fitnessの好調は単に売れているのか、相対的に全体のセールス落ち込みを示しているのか、Zumbaの首位を奪取するタイトルの登場を含め来週以降の動向が気になるところです。
今週のUKチャート上位20タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
“Mafia”シリーズの2K Czechを始め、初期Operation FlashpointシリーズやArmAの開発を手掛けたBohemia Interactive出身の開発者達がプラハで新しいデベロッパ「Warhorse」を立ち上げ、RPGタイトルの開発を進めていることが明らかになりました。
Warhorseの公式サイトによると、MafiaとMafia IIの開発を率いたDaniel Vavra氏がスタジオのボスを務めており、Dragon’s Lairのシナリオを手掛けたMartin Klima氏、ArmAとOperation FlashpointのデザイナーViktor Bocan氏、Mafiaのアニメーターを務めたZbynek Travnivky氏など、経験豊富な開発者が揃っていることが記されています。
現在Warhorseが手掛けている未発表のRPGタイトルはオープンワールドで、強力なストーリーライン、リアリスティックなデザインなどにスポットを当てたタイトルだと記されており、これまでリアルな箱庭系タイトルで手腕を発揮してきた開発者達がどんなRPGを作り上げるのか期待が高まるところです。
先日「Respawn Entertainment」のコンセプトアーティストとしてスター・ウォーズのアミダラ女王やダース・モールなどのデザインを手掛けたことで知られる世界的なデザイナーIain McCaig氏が参加していることに加え、McCaig氏がブライトンで開催されるDevelopイベントの基調講演に登壇することをご紹介しましたが、本日スタートしたイベントの基調講演に登壇したMcCaig氏がRespawnの1作目タイトルの登場時期について言及したことが明らかになりました。(※ McCaig氏の経歴などは過去記事をご確認下さい)
キーノートに登壇したMcCaig氏はインターネットについて触れ、法がそれに関して何を言おうともインターネットのおかげで私たちは世の中の事態を理解し、それを望む様に使うことが出来るようになったと述べ、これはこの時代に何かを使う事とシェアする事に全く新たな方法があることを意味していると語りました。そして現在の状況に触れた氏はRespawn Entertainmentでの仕事がこれまでで最も楽しい仕事だと発言、しかしRespawnで何が進められているのかについて2015年まで示すことが出来ないのが非常に残念だと発言しました。
この発言の真意が新作タイトルの登場が2015年以降であることを意味するのか、それとも発表が2015年以降なのかまだ明らかではありませんが、一先ずタイトルの登場がまだまだ先であることは間違い無い様子。しかし世界的なアーティストを2人擁し、かつてのInfinity Wardスタッフ達と共に経験豊富な開発者が多く集うRespawnのタイトルは豪華な面子が長い期間を掛けて開発するに相応しいエピックな作品になることは間違い無いのではないでしょうか。
昨日はクイックスコープの復活が示唆されたCall of Dutyシリーズ最新作「Call of Duty: Modern Warfare 3」ですが、今作の開発は大きな人材が流出する騒動を乗り越えたInfinity WardとSledgehammer Gamesが共同で進めていることに加えて、老舗デベロッパとして知られるRaven Softwareの協力が噂されていました。
これまでそれぞれのスタジオが何を行っているのか不明な状況が続いていたCall of Duty: Modern Warfare 3ですが、昨晩Infinity Wardのクリエイティブストラテジストを務めるお馴染みRobert Bowling氏がGameZinesに対し、SledgehammerとRavenの役割について言及。RavenのチームがこれまでTreyarchのDLC開発サポートと共に、UI開発やエンジニアリングの一部を担当していたことを明かし、Modern Warfare 3でも同様の役割を担っていると語りました。
また、Bowling氏はSledgehammerがInfinity Wardとは大きく異なるバックグラウンドを持つことから、ストーリー構築を始めとした有益な多くの要素を追加・増強したと語っており、Modern Warfare 3の開発ではSledgehammerとRaven、そしてInfinity Wardがあたかも1つのチームであるかの様な全面的な共同開発を進めていると強調。3スタジオ間で全て同じビルドを利用し、“この部分はそちらで”“ここは触らないように”といった開発を阻害する様な区分けなく、互いの長所と弱いところを補いあっているとスムースな開発体制をアピールしています。
毎週お馴染みイギリスの週間ソフトウェア販売セールスチャートの最新報告が昨日発表され、4週連続の1位に輝いていたラテン系のフィットネスタイトル「Zumba Fitness」の首位が5週目に突入したことが明らかになりました。イギリスの人達はそんなに踊り狂うのが好きなのか!
Zumba Fitness以外には映画と共にローンチを迎えた“Harry Potter and the Deathly Hollows, Part Two”が7位にランクイン、今回も質の良い佳作に仕上がった“Transformers: Dark of the Moon”が2位に付け、Call of Duty: Black OpsがDLC効果と思われるシナジーで若干セールスを伸ばしている様子。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
DICE渾身の大作シューター“Battlefield 3”とのセールス対決に注目が集まる「Call of Duty: Modern Warfare 3」ですが、Call of Duty: Modern Warfare 3にはシリーズ前作としてエンターテインメント史上最大のローンチとセールスを実現した“Call of Duty: Black Ops”も巨大なライバルとして立ちはだかっています。
そんな中、イギリスの大手販売店である“GAME”のCall of Duty: Modern Warfare 3プレオーダー数が去年の同時期におけるCall of Duty: Black Opsの予約数を大きく超えていることが明らかになりました。
これはGAMEグループのMD(※ 常務)を務めるTom Devine氏が明らかにしたもので、氏は前述の超過が著しい本数だと発言しており、Call of Dutyブランドとフランチャイズは驚くべきファンベースを持っているとこれまでに築いた消費者層の厚さを強調しています。
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