山ほど飾られた武器にストリートファイター、「Bungie」ってどんな所?新スタジオツアー!

2010年12月4日 15:58 by katakori
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以前、凄まじくオシャレでゴージャスなBungie新スタジオの様子を映像でお届けしましたが、本日新たに海外情報サイトのBleeding EdgeがBungieのスタジオツアーの映像を公開、前回よりもたっぷりと、楽しそうなスタジオの様子が収められています。

今回スタジオを案内してくれるのはBungieでライターとコミュニティ開発を務めるEric Osborne氏、映像には休憩室で卓球を楽しむスタッフや、同室におかれた対戦可能な状態のストリートファイターシリーズ3セット(3rdとZERO3、スパ4)、さらに以前には見られなかったHaloに登場する様々な武器のレプリカ(なぜか日本刀まで)が山ほど飾られており、楽しそうな物は楽しそうな場所から生まれてくるんだなぁと感じさせる豊かな内容になっています。

また、小規模なシアターや賑やかなテストプレイ室、通路に飾られたHalo関連の装備に加え、これまで手掛けたタイトルのポスター(ONI!)なども映像では確認でき、遂に次回作のリークイメージも登場したBungieの動向にますます期待が高まります。

情報元:Bleeding Edge TV

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2010/12/4)

2010年12月4日 10:36 by katakori
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Cataclysmで生まれ変わったエリアの映像を収めたビデオツアー

“Uncharted 2″を生み出したAmy Hennig氏がブランドのディレクションやアンチャーテッドの映画化について語る

2010年12月3日 17:24 by katakori
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Amy Hennig

Naughty Dogのクリエイティブディレクターを務め、歴史に残る名作となった”Uncharted 2: Among Thieves”を生み出したAmy Hennig氏、Atariから1989年にリリースされたElectroCopを始め多くのタイトルを手掛け、ゲームの歴史を生き抜いてきたベテラン開発者でもあるHennig氏のインタビューがGame Informerに掲載されました。

インタビューではこれまでの経歴等を振り返りつつ、技術の発展と共に変化してきたゲーム開発の現場やその手法について語り、近年の大規模開発の現場におけるクリエイティブディレクターの役割等にも言及、そしてマーク・ウォールバーグの主演が決まり、物語の内容を始め大きな話題の的となっている映画版「アンチャーテッド」にも言及、映画に対するNaughty Dogの姿勢が窺える興味深いインタビューとなっています。

本日はインタビューの一部を要約しつつ、気になる箇所をご紹介。なお氏の経歴については以前当サイトでお知らせしたAmy Hennig氏の経歴を紹介した記事に似た内容がまとまっていますので、今回は割愛いたします。

Amy Hennig氏が考える近年のゲーム開発におけるクリエイティブディレクターの役割

まずAmy Hennig氏は1989年に始まるゲーム開発の道を振り返り、前述のElectroCopに始まり、Bard’s Tale 4のアーティストやアニメーターとして活躍した事、迷作として名高いMichael Jordan: Chaos in the Windy Cityのリードデザイナーを務めた事などを紹介しつつ、この20年強に及ぶ長い歴史の中で起こったテクノロジーの進化に言及、音声が使える様になって俳優の仕事が増えたことや映像表現の進化に触れています。

そして、Naughty Dogのクリエイティブディレクターとしての役割について尋ねられたHennig氏は「私は多くのクリエイティブディレクターの役割が最近かなり似てきていると考えていて、それはプロジェクトの全体的なビジョンを維持する事です」と回答しています。

現場でのHennig氏はゲーム開発における基本的なディレクションだけでは無く、モーションキャプチャーに取り組む俳優達との仕事なども含め、ディレクターとして常に全体へと目を向け、スタッフ達には細部に向かって十分な物作りに取り組めるよう見渡している事を強調しています。

さらに氏は自身のケースにおいては重要なライターとしての役割も持つと述べ、現在開発を進めているタイトルにおいてはHennig氏がメインのライターに近い仕事を行っている事を明らかにしました。

前作”Uncharted 2: Among Thieves”ではライターチームも存在しており、日々彼らが作成するドラフトやチームから出されるアイデアなどを含め、1日の終わりにはそれらを結合するための書き仕事を行い、その後、それを元にしたモーションアクター達による演技が実際にキャラクターを活き活きとさせているか確認を行うといった、日単位レベルの短いスパンで繰り返されるルーチンが持つ継続の重要性を語っています。

さらにインスピレーションの源泉について聞かれた氏はメディアに関わらず様々な経験の合成物が影響を与えている事を明かし、興味深い事に自身では無く他者のアイデアについて言及、様々な共同作業を行うチームでの現場でこそ誰か1人が良いアイデアを持っているかもしれないと述べ、それらを組み合わせ、共に挑戦する空間こそが魔法のやって来る場所であり、ゲーム産業が持つクールな要素だと説明しています。

近年多く見られるゲームの映画化に関するNaughty Dogの見解

インタビュー後半では、近年アンチャーテッドを含む多くのゲームフランチャイズが映画化される状況の中、この動きがブランドが持つ資本や認識を増す事になるかとの質問が行われています。

Amy Hennig氏は以前お知らせした様に元々は映画を学んでいた人物で、近年の多く見られるゲームの映画化について無関心な人物ではないと考えられます。この質問に対しHennig氏は自分達のオーディエンスは想像以上に洗練されていると思うと発言、人々はゲームと映画が違うメディアである事を理解し、そこには異なる解釈が存在するとの見解を示しました。

よって氏は映画とゲームが並行して存在出来、分離可能な物だと語り、ゲームと映画がどちらかの奴隷であるような盲目的な解釈に同意する人は誰もいないだろうと述べ、それぞれのメディアにそれぞれの正しい方法が存在すると発言しています。

そして、盲目的に、リテラルにゲームを再現しようとする事は多くのビデオゲーム映画が失敗する原因だと未だに成功作の登場しないビデオゲーム映画について分析しています。

アンチャーテッドの様なシネマティックなコンテンツを映画化する意義はあるのか

Game Informerは前述のやり取りを経て、サイトでのコメントやフィードバックに寄せられた意見の中には、アンチャーテッドが強い物語による駆動性を持ち合わせている事によって映画化の必要性が薄いのではとの指摘があった事を挙げ、近年の”ゲームが映画化している事”が、”ゲームが映画を必要としない事”を意味しない理由があるか、また、2つのメディアに違いがある中で、双方にそれぞれの聴衆がいるだろうか、との質問を行っています。

この質問にAmy Hennig氏は双方の為の聴衆が常にいるとの考えを明かし、今も多くの映画で小説化が行われる事、映画のグラフィックノベルが作られる事などを挙げ、それぞれのメディアがそれぞれを利用する事ができ、メディア毎に違った経験を提供する事が出来るとメリットを説明しています。

ここで氏は映画とゲームの違いをかなりシンプルに、映画はパッシブなメディアであり、ゲームはアクティブなメディアだと明言、しかし自身も含めゲームメディアはその境界を常に拡張しようとしてきた事を自認している事を述べ、近年カットシーンなどプレイヤーからコントロールを奪う時間が増え、そこでストーリーの経験を強いる必要性が有る場合には如何にその時間を短くする事が出来るかを考えていると明かし、プレイヤーがインターフェースとコントロールを通じて操作を行っている時間が多いほど、ゲームはエモーショナルな物になると語っています。

そしてアンチャーテッドの映画に携わる事となったArad Productionsとデヴィッド・O・ラッセル監督について言及、Arad Productionsは多くのマーベル映画で見られる通り、コミックを実際に良い映画に変換する方法を実現したプロダクションだと評価、そして非常に優れた映画だったスリー・キングスを生み出したデヴィッド・O・ラッセル監督の起用に興奮していると述べ、彼らがアンチャーテッドの映画化を上質な物に仕上げようと取り組んでいる事を強調しました。

この数日で映画化に関する物語の詳細なども登場しはじめ、独自の解釈とも思える内容に大きな注目と議論が行われていますが、今回のAmy Hennig氏、ひいてはNaughty Dogの映画に関する見解からは、これまでともすればある種の揶揄の対象でもある”ビデオゲーム映画”化とは少し違った動きを感じる事が出来、ここにはKen Levine氏やウォーレン・スペクター氏といった映画に精通したゲーム開発者達の見解とも似た種類のスタンスが感じられます。

ゲームと映画の言語以前の問題として、所謂ビデオゲーム映画に多く見られる”単純にクオリティが低い”という根本的な問題も存在しており、その単純なクオリティの追求を文法やメディアの意義といった”大きな問題”に同化させ問題が語られるシーンが多く見られる状況もあり、世界でも最も先進的なスタジオとして語られる事の多いNaughty Dogがこのチャレンジにどういうアウトプットを見せる事になるのか、公開などはまだ先ながらもアンチャーテッド映画の登場が今から楽しみです。

情報元:GameInformer

BioShock 2を手掛けた「2K Marin」が未発表新作マルチプラットフォームタイトルの開発者を募集中

2010年12月3日 12:15 by katakori
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「2K Marin」BioShock 2を手掛け、現在は”XCOM”の開発にも携わっている「2K Marin」(※ XCOMに携わっているのは2K Marin内のオーストラリアチーム)ですが、新たにGamasutraの求人ページにて未発表のマルチプラットフォームタイトルのネットワークプログラマーを募集している事が明らかになりました。

募集要項にはこの未発表タイトルがUnreal Engine 3を利用したタイトルである事、現在はプリプロの段階にある事、マッチメイキングやロビー、DLCに関わるサーバサイドの業務や、マルチプレイシステムの開発が要求されている事、そしてFPSとRPGタイトルの経験がある開発者を求めている事などが記載されています。

BioShock 2以降、2K Marinの本体に目立った動きが見られない状態が続いていましたが、次期タイトルの開発は水面下でしっかりと進められている模様です。

情報元及びイメージ:Gamasutra

「Ignition Entertainment」のアメリカオフィスがロサンゼルスからテキサスのオースティンに引っ越し

2010年12月3日 11:38 by katakori
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「Ignition Entertainment」

これまでスタジオ閉鎖やプロジェクト中止のニュースが続いたものの、先日には”WarDevil: Unleash the Beast Within”が”Project Kane”へと改題し、本格的な開発が改めて進められる事を発表した「Ignition Entertainment」ですが、新たにアメリカのオフィスがロサンゼルスからテキサスのオースティンに移動する事が明らかになりました。

引っ越しの理由は明かされておらず、1月には移動が完了するとの事ですが、既存のプロジェクトやスタッフへの影響はないとの事。

粛々と整理や再編成が進められている様子が窺えるIgnition、Project Kaneが素敵な姿を見せてくれるのはいつになるか、続報が楽しみです。

情報元:VG247

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2010/12/3)

2010年12月3日 10:17 by katakori
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Portal 2の歌にも期待が掛かるJonathan Coulton名曲のタイポグラフィーMADが素敵

Electronic ArtsがDLCやマイクロトランザクションによるデジタル販売収益の重要性を強調、今後さらなる強化を図るとアピール

2010年12月2日 19:22 by katakori
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「Electronic Arts」

昨日アリゾナ州スコッツデールにて開催されたCredit Suisse 2010 Annual Technology Conference(※ クレディ・スイスの金融技術カンファレンス)にElectronic Artsの財務責任者Eric Brown氏が登壇、近年のパブリッシャービジネスに纏わるダウンロードコンテンツやマイクロトランザクションの重要性をアピールしました。

Brown氏は同社の成長を促す動力となっている商品が追加コンテンツの為のダウンロード販売である事を述べ、これには基本無料プレイタイトルにおけるマイクロトランザクションからの収入も含むと語りました。

氏は具体的にPlayfish、Xbox 360とPS3向けのマップパックなどを挙げており、Battlefield: Bad Company 2におけるデジタル販売が約3000万ドルの利益を生んだと強調、現在7億5000万ドルの経常利益がデジタル販売の利益の元にあると、その重要性を明らかにしています。

なおBrown氏は今後FPSシューターでのPC版クライアントのデジタル販売に注目していると発言、基本無料プレイタイトルの新作となったBattlefield Play4Freeのリリース時にも強調していた通り、今後EAのデジタル販売強化は長期的なビジネスを見据えた展開を迎える事となりそうです。

情報元:Edge

CD Projektが「The Witcher 2: Assassins of Kings」のプレオーダートレーラーを公開、DRMに関する続報も

2010年12月2日 17:01 by katakori
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先日は豪華な限定版と意欲的な通常版の存在が明らかになった期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、本日この様々な特典を用意したコレクターズエディションと通常版にあたるプレミアムエディションのプレオーダーを促すトレーラーが公開されました。

また、兼ねてから厳しいDRMによって正規プレイヤーが被害を被る事に否定的な姿勢を見せていたCD Projektは前述の発表に併せ、本作をDRMフリーのタイトルとしてリリースする事を発表し、大きな注目を集めました。

先日このDRMフリーに関係する著作権侵害への対策についてCD ProjektがEurogamerのインタビューにて言及、多くの大国に暮らす人々に対して、違法ダウンロードを行う場合、それを行った事を告げ支払いを促す書面を法的な根拠の元に送る事が出来ると語り、ユーザー達に違法ダウンロードを控える様訴えました。

Eurogamerはこれに対しISPによる追跡や現行犯、そもそもの間違いなどの可能性も含め対応が難しい物である事を指摘、しかしCD Projektはそれも加味した上で著作権を侵害するユーザー達をきっぱりと止めさせるには、こういった類の強行な手段が必要である事を強調しています。

近年頻発するDRMのトラブルを回避する為に不採用を決断したCD Projekt、業界全体でも著作権侵害に対応するための莫大な予算が投じられている事は大手各社を始め様々な局面で報じられており、いたちごっこが繰り返されています。

そもそもの問題をシンプルに、しかし茨と思える道を選択したCD Projekt、一部の悪意を持つゲーマーにとってDRMを持たないThe Witcher 2を違法に手に入れる事は無防備な赤ちゃんを襲うよりもたやすい事だと言えるでしょうが、それは大きく楽しみを損なう物に違いありません。状況によっては果てしない戦いとなりそうな今回のCD Projektの選択が良い結果を生み出す事が出来るか、リリース後の動向に注目です。

情報元:VG247, VG247

Irrational GamesのKen Levines氏が映画”300″や”Watchmen”で知られるザック・スナイダー監督と対談

2010年12月2日 11:23 by katakori
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Ken Levine Zack Snyder
ゲームと映画を代表する変態2人が遂に顔を合わせる事に
ザック・スナイダー監督が現在編集中の”Sucker Punch”新トレーラー、カオス!

現在”BioShock: Infinite”の開発を進めているIrrational Games、同スタジオの公式サイトではこれまで手掛けた作品の没アートワークやアイデアなどを公開、ポッドキャストでは豪華なゲストが登場するインタビューも行われ、タイトルの開発以外にもコミュニティの育成やゲーム文化の啓蒙に余念がありません。

前回のポッドキャストでは遂にCliffy Bが登場し、Cliffy B自身が望んでいたKen Levine氏との対談が実現しましたが、本日Irrational Interviewの最新回が公開、なんと映画”300″や”Watchmen”、そして現在はカオスの極北として期待を集める”Sucker Punch”、さらにはスーパーマン新作も手掛ける事となったザック・スナイダー監督が登場しました。

ポッドキャストでは泣く子も黙る変態2人がオタク文化のインスピレーションについてがっつり語り合っており、特にザック・スナイダー監督初のオリジナル作品である”Sucker Punch”ではゲーム文化やオタク文化からの大きな影響を受けている事もあり、エキサイティングなやり取りが行われています。

Ken Levine氏とザック・スナイダー監督は互いにフランク・ミラーの作品をスクリーンへと翻訳する際のポイントや、アメリカの小説家で”肩をすくめるアトラス”や”水源”といったリバタリアリズム(自由主義)の代表的作家として知られるアイン・ランドにも言及、アイン・ランドの哲学をビデオゲームの中に解釈する為のプロセスなどについて、かなり真剣な議論を行っています。

こういった背景を元にアウトプットされるタイトルがBioShock: InfiniteやSucker Punchである事を鑑みると、魅力的なコンテンツの表出にはインプットの量やその消化が如何に大量に必要であるかがありありと感じられる興味深いインタビューだと言えそうです。

情報元及びイメージ:Joystiq

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2010/12/1)

2010年12月2日 10:58 by katakori
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12月1日に配信される「Battlefield: Bad Company 2」の新マップパック”VIP Map Pack 7″トレーラー
「Battlefield: Bad Company 2 Vietnam」に登場する武器映像

ゲーム情報紙「Game Informer」がアメリカの雑誌発行部数ランキングで7位に

2010年12月1日 17:25 by katakori
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「Game Informer」

毎月素晴らしいカバーアートで楽しませてくれるお馴染みのゲーム情報紙「Game Informer」誌、Webサイトの情報でもお馴染みのGame Informerがアメリカ国内で発行される雑誌の中で”支払いが確認された”発行部数ランキングで7位に選ばれた事が明らかになりました。

これはメディアモニタリングサービスを専門に行っている調査会社BurrellesLuceが昨日発表した2010年1月1日から2010年6月30日まで6ヶ月間の調査レポートから明らかになったもので、Game Informerの発行部数は436万4170部となっており、なんと5位のナショナル ジオグラフィック誌の449万3110部と13万部差にまで迫る普及を見せています。

さらにご存じTIME誌や家庭向け雑誌大手のFamily Circle誌、人気男性誌のMaxim等、良く知られる一般紙を部数で大きく引き離しており、一概には信じられない様な普及を見せている事が判ります。

Game Informer誌に見られる近年の変化

近年のGI誌は紙メディアにおけるデザインの限界にチャレンジするようなカバーアートに加え、ストイックな紙面デザインなども含め、これまでの”ゲーム雑誌”的ではないデザインに路線を変更しており、非常に洗練された内容になっているながらも、所謂従来の”売れる雑誌”のデザインとは若干違う印象も受けます。

ちなみに2009年に発表されたBurrellesLuceの調査結果におけるGI誌の発行部数は350万7598部となっており、今回の調査結果では90万部近い成長を見せています。国内外で紙メディアの”死”が叫ばれる中、90万部近く発行部数を伸ばす事も脅威的な成長だと言えそうです。(※ ナショナル ジオグラフィック誌は2009年の調査結果から50万部ダウン)

上記の挑戦的なデザイン変更を行いながらGI誌がここまでセールスを伸ばしている背景には1メディアとしての成功だけではなくアメリカにおけるゲーム産業自体の隆盛に関係がありそうです。

今年に入り海外のゲーム産業は黄金期に入ったとも評される事や、7月にはアメリカでの産業別消費者満足度調査からコンソールゲーム産業が自動車産業や銀行、ホテルを下し最も満足度の高い産業に選ばれてた事(参考:過去記事)、代表的な大手イベント等から感じられる消費者層や規模からも産業全体の成熟がありありと感じられます。

こういった状況と共に、前述のGI誌の2010年以降のデザイン変更などがどのように関係しているのか、以下に掲載した2010年のカバーアートと2009年のカバーアートの一覧に見られる変化と、今回の大きな成長を見せた調査結果からは産業の成熟と共に”消費者層の成熟”も同時に進行している様子が垣間見られる興味深い事象だとは言えないでしょうか。

「Game Informer」
「Game Informer」
情報元及びイメージ:Joystiq

Stuart Black氏が”Sniper: Ghost Warrior”の「City Interactive」に参加、WWIIシューター新作をリード

2010年12月1日 11:29 by katakori
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Bodycount

2006年にリリースされたCriterion Gamesの”Black”を手掛け、Codemastersが現在開発を進めている”Bodycount”の開発途中で同社Guildfordスタジオを去る事となったStuart Black氏が、新たに”Sniper: Ghost Warrior”で知られる「City Interactive」に参加した事が明らかになりました。

現在は来年リリース予定のPS3版Sniper: Ghost Warriorの開発を進めているCity Interactiveですが、新しいストリー駆動のWWIIシュータータイトルを手掛けているとの事で、Stuart Black氏はこの新作の開発リードを務めるとの事。

なお、このWWIIタイトルはロンドンに新設されたCity Interactiveの新スタジオで開発が進められているとの事で、Black氏はこのスタジオと共に開発を行う事が記されています。

Sniper: Ghost Warriorで一定の評価を得たCity Interactiveが取り組むこの新作は史実に忠実で歴史に敬意をはらったシネマティックなストーリー物との事で、個性的なBlack氏とCity Interactiveがどういった化学反応を見せる事になるのか、今から続報が楽しみです。

情報元:VG247

TVネットワーク「G4」がゲームイベント”E3″のTV放送権を獲得、3年間の独占契約に署名

2010年11月30日 18:33 by katakori
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「G4」 E3

ケーブルテレビ業界の巨人Comcastの子会社としてゲーム情報や特集映像等でもお馴染みのTVネットワーク「G4」がESAが運営する巨大ゲームイベント”E3″の公式放送会社として3年間の独占契約に署名、これまでも同様の契約を交わしてきた両社が今回新たに複数年の契約を取り交わす事で協力の枠を拡げた形となりました。

G4とESAの合意内容は”中断のないプレスカンファレンスの放送”やE3にて公開される全ての映像メディアへのアクセス権を含む内容である事が記されていますが、近年ではE3以外の各種ゲームイベント等でもネット配信の利用と有用性の拡大は最早無視出来ない状況となっており、今回行われた両者の関係強化はネット上での有料放送の一般化なども想起させる印象深い内容だと言えそうです。

情報元及びイメージ:Joystiq

GfKが北欧セールスチャートを開始、10月のセールスランキングが発表

2010年11月30日 18:14 by katakori
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北欧チャート毎週お届けしているUKチャートの調査等でお馴染みの市場調査企業GfKが新たにデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンのゲームセールス集計を開始する事が明らかになりました。この発表に併せ2010年10月のセールスランキングも発表されています。

GfKによると北欧地域のゲーム市場はヨーロッパでも上位5地域に入る規模との事で、GfKのゲーム市場調査プロジェクトマネジャーを務めるMagdalena Jonsson氏はノルウェーの市場研究が今回の統合調査の実現に繋がった事を語っています。

また、スウェーデンのゲーム産業組合に所属するアナリストMartin Lindell氏は今回の北欧チャートの実現について、北欧市場への一般的な感心以外にも北欧で売れるゲームの追跡調査は地域のゲーム産業で活躍するプレイヤー達からも待望されていた物だったとその有用性を強調しています。

以下、北欧5ヶ国の10月ゲームセールスランキング20位は以下の様になっています。

  • 1位. FIFA 11 (EA)
  • 2位. Medal Of Honor (EA)
  • 3位. Fallout: New Vegas (Bethesda)
  • 4位. World Of Warcraft (Activsion Blizzard)
  • 5位. Fable III (Microsoft)
  • 6位. NHL 11 (EA)
  • 7位. New Super Mario Bros (Nintendo)
  • 8位. World Rally Championship 2010 (Black Bean Games)
  • 9位. Civilization V (2K)
  • 10位. Star Wars: The Force Unleashed II (Activsion Blizzard)
  • 11位. The Sims 3: Late Night (EA)
  • 12位. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision Blizzard)
  • 13位. Pro Evolution Soccer 2011 (Konami)
  • 14位. Battlefield Bad Company 2 (EA)
  • 15位. The Sims 3 (EA)
  • 16位. Sports Champions (SCE)
  • 17位. Starcraft II: Wings of Liberty (Activision Blizzard)
  • 18位. Castlevania: Lords of Shadow (Konami)
  • 19位. Mafia 2 (2K)
  • 20位. Halo: Reach (Microsoft)
情報元及びイメージ:Edge

THQのDanny Bilson氏が「Kinect」用コアゲームの発表が近いと発言

2010年11月30日 11:14 by katakori
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「THQ」

先ほどTHQのスタジオチーフを務めるDanny Bilson氏が「Kinect」用のコアゲームの発表が近く行われる事を自身のTwitterで明らかにしました。

発表日時や内容に関する詳細は明らかにされていませんが、THQは来月11日から開催されるVGAにて、ギレルモ・デル・トロ監督の新作発表も控えており、VGAでの発表との関連性も気になる所です。

今朝方セールスの好調も報じられたKinectですが、Kinectのユニークなモーションコントロールを利用したコアゲームとは一体どのようなタイトルになるのか、続報をお待ち下さい。

情報元:VG247

「Kinect」がリリースから25日間で250万台以上を販売、Major Nelsonが発表

2010年11月30日 10:36 by katakori
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「Kinect」 キネクト

11月上旬のローンチ以降、好評なセールスが報じられていたXbox 360用のモーションコントローラー「Kinect」、北米ローンチではリリースから10日間で100万セールスに達した事がマイクロソフトから発表されましたが、昨晩お馴染みMajor Nelsonが新たにKinectの世界的な販売がリリースから25日間で250万セールスを突破したと発表しました。

Major Nelsonではこのマイルストーンがクリスマス・セールが始まった先週のブラック・フライデーによるボトムアップにより達成された旨が記されており、マイクロソフトが今年のホリデーシーズンで目指す500万台セールスの記録に向けて順調に駒を進めていると言えそうです。

情報元:VG247

11月21日から27日までのUKセールスチャートが発表、「Gran Turismo 5」が初登場1位に

2010年11月30日 10:04 by katakori
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「Gran Turismo 5」 GT5 グランツーリスモ 5

昨晩Eurogamerにて今週のUKチャートが発表、ポリフォニー・デジタルが長い開発期間を経て遂に完成させた「Gran Turismo 5」がトップを飾り、3周目の首位を狙っていたCall of Duty: Black Opsを下しました。

また、3位にはこちらもシリーズ最高傑作との高評価を得たAssassin’s Creed: Brotherhoodがランクイン、先週3位だったNeed for Speed: Hot Pursuitは6位にランクダウンしています。

そして期待のEpic MickeyはWiiチャートで11位にランクしたものの、総合ランクでは残念ながら40位以内に入る事は叶わず、いよいよ明日迎える北米でのリリースに注目が集まります。40位までのランキング詳細は以下の様になっています。

  • 1位. Gran Turismo 5
  • 2位. Call of Duty: Black Ops
  • 3位. Assassin’s Creed: Brotherhood
  • 4位. FIFA 11
  • 5位. Just Dance 2
  • 6位. Need for Speed: Hot Pursuit
  • 7位. Wii Party
  • 8位. Art Academy
  • 9位. Wii Sports Resort
  • 10位. Fallout: New Vegas
  • 11位. Professor Layton and the Lost Future
  • 12位. Kinect Sports
  • 13位. Wii Fit Plus
  • 14位. Red Dead Redemption: Undead Nightmare
  • 15位. Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1
  • 16位. Sonic Colours
  • 17位. New Super Mario Bros. Wii
  • 18位. WWE SmackDown vs. RAW 2011
  • 19位. LEGO Harry Potter: Years 1-4
  • 20位. Mario Kart Wii
  • 21位. Toy Story 3
  • 22位. Football Manager 2011
  • 23位. New Super Mario Bros.
  • 24位. The Sims 3
  • 25位. Medal of Honor
  • 26位. Just Dance
  • 27位. F1 2010
  • 28位. Star Wars: The Force Unleashed II
  • 29位. Pro Evolution Soccer 2011
  • 30位. Dance Central
  • 31位. Fable III
  • 32位. Michael Jackson: The Experience
  • 33位. The X-Factor
  • 34位. GoldenEye 007
  • 35位. Halo: Reach
  • 36位. Guitar Hero: Warriors of Rock
  • 37位. Super Mario Galaxy 2
  • 38位. Vanquish
  • 39位. Red Dead: Redemption
  • 40位. 007: Blood Stone
情報元:Eurogamer

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2010/11/29)

2010年11月29日 10:42 by katakori
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Damon Casarez
Damon Casarez氏による食料雑貨店での一枚
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
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