1986年にPC-8801でリリースされて以降、イノベーティブなタイトルとなったMEGA-CD版”SILPHEED”やXbox 360でリリースされたプロジェクト シルフィード等で知られるゲームアーツのシューティングタイトル”シルフィード”、なんと今月に入りゲームアーツが米国特許商標庁にシルフィード関連のタイトルと思われる「Silpheed Alternative」を商標登録した事が明らかになりました。
正式なアナウンスや情報は無い事から一切詳細は判りませんが、登録内容にはゲームタイトルであるらしき事が記されています。
昨年のホリデーシーズンに歴史的なローンチを達成したModern Warfare 2、今も尚売れ続けるモンスタータイトルとして大きく名を残しましたが、TreyarchのCall of Dutyシリーズ新作「Call of Duty: Black Ops」のリリースも近づき、意外な程の期待感の高さにModern Warfare 2のセールスを更新するか否か大きな注目が集まっています。
そんな中、Wedbush Morganのゲーム産業アナリストとしてお馴染みのマイケル・パクター氏がCall of Duty: Black Opsのセールスについて言及、Black OpsがModern Warfare 2のセールスを超える事は無く、メディアからの非難を集める事になるだろうとの推測を明らかにしました。
パクター氏はCall of DutyブランドにおいてメインのデベロッパがInfinity Wardであり、これまでTreyarchは”他の”CoDデベロッパと呼ばれてきたと述べ、Gamerankings.comでのフランチャイズの評価はModern WarfareとModern Warfare 2がそれぞれ89以上のスコアを獲得している事に比べて、Treyarchが手掛けたWorld at Warのスコアが85.7、Call of Duty 3のスコアに至っては82である事を指摘しています。
氏は、これらの過去がInfinity Wardが手掛けていない”Black Ops”の販売を阻害するポテンシャルを秘めていると述べ、ゲーム関連のメディアがこの過去に突如慈悲深くなるかどうかは不明だが、自身のグループでは Black Opsが多くの酷評に苦しめられる事になると予想していると発言しています。
そして、ゲームメディアが早くBlack OpsとModern Warfare 2を比較したいと待ち構えていると述べ、Black Opsのクオリティは破格な物に見えるものの、前述の問題点に有利な解釈を得られるか判らないと発言。
Black Opsが90台のレビュースコアを得る場合、Modern Warfare 2に近いセールスを達成する機会はあるものの、このホリデーシーズンの競争は苛烈で、Halo: Reachなどのライバルタイトルの存在により最終的にModern Warfare 2と同様に売れる事は無いと結論付けたと締めています。
以前マイケル・パクター氏はRockstar Gamesの大成功タイトルとなったRed Dead Redemptionのセールスについてウエスタンのニーズなど無いと一笑に付し不発に終わると予想したものの、盛大に外した経緯があります。大予言とも揶揄されるパクター氏の今回の予想、もはや丁か半か!といった雰囲気も漂いますが名誉挽回の推理となるか、残り2週間を切ったローンチの動向に期待です。
R.A.サルバトーレ氏のNeverwinter新3部作を原作に登場するRPGタイトル”Neverwinter”の開発を進めているCrypticですが、これまでのタイトルではコンソール対応の頓挫など、ビジネス的な側面でも大きな苦戦を強いられており、先日はChampions Onlineのディレクターを務めていたDiabloの父ビル・ローパーが退社した事も明らかになっています。
そんなCrypticが運営を行うMMOタイトルChampions Onlineが来年の第1四半期を目標に、基本無料プレイに移行する事がパブリッシャーを務めるAtariから発表されました。移行後は特典を有するゴールド加入が利用可能になるとの事。
一見後ろ向きとも取れるこの発表ですが、一概にそうとも言えず、Dungeons and Dragons OnlineとLord of the Rings Onlineを基本無料プレイに移行させたTurbineでは収益が500%もアップした事が成功事例として報じられており、やってみたら以外と面白いChampions Onlineはこのモデルの恩恵を得やすいのんびり楽しめるタイトルとして適正はあるかも知れません。
2006年のE3で発表されたIgnition Entertainmentのアクションタイトル「WarDevil: Unleash the Beast Within」の開発を手掛けていた同社ロンドンスタジオ(旧Digi-Guys)が閉鎖、長い開発の歴史に幕を引きプロジェクトのキャンセルが発表された事をお知らせしましたが、なんと本日全く矛盾する内容の発表がIgnitionの親会社UTVから発表されました。
これは経営分析などのニュースを扱うMedianamaが報じた物で、UTV自らがWarDevilの開発フェーズが前進し、メインの開発を外部委託した事をメールで直接伝えたとの事。
メールにはなんとロンドンスタジオにも言及されており、まだスタジオが閉鎖されておらず、WarDevil: Unleash the Beast Withinの開発に携わっている事も記されています。また、今年の6月にはUTVがWarDevilのリリースについて、1年に3つのIPを提示しない(既にエルシャダイとReichが存在)との判断により、6~9ヶ月程ゆっくり開発する期間が得られたと語っていた事も併記されています。
なんとタイトルの生存だけでなくロンドンスタジオまで閉鎖されていない全く矛盾する発表がなされたWarDevil: Unleash the Beast Within、一体何が起こっているのか情報が錯綜している様に見えますが、(開発経緯が)エクストリームなタイトルとして生存の可能性が出てきた事で再び注目を集める事となりそうです。頑張れ……WarDevil!
未公開株式の取引やシェアなどを行うSharesPost社のレポートから、FarmVilleやFrontierVille等の運営で知られるソーシャルゲームデベロッパ「Zynga」の株式評価額が55億1000万ドルに到達し、ナスダックで51億6000万ドルの評価額を持つ有力ゲームパブリッシャーの1つElectronic Artsを超えたとBloomberg Businessweekが報じました。
4年前にMark Pincus氏により企業されたZyngaですが、Facebookのソーシャルネットワークを利用した急成長が、小売販売を行う世界で2番目に大きなゲームパブリッシャーであるEA(※ 1位は139億ドルのActivision Blizzard)を僅か4年で超える規模になった事には驚きを隠せません。
この評価は仮想アイテム等の販売市場の成長に基づいた物で、現在このバーチャル市場は16億ドル規模とも言われ、Zyngaはこの市場の3分の1を占めているとの統計も発表されています。さらにサンフランシスコThinkEquity LLCの経済アナリストはこのバーチャル市場があと3年で36億ドル規模に達する可能性があると推測しており、まだソーシャルゲームや仮想通貨、マイクロトランザクションビジネスの勢いは成長過程にあると言えそうです。
さらに昨日、Zyngaによる仮想通貨に絡む未承認の特許申請も発見、今年の4月にZyngaの仮想アイテムやインゲーム通貨のリアルマネーでの売買用フォーラムを起ち上げたPlayerauctions.comへの訴訟や、中国の所謂”ゴールドファーム”問題、Facebookクレジットによる30%のロイヤリティなどに対する対抗手段の準備を進めているとも考えられます。
また、Farmvilleのクリエーターとして、そしてかつてはElectronic ArtsでCommand & Conquerタイトルを手掛けていた事で知られるZyngaプロダクト開発のVPを務めるMark Skaggs氏は、PCゲーミングが根底から変化を伴う過程の中にあると述べ、PCゲームが今後5年程度のスパンでモバイルとユーザークリエイトコンテンツ、ソーシャルとデジタル流通に向いて進む事になると分析しています。
さらに、Skaggs氏は強いソーシャルコンポーネントを持たないゲームが全て、ジョイスティックでプレイするシングルシューターのようなオールドファッションなゲームに感じられる様になると述べ、新しいソーシャルゲーム技術はより多くの人々を繋ぐ社会的な結合剤としての意味を持つ事になると明言。続けて「世界中の拡大家族といつでもゲームが楽しめるのに、なぜあなたのパパとママとモノポリーをする必要がありますか?」と述べています。
そしてより賢くなるゲームがシステムと管理ソフトウェアと共に、プレイヤーのゲーム進行をモニタリングしながら、ゲーム経験やゲームの難易度をプレイヤーにマッチさせる時代になると、今後のソーシャルゲームの方向性を示唆、こういった技術が今後プレイヤーの好みやスタイルに一致するゲームを自動的に提示するプレゼンスを産むかもしれないとも語っています。
Skaggs氏はゲームの未来について自身を永遠の楽天主義者だと述べ、世界中に存在するゲーム開発の天才から生まれる技術やゲーム力学等の画期的なブレイクスルーを楽しみにしていると発言しています。
果たしてSkaggs氏が楽天的と自身を表現し描くこの未来に私たちがプレイしている”物”はゲームか、未だ見ない変化がゲーム産業に起こりつつある事だけは間違いありませんが、巧みにデザインされた没頭の代替えやコミュニケーションの代用、或いはインタラクティブなポルノグラフィーの消費では無く、”ゲームをプレイする事”を楽しむ1人のゲーマーとして、この未来が全く影のない不自然な、見事に整った世界を見ている様な錯覚に似た何かを感じずにいられません。
先日テキサスで開催されたGDC Online 2010会場にてActivisionのThomas Tippl氏がBungieの次期タイトルがMMO的なタイトルになる事を示唆した事で話題になりましたが、閉幕したばかりのBlizzCon 2010会場にてMMOのノウハウを多く持つBlizzardが、Bungieの次期タイトルへの協力について前向きなスタンスを見せました。
これはEdge OnlineがBlizzCon会場にてBlizzardのEVPを務めるRob Pardo氏にインタビューを行った中から明らかになった物で、氏は新しくActivisionのパートナーとなるBungieについてActivionはファミリーだと前置きし、BungieはActivionの為にやるべき事をやっていると述べ、彼らが協力や助言を臨めばBlizzardは当然協力するとのスタンスを明らかにしています。
さらにPardo氏はBungieが会社の枠を超えた開発者として友人関係にある事を示唆した上で、具体的なアイデアは全く持っていないが、協力は可能だと明言。さらに氏自身が1人のゲーマーとしてBungieに協力する事はとてもスリリングな事だと付け加えています。
この夢の様なコラボレーションが実現する時は来るか、Bungieの次回作発表までまだ多くの時間が残されていますが、今から楽しみでなりません。
RTE1080が登場した2005年に始まり、2006年のE3で発表されたDigi-Guys(後のIgnitionロンドンスタジオ)の「WarDevil: Unleash the Beast Within」、開発期間に5年以上の歳月が費やされたものの、先日エルシャダイの大人気で注目を集めるパブリッシャーIgnition Entertainmentがロンドンスタジオの閉鎖をアナウンスし、WarDevilの開発が頓挫、外部委託なども視野に入れた開発の継続が明らかにされていましたが、公式にプロジェクトがキャンセルされた事が明らかになりました。
マルチプラットフォーム対応の高性能エンジンとして注目を集めたRTE1080と共に期待を集めたタイトルだったものの、プラットフォームの選定が二点三点するトラブル等が続き、具体的にどのようなゲームになる予定だったのかも判らないまま残念ながら日の目を見る事の無いタイトルとなってしまいました。
今回は供養の意味も込めてこれまで登場したエンジンのデモ映像からゲームのトレーラーまで幾つかの動画をご紹介。モダンで意欲的なエンジンの仕様に加え、主人公のデザインに見られる大きな変遷やテンポ感、モーションなど色んな意味で興味深い映像がここには残されています。
先月にEnslavedのローンチを果たし、ダンテのデザインに紛糾する次期デビルメイクライ”DMC: Devil May Cry”の開発を進めている「Ninja Theory」ですが、公式Twitterから未発表タイトルに携わるスタッフを募集中である事が明らかになりました。
公式サイトに掲載された募集によると、求人はリードデザイナーとFXアーティストで、リードデザイナーにはAAAタイトルの開発経験やUnrealエンジンへの理解、FXアーティストはパーティクル絡みのスキルが求められている事が記載されています。
最近のNinja TheoryはHeavenly Sword続編への熱意もしばしば顕わにしており、地獄に落ちたナリコの魂をカイが救うといった具体的な次回作へのアイデアなども語られています。IPに絡む問題が残るNinja Theoryの願いは果たして叶うのか、未発表タイトルの発表はまだまだ先と予想されますが、DMCの動向も含め、未だ注目デベロッパの1つである事は間違いありません。
昨晩10月17日から23日までのUKセールスチャートにおいてBethesdaとObsidianによるFalloutシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」が見事1位を獲得した事をお知らせしましたが、集計を行っているGFK-ChartTrackがFallout: New Vegasの初週セールスが前作Fallout 3を大きく上回る結果である事を明らかにしました。
GFKによると10月22日にイギリスでの発売を迎えたNew Vegasのセールス結果は、2008年の10月31日に発売された前作Fallout 3の初週セールスよりも29%も多かったとの事。これまでObsidianはFallout 3以上のセールスを達成すると明言していましたが、最初のハードルを良い手応えで越える事が出来たと言えそうです。
国内外でも指摘されるバグの多さは確かに目を覆うばかりの惨状ではありますが、それを超えて尚プレイしたいと思わせる本質的な面白さには、近年いくつかの駄作をリリースしてしまったObsidianながらFalloutに対する精神的な本家としての意地を垣間見た様にも感じられ、今後のアップデートに大きく期待したい所です。
という事でアップデートとDLCの登場が熱望されるNew Vegasですが、何やらNew Vegasチームが早くも次回作に向け動き出している模様。これはObsidianのシニアデザイナーChris Avellone氏が発言したもので、氏によるとNew Vegasチームのほとんどが今月の早い段階に休暇を取り、チーム全員が既に次のプロジェクトに移動したとの事。
Avellone氏はこの新プロジェクトの内容については明らかにしていませんが、開発が上手く行けば、来年辺りにプレイ出来る多くのRPGスピンオフを届けられるだろうと発言しており、これがDLCや更なるFallout新作を意味するのか、それとも完全新作か気になる所ではありますが、まずはアップデートの事を十分に進めて欲しい……所です。Obsidian頑張って!
毎週お馴染みのイギリスのソフトウェアセールスチャート、先ほど10月17日から23日までのランキングが発表され、BethesdaとObsidianによるシリーズ新作「Fallout: New Vegas」が見事1位を獲得した事が明らかになりました。Fallout: New Vegasの販売内訳は約60%がXbox 360、PS3が30%、PCが10%との事でXbox 360が健闘している模様。
先週に続いて”Medal of Honor”がFIFA 11を下し上位をキープ、また新登場のVanquishが12位、音楽ゲームの不調が囁かれる中登場したDJ Hero 2は発売初週ながら25位とトップ20圏外という残念な結果に終わっています。トップ20タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位. FALLOUT: NEW VEGAS
- 2位. MEDAL OF HONOR
- 3位. FIFA 11
- 4位. PROFESSOR LAYTON AND THE LOST FUTURE
- 5位. JUST DANCE 2
- 6位. WII PARTY
- 7位. WII SPORTS RESORT
- 8位. F1 2010
- 9位. PRO EVOLUTION SOCCER 2011
- 10位. DEAD RISING 2
- 11位. HALO: REACH
- 12位. VANQUISH
- 13位. TOY STORY 3
- 14位. JUST DANCE
- 15位. NEW SUPER MARIO BROS.
- 16位. WII FIT PLUS
- 17位. RED DEAD REDEMPTION
- 18位. CALL OF DUTY: MODERN WARFARE 2
- 19位. MAFIA II
- 20位. CASTLEVANIA: LORDS OF SHADOW
Eidosが開発を進めている”Deus Ex: Human Revolution”、ウォーレン・スペクター氏の手を離れたシリーズタイトルながら、現在のゲームシーンに合わせたDeus Ex成分の再現と拡張は素晴らしい物で、既に氏のお墨付きも得てかつてのファンを含め大きな期待を集めています。
そんな中スクウェア・エニックスのCEOとしてお馴染みの和田社長がMCVのインタビューに対し、今回のDeus Exのリブート以降、同IPを10年の長期的なスパンで利益を生む物にしたいと発言しました。
スクウェア・エニックスはCall of Duty: Black Opsを始めとするエクストリームエッジブランドの展開にも大きく力を入れており、所謂洋ゲーの普及と認知度のアップに大きな意欲を見せています。歴史的な意味でも大きな意味を持つDeus Exフランチャイズが今後も長く楽しめるとあっては期待が高まる一方ですが、まずはシリーズ復活となるDeus Ex: Human Revolutionの仕上がりに期待!といった所でしょうか。
また、先日には本作の新しいスクリーンショットも海外で公開、いずれもハイクオリティなディテールが印象的なイメージが揃っています。
Fable IIIのリリースを控えるピーター・モリニュー氏ですが、並行して手掛けていたKinect用の人工知能タイトルプロジェクトの「Milo」が頓挫、ここで培ったKinect用の技術はFable IIIのミニゲームとして登場する予定でしたが、それも最終的に叶わず、先日はモリニュー氏がEpicにてMiloのデモンストレーションを行った事が報じられました。
そんな中、ヘビーレインを手掛けたQuantic DreamのCEOを務めるDavid Cage氏がイギリスのOfficial PlayStation Magazineに対して、Miloのプロジェクトキャンセルについてコメント、なんとモリニュー氏とのMiloに関する共同研究に興味を示すコメントを寄せています。
David Cage氏は他のクリエーターが下したプロジェクトキャンセルの決定についてコメントする事は難しいと述べた上で、マイクロソフトに対してはMiloと同じ方向を目指すプロジェクトを持つ事を希望すると発言、その理由としてモーションコントロールデバイスのみで成功を得る事は難しいと語っています。
そしてCage氏はモリニュー氏が私を必要としないとは思うがと前置きした上で、「私はMiloのようなプロジェクトをモリニュー氏とコラボレートし臨む事を好んだだろう」とモリニュー氏への尊敬とラブコールを語っています。Epicへのデモンストレーションなど、何かの形でMiloの遺伝子を残そうと考えている様子のLionheadですが、デベロッパとハードウェアの枠を超えた今回の素敵な発言がいつか新しい実を結ぶ事はあるでしょうか。
Bethesdaとの裁判沙汰もようやく昨年12月に終結し、晴れてこれまで”Project V13″として名が知られていた「Fallout Online」の開発続行が決定、過去タイトルの販売も可能になり、ようやく今年6月にFallout Onlineが正式発表される運びとなりました。そんな本作の開発を進めているInterplayのボスEric Caen氏がEdge誌最新号のインタビューに登場、本作のリリースが2012年の後半を目指している事が明かされました。
Eric Caen氏はEdge誌に対してBethesdaとの確執にも言及、Fallout Onlineが法的なトラブルによりリリースがスムースに果たせなかった事や、BethesdaによるFalloutの一部を評価しながらも、彼らのFalloutはユーモアの多くを手放してしまったと指摘、すっかりEpicなタイトルとなってしまったBethesda版Falloutに対してInterplayのFallout Onlineはとてもファニーなテイストになる事が語られています。
また、Eric Caen氏はFallout IPに関するBethesdaとのやりとりにまで言及しており、Caen氏がMMOタイトルまで含めた全てのFallout IPを売却した場合5000万ドル(約40億円)と提示した際に、去年まではMMOゲームに否定的なスタンスだったBethesdaはMMO用IPが高価だった事もあり、BethesdaはMMOタイトル以外の全てを買うと提示、”MMOタイトルはInterplayでやれば良い”と発言した事を明らかにしています。
氏によると最終的にBethesdaはMMO以外のIPを575万ドルで購入しましたが、2008年にFallout 3を成功させて以降、MMO用のIPを改めて購入したがっていたと発言、この確執に加えIPを販売した際に条件付でMMOを開発する事となったInterplayの開発の遅れが大きなトラブルを呼ぶ事になった事が語られています。
Facebook専門の情報サイトAll FacebookがFacebookのゲームに纏わる統計結果をインフォグラフィックで発表、ついに5億ユーザーを超えたFacebookの利用者が1ヶ月にプレイするゲームのプレイ時間総数が9億2700万時間(約10万年以上)を超えるという驚愕の統計結果が明らかになりました。
その他にも驚きの内容が山ほど並ぶ統計の詳細は以下様になっています。
- 5億ユーザー以上の利用者の内、53%のユーザーがゲームをプレイする
- ユーザーの69%が女性、その内19%は中毒と化している
- 20%のユーザーがインゲームの有料特典を利用する
- 一日に5600万人がゲームをプレイする:その数はイギリスの人口を超える
- 月に2億9000万人がゲームをプレイする
- 1人のユーザーが1ヶ月当たりFacebookに費やす時間は421分
- Facebookのログインの50%がゲーム目的に行われる
- 2億6500人のFacebookゲーマーが月に平均210分間ゲームをプレイする:その合算は9億2700万時間
- これは仮想農業やポーカーなどのFacebookゲームに10万5878年の時間が費やされている事を意味する
国内でも流行の兆しを見せるFacebook、創設者マーク・ザッカーバーグ氏のスキャンダラスな成功と孤独を問題的に描いた映画”ソーシャル・ネットワーク”の国内公開も近づきますます注目が集まるFacebookですが、5億ユーザーにリーチするメディア或いはプラットフォームとしてGraph APIの採用も恐ろしい推進力で勢いを増しています。
国内からはある種の理想とも言われる実名SNSとしての側面と、没頭と少額課金を巧みにデザインするソーシャルゲームビジネスの側面、そして今回の統計結果等に見られる大多数のユーザー、これらが日本で受け入れられた際に総体で起こる変化はコミュニケーションの革新か更なる思考停止か、巨人と化したFacebookの動向に注目です。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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