今年のGDCで登場し突如主要な注目技術の一つに躍り出たゲームクラウドサービスですが、その中でも一番の注目株でフロンティアでもあるのがStephen Perlman氏率いる「OnLive」です。9月からすでにパブリックベータが開始されており、順調に開発は進んでいる様子ですが、どうやらベータテストの地域をさらに拡大する事を検討しているようです。
これは同社の副社長を務めるJohn Spinale氏が公式blogで明らかにした物で、近いうちに新たなベータへの参加が募られるようです。さらに同氏は正式サービスを来年開始する事も併せて明言しています。
すでにAT&Tやワーナー、マーベリック等から巨額の資金調達を終えているOnLive、携帯デバイスへのストリーミングも対応していくとの事で着実な地盤固めが進んでいる様子で、ライバルのOTOYとGAIKAIの動きも含め今後の動向が気になる所です。
UPDATE:12月25日20:50
CryEngine 3の画像としてご紹介した当記事ですが、実際にはCryEngine 2の画像が大量にまじっており、今回ご紹介した記事のほとんどがCE2による物である事を読者の方からご指摘頂きました。ご覧頂いた方には誤った情報をお伝えしてしまって大変に申し訳ございませんでした。また、ご指摘頂いた皆様、本当にありがとうございました。
今回の画像はCryEngine 2のToDアートと呼ばれる物がほとんどを占めており、CryEngine 3の画像は今回ご紹介した記事には含まれておりません。情報元の1枚目から7枚目までがCryEngine 3のスクリーンショットとなります。以下、元記事の内容となります。
ここまでおっさん、技術、音ネタと続いたdoope!の年末企画、全然ゲームと関係の無いネタが続きましたが、今回は死人が出るかと思うほどに可愛らしかった今年の印象的な(当サイト視点ですが……)ゲームキャラクター達を大集合させてみました。
今年最大の発見は可愛いは正義!最近”可愛いらしい”という属性に”可愛そう”が足された時にとんでもなくキュートな物が出来上がるという事です。その辺りを気にして見るとまた可愛い子達の少し違った側面が見えてくるのではないでしょうか。それでははりきってどうぞ!
かつてMidwayで働いていたアーティストMichelle Hoefener氏による「Assassin’s Creed」のコンセプトアートが氏のサイトにアップされている事が発見されました。このコンセプトアートは2007年に書かれた物とされていますが、氏の経歴にはUBIの名前は見あたらない物の、Assassin’s Creedのリリース時期等とも合致する事からフリーランスとして制作したものと見られています。
しかし……隠れる気まったく無い暗殺者ぶりが凄いというかなんというか。いずれ主役を張る事になるであろうデズモンドがこんなになっちゃったらいやだなぁ……。クオリティは高いけど、ああ、こうならなくて本当に良かったと心から思えるコンセプトアートでした。
先日お知らせした「Modern Warfare 2」の修正パッチがPCとXbox 360、PS3に登場しました。これはModel 1887ショットガンのバランス調整も含んだ物で、詳細な修正点は以下の様になっています。
・Model 1887のバランス調整
・パブリックなプライベートマッチの修正
・無限弾薬の修正
・PS3版のプレステージハックを修正
・PC版のテクスチャーハックを修正
カプコンの年明けビッグタイトルとして期待されている「ロスト プラネット2」と「スーパーストリートファイター」のリリースが来年4月以降に遅れる事が投資者向けの発表から明らかになりました。発表によるとこの2作と海外向けのMonster Hunter Triに遅れが生じるとの事で、第4四半期にリリースされる予定だったこれらが来期会計年度に遅れるとの事。
ある意味年末商戦よりも過酷に見えなくもない2月から始まる年度末商戦の競合を回避して、来年度会計の底上げを狙った物である事も明記されています。Dead Rising 2や未発表のメジャータイトルもまだ控えており、どうやら本気で来年度決算の好転に照準を合わせてきたと言えそうです。
昨日のおっさんネタに続いて、どんどんゲームと関係ない方向に進んでいる気がしないでもない年末企画ですが、第2段は近年の技術革新による驚くようなネタを集めて仰天技術・オブ・ザ・イヤー2009をご紹介いたします。今年は技術的な面でも様々なニュースがありました。今年に入って拡張現実が一気に現実的な物になり、来年に向けて各社のモーションコントロールの登場する事が明らかになり、そして一気に乱立したクラウドゲーミングサービス戦争の勃発、携帯デバイスの急激な高機能高性能化、3D出力の一般化などなど、挙げていけばキリがない、そして来年には今年蒔かれた種が芽を出し収穫を迎える事になるかと思うと、来年には確実に見えてくるであろう次世代機の登場も含め、今年と来年がゲームの大きな変革の時期に差し掛かる事は間違いなさそうです。
前置きが長くなりましたが、doope!で扱った技術ネタもミドルウェア系のネタから3Dネタ、グラフィックチップ周りからバカ&誰得技術まで、様々な物をご紹介してきました。今回はこれらの中でも先進性が高い物で、かついずれコンシューマレベルでも実現される事になるのではないかという象徴的な技術を集めてみました。ちょっと微妙にそぐわない物が混じってますが、いずれも選りすぐりの近未来技術!一体ゲームの未来に何が待っているのか、それでははりきってどうぞ!
メイン州のとあるキリスト教団体が「Modern Warfare 2」の暴力表現などが過激すぎるとして販売禁止の要求を州に対して行っている事が明らかになりました。この団体によると「一般市民が暴力に対して危機的なレベルで正常な感受性を損なっている」と述べ、これらのゲームを皆がもっと非難するべきだと続けています。彼らは銃乱射事件のような凶悪犯罪とゲームに関連があるとして、プレイや販売等の一切の禁止を要求しているようです。
と、ここまではどこやらで見たような聞いたような話ではあるのですが、この団体が同じく訴えを起こしている内容が見つかりなかなか愉快な事になっています。それによると同団体が起こしている訴えというのが、とある書店の経営者が魔女だった、だからその魔女が魔法を掛ける事を禁止してくれ!という物……うーん、Modern Warfare 2への訴えが間違っても何らかの具体的な措置を呼ぶような事は無さそうで安心したような、なんというか逆に怖いというか、げに恐ろしきは人間の心といった所でしょうか。どっぺん。
まだまだ順調なセールスが続く「Modern Warfare 2」、イギリスのセールスチャートを纏めるGFKによる先週のセールス結果によると、Modern Warfare 2が先々週から3%結果を伸ばして6週連続1位に輝きました。2位には一気に14%も売り上げを延ばしたFIFA 10が登場、さらにWii Fit Plusが9%成長で3位に、さらにWii Sports Resortと続いています。
先々週に3位に食い込んでいたAssassin’s Creed IIは今回-5%落とし5位に転落しています。それにしても興味深いのが19位の「ラビッツ・ゴー・ホーム」!並み居る強豪ソフトの中にゼルダに続いて19位にランクインしています。海外では10月27日にリリースされもう2ヶ月が経とうかという本作、海外での人気……本当に凄いんですね。さていよいよ本格的に年末年始に突入しますが、このModern Warfare 2大勝の情勢がどう変化していくか楽しみな所です。
Ubisoftが4月に行った決算報告の中に名前の挙がった「Ghost Recon 4」ですが、先月オーストラリアのレーティング機関OFLCに「Tom Clancy’s Ghost Recon Predator」の登録が発見された事からこれがGhost Recon 4であるかとニュースになっていましたが、先日あらたに「Ghost Recon Future Soldier」の商標登録がアメリカで発見されました。
3年ぶりになるGhost Reconシリーズの新展開ですが、再び大きなフランチャイズ展開が行われる可能性があるのかも知れませんね。Rainbow Sixシリーズはどうでしょう……
Crytekが手掛ける期待の新作「Crysis 2」、ゲームにおける映像表現の地平を開拓した前作の後継として大きく注目を集めるタイトルです。すでに同作のベースとなるミドルウェアCryEngine 3のデベロッパー向けリリースは行われており、この新エンジンを用いた次世代の表現がどのようなレベルの物になるのか非常に気になる所です。
アメリカで発行されているPC Gamerの最新号にCrysis 2の独占プレビューとディレクターへのインタビューが掲載される事が昨日ドイツの情報サイトから明らかになりました。カバーが既に公開されており、新ナノスーツの勇姿が描かれています。いよいよリリースに向けて具体的な動きが始まるのか続報に期待です。
World of Warcraftの成功で過酷なMMOビジネスの王位に長い間座し続け、StarCraft IIに続きDiablo IIIと超大作のリリースが控えるBlizzard、PCゲーム開発のイメージが強い同社ですが、いよいよ本格的にコンソール進出の準備を進めている様子です。
World of Warcraftのディレクターを務めるJ. Allen Brack氏によると、StarCraft IIの開発中にコンソールでのリリースを検討した経緯があるとの事で、今後Blizzardが”あるポイント”でコンソールタイトルに取り組む事は間違い無いと発言しています。同士は「私たちはそれぞれのプラットフォームに対して適切なゲームを作りたいだけだ」と述べ、「Blizzardは間違った理由でプラットフォームにゲームを作るべきではない事を知っている」と続けています。
Diablo IIIのコンソール対応も既に話題に出ており、Battle.netの革新的な改装がコンソールにもたらす影響なども考えればBlizzardのコンソール進出は、ビジネス的にもゲームという枠組みにも大きな変化を与える事件になるのかもしれません。
気がつけばもう年末、今年も血を血で洗うような激しいクリスマス商戦が展開されました。国外ではModern Warfare 2が歴史的なローンチを果たし、国内でもFINAL FANTASY XIIIが発売初日で100万本を突破するなど、派手なニュースが世間を賑わせていますが、NPDの調査結果によると、過去6ヶ月間のビデオゲーム販売は12%ずつ下がっている状況にある様です。さらにそんな状況の中、コアなゲームのセールスが半年間で17%の成長を果たしている事が明らかになりました。
これはNPDの売上調査からBroadpoint AmTechのアナリストBen Schachter氏が発見したもので、音楽ゲームがこの半年間で52%もセールスを落とし、Wiiの販売台数が大きく落ちている状況にある中、このコアゲームの成長は来年の成長に転じる重要な要素になるだろうと述べています。さらに同氏は2010年には全面的な成長が果たされるが、特にコアなゲームのパイプラインを有するパブリッシャーが最も良いポジションを得るだろうと締めています。
年末商戦より1歩先にリリースされ、ダークホースとも言えるセールスと人気を得た「Borderlands」、今後Take-Twoの重要なフランチャイズの一角を担う事にもなりそうな本作ですが、本編では新たにビークルにスポットを当てたDLCの用意が進められているようです。
これはKotakuのポッドキャストの中で行ったインタビューから明らかになったもので、なぜゲーム中にビークルが1種類しかないのかとの質問にRandy Pitchford氏が答えた物です。来週には第2弾DLCも発売されるBorderlands、さらなる拡張でどんどん濃い作品にブラッシュアップしていって欲しい所です。
今年の夏に「Dungeons & Dragons Online」を運営するTurbineが、パブリッシャを務めていたアタリを訴えたというニュースがありましたが、さらに巨大玩具メーカーのハズブロが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の権利を巡ってアタリを訴えた事が明らかになりました。
これはアタリがNAMCO BANDAI Partnersに対してD&Dのゲームタイトル用にサブライセンスを販売したと言う物で、ダンジョンズ&ドラゴンズの権利を持っているウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の親会社であるハズブロが訴えを起こした形になっています。これに対してアタリは契約を破る範囲の事はやっておらず、ハズブロと共に業務を進めていると主張しています。
ちなみにアタリは1998年以降ハズブロの子会社化されており、さらに2000年にハズブロがインフォグラムに買収された事から両社の関係が一体どのような状況になっているのか、詳細は判りませんが非常に複雑な状況になっている事だけは間違いない様です。Turbineとの事も含めアタリに非があるのか、それともダンジョンズ&ドラゴンズの権利関係が恐ろしく複雑なのか、経緯や関わる人達の事などを鑑みるとこちらもなかなか一筋縄ではいかない様子です。ファンとしてはガイギャックス氏とアーンソン氏が居ない今、あまり権利絡みで揉めて欲しくないなぁというのが正直な所でしょうか。
Battle.netの大改装なども含めタイトルを越えた下地固めを始めたBlizzardの本命タイトル「Diablo III」、伝統的なハック・アンド・スラッシュタイトルながら、これまでの全てを破壊して再構築を目指しているような印象さえ受ける大改造ぶりに、良い意味で開発がどのような状況になっているのか想像すらつかない状況が続いています。
先日BlizzardのコミュニティマネージャーBashiok chimes氏が公式フォーラムのQ&Aに答え、若干新しい要素が明らかになりました。それによると、本作では天候や昼夜の概念について検討をしているとの事で、砂漠マップで知られるActIIの話題を例に出し、砂漠がただ風に吹かれて荒んだ砂漠が拡がるばかりではなく、非常にバリエーション豊かなタイルセットを持っていると語っています。
さらに本作では同じマップでも昼夜の表現がある事を新たに明らかにされています。しかしこれは所謂時間に併せて変化を持たせる天候シミュレーション的な物ではなく、ストーリーの展開に沿って状況に合わせて変化させていくような物になるとの事です。
なかなか情報が出てこないもののスキル調整などは順調(Blizzard的な意味で)に進められている様子のDiablo III、下手するとポーションまで無くなりそうな勢いの話まで出てきていましたが(がぶ飲みは無くなって貴重品になる模様)、まだまだ気になる事は山盛りです。5番目のクラスや新リソースシステムについてはBlizzconまでおあずけと言った所でしょうか。
数年ぶりの劇的な復活を果たす我らがサム・フィッシャーですが、本作はマルチプレイやCo-opプレイ、さらにチャレンジモードなども実装され非常にボリューム感のあるタイトルになりそうです。先日その存在が明らかにされた本編のプロローグにあたるCo-opプレイモードの実際のプレイ映像が登場し、とても楽しそうなプレイの様子が見られます。
これはjoystiqの記者が実際にプレイした物で、Co-opプレイ中のオブジェクティブの説明やプレイヤー同士の協力により敵を無力化していく様子など非常に興味深いCo-opの内容が確認できます。単純な撃ち合いCo-opとは色を変えて、パズル的な要素も大きい事がプレイに緊張感を与えていて非常に楽しそうです。ちなみにこのプロローグのミッションは、モスクワを舞台に盗まれた核弾頭をブラックマーケットに流出する前に奪還するというミッションとなっています。
さらに、海外情報サイトではマルチプレイに関するQ&Aも登場、最近PC版のマルチプレイタイトルではよく言及されるdedicatedサーバの存在について、本作もdedicatedサーバをサポートしない旨を明らかにしています。さらにマルチプレイが3本先取であること、そして対戦用ロビーが存在する事、さらにWebベースのスコアボードが存在する事などを明らかにしています。UbisoftモントリオールスタジオがUnreal Engine 2.5に大きく改良を加えた”LEADエンジン”を用いて開発を進めているSplinter Cell: Conviction、北米でのリリースは2月23日、対応プラットフォームはXbox 360とPCとなっています。
新キャラ追加に懐かしいキャラクター達も復活、システムにも大きく調整が加えられ、ボーナスステージの復活も決まった「スーパーストリートファイターIV」、本当に盛りだくさんな内容で正統進化を果たす本作ですが、いよいよボーナスステージの映像が公開(※ 動画が再生されない場合はこのリンク先でご確認下さい)されました。
さらに映像では、先日復活が明らかにされたガイとアドン、そしてコーディのプレイ映像も納められており、開発が順調に進んでいる様子が見られます。みんな魅力的ですがアドンの再現率が色んな意味で素晴らしいですね。
さらにYoutubeでは気になるスクリーンショット動画が公開されています。ここまで見事にリーク情報のまま進んできた本作、リークが本当に真実であれば残るキャラクターは新キャラの”Hakan”、そしてダッドリー、いぶき、まことの復活という事になっています。この動画の後半にはキャラクターセレクトの画面がリークされており、登場作品で分けられた配置から考えると新キャラクターが一人、SF3rdから3人と……ぴったりと収まる状態になっています。キャラクターのみならず既存のシステム調整の部分も気になる本作、続報が本当に楽しみです!
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