今年は3月11日から3月13日に掛けて Boston Convention and Exhibition Centerにて行われる「PAX East 2011」、PAXではゲームだけでなくゲーム音楽に絡むアーティスト達のライブも行われ、毎年大きな盛り上がりを見せています。
そんなPAX Eastにおける今回のライブアクトが発表、Still Aliveでお馴染みのJonathan Coultonを筆頭にヒップホップでゲームを扱うMC FrontalotやThe Video Game Orchestraまで登場する層の厚いラインアップとなっています。
- Jonathan Coulton
- MC Frontalot
- Metroid Metal
- Paul and Storm
- The Protomen
- The Video Game Orchestra
先日遂にSteamでの販売制限が解除されたRockstar Gamesの名作「Grand Theft Auto IV」、PC版では多くのMODがリリースされており、色々な意味でリプレイ性が高いタイトルですが、MODではなく1つのパラメータを設定するだけで、かつてStainless Gamesが開発を手掛けた残酷ゲームの代名詞”カーマゲドン”のあの軽さを再現する簡単改造が話題になっています。
変更するのはGTA4にあるhandling.datの”wbias”を”-9″に変更するだけ!新鮮な気持ちで手軽に再プレイしたい方にはぴったり?かも。
この映像はフランスの映画製作者Mathieu Weschler氏が手掛けた、Grand Theft Auto IVで作られた初の長編作品”The trashmaster”です。Nicoを主人公に据えたシリアスなこの作品にWeschler氏が費やした制作期間は2年(?!)との事で、さすがの大ボリュームで筆者も全て見終わっていないながら、クオリティの高いカメラワークにカット割り、所謂フィンチャー的な演出もニヤリとさせる非常に見応えのある作品に仕上がっています。
しかし恐るべしはやはりこれらを全て包容するGrand Theft Auto IVの懐深さでしょうか。素晴らしい!
遂にマスターチーフがヘルメットを脱ぎ、その顔を白日の下に。おっとっと具合に加えて、ヘルメットの造形にも要注目です。
2009年の8月に噂が登場してからはや1年と5ヶ月が過ぎたElectronic Artsによるシンジケートリメイクの噂ですが、これを手掛けているとされるStarbreezeの新作が2月28日から3月4日に掛けて開催される今年のGDCにて”クローズド出展”される事が報じられました。
これは海外情報サイトのNowGamerがElectronic Artsに直接確認した物で、これまで山の様に表出してきた符丁が遂に回収される事になるか、クローズドである事が唯一の気がかりな所ではありますが、久しぶりの続報登場に期待が高鳴ります。
なお、昨年3月にはStarbreezeによるジェーソン・ボーンシリーズ新作のキャンセルからシンジケートリメイクへの注力が報じられ、同年4月にはEAとStarbreezeの契約書が発見、5月にはオーストラリアで”Project Red”のレーティング通過が明らかになり、8月には関連商品を含む商標登録が発見されています。
なお、蛇足ですが現在Steamの週末セールにかつてStarbreezeが手掛けた”The Chronicles of Riddick Assault on Dark Athena”が登場、5ドルで販売されています。ヴィン・ディーゼル主演の映画”リディック”を元にしたアクションタイトルですが、映画の評価は低いのにゲームはめっぽう面白いという珍しい類のタイトルで、隠れた名作に興味のある方にはお勧めのタイトルとなっています。
世界中のファンから愛される”Still Alive”、前作のエンディングで流されたこの歌は多くのプレイヤーの涙を振り絞り、GLaDOSのキャラクター性を確立し、Portalを唯一無二のタイトルに押し上げた大きな立役者でした。
その”Still Alive”を手掛けたアーティストJonathan Coulton氏が新作「Portal 2」でもテーマソングを手掛ける事はGDC2010に登場したゲイブの口から示唆されていましたが、昨晩Jonathan Coulton氏がPortal 2のテーマソングに言及、新曲がどうやら完成した事を示唆しています。
Coulton氏は”ドアが閉まった、もしこの飛行機が墜落したらPortal 2の歌は一緒に消えてしまう。それは今僕のポケットに入ってる……”と語っており、早くもPortal 2にどんな結末が用意されているのか期待に胸躍る内容となっています。あとはValve Timeの発動さえなければ……。
先日には遂にPC版のリリースにも言及が行われたシリーズ最新作「Assassin’s Creed: Brotherhood」、これまでにリリースされた3本のタイトルといくつものクロスメディアなコンテンツも併せて、最早Ubisoftの看板タイトルと言って過言ではない巨大フランチャイズへと成長したAssassin’s Creedシリーズですが、大きな魅力の1つに史実をベースに再現された豊かな情景や当時の街並を含むビジュアルが挙げられる事は間違い無いのではないでしょうか。
そんな本シリーズの表情豊かなイメージを形作ったコンセプトアート4点がSGSocietyのフォーラムに登場、Donglu Yu氏が手掛けたこのアートワークにはバチカン修道院を始め、アサシン達のアジトや神殿、地下墓地らしき景色が描かれており、素晴らしく魅力的な作品に仕上がっています。なお、各イメージはクリックする事で大きなサイズのイメージで確認できますので、是非そちらでご覧になってみて下さい。
先月IGNが2011年の注目タイトル作を時系列にまとめたイメージを公開し、今年が如何に凄まじいタイトルラインアップになっているか明らかになりましたが、先ほどGametrailersが選ぶ「2011年の期待作トップ10」の映像が公開、10位からええ?その順位?となりながらも、1位に近づくにつれてあああああああそうかああああと謎の感動と腑に落ち具合を呼ぶなかなかに興味深いランキングとなっています。
なお、先日からGametrailersの動画プレイヤーが刷新され、まれにGT側サーバの問題からユーザー名とパスワードを閲覧時に求められるケースが発生していますので、今回は続きに映像を掲載しています。前述の問題が発生した場合の多くはリロードする事で回避できますので、ご理解の程お願いします。
以前にGame InformerがRockstar Gamesの最新作「L.A. Noire」の開発の為にオーストラリアに設立されたモーションキャプチャースタジオを訪れ、脅威的なフェイシャルアニメーションのクオリティを世に知らしめた事は記憶に新しいニュースですが、このGame Informerの取材時に同誌のDan Ryckert記者のフェイシャルスキャンが行われており、L.A. Noireにカメオ出演を果たす事がRockstar Gamesの公式サイトにて発表されました。
発表に併せて公開されたイメージにはRyckert記者の実際の写真とキャプチャー時のデータ、ゲームに適用されたキャラクターとしてのイメージが並べられ、これまでのキャラクターとアクター達と同様に文字通り”そのまま”に再現されている事が判ります。
L.A. Noireに利用されているこのキャプチャー技術は”MotionScan”と名付けられた物で、Team Bondiの創設者Brendan McNamara氏の考案した新しいモーションキャプチャー技術の研究プロジェクトから実用に至った物で、2004年からずっとこの研究を続けたTeam Bondiが実際にアクター達を招いてキャプチャーを開始したのが2010年に入ってからの出来事と考えると、これまで長らく続報が途絶えていたL.A. Noireが如何に基礎研究に巨大な労力が費やされた化け物タイトルであるか窺い知る事が出来ます。
さらに先ほどRockstar Gamesの公式Twitterが本作の公式な発売日が近く発表される事をtwit、発言によると時期は春との事で、7年越しの開発を経て遂にリリースされる本作にはより大きな注目が集まる事となりそうです。
People Can FlyとEpicが開発を進めている新作”Bulletstorm”、連日Tanya嬢の放送禁止用語連発やEpicのMike Capps社長のシャワーシーン、Cliffy Bの悪乗りなど、前代未聞のバカキャンペーン展開で注目を集めています。(※ もちろんタイトルもそれ以上に楽しそう)
そんな経緯もあって、すっかりカオスなイメージが定着してしまったPeople Can Flyですが、かつて同スタジオが手掛けながらもキャンセルされてしまったXbox 360とPS3向けサバイバルホラー「Come Midnight」の映像が登場、とてもPeople Can Flyの手による物とは信じられない大人な雰囲気に満ちた素敵な映像に仕上がっています。
キャンセルされてしまった事が非常に残念ですが、やはりPeople Can Flyが只のおバカデベロッパでない事は確実な様子。これからのPeople Can Flyの活躍が一層楽しみなニュースでした。
昨年12月の初めに発表された”Splosion Man”の続編「Ms. Splosion Man」、Comic Jumperでも見られたTwisted Pixelの少しアイロニーなカオスがぎゅっと詰まった楽しそうな期待作ですが、3月の11日から13日にかけて開催されるPAX Eastにてプレイアブル展示される事が明らかになりました。
また、Ms. Splosion Manだけでなく、未発表タイトルもプレイアブルで展示されるとの事で、こちらのタイトルはPAX East開催前に発表が行われるとの事。恐らくこのタイトルはかつてHarmonixでシニアデザイナーを務めていたDan Teasdale氏の新プロジェクトだと考えられ、こちらにも大きく注目が集まる事となりそうです。
なお、国内ではカオスな素性が報じらる機会の少ないTwisted Pixelですが、以前Ms. Splosion Man発表時に行われた同社COOのJosh Bear氏へのインタビューでは、前作との違いについて”Splosion Manにはチ○コがあるけどMs. Splosion Manには以下自粛”や前述のDan Teasdale氏がTwisted Pixelのオフィスでデュラン・デュランの”Hungry Like the Wolf”を熱唱しながらオフィスのモップがけをするのが仕事でアメージングな雑用だ!と発言、時々ゲームのアイデアも持っている様だなどと意味不明な事を並べ立てており、当サイトでしばしばお知らせする愉快な開発者としての面でも注目のデベロッパの1つです。
そんな中、昨晩Twisted Pixelに盗作被害の問題が浮上、カプコンがiPhoneでリリースしたMaXplosionにて目も当てられないSplosion Manからの盗作疑惑が報じられ、Twisted Pixelの開発者達がこれに対しTwitter等で前述のアナーキーさを十二分に発揮するなど、なかなかにカオスな状況となっています。
また以前にはTurbineとTwisted Pixelが共にコンソール向けの未発表MMOを開発している事も明らかになっており、色々と話題に事欠かないTwisted Pixelの動向には色々な意味で注目する必要がありそうです。
「THQ」が本日行ったニューヨークのゲームイベントの公式セレモニーにてコーポレートロゴの刷新を発表(※ 上記イメージ)、THQはこのロゴが企業の視覚的なアイデンティティの拡張を伴う新戦略とクリエイティブのビジョンのコミットメントを反映した物だと説明しました。
THQのCEOを務めるBrian Farrell氏は新しいロゴがイノベーションとクリエイティブの成長による新しいTHQの礎だと表現、トリプルAタイトルと革新性、オリジナルの知的財産、業界トップの才能を有する事でTHQ自体を再定義し続けると同社の今後に強い意欲を表しています。
なお、これまで使われたイタリックなロゴから一転、モダンでかなりシンプルなロゴに変更された新ロゴは2月以降のリリースタイトルから利用され始めるとの事です。
WarDevilの開発とIgnitionロンドンスタジオの閉鎖騒動が皮切りとなった一連のすったもんだから明らかになったFPSタイトル「Reich」、一説には2300万ドル以上の開発費が投じられたともされながら、一部スタッフによる使い込みの問題等、金銭的に不透明な状況を経て終ぞプロジェクトは頓挫してしまった事が報じられていました。
そんな中、UTV Ignitionが北米のオースティンオフィスとUTV True Gamesの統合を発表、そのプレスリリースの中から前述のReichがなんと開発ラインに復活した事が明らかになりました。
プレスリリースによると今回発表された統合に併せてオースティンに開発人員を新たに雇用し、内部の開発チームを編成、この新チームがReichの成果物(以前のリークによると9レベル中2レベルが完成)を利用して開発を進めるとの事。これがそのままReichとして制作が続けられるのか詳細は現在の所明らかにされていません。
WarDevilの件も含め、類を見ないアクロバティックな展開を見せるUTV Ignitionですが、今後の動向が楽しみです。
これはLEGOが先月公開したプロモーション用の新作短編映像「The Brick Thief」、ストップモーションによる独特の手作り感と併せて、非常にフリーキーなテイストながらも驚く程にハッピーでポップな映像に仕上がっています。
見覚えのある方も多いかと思われるこの映像は昨年公開され話題となった短編作品”CL!CK“と連なる作品ですが、アイデアやキュートさ、そして文脈的にも進化がはっきりと感じられ、この博士らしき人物の次のシリーズ作品が今から楽しみです。
なお、本作品の制作を手掛けたのはサンフランシスコのPereira & O’Dell、ディレクションはKash Sree氏が担当しており、VFXはサンタモニカのa52 visual effectが手掛けています。
昨年末に行われたVGAでは遂にヒューゴ・ストレンジ教授が登場した「Batman: Arkham City」、まだ多くの謎に包まれつつも、Rocksteadyによる圧倒的な作品作りに多くのファンから期待が寄せられています。
なかなか正式な続報が登場しないBatman: Arkham Cityですが、4月にアブダビ首長国にて行われる中東初のComic-Con(正式なイベント名は”Middle East Film & Comic Con”)に出展される事が明らかになりました。これはアブダビでのComic-ConにWarner Brothers GamesがBatman: Arkham Cityの出店登録を行ったと運営を担当するMEFCCが語った事から判明したもので、現状ではRocksteady或いはワーナーの確認は取れていません。
一先ずArkham Cityの新情報登場の可能性と共に、中東で行われるComic-Conが一体どのような物になるのか、非常に興味深いニュースではありますが、アブダビ首長国ではサディヤット島にて超先進的な大規模リゾート開発が進められており、フェラーリのテーマパークやグッゲンハイム美術館など多くの注目施設が登場する事で知られています。なかなかピンとこない中東でのオタクイベントの続報にも注目です。
先日、Batman: Arkham Cityの公式Facebookにて一枚の新しいコンセプトアートが登場、新要素等が確認できる物ではありませんが、Arkham Cityを一望するバットマンの姿が印象的に描かれています。さらに、OPMに掲載されたArkham Cityの記事からインゲームでのバットマンの姿がしっかりと映されたイメージが登場しています。
イギリスを始め、ヨーロッパで脅威的なロングランヒットとなった前作Just Danceですが、昨年10月にリリースされた続編「Just Dance 2」のセールスも非常に好調で、遂に500万セールスを超えた事がUbisoftから発表されました。
またUbisoftは前作Just Danceが2009年11月のリリース以降、GfK Chart Trackによる英セールスチャートに45週に渡ってトップ10入りを果たし、フランスのセールスチャートでも42週に渡ってトップ15タイトル入りしている事を明らかにしています。
ヨーロッパ人気のイメージが強い本シリーズですが、北米Amazonの動向を確認(1月12日現在)してみると”Just Dance 2″が北米ベストセラーの一位に選ばれており、”Just Dance”が12位にランクイン、18位にも”Just Dance Kids”が登場しており、どうやら北米でもしっかりと人気が出始めている様子が窺えます。
この好調に米任天堂のボスReggie Fils-Aime氏はJust Dance 2の強力な業績について、独立したパブリッシャーがWiiで達成できるポテンシャルのパーフェクトな例だとコメントしています。
もはや社会現象とも呼んでも過言ではないロングランと好調なセールスを達成するJust Danceシリーズ、音楽ゲームの衰退が叫ばれる中、今後どのような動きを見せる事になるのか、さらなる注目が必要なようです。
昨今宇宙開発の予算削減や既存プロジェクトの凍結など、規模縮小が報じられるNASAですが(※ 実際の全体予算は増加傾向)、新たに国からだけでは無く民間からの資金を集めるためのプロモーションを開始、NASAが担う人類のビジョンをイメージで描ききる「未開拓の地平はあらゆる場所に存在する」(The Frontier Is Everywhere)と名付けられた短編映像が公開されました。
近年ゲームや映画を始めとしたCG技術などの発展により、実写と見紛うようなレベルの光景を目にする機会も多く増えていますが、自然の雄大さに宿る底知れない存在感との違いがありありと感じられる印象的な映像に仕上がっています。
これはイギリスで色々なネタ映像を作っては公開しているOliver Taylorさんによる「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のオカリナを利用したテトリスのテーマ曲である”コロブチカ”を演奏した映像です。上手い!
21歳で学生のTaylorさんはホリデー中にずっとこの練習をして過ごしたとの事で、1月に行われる試験に落ちたらこの映像のせいだと語っています……。
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