現在Rockstar Vancouverが開発を進めているとされるMax Payneシリーズ最新作「Max Payne 3」ですが、先日Take-Twoの会計報告にて好調な販売と共に発表された来期のタイトルラインアップには含まれておらず、大幅な延期が続いてきただけにリリースと開発の進捗に心配の声が上がっていました。
そんな中、海外情報サイトのKotakuがTake-Twoに確認した所、まだ開発が熱心に進められており、今後数ヶ月の間に新しい情報が登場する予定にある事が明らかにされています。
どうやらバレットタイムに再び突入した様子が感じられるものの、復活を待ち望むシリーズのファンにとっては一安心といった所でしょうか。
American McGee氏率いるSpicy Horseが開発を進めているアリス イン ナイトメアの続編「Alice: Madness Returns」、ハードなゲーム性や難解で隠喩が多用される物語、そして魅力的なアートワークが揃うダークなゴシックタイトルが好きなゲームファンにはたまらないタイトルの1つです。
そんなAlice: Madness Returnsのアートブックがアメコミの大手出版社Dark Horseから5月11日にリリースされる事が明らかになりました。
このアートブックはハードカバーで184ページに渡ってAlice: Madness Returnsのアートワークを収録、American McGee氏の序文も掲載される豪華な内容で、価格は34.99ドルとなっています。
毒のある独特のテイストにファンの多いAmerican McGee氏のタイトルだけに、この豪華なアートブックはファン必携のアイテムとなりそうです。
これは映像プロダクションのWayside Creationsが制作しているファンメイドのFallout映像作品「Fallout: Nuka Break」のトレーラーで、Vault 10出身の主人公が冷えたヌカコーラを探してカリフォルニア東部を旅するという物。
Fallout3色が強いこの作品、既に公式サイトも用意され、完全版の制作が進められている様子です。作ってる本人達が何より楽しそう!
北米のゲームハードやソフトウェアセールスのリサーチでお馴染みのNPD、現在NPDが発表する北米セールスの月次報告にはデジタル販売のセールスデータが含まれておらず、物理パッケージの統計結果のみ報告されています。
物理パッケージ販売の衰退がゲーム産業全体の縮小と同義に語られる事が多く見られる様になった昨今、多くのパブリッシャー達がデジタル販売での伸びをアピールし、決して市場やゲーム産業が衰えを見せている訳ではないと言及するシーンを見かける状況となっています。
そんな中、ついにNPDがダウンロード販売等の統計を含めた最新の調査レポート”Game Purchase Drivers 2010″を発表し、デジタル販売のシェアがなんと29%に及ぶ事が明らかになりました。
このデジタル販売の調査には、Steamに代表されるゲームパッケージのダウンロード販売以外に、モバイルやカジュアルゲームも含まれているとの事で、購入者の47%がBig Fish Gamesの様なポータルサイトとSteamに代表されるデジタル販売ハブから購入している事が明らかになっています。
また、42%の購入者がAppストアや携帯キャリアからデジタルゲームを購入、30%の購入者がXbox LiveやPSN、Wii Shop Channelと言ったサービスからゲームを購入しているとの事。
さらにこの調査ではゲーマーの5人に1人が過去3ヶ月の間にゲームタイトルの追加コンテンツを購入した経験があり、3ヶ月間の平均ゲームタイトル購入数は3.1本(※ 調査対象者は3704人)で、この購入金額の内10%の資金が中古販売業者への下取りから得られた金銭が用いられた事が明らかにされています。
物理メディアとデジタルメディアの隆盛については昨今様々な意見が交わされ、見解が発表される大きな議論の的となっていますが、29%という大きなシェアが今後市場にどう影響していくのか、今後のNPDによる調査報告も含め注目する必要がありそうです。
リリースまで1ヶ月強と迫ったVisceralのシリーズ新作「Dead Space 2」、斜め上なプロモーションに定評のあるElectronic ArtsがVisceralのオフィスで働くアイザックさんを描いた実写映像によるプロモーション”Isaac Clarke at Visceral”を開始、エピソード1が公開されました。
記念すべきファーストエピソードは首が涼しそうで微妙に細いアイザックさんからのハッピーホリデー映像となっています。やや神経質そうなアイザックさんが今後どんな活躍を見せるか、次回のエピソードが楽しみです。
2月22日のリリースが近づき、具体的な情報が増えてきたPeople Can Flyの新作「Bulletstorm」のXbox 360版に”Gears of War 3″ベータテストへの早期アクセス権を同梱する”Epic Edition”がリリースされる事がElectronic Artsのプレスリリースから明らかになりました。
Epic Editionにはこのベータ権以外にもBulletstormのマルチプレイで利用できる25,000の経験ポイントに加え、ブーツやアーマー、Peace Maker Carbine、leashといったインゲームアイテムのビジュアル強化も用意され、価格は59.99ドルとなっています。
Gears of War 3のベータテストに関する詳細は明らかにされていませんが、特典内容と価格を考えると非常にお買い得と言えるこのEpic Edition、ギーアズファンには必携のパッケージとなりそうです。
オールドゲーム販売のGoG.com等でもお馴染みのポーランドのデベロッパCD Projektが開発を進めている硬派なファンタジーRPGタイトル続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、前作でもかなり難易度の高いシーンが見られ、歯ごたえのあるタイトルとして知られていましたが、今作では更に狂った”Insane”モードが用意される事が明らかになりました。
これはThe Witcher 2のリードゲームプレイデザイナーを務めるMateusz Kanik氏がEurogamerに明らかにした物で、新たに登場する”Insane”モードではゲームプレイのセーブは行えるものの、ゲラルトが死ねばセーブデータが無効になる所謂”ハードコア”モードとなっています。
Mateusz Kanik氏はこの”Insane”モードでは敵との戦闘を回避する事が難しい事を明らかにしており、例としてアンデッドが地下を掘り抜いてゲラルトの近くで起き上がり、ゲラルトの足を掴む事で移動を阻むなど、多くの敵にプレイヤーを捕まえる特殊能力を持たせた事で戦闘がより困難な物になっていると語っています。
ストーリー駆動のシングルプレイRPGでハードコアモードが用意される事は、手取り足取りな新切設計が目立つ近年のゲームタイトルでは珍しい物と言え、実績も用意されているとあって、かなり挑戦しがいのあるモードとなりそうです。なお、CD Projektは救済措置も用意している模様で、復活スクロールをDLC等でリリースする事を計画している事を明らかにしています。
また、The Witcher 2に用意される難易度はイージー、ミディアム、ハードと今回明らかになった”Insane”が加わり、4段階の難易度が用意されている事が明らかになっています。
前作のThe Witcherでもプレイヤーの選択によりリニアではないストーリー展開と結末が用意されていましたが、それはThe Witcher 2も同様で、これまでのゲームイベント等で明らかにされた非線形のプロット分岐は恐ろしく入り組んだ複雑な物である事が判明しています。
Kanik氏はThe Witcher 2: Assassins of Kingsに前作のプレイデータをインポートさせる計画がある事を明らかにしており、前作での選択が今作に大きな影響を与える事になるだろうと話しています。
しかしオリジナルから既に3年が経過している事もあり、CD ProjektではPS3版”Mass Effect 2″に採用された様な導入用コンテンツを用意する事で前作のプレイヤーと同等のゲームプレイを提供したいと語っています。
なかなかに意欲的なチャレンジを盛り込み、パッケージの内容も恐ろしく豪華なThe Witcher 2: Assassins of Kingsは2011年5月17日にPCでリリースされます。
先日開催されたVGAにて遂にプレイ映像が登場したInsomniacのシリーズ新作「Resistance 3」ですが、昨日Playstation.blogにてVGAトレーラーのディレクターズカット版が公開、40秒程度のシーンが追加されています。
また、この記事のコメント欄にInsomniacのシニアコミュニティマネジャーを務めるJames Stevenson氏が登場し、Resistance 3がInsomniac engineの最新バージョンを利用して開発されている事が明らかになっています。最新バージョンの詳細については言及されていませんが、ディレクターズカット版の公開に併せて公開されたスクリーンショットからは最新エンジンの改善がはっきりと感じられます。
前作”Resistance 2″に比べ、よりダークな作品になっているとされるシリーズ最新作”Resistance 3″は2011年9月6日、PS3でリリース予定となっています。
先日開催されたVGAにて遂に発表されたNaughty Dogのアンチャーテッドシリーズ最新作「Uncharted 3: Drake’s Deception」、発表後にはJimmy Fallonショーにてプレイデモが実演され、炎に包まれたステージが明らかになりました。
そんな中、VGAの発表翌日にNaughty Dogとソニーが海外メディア向けにゲームプレイデモイベントを行い、Jimmy Fallonショーでのプレイデモよりも長いビルドのバージョンが用意されました。そのイベントのプレビュー情報が本日解禁、海外メディアから大量の情報が明らかになり始めました。
発表ではアラビア半島の砂漠が印象的に登場したUncharted 3ですが、Jimmy Fallonショーとプレスイベントにてデモが行われた炎のステージはフランスの森の中にある荒廃した古城が舞台となっています。
真鍮の街を見つけたサリバンとドレイクは、これまでに遭遇したどんな敵とも違うミステリアスで恐怖をコントロールする敵の手下である”ならず者”達を探す為の手がかりを得る為にこの城にやって来たとの事。
美しい光のシャフトが差し込み、蔦からまる森の古城に侵入した2人は敵集団の警備に発見され、その後敵警備員がトーチでカーテンに火を放つ事でデモで見られた炎に包まれた古城からの脱出劇が始まる事となります。
Naughty Dogのアートディレクターによると、ここでは時と共に城全体が炎に包まれるので、ドレイクは移動しなければゲームオーバーになってしまうとの事。
このレベルでは様々なカットシーンが挿入されるものの、そのほとんどが操作可能(※ ドレイクの足が床に突き刺さるシーンなど)で、侵入から脱出までがシームレスに描かれる事から非常にゲームプレイがリアルな物に感じられた事がレビューに記されています。
今回のデモンストレーションではドレイクの操作時に見られる挙動が非常に印象的だった模様で、環境と状況に合わせた非常にリアルな動作が多く見られる事が記されています。
具体的には前述の城の侵入時には普通の体勢で移動しているドレイクが、城が炎に包まれて以降は姿勢を低くし、状況によっては咳き込む動作が見られた事などを指しており、Naughty Dogはこの環境に合わせたキャラクターの新しいアニメーションシステムを”Environmental Touch Points”(環境上のタッチポイント)或いは”Additional Contextual Animation” (文脈に基づいた追加アニメーション)と呼んでいます。
このシステムにより、小さなドアを通る場合にドレイクが壁に手を掛けたり、コーナーを曲がる際に少し傾き、バランスを取るために近くの何かを掴む様な動作を見せるとの事。
この周辺の物理オブジェクトを利用した自然な移動はドレイクが可能な行動/移動自体にも大きな影響を与えており、今回のデモにおいてはドレイクがシャンデリアに飛び移り、揺れるシャンデリアからその先へ移動するシーンが印象的だった様で、シャンデリアの揺れや、その揺れに対応して姿勢を制御するドレイクの挙動が非常にリアルな物だった事が記されています。
前述の環境に合わせたドレイクの挙動は戦闘システムにも盛り込まれており、特に近接戦闘により映画的な強化が施されている事が明らかにされています。
Naughty Dogは例として”酒場での乱闘”を挙げ、ドレイクが酒場で殴り合いをしている場合、近くに酒瓶があればそれを掴み敵の頭を殴るだろうと、やはり環境に合わせたダイナミックな行動が可能になっている事をアピール。
今回のデモでは複数の敵との近接戦闘シーンに、正面の敵にパンチを食らわせた後に後方の敵にエルボーで攻撃する様子や、背後から敵に捕まれたドレイクが正面の敵の脇腹をキックしつつ、背後の敵をふりほどく様子なども見られたとの事で、かなり柔軟な戦闘が実現されている様子です。
また、Jimmy Fallonショーでも見られた戦闘要素として敵後方からジャンプしダウンを奪い無力化するアクションも登場しており、ステルス風の行動も追加されている事が示唆されています。
12月21日に発売されるEdge誌最新号でも今回のプレビュー情報と同様の特集記事が掲載、さらにNaughty Dogの創設者であるEvan Wells氏とChristophe Balestra氏、そしてクリエイティブディレクターのAmy Hennig氏、リードデザイナーのJustin Richmond氏へのインタビューが掲載されています。
先日Xbox 360版と共に登場したPS3版「Call of Duty: Black Ops」の最新パッチにネットワーク絡みの不具合があり、多くの接続に絡む問題が発生していましたが、昨日この問題を解決するhotfixがリリースされました。
Treyarchによると今回のhotfixで全ての問題が修正された訳ではなく、今後もいくつかのhotfixが用意されているとの事ですが、先日からこの不具合を解消する為に特定の手段を使ってパッチを再度適用させる方法が噂として広まっており、この方法を利用する事でシングルプレイのセーブデータが削除される事が確認されています。
Treyarchはこの噂に対して、問題の解決には影響しないので保存データの削除を行わない様、ユーザーに求めています。いくつか問題がまだ残されている様ですが、Treyarchでは早急な解決を果たす為に熱心な作業が進めていると強調しています。
今年の9月に発表されたGearboxによる”Duke Nukem Forever”奇蹟の復活と共に生存が報告されていたSEGAのエイリアンフランチャイズの1作「Aliens: Colonial Marines」の発表が近いと海外で注目を集めています。
これはGame Informer誌のインタビューに登場したSEGAのVPを務めるAlan Pritchard氏が語ったもので、Aliens: Colonial Marinesの計画がまだ生存している事を改めて明言したPritchard氏はGearboxと水面下で緊密な開発を続けていると語り、2~3ヶ月の間に何らかの発表があるだろうと明かしています。
今月14日にはこれを裏付けるかの様にティザー映像も動画サイトにアップされており、数年前にデモンストレーションされた映像と全く同じ内容ながら、SEGAのロゴが挿入され、タイトルロゴも新しい物に刷新されており、いよいよ発表が現実的な物になってきたかと感じさせる内容になっています。
SEGAが計画を進めていたエイリアンフランチャイズですが、1作目としてリリースされたRebellionの”Aliens vs Predator”は残念ながらセールスが奮わず、これ以外に進められていたGearboxの「Aliens: Colonial Marines」とObsidian Entertainmentの”Aliens RPG”はこれと共にリリース延期、ほぼ完成していたと言われるAliens RPGはキャンセルとなってしまいました。
このセールス不振でRebellionは20年間続いた歴史あるダービーオフィスを閉鎖、スタジオも大きく縮小し給与未払いで裁判沙汰にまで発展しています。
かたや延期によりフランチャイズから一旦距離を置いたGearboxはBorderlandsで大成功を収め、Duke Nukem ForeverのIPを取得し、一躍人気デベロッパに仲間入りを果たしました。
また、Obsidianは完成直前までこぎ着けたAliens RPGをキャンセルされた上に、同じくSEGAとタッグを組んだAlpha Protocolがクオリティとセールス共に撃沈、一時経営危機に陥りましたがBethesdaからFallout: New Vegasの開発で声が掛かり一命を取り留めた事がObsidianから語られています。
という事で、なかなかに業の深いこのエイリアンフランチャイズ、Aliens: Colonial MarinesはGearboxが手掛けているだけにゲームの面白さは十分な物が出来上がると予想されますが、今後のフランチャイズに対するSEGAの動向などビジネス的な側面からも要注目のタイトルだと言えそうです。
本日GTAシリーズやセールスも好調な「Red Dead Redemption」の販売で知られるパブリッシャ”Take-Two”が2009年11月1日から始まり2010年10月31日に終了した会計年度報告を発表、前年比65%増収の11億6000万ドルの収益を達成した事が明らかになりました。
これによりTake-Twoの純利益は4260万ドルとなり、昨年の1億4050万ドルに達した損失から大きな回復を実現した事が明らかになりました。なお、第4四半期の結果は前年同期比で32%増収となる3億7370万ドルの収益を記録しています。
また、今期からTake-Twoの決算時期が変更となり、5ヶ月の移行期間を経て4月1日から新会計年度がスタートする事が報告されています。
今回発表された結果についてTake-TwoのStrauss Zelnick会長は「私たちはGrand Theft Autoのリリースが無い1年で経済的なゴールを達成した」と発言、カタログタイトルとデジタル販売が成功の鍵だったと語っています。
さらにZelnick会長はTake-Twoの今後についても言及、南米やアジアといった新しい商圏でのデジタル販売拡大などにフォーカスする考えを明らかにしています。
先日開催されたVGAにて見事GOTYに輝いたRed Dead Redemptionですが、今回の会計報告から既に販売本数が800万本に迫る勢いである事が伝えられています。
さらに高い評価を得る事となったNBA 2K11は300万本出荷を記録し、PCストラテジーの大本命タイトルCivilization VのローンチやMafia IIのリリースも果たすなど、充実したラインアップが並んでいます。
また、2012会計年度には奇蹟の復活を遂げた”Duke Nukem Forever”に加え、Rockstarの次回作”L.A. Noire”、シリーズ復活となる”XCOM”、そしてSpecOps: The Lineなども控えており、GTAナンバリング新作がまだ先と言われる中、来期も充実した一年となりそうな気配に満ちています。
以前より開発に着手している事が言及され、会計報告などにもちらちらと姿を表しているBlizzardの新作MMOタイトルですが、今年のBlizzConにて発表が行われるかと注目が集まったもののアナウンスは無く、BlizzardのRob Pardo氏がこの新作MMOのアナウンスは少なくとも2012年までは行われないと発言していました。
そんな中、先日開催されたVGA会場にWorld of Warcraftの総制作指揮を務めるFrank Pearce氏が登場、Destructoidのインタビューに対し新作MMOが「Titan」の名で呼ばれている事を明かしました。
氏はTitanの名以外について具体的な事は述べておらず、この名前がプロジェクト名である可能性も十分に考えられ、真偽の程はまだまだ先であろう公式発表を待つしか無い状態です。既にプロトタイプがプレイ出来る状態にあるとも言われるこのTitan、97年にリリースされたDiablo以降まったく新規IPに手を付けていないBlizzardだけにファンの期待は大きな物となりそうです。
昨年11月にリリースされ、世界中のハードコアRPGファンを虜にした”Dragon Age: Origins”に続くBioWare期待の次回作「Dragon Age II」、今作ではアートスタイルを大幅に変更し、アクションRPG的な戦闘も可能になり、より多くのゲーマーに訴求するポップさを持ち合わせるタイトルとなりました。
様々な情報が細切れに出てきているDragon Age IIですが、ゲーム内容の詳細と共にゲームシステムについてもまだ多くが謎に包まれています。本日、そんな本作の戦闘システムの概要を解説した映像が公式サイトにて公開され、ARPG的なダイナミックな戦闘と共に、ポーズを用いて仲間を個別に操作する従来の戦闘システムも内包した戦いの様子が明らかになりました。
映像には本作のリードデザイナーを務めるMike Laidlaw氏が登場し、ポーズ無しのまま操作メンバーを変更しながら戦うアクション要素の強い戦闘と共に、これまで通りに前衛、後衛にそれぞれクラウドコントロールやDD、Melee攻撃などを指示する事で進める所謂バルダーズゲート的な戦闘も実演されています。
これまでアクション性が前面に押されてきたDragon Age IIの戦闘システムですが、どうやら伝統的なタクティカルコンバットにも十分応えるシステムの様で旧来のファンも一安心と言えそうです。
公式サイトでは新キャラクターの紹介なども進められているDragon Age IIのリリースは北米で2011年3月8日、ヨーロッパでは3月11日、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360となっています。
先日、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏がInfinity Wardの現状に言及して以降、再びInfinity Ward関連の情報が出始めています。それに伴い、かつてInfinity Wardを治め、Activisionとの間に発生したトラブルからRespawn Entertainmentを新たに起ち上げたJason West氏とVince Zampella氏にも言及が及んでおり、Activisionからは彼らが優秀な人材を盗んだとの発言も見られます。
そんな2人が起ち上げた新スタジオRespawn EntertainmentはElectronic Artsとパートナーシップを結び、未だ発表されない新作の計画を進めているとされています。しばらく表舞台に登場しなかった両者ですが、先日開催されたVGAに登場、インタビューで今年のお気に入りゲームについて聞かれたJason West氏が変わらず元気な様子で2010年のお気に入りタイトルについて語りました。
Mass Effect 2などを挙げた氏ですが、かつての同胞Treyarchの新作”Call of Duty: Black Ops”はまだプレイしていないとの事で、語る事は難しいと発言しています。
また、会場では友人でもあるギアーズシリーズを率いるCliffy BとMortal Kombatフランチャイズを生んだEd Boon氏と共に元気そうな姿を見せています。(※ 写真はCliffy Bがtwitterで公開した物、”Call of Mortal Gears”準備の為に集まったとボケています)
まだActivisionとのトラブルは裁判も含め長く尾を引く問題となりそうではありますが、Bチームと揶揄される事もあったTreyarchが素晴らしい結果を生み、かつてのInfinity Wardの2人も楽しく元気そうな様子で、今後の問題がスムースにせめて運ぶ事、そして期待の集まるRespawnの動向に期待したいと思います。
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