現在開催中のGDC会場にて、American McGee氏の新作「Alice: Madness Returns」がクローズド出展され、併せてEAがリリース日決定を発表、2011年6月14日にPCとXbox 360、PS3に向けて発売される事が明らかになりました。
前作アリス イン ナイトメアから10年後が舞台となるAlice: Madness Returnsでは、アリスが家族の死によって負ったトラウマから回復を目指す物語が描かれており、American McGee氏率いる上海のCrazy Horse Gamesによる開発が進められています。
なお、今回のリリース日決定に当たりAmerican McGee氏は、本作にアリスのイマジネーションの力をテストするディープでリッチな戦闘システムが用意されているとアピールしています。
昨年12月、アメコミの大手出版社Dark Horseから、184ページに渡るボリュームのアートワークを掲載したAlice: Madness Returnsのハードカバーアートブックが出版される事をお知らせしましたが、本日海外情報サイトのKotakuにその一部がプレビューとして掲載され、想像を超える素晴らしいクオリティのハードカバー本になる香りがプンプンと漂う魅力的なイメージが登場しました。
お馴染みティム・シェーファー率いるDouble Fineが開発を手掛ける”セサミストリート”テーマのkinectタイトル「Sesame Street: Once Upon a Monster」の新しいスクリーンショットとコンセプトアートが登場しました。
今回明らかになったのはDouble Fineによるオリジナルキャラクターとして登場するマルコ君(※ マルコはプロトタイプ開発時の名前で、正式な名前が判明していないので仮名です)のイメージを含む物で、ライセンスタイトルとして舵取りを行ったDouble Fineのジャッジが間違いのない物だったと感じられる素敵な内容が描き込まれています。
続報が楽しみな「Sesame Street: Once Upon a Monster」は2011年秋リリースの予定で対応プラットフォームはXbox 360となっています。
先日「L.A. Noire」に、新しい事件や主人公Cole Phelpsの身体能力を増加させるスーツなどを追加する大手小売業者向けのプレオーダー特典を紹介しましたが、Rockstar Gamesがこれを報じた公式blogのコメント欄にて全てのプレオーダー特典が”ローンチ後のある時点”でDLCとして利用可能になると明らかにしました。
なお、前作Red Dead Redemptionに用意された金色のリボルバーやハンター衣装等のプレオーダー特典が4月にDLCとして利用可能になる事が併せてアナウンスされています。(※ 過去記事での紹介その1、その2)
いささか遅すぎるDLC化とも言えるRDRのニュースですが、これについてRockstarは技術的な問題からDLC化が遅れた事を謝罪しており、リリース時期については言及されていないものの、L.A. NoireのDLC化はスムースに行われると予想されます。
一先ず、国内からの購入を考えるファンには購入先で悩む必要が若干軽減されたとも言える地味に嬉しいニュースと言えそうです。
Team BondiとRockstar Gamesによる期待作L.A. Noireは5月17日北米リリース、ヨーロッパ地域は5月20日で、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
先日Epicのゲームエンジン「Unreal Engine 3」がGDCにて次世代クオリティのグラフィックを提示するとの予告が行われていましたが、本日GDC会場にてDirectX 11をサポートした新バージョンのUnreal Engine 3のデモンストレーションが行われ、同エンジンと無料版の「UDK」によるDirectX 11サポートが発表されました。
このサポートはテッセレーションを始めとするDirectX 11機能を含む物で、デモンストレーションはNvidiaのGTX 500をベースにしたグラフィックカードで動作していたとのこと。新機能の詳細やデモンストレーションの映像が公開され次第改めて続報をお知らせいたします。
もはやソーシャルゲームの覇者と呼んで差し支え無いZyngaですが、現在開催中のGDCに同社の製品開発VPを務め、かつてはEAでCommand & Conquerシリーズの開発を率いたRTS開発のベテランでもあるMark Skaggs氏が登壇し、Zyngaの驚くべきスピーディなゲーム開発について明らかにしました。
Zyngaのパネルディスカッションに登場したMark Skaggs氏は、スピードこそが勝利に結びつくと断言、マーケットへといち早く到着するべきだと発言し、Zyngaの鍵となる2つの開発理念が『デザインは5分』『”軽く”、”速く”そして”正しく”』だと紹介し、開発チームがタイトル開発において楽しい事を考えられなかった場合には、最も容易に終えられる方法に注力するべきだと発言しています。
インパクトの高い開発理念を明かしたSkaggs氏は典型的な例として、FarmVilleのアバター機能に言及、開発チームが自分達でアバターを実装する時間が全く無かった事からZyngaの別タイトルであるYoVilleのコードをこっそり流用した事を打ち明けました。
これでゲーム開発における最低予算を下回るリリースを実現したと語った氏は、さらにFarmVilleのローンチを控えたZynga内部のディスカッションの様子を紹介。ローンチまで残り9時間と迫った状態で、ゲームに12種類の収穫物しか存在しない状態で果たして乗り切れるだろうかと議論があった事を明かし、ローンチ時のゲームが最小の状態でありながらも、結局の所リリースから5日間でユーザー数が100万ユーザーに達した事は誰もが知る事実だと、前述のスピードにまつわる重要性を強調しています。
さらにSkaggs氏はFarmVilleのローンチに対してZyngaの経営チームが課した達成不可能と思われた社内ゴールがどのような内容であったかを紹介、当時200万のアクティブユーザーを擁していたMafia Warsに対し、FarmVilleチームには6月19日のローンチから6月30日までに40万のユニークプレイヤーの獲得が課せられたと明かしました。
前述の通り、実際にはローンチから5日間で100万ユーザーを獲得する成功を収めた訳ですが、実際にはZyngaの中の誰もが5日で100万ユーザーに到達するなどとは考えていなかったとSkaggs氏は振り返っています。
そして、最終的にFarmVilleにおける1日辺りのアクティブユーザー数のピークが3250万に達した事を明かした氏は、結論として2年前のローンチから世界が劇的に変わったと述べ、FarmVilleは世界を占領したとディスカッションをまとめました。
FarmVilleローンチ以降のZyngaにおける劇的な成長はもうご存じの事と思いますが、この哲学はMark Skaggs氏がこれまで手掛けてきたC&CやAoE、StarCraftといったRTSジャンルにおける勝利の為の定石の1つでもあり、同じくZyngaに在籍するシミュレーションゲームの重鎮ブライアン・レイノルズ氏と共に、かつてのゲーム開発のための力学を存分に活かした上に現在の成功が成り立っている事が窺い知れます。
(※ ブライアン・レイノルズ氏は、かつてシド・マイヤー氏とアルファケンタウリやコロナイゼーション、そしてCivilization IIを開発し、Rise of NationsシリーズやAge of Empires 3の開発を行い、現在はZyngaに在籍しVilleシリーズのデザインを手掛けたゲーム開発者で、ZyngaのVilleシリーズを手掛ける)
もはや現実世界自体が氏らの新しいシミュレーションゲームとも受け取れるディスカッションの内容とZyngaの成功には、その是非を問う議論すら無駄にも思える現在の潮流が深く映し出されており、ブラック-ショールズモデルを始めとする近代の金融工学誕生にまつわる流れや、エドワード・オークリー・ソープが実戦したカジノゲームへの数学理論の適用などを思い起こさせる事象だとは言えないでしょうか。
先ほどXbox 360版「Call of Duty: Black Ops」にバグ修正とスナイパーライフルの追加調整を加えた最新の”Title Update 7″がリリースされました。
また”First Strike”のリリースが控えるPS3版にも同様の内容を含んだ最新パッチが3月3日のFirst Strikeリリースに併せて登場するとTreyarchのDavid Vonderhaar氏、Josh Olin氏の両名から明らかにされています。
Title Update 7の詳細は以下からご確認下さい。
■ 問題点の修正
- より品質が高く迅速な結果を返す為にマッチメイキングを改善、この変更はLive環境において調整可能なセッティングを含んでおり、今後のアップデートで調整を加える可能性があります
- インゲームストアにおいて、プレイヤーが一致しない言語バージョンのDLCダウンロードを防止する為に、プレイヤーが所有するディスクの言語と一致しないDLCマップパック表示しないように変更
- Gunshipが打ち落とされた直後にChopper Gunnerを呼ぶ場合、Chopper Gunnerを早く終わらせる事は無くなった
- 分割スクリーンのプレイヤーがカメラのパースペクティブと観覧モードのサイクルを変更可能に
- ゾンビモードにおける最近のマッチがスコアボート上のベストマッチを上書きする問題を修正
- 特定の状況下におけるゾンビモードのロビー上で発生していた”Unable to join game session”(※ セッションに参加出来ない)エラーを受け取る問題を修正
- 多くのコミュニティが発見したゾンビモードにおけるExploit(バグ利用)を修正
- 追加のセキュリティアップデート
■ ゲームプレイ調整
- スナイパーライフルの調整を追加
昨年末に5000万ダウンロード突破が報じられた大ヒットタイトル「Angry Birds」の開発を手掛けたRovioのPeter Vesterbaka氏がGDCのパネルディスカッションに登場、Appleがもたらしたゲーム産業への変革について語り、コンソール展開も進められるAngry Birdsが1億ダウンロードのマイルストーンに近づきつつある事が明らかになりました。
Vesterbaka氏はRovioが1億ダウンロードを目標に設定した際、人々がRovioを正気ではないと評価したが、現在それに近づきつつあると発言し、今だ勢いの衰えないAngry Birdsの人気をアピールしています。
また、Vesterbaka氏は今後もAngry BirdsがRobioのコアIPだと発言、新しいレベルを擁するゲームの最新アップデートを継続的にリリースする事で、他のエンターテインメント市場におけるタイトルよりも長いライフサイクルの実現を模索していることを明かしています。
さらに今後リリース予定のコンソール版にも定期的なコンテンツアップデートを用意すると述べた氏は、Robioがゲーム以外の可能性にも大きな興味を持っていると発言しました。
先日Angry Birdsは、超大作ゲームが広告を出す事で当サイトでもしばしば紹介するスーパーボウルに広告を出しており、今後控えるXbox 360やPS3、Wii、3DSといったコンソール版のリリース以外にも、TVシリーズでのアニメ化や、マテル社によるトイ展開にも注目が集まっています。
Vesterbaka氏は上記のマルチメディア展開を改めて説明し、衣類やおもちゃ、フィギュア化などによる一般化でさらなるゲーム販売の促進を計画していると説明しました。
さらに今回のパネルディスカッションの中でVesterbaka氏は既存のコンソールゲームに対する近年のモバイルゲーミングの潮流や変化についても言及、もはやモバイルゲーミングがビデオゲーム産業全体の重心と化していると状況を分析しています。
さらにVesterbaka氏は、重心になったと評価したモバイルゲーミングの舞台が大きな変化が起こる場所だと述べ、モバイルゲームがコンソールに移植される時代になったと、Angry Birdsの逆輸入とも呼べる展開を例に近年のゲーム産業全体の変化を説明、「iPhoneが全てを変えた」と発言しました。
「RobioはAppleがゲームビジネスを変化させたことに感謝しなければならない」と語ったVesterbaka氏は、既存の据え置きゲームを”古い航空母艦にリードされるソビエトスタイルのゲームモデル”と評し、Appleがこれらの呪縛から解き放ったと語り、App Storeにいささか(ビジネス的な)問題が残されているものの、劇的な改善がもたらされていると評価しています。
また、Vesterbaka氏は開発言語にも言及しており、J2ME(Java 2 Platform, Micro Edition:Sunのモバイル向けJava言語)がもう古びたフォーマットだと述べ、前述の流れ通りObjective-Cの優位性を強調しています。
いささか過激な物言いが目立つRobioのパネルディスカッションですが、ゲーム産業全体の潮目が変化している事は間違い無く、その流れを巧みに読み成功を収めたRobioの見解からは、興味深い取捨選択とジャッジが垣間見え、特にライフサイクルへの取り組みの動向には今後も注目していきたいところです。
Frostbite 2.0エンジンによる脅威的な表現力で注目が集まるDICEの新作「Battlefield 3」ですが、今作ではサウンドの強化にも力が入れられており、これまでに登場した事前情報ではヘリコプターや戦車などのビークルが様々なアングルから、距離別に音の収録が行われ、1ビークルあたり80チャンネル以上の音情報を持っている事や、プレイヤーがこれらの方向を耳で判断可能な定位感の実現が進められていると報じられていました。
そんな中、Game InformerがBattlefield 3のオーディオディレクタを務めるStefan Strandberg氏のインタビュー映像を公開、なんと実際に行われた軍事演習に参加して戦車やジェット戦闘機、銃器など、様々なタイプの音を録音している様子を紹介しています。
なお、2008年にリリースされたBattlefield: Bad Companyで初めて登場したFrostbiteエンジンは当初からサウンド面のアドバンテージとして、近年のハイダイナミックレンジによるGI表現などを思わせる、HDR Audioと呼ばれる機能を擁しており、射撃音や環境ノイズ、インゲームの音楽など、様々な音が同時に生成される中でも、プレイヤーがプレイに重要な音をクリアに聞く事ができる動的なボリューム調整が行われていました。
Frostbite 1.5が採用されたBattlefield: Bad Company 2でも、各種射撃音からは非常にクリアな定位感が得られていましたが、今作では単純なゲイン調整によらない距離感の再現など、更なる音像の強化が広大な戦場の臨場感を大きくベースアップさせる事は間違い無さそうです。今後のトレーラーやプレイ映像では音のディテールにも注目!です。
昨日は遂にプレイ映像のチラ見せが登場し、GDCでの新たな発表が予告された期待の続編「Batman: Arkham City」にセクシーなキャットウーマンやトゥーフェイスのイメージが確認できる大量のスクリーンショットが公開、その他Arkham Cityに収容されたバリエーション豊かな犯罪者達の姿も登場しています。
さらに、幾つかのコンセプトアートに加え、ゲーム内で使用されると思われるヒューゴ・ストレンジ教授によるプロパガンダ用のポスターアートなども公開されており、来る大きな発表に期待が高まります。こちらも続報入り次第改めてお知らせしますので、お楽しみに!
いよいよスタートしたGDCにてBiowareが開催したパネルディスカッションに「Dragon Age II」のローカライゼーションチームを率いるIan Mitchell氏が登壇、Dragon Age IIの方向性を如実に指し示すワード数やダイアログライン、カットシーンの具体的な数字が、以下の様に提示され注目を集めています。
■ Dragon Age: Origins
- 100万の単語
- 1000のカットシーン
- 1000キャラクター
- 5万6000行のダイアログ
- 60時間のゲームプレイ
■ Dragon Age II
- 40万の単語
- 2,500のカットシーン
- 500キャラクター
- 3万8000行のダイアログ
- 40時間のゲームプレイ
この発表によると、ワード数は半分以下に抑えられ、会話のボリュームも2/3程度となった代わりに、映画的な演出が施されたカットシーンが2.5倍に増えており、Dragon Age IIが主人公の”Hawke”の物語になると明言されてきた通り、よりリニアなストーリーが駆動力となるタイトルである事が判ります。
また、先日リリースされたデモでは、キャラクター1人当たりの発言量が比較的短くまとめられており、単語数はかなり整理された様子で、前作のハードコアかつ物語が多岐に分かれるRPG的展開を期待したファンにとって、ダイアログの減少は少し気に掛かる箇所かもしれません。
カットシーンが増えてプレイ時間が短くなっている事は、相対的にプレイパートのボリュームを圧縮していると考えられ、こちらも気になるところですが、Dragon Age IIでは前作の序盤に導入された種族と主人公の生まれの差による多重展開が用意されておらず、この前半に描かれた種族の文化的な背景などがかなり膨大だった事を考えると、一回(※ オープニングからエンディングまで)のプレイボリュームには数字ほどの変化が無い事も十分に考えられます。
また、今回提示された数字は指標的な役割を持つアバウトな物で、以前にお知らせしたDragon Age: Originsの開発情報ではダイアログに用いられた単語数が74万2000語、非会話の単語が20万2000語、ダイアログ行数が6万8260行とされています。
いずれにしろ、一般的な小説が8万から10万語程度で、映画のダイアログが3,000行程度とされる事からもボリュームが減ったとは言え、Dragon Age IIが圧倒的なコンテンツ量である事に違いありません。
前作を多種族/職業の主人公に渡って数周のプレイした方ならば、あの多岐に渡る圧倒的な並行展開が、ダイアログを半分程度に抑え比較的リニアな物語に収められた考えればDragon Age IIのボリュームが割と想像しやすいかもしれません。
先日リリースされたデモからもはっきりと感じられる通り、Dragon Age IIではオールドスクールなファンタジーRPGに捕らわれず、近年のCall of DutyやAssassin’s Creed、そしてBioWareのMass Effectなどに見られるカテゴリその物を飛び超えた作品を目指している節が端々に見られます。(例:バックスタブがボタン1つで敵に対して自動的に裏に回り、一撃を加えるなど)
今回の数値からも感じられるBioWareの大きな決断がゲームにどう結実しているのか、3月8日に迫る”Dragon Age II”の北米リリースに注目が集まります。
昨日、初のスクリーンショットが登場したシリーズ最新作「Serious Sam 3: BFE」ですが、予告されていた通り、本日新しいスクリーンショットといくつかのプレイディテールが判明、なんとキャンペーンが全編を通じて16人Co-opでプレイ出来ることが明らかになりました。カオス!
公開されたスクリーンショットからはSerious Engineの表現力がかなり強化された跡が見られ、期待感を煽る激しいイメージとなっています。プレイディテールの詳細については以下をご確認下さい。
Croteamが開発を進めているSerious Sam 3: BFEは夏リリース予定で、対応プラットフォームは現在のところPCとコンソールとされています。
- 22世紀に起こった”Serious Sam: The First Encounter”の前日譚となる
- エジプトを舞台に人類最後の抵抗が描かれる
- 16人プレイヤーによるフルキャンペーンのCo-opプレイが可能
先日はValveによるプレス向けデモンストレーションも行われ、シングルキャンペーンの序盤やプレイフィールなどが報じられている「Portal 2」ですが、本日開催を迎えたGDCでのSteamに関する新発表と共に、Portal 2の新スクリーンショットが公開されました。
今回登場した大量のスクリーンショットやアートワークには前作に続いて主人公を務めるChellの姿やコンパニオンキューブも登場、4月20日のリリースが待ちきれない素敵なイメージが揃っています。
さらに、昨日には早くも実績リストが海外情報サイトに登場しており、Half-Life 2との関連を匂わせる実績が発見され内容が注目を集めています。Half-Life 2のネタバレを含む内容となっていますので、詳細についてはスクリーンショットの後でご紹介しまが、前述の通りHalf-Life 2とPortal 2の強いネタバレを含む内容になっていますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
昨晩Varietyがカプコンの人気フランチャイズ「デビルメイクライ」の映画化権をバイオハザード映画を手掛けるスタジオ”Screen Gems”が取得したと報じ、注目を集めています。
Varietyによると既にスクリプトも進められており、マイケル・ベイがプロデュースし、これまでナイキやIntel、ペプシなどのユニークなCMやPVなどを手掛けてきたSamuel Bayer監督のデビュー作”Fiasco Heights”の脚本を担当したKyle Ward氏がスクリプトを担当しているとのこと。
現在Ninja Theoryによる新作開発も進められているデビルメイクライですが、近作ではMarvel vs. Capcom 3にもダンテは出張出演しており、今回の映画化のニュースも含めダンテの忙しさはまだまだ続く事となりそうです。
Codemastersが開発を進めているOperation Flashpointシリーズ最新作「Operation Flashpoint: Red River」のデザイナーを務めるTim Browne氏がシングルキャンペーンのボリュームに言及、昨今のタイトルでは比較的長めの10時間程度だと明らかにしました。
さらに、先日Operation Flashpoint: Red Riverのプレス向けプレビューイベントが開催され、”Rolling Thunder”と名付けられたCo-opミッションがデモンストレーションされました。このミッションの目的は輸送車両を警護する内容で、上記に掲載した直撮り映像には新バージョンのEGO Engineによる美しい空気感と共に、HUDの詳細なども確認できます。
タジキスタンが舞台となり、中国人民解放軍の残存勢力との戦いが描かれるOperation Flashpoint: Red Riverは4月26日リリースで、対応プラットフォームはXbox 360とPS3、PCとなっています。
GDCでの出展にも注目が集まるEAとDICEによる期待の続編「Battlefield 3」がフランスのゲーム情報誌PC Jeuxにて特集され、本作の新エンジンである”Frostbite 2.0″がidTech 5やCryEngine 3よりも印象的と評価された他、いくつかの新しい情報が明らかになりました。
なお、今回の情報についてはフランス語から抜粋されたもので、内容に誤りがある場合がありますので、閲覧にはご注意下さい。
- Frostbite 2.0はidTech 5とCryEngine 3よりも印象的だと評価
- Frostbite 2.0は初代Bad Companyの開発時(2008年6月リリース)には既に開発中だった
- プレイヤーに近い場所で爆発が起こるとき、プレイヤーは地面に打ち付けられる
- プレイヤーが攻撃を受ける場合、キャラクターは瞬きし、視界が曇る
- キャラクターの身体認識はMirror’s Edgeの技術を元に改善されたもので、ここにFIFAやNBAシリーズのアニメーションシステムが加わる
- 環境のバリエーションは平原や森、夜の風景など様々
- プレイヤーは激しい戦いを繰り広げる兵士としてゲームをプレイするが、それらの激しさの間に多くの静かな瞬間が描かれる
いよいよスタートした今年のGDC、様々な発表が控えているとされる今回のGDCですが、Valveが早速「Steam」に関するビッグな計画を発表しました。
今回発表されたのはSteamタイトルがコントローラーを利用して家庭のTVで遊べる”Big Picture”プロジェクトと呼ばれる新モードで、Steamのさらなる一般化を図るというものです。
なお、発表されたプレスリリースには、”Big Picture”モードが一先ずはPCとMac用のサービスである事が明記されていますが、PS3のSteamworks対応に関する記載が多く見られ、ゆくゆくはValveがPS3のSteamクライアント化も視野に入れているであろう様子が感じられます。
さらなる詳細はGDC会場にて明らかにされる模様ですが、今後の動向によってはとんでもない機能ともなりそうな今回の新モード発表、続報入り次第改めてお知らせいたします。
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