18歳以上向けのレーティングクラスが存在しない事から有名タイトルの発売禁止等の問題が起こっているオーストラリア、こういった現状に18歳以上向けレーティングの新設を望む運動が大きく展開されてきましたが、南オーストラリアの司法長官を務めるMichael Atkinson氏が大きくこれを阻み、どうあっても新設をさせる気はない!といった勢いで、大きな対立が生まれていました。
そんなオーストラリアのゲーマー達の前に大きく立ちはだかっていたAtkinson氏が、先日突然辞任を発表、後任の司法長官が2週間程度で決まる事が明らかになりました。詳しい事情はわかっていませんが、Atkinson氏のコメントによると家族とより多くの時間を過ごす為との事。
これにより今後の18歳以上向けレーティング新設が現実的な道が開けるか、それとも後任がAtkinson氏の意志を受け継ぐ方になってしまうのか、後任人事が明らかになるまで詳細はわかりませんが、泥沼化のリセットに光が見えるだけでも自体は改善に向かうのかもしれません。
オーストラリアのGameSpotが南オーストラリアの司法長官オフィスに連絡を取り、新しい大臣に関して質問した所、それは幹部会が決める事になっており、恐らく2週間程度で決まる旨を明らかにしました。さらにAtkinson氏は議会からも身を引くそうで、2014年には完全に政治から引退する事となりました。
しかしオーストラリアの現状ではAtkinson氏が所属し与党である労働党がやはり大きな力を持っており、国内に強い野党は存在していない状態です。打倒Atkinson氏を目標に設立された新政党Gamers4Croydonも先日の選挙では結局Atkinson氏の得票数に対して3.7%しか票を得られない結果となってしまいました。後任人事が一体どの様な人選になるのか2週間後のアナウンスを待ちたいと思います。
昨年お知らせしたForza 3のポルシェ911 GT2とリアルのポルシェ911 GT2が同じサーキットで対決したらどっちが速いだろう?とそんなふと思いついた妄想を実際に実現したイギリスのゲーム情報番組The Gadget Showの若干キモい且つ熱く愉快なおっさんJason Bradbury氏。前回あんまりな暑苦しさでおっさん萌えを誘った氏が新たな対戦企画を予告、今度はなんとリアル特殊部隊の方とModern Warfare 2のS.S.D.D.ピットを競う!
競うってどうやって競うのさ!と思ったらピット再現したようです……この大人どもは……。という事で今回の映像はその予告映像、サイト引っ越しでお知らせが遅れてしまいましたが本編はあちらで22日放送の予定となっていますので、数日の間には本編をご紹介できるかと思います。おっさん好きはこうご期待!
今月に入り、満を持してその姿を現したマックスウェル君!DSで正統進化を果たす「Scribblenauts 2」がアナウンスされた訳ですが、前作でも恐ろしくフレキシブルなシステムを実現していた本作が、次作では形容詞をサポート、なんとその数10,000個!どんな柔軟なシステムが用意されるのか今から本当に楽しみです。
マックスウェル君が表紙を飾った最新号のNintendo Power誌に、新要素”形容詞”がどんな風に使われるのかが簡単な説明がされていました。解説は牛をベースに”太った”牛、”石化した”牛、”燃える”牛、その他ロボやストライプと用意された上に、それら全てを組み合わせた牛を用意する事も可能な事が描かれています。重ねられるのか……恐るべし!今からあの子やこの子をああやってこうやって、と考えるだけでたまらん素晴らしい新要素となっています。
なお今作ではコントロール方法も改善されている事が併せて明らかにされています。前作ではタッチペンのみだった操作が今作ではパッドとタッチペンの両方の操作に対応、オブジェクトとのやりとりやカメラの移動などをタッチペンで行っている間に、マックスウェル君を方向パッドで移動させてあげる事が可能になりました。
さらに改善される要素として物理要素と重量に関する改善が行われています。今作からはオブジェクトをロープで繋ぐ際に予め決められた頂点ではなく、各オブジェクトの任意の点にロープを結びつける事が出来る様になります。なおレベルエディタは今作でも搭載されているようです。
前作で220用意されていたステージは今作では120と、少しその数を落としています。その分やはり内容が濃くなるという事でしょうか。形容詞だけでも相当にやれる事が増えそうな気配がぷんぷんと漂うScribblenauts 2、今後も新情報漏らさずお伝えしていきますので、お楽しみに!
PCで1992年にリリースされた初の3Dアドベンチャー作品「Alone in the Dark」を手がけたFrederick Raynal氏の新作が、今年Ubisoftからリリースされる予定である事が先日同氏の公式サイトから明らかになりました。
Raynal氏が手がけてきた作品集が並ぶページの最後にフランス語で「次のゲームのタイトルはボードの裏にありますよ!」と書かれた黒板のティーザーイメージが掲載されており、さらにUbisoftのロゴと共に2010というタイトルが書かれています。しかしリンクを飛んでみると既に黒板消しで消された跡が!そして「とりあえずLittle Big Adventure 3ではないよ!」と記されており、それ以外の詳細については一切不明となっています。
くそっLBA3じゃないのか!しかしクトゥルフテイストが非常に色濃い代表作のAlone in the Dark以外は、一昨年のSoul Bubblesといいキュートなタイトルが多い一体Raynal氏、Alone in the Darkが無ければAlan WakeもHeavy Rainも無かったかもしれないと言っても過言ではない重要なタイトルを産んだ氏が”今”作るゲームはどんな物なのか、非常に楽しみなこのニュース、続報があり次第お知らせします。
今年に入りUbisoftが新たな著作権管理ツールとしてリリースした新ツール、これはネット認証が必要な物で、常にネット接続している状態をユーザーに求めるクラウドサービスに近い物ですが、リリース早々認証サーバのダウン等もあって大きなニュースとして報じられました。
そんなニュースも記憶に新しい中、イギリスのSteamで新DRMタイトルである「Assassin’s Creed 2」と「Silent Hunter V」の販売が取りやめになりました。理由は明らかになっていませんが、どうやら新DRMのトラブルについてSteamが顧客の評判を失いたくないのではとの理由ではないかと噂になっています。
これに対してUbisoftが声明を発表、両タイトルはイギリス以外では現在も利用可能で(日本からも利用可能です)、今回この2作が利用可能でない事はイギリスにおけるUbisoftとSteamのローカルなビジネスの議論と関係していると説明しました。
Ubisoftは昨年11月から実績管理やアイテム販売等のプラットフォームとして「Uplay」の運営を開始しており、今回の新DRMについても現在のSteamworksが包括するクラウドサービスの様な物を目指しているサービスと考えられますが、大手パブリッシャーがそれぞれ模索し始めた新しい認証システムを含む総合サービスの動向はまだまだその様相を大きく変えていきそうです。
良い顔に良いポーズで100点なペーパークラフトのマリオが登場、スマブラのマリオなのでいつもより凛々しさ多めで、今にも動き出しそうな躍動感に満ちたマリオに仕上がっています。なんとこのイケメンマリオ、設計図も用意されています!ライン有り、ライン無しから選んで自分で実際につくる事が可能です。PDFファイルを見る限り綺麗に仕上げるのはかなりの頑張りが必要な感じにも思えますが、休みの日にチャレンジすると良いかも!です。
なお作者のTouchFuzzyGetDizzy氏はdeviantartでの1000viewを記念してキノコバージョンも公開しています。かわいいw
新マップの内容も明らかになり、いよいよ登場が近づいて来た「Modern Warfare 2」初のダウンロードコンテンツ”Stimulus Package”ですが、前作からのマップも復活し、Mapathyサイトの存在も非常に気になるStimulus Packageの開発段階の物と思われるプレイ映像が登場しました。映像には以前リークされた際の映像やCrashやOvergrownを含む各マップの様子も納められており、新マップのテイスト等を確認する事が出来ます。
Modern Warfare 2の”Stimulus Package”DLCは3月30日にリリース、価格は未だ明らかになっていませんがMajor Nelson氏のポッドキャストにて、お馴染みInfinity WardのRobert Bowling氏が価格は1200マイクロソフトポイントになると語っています。
そろそろリリース日が明らかになると噂される期待のシリーズ最新作「Gran Turismo 5」、リリースだけでここまで注目を集めるタイトルもそう無い事が本作の期待の高さを物語っていると言えそうです。GT5は世に言う出る出る出ないタイトルとは明らかに何かが違う熱気を宿していて、作っても作ってももっと作りたい!的な雰囲気すら漂ってくる圧倒的をもはや越えて偏執的とも言えそうなその作り込みは、すでにもうどこを目指しているのかよく判らないレベルにまで到達しています。
そんなGran Turismo 5の化け物じみた片鱗を感じさせる超高解像度のスクリーンショットが登場しました。そのサイズはなんと3840×2160と5760×3240!人間というのは本当に凄いものを見た時にはだいたい笑うしかないものですが、これもやはりその例外ではなく全く以て「そりゃリリース出来ないわwww」と笑う以外にどうしようもないクオリティに仕上がっています。なお、各画像のキャプションにはオリジナルのイメージへのリンクを設けておりますので、圧倒的なそのクオリティをご確認下さい。フォトモードだけでも数年は楽しめそうなGran Turismo 5、早くリリース日が決まって欲しい所です。
PC用タイトルでは本当に対応タイトルが多くなってきたValveの「Steamworks」、なんと新たにマイクロトランザクション(少額決済)に対応する予定である事が明らかになりました。Big Downloadによると、これは今後の予定が記されたオフィシャルなPDFから明らかになった物で、これによりValveタイトルのみならずSteamworks対応タイトルではアイテム販売などが登場する可能性が大きくなりました。
SteamworksはValveが運用する認証管理を含む総合的なクラウドサービスで、認証の他にコピープロテクトや自動アップデート、ソーシャルネットワーキングへの対応、マルチプレイのマッチメイク機能、アンチチート技術等が利用可能になります。つい先日にはUnreal Engine 3がSteamworksの統合を発表し、今後ますます本サービスの利用は増えていきそうな気配を見せています。
さらに同文書からはタイトル毎に割り当てられていたクラウドストレージの容量が1タイトルあたり1MBから100MBに増加された事も明らかになっており、Mac対応なども含めて着々と拡張への準備が進められている様子がうかがえます。ちなみに現在Steamworksが1ヶ月に処理する通信データは20ペタバイトに達するとの事で、数年前のGoogleが1日に処理するデータ量に相当する、巨大なトラフィックである事が判ります。
GDCにおいてはPCゲーミングの素晴らしさとそのメリットや発展についてBlizzardと共に”The Connected Future of Games”(ゲームの接続された未来)と銘打たれたパネルディスカッションを行ったValve、フレキシブルな設計や対応、そしてOPENである事を最大のメリットとして近年弱体化が指摘されるPCゲーム市場を活気づけようと様々な新サービスを展開しています。少額決済やアイテム販売の是非にはまだまだ課題があるものの、コンテンツを豊かな物にする可能性もやはり大きく宿しています。著作権被害の問題が改善され再び強いPCゲームの時代が戻ってくる事もそう遠い夢ではないのかもしれません。
beeep!をご覧頂いていた皆様本当にありがとうございました。本日より心機一転新サイト「doope!」でよろしくお願いいたします。という事で、記念すべき新サイト一発目の記事はパックマンのがいる風景、見るほどにじわじわ来る良い写真!けして軽めの記事で投稿テストを兼ねている訳ではありません……。
近年多くの若者達がゲームで楽しんでいる文化になり、生まれた時からPCやゲームやソーシャルネットワークが存在する世代がそろそろ社会に進出する時代になってきました。かつての雇用形態は崩壊し、経済状況も世界的な混乱が続く中、新しい労働力の管理をどのように進めて行くのが良いのか、インディアナ大学でテレコミュニケーション分野を担当し、ゲームデザイナーでもあるLee Sheldon教授がゲーマー世代のモチベーション管理について研究を行っています。
なんとLee Sheldon教授は担当する2つのゲームデザインクラスに経験値システムを導入、学習や試験をゲームに見立てて、そのモチベーションの変化を調べるという計画を実行、生徒達は全てレベル1のアバターとして経験値0、ランク”F”の状態から、プレゼンテーションや、クイズ、試験、企画の提出など様々な課題で経験値を得てレベルアップ、あたかもRPGのクエスト消化のような形式で学習を進めました。
その中でさらに学生達はMMORPGの様にギルドを結成、とり困難なクエストをこなし、場合によっては他のギルドメンバーとのグルーピングなども行いながらクエスト(様々な課題)をこなしていったそうです。
Lee Sheldon教授はこの過程で学生達が以前よりも”はるかに大きな熱意”を持って授業に取り組んだと報告、学生達をソーシャルネットワーク世代と呼ぶSheldon教授は、こういったやり方が教育のみならず社会や企業といった他分野でも有効に働く可能性があると述べています。
なんだか素晴らしいような、少しぞっとしなくも無いような、複雑な気持ちになるこのニュースですが、勝負ではないインクリメンタルな評価とも考えられそうなこのシステム、さらに多くのフィードバックが得られた時にどのような結果が得られるのか非常に気になるところです。
打倒Modern Warfare 2を掲げ、先日ローンチを果たした「Battlefield: Bad Company 2」ですが、同作が昨日米国とヨーロッパにおいてリリースから2週間の間に230万本を売り上げた事をデベロッパであるDICEとパブリッシャを務めたElectronic Artsが明らかにしました。Battlefield: Bad Company 2は北米とヨーロッパの3月におけるベストセラーの記録を塗り替えるペースで販売を伸ばしているそうです。
またBattlefieldシリーズのエグゼクティブ・プロデューサーであるKarl Magnus Troedsson氏は「私たちはBattlefield: Bad Company 2の好調なセールスとファンからの反応に感動しています」と語っています。
さらに3月30日にはゲームモードのアップデートが行われ、2つの新しいマルチプレイヤーマップが利用可能になるなど、まだまだユーザーを楽しませてくれそうなBad Company 2ですが、奇しくもライバルであるModern Warfare 2のファーストDLCの配信日が同アップデートと重なる事から、作品のセールスのみならずこちらの販売合戦も非常に注目が集まるところではないでしょうか。
1作目Kane & Lynch: Dead Menの頃から上がっていた「Kane & Lynch」の映画化、早々にブルース・ウィルスがKane役をやる事は明らかになっていましたが、肝心のLynch役がなかなか決まらないまま、とうとう最新作Kane & Lynch 2: Dog Daysのリリースが刻々と近づいてきています。
かつては禿げ上がり方がぴったりなビリー・ボブ・ソーントンがLynch役に挙げられたり、最近ではターミネーターやエイリアン2で知られるマイケル・ビーンが噂になっていたりと、なかなかキャストが決定しない様子。そんな中本作の脚本を務めるKyle Ward氏が自身のTwitterでジェイミー・フォックスがLynch役になったと発言しました(現在は削除)。
ジェイミー・フォックスはレイ・チャールズの伝記映画「Ray/レイ」でアカデミー主演男優賞を受賞し、「コラルテル」での好演なども知られる超実力派のスター俳優、いや確かに素晴らしいけど……リンチ役?ちょっと斜め上すぎな配役な気がしなくもないこのキャスティング、良いような悪いようなそもそもストーリー大丈夫なんだろうかと疑問が頭をよぎるのが正直な所です。
なおこのキャスティングに関してはKyle Ward氏が発言を削除している事から、真偽の程は明らかになっていません。その上、過去にプロデューサーのAdrian Askarieh氏はゲームからの要素を全て再現はしていない旨を発言しており、ブルース・ウィルスとジェイミー・フォックスのコンビって、それ只の良い感じな相棒映画じゃ?!とつっこみを入れざるを得ない状況になっているような気がしないでもありません。が、ジェイミー・フォックスが薬中のぶち切れ変人演技で汚い言葉を連呼するとならちょっと見て見たい。
話がそれましたが、こちらもぼんやりしたまま決まっていなかった監督もいつのまにか決まっていた様で、なんと数々の大作(ハンコック、X-menシリーズ、アイランド、トロイ、トゥームレイダー、タイタニック等)でスタントマンを務めてきたSimon Crane氏が監督を務めている事が明らかになっています。それだけ聞くとええええ?と思わずに居られませんが、このSimon Crane氏はスタントに止まらず俳優として、そしてプロデューサー業やサウンドディレクター、さらにヤング・インディジョーンズでは特殊効果を担当していたりと、一癖も二癖もありそうな人物です。
斜め上なキャストに正体不明の監督、そして刺激的なKane & Lynch、一体どんな映画が出来上がるのか今から完成が楽しみです。
先日中国からリークし、各所で注目が集まっているXbox 360の新基盤の画像ですが、Clarkdale基盤と噂されるこのマザーボードはGPUとCPUが一体化され、32nmプロセス化、さらにその内容からXbox 360 Slimの登場かと噂されています。
そんな噂の新マザーボードをお馴染みの魔改造大魔神のBen Heck氏が徹底検証、そこから新たな新マザーボードの内容が明らかになってきました。予想以上の大きな変更にこの噂の真偽が物凄く気になる内容になっています!
Ben Heck氏はまずマザーボード左上部にSATAコネクタが2つ存在する事に着目、1つは明らかにDVD-ROM向けの物ですが、氏はもう1つのSATAコネクタが内蔵ハードディスク用ではないかと予想しています。HDDへの電源供給用にSATAコネクタの右下部分に電源コネクタらしき物が用意されている事もそれを後押ししています。
さらにHeck氏はこの基盤を見る限りメモリカードスロットが存在しない事を述べ、メモリカードが撤廃されるのではないかと予想しています。先日明らかになったUSBデバイスへのゲームデータの保存が可能になった流れはこれとも関係が深いのかもしれません。特にJaspers以降ほとんど役に立つ物ではなかったメモリカードの撤廃はさらなるコスト削減に寄与していると思われます。
さらに光オーディオ端子が別途新設されており、オーディオマニアにも嬉しい変更が加えられています。HDMIポートはどうやらこれまでと同じくA/Vコネクタに重ねられている様子です。さらに氏はNatalがUSB接続である事も予想しています。
氏はさらにUSBストレージの16GB制限についても言及、Xbox 360のファイルシステムがFAT32でもNTFSでも無い事を指摘し、この制限はコスト的な物ではないかと予想しています。さらにWiFiと見られる物が内蔵されていない事も指摘しており、ドーターボードを乗せるようなコネクタも見あたらない事から今回はまだ内蔵はされないのではないかとの予想がされています。
上記の事と、この新基盤とされる物が約21.2cm×19.8cmである事(これまでのマザーボードは約26cm×21cm)、DVDドライブの大きさなどを鑑みると、それほど外形寸法は縮まらないのではないかとの予想がされています。しかしメモリカードの廃止にHDDの内蔵とこのイメージが本物であったとすると、次期モデルのXbox 360はその姿を大きく変える物になる事は間違い無さそうです。
いよいよ5月3日のベータテストが迫ってきている今年のNo1メガローンチの最有力候補「Halo: Reach」、様々な意味で注目を集めるタイトルとなっています。まだまだ謎だらけのHalo: Reachですが、昨晩Bungieが本作のマッチメイキング周りのシステムと新しいソーシャル要素について、その概要を明らかにしました。アクティブリストやフレンドのゲームへの途中参戦やエキサイティングな”アリーナ”システムなど、これまで見られた映像や内容と同じく、大きく手が入れられた物に生まれ変わっています。
これはHalo 2の方式に戻る事になります。プレイヤーがHalo: Reachを起動すると、メインメニューかロビーにおいてフレンドがプレイ中であるかどうかが表示されます。そこではフレンドが誰とプレイしているか、スコアや残り時間など、任意のフレンドに関する詳細情報を確認する事ができます。フレンドがHalo: Reachで何を行っているか、或いは見つけ出す為にXbox Liveを利用する必要がないよう、Halo: Reachだけで完結出来る様なシステムをBungieは目指している様です。
Halo 3ではすでにマッチ中のフレンドのゲームに参加する事は難しく、それが終了するのを待つ必要がありました。その間にプレイヤーがゲームを始めてしまえば今度はフレンドが待たなくてはならず、不便を強いられていました。Halo: Reachではここにキューを要求する事が出来る様になり、参加可能になった場合に自動的にフレンドのゲームに参加できる機能が追加されました。
Halo: Reachには”Veto 2.0″と名付けられた新しい投票システムが導入されました。それぞれのプレイリストはプレイヤー達に4つの選択肢を提示します。1つ目はHalo 3で見られた様なマップとゲームタイプを組み合わせた物で、他の3つには上記と異なる追加の選択肢が加えられています。ここには他のゲームタイプが柔軟に登場し、フレキシブルな展開を楽しむ事が出来る様になります。
アリーナはHalo: Reachに登場する最も大きな変更になります。これはハードコアな方向に焦点を合わせたスレイヤーとチームスレイヤーモードのプレイリストで、プレイヤーはランク付けとプレイヤースキルで区分され、シーズン(1ヶ月)を戦います。ランク付けはスキルだけに依存しないシステムになっており、チームゲームにおけるアシストの役割や成果などもランク付けに影響する物になります。またキル/デス比のパフォーマンスもこのランクに影響するとの事。
なお、ランキングの区分は”Onyx“、”Gold“、”Silver“、”Bronze“、”Steel“の5段階に分けられ、シーズン内でもこの区分間の移動が行われる様になっています。
またランキング参加の為にプレイヤーは”デイリーランキング”を得る為に一日あたり幾らかのゲームプレイを行う必要があります。このデイリーランキングの平均値により次シーズンの参加区分が決められる事になります。
さらにアリーナではカジュアルなゲームタイプは登場せず、Rocket RaceやFiestaをアリーナでプレイする事はありません。
ハードコアなアリーナモードが登場しますが、Bungieはこれによりプレイヤーコミュニティを分断してしまう事は避けたいと考えている様です。Halo 3ではランクプレイリストに対してソーシャルプレイリストではカジュアルなゲームが並び、それぞれ別の役割を担っていました。Halo: Reachではパーティマッチが優秀になり、”four-on-four playlist”を選択すれば、そのグループのスキルレベルにあった別のチームを選んでくれます。
Halo 3ではマッチ後にパーティを組むためのオプションが登場しましたが、Halo: Reachでは離脱を選択するシステムに変更され、マッチの後は自動的にパーティのまま次のマッチメイクを行う様になりました。
プレイヤーはマッチメイキングに関するオプションを選ぶ事が出来る様になりました。これによりping順やプレイヤースキルによるマッチメイク、そして同じ言語圏から相手を選ぶ事が出来る様になります。
上記のマッチメイクのオプションに加えて、プレイヤーはマッチメイクのベースになる4つの要素について自己評価を行う事ができます。これらのデータを元によりよいチームメイキングが行われる事になるようです。この4要素の詳細は次のようになっています。
- チームワーク:チームワークを好むか、単独行動を好むか
- モチベーション:勝利を重視するか、それとも楽しむ事を重視するか
- チャット:チャットが好きか、それとも寡黙か
- トーン:乱暴者かそれとも丁寧な人か
以上が、Bungieが明らかにした新要素の内容です。とにかくマッチメイクとマルチプレイの快適さに注力した物で、よりコミュニティの促進に力が注がれた物である事がここからは読み取れます。特に今回明らかになったアリーナシステムは非常に興味深い物で、奇しくもBlizzardが準備を進めている新Battle.netのリーグシステムと新しいラダーシステムと同じ思想がここでは感じられます。
近年まことしやかに囁かれるFPSのマルチプレイの終焉ですが、抜本的な、そして何が”楽しい”のか、そこにスポットを当てたこれらのゲームとしてのデザインの改善は、マルチプレイの動向に新たな命を吹き込む事になるのかも知れません。いよいよその概要を現し始めたHalo: Reach、マルチプレイベータの登場が楽しみになってきました。
バイオハザードシリーズやデビルメイクライ等を手掛けた事で知られる三上真司氏、現在はプラチナゲームズでCryEngine 3を用いてVanquishの開発を進めている三上氏ですが、Mikami Shinji Projectと銘打たれたプロジェクトの下、「Tango」という新会社をお台場に設立した事を自身のTwitterで明らかにしました。なお新プロジェクトに関するティザーサイトもオープン、ここでは残り317日のカウントダウンが行われており、いずれ何らかの発表が行われる事が見て取れます。
なお新会社Tangoには元GrasshopperのサウンドディレクターやFF11でアートディレクターを務めた相場良祐氏等を含めた13人のスタッフが雇用されたとの事。今後5~7年を掛けて100名程度のスタジオに成長させたいと三上氏は語ったようです。一体どんなタイトルがここから産み出される事になるのか、期待して待っていたいと思います。
先日配信が行われた「Just Cause 2」のデモが200万DLを達成した事が明らかになりました。それに併せてもうバカバカしすぎて笑うしかない、しかし圧倒的なプレイの統計結果が明らかにされています。もう何が善で何が悪だか判らない物凄い数字がそこには記されています。詳細は以下!
- リコさんが運転したビークルの移動距離は地球から月まで4往復分:1,520,000km
- パナウ島では3000万のNPCが死亡した
- 250万人がヘッドショットで死亡
- 100万人の命がハイジャックされた車によって奪われた
- 2万7000人がPinata Kill(※ フックによる首つり)によって死亡
- リコさんの落下距離は地球の直径の2倍:12,713.504km
※ ちなみに”あつまれピニャータ”でもお馴染みの”Pinata”とはメキシコや中米におけるくす玉人形の事です。クリスマス時期には、その人形の中にお菓子やおもちゃをたくさん詰め、高い場所に吊るし、子供たちが棒で叩き割るという伝統的な行事が存在します。そこからPinata killと名付けられた模様(実績にも存在します)。
先日同作のリードデザイナーを務めるPeter Johansson氏がJust Cause 2を100%コンプリートするにはざっくり言って”73,000時間“掛かるだとうと語るなど、様々な意味で圧倒的な存在感を放っている本作、完成品のプレイが非常に待ち遠しい限りです。Just Cause 2のリリースはヨーロッパで3月23日に、北米では3月26日に行われ対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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